没落寸前の子爵家の娘イヴェットは買われるようにして侯爵家に嫁いだものの、夫の目的はイヴェットの侍女を夜の妻にすることだった。
諦めの中でも糸を紡ぎ、布を織り、妻としての体裁を整える日々の中、王命で出席した舞踏会で初恋の少年と同じ髪色をし
た仮面の王子に声を掛けられる。
徐々に夫の態度が軟化して、未来の幸せの予感に包まれた時、イヴェットの身に危機が訪れた。
――私を買った冷酷な侯爵と幼馴染に似た仮面の王子。どちらが運命の人なのか。
■「小説家になろう」に文章を改変したR15版を掲載しています。
■2023/05「第1回 COMICスピアオトナ女子 コミカライズ原作大賞」準大賞受賞。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-11 19:00:00
108531文字
会話率:49%
愛の無い結婚を受け入れて第二王妃になった子爵家令嬢と、美しい侍女の姿をした従者の物語。
複数での行為描写、夫ではない者との行為があります。キーワードにご注意下さい。
最終更新:2019-12-19 19:00:00
15357文字
会話率:45%
※登録は精査した上で女性向けですが、「男×男」「女×男」「男×女」「リバ(性行為における役割が入れ替わること)」といった性的な表現が存在します。いずれかが地雷の場合はお勧めしません。
※性的表現を含む回は話数の所に★をつけておきます。
シ
ャルル・クローデルは顔よし・運動よし・勉学よし・収入よしと文句の付け所がない美形だったが、赤毛狂いの異名をとる程度には赤毛が大好きである。そんなシャルルの趣味は赤毛の人間を買っては花街にあるアパートで鑑賞すること。なじみのアパートなので、管理人が赤毛の人間が人身売買されそうな場に出くわした場合は押さえてくれるくらいには、赤毛が好きで金払いのいい客である。
そんなシャルルはある日、管理人が買ってきた男が自らの理想そのものである赤毛を持っていたため、アパートの一室で男娼として働かせることにした。取らせる客は自分ひとり、契約が満了すれば男が出ていけるようにして。
だが、なんだか最近の雲行きは怪しいようで?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-28 20:00:00
81452文字
会話率:49%
ケリー・ワンガムは両親を亡くし、子爵である伯父夫婦、病弱な従姉のアマンダを気遣いながら暮らしている。
ある日、ロドリック・スターリングがノアという医者を伴ってやってきた。アマンダを王都の医療を受けさせるように手配をしてくれるという。
ロドリ
ックはケリーの三十歳年上の縁談相手、ウェルソン公爵公爵の息子。それなのに、彼には初めて会った時から感情をかき乱される。
王都への旅の途中、思いがけない事が起こり、正しく生きようとしていたケリーの人生は振り回され始めた。
※ちょっと戦闘して、血が流れちゃったりします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-27 21:59:25
77771文字
会話率:39%
20代で亡くなった後、異世界転生してしまった子爵令嬢エミリヤ。転生したエミリヤは庇護欲のそそられる美少女であったがお見合いは一向に上手くいかない。
それもその筈彼女は前世、生粋のおじ専であった為今世ではきっと素敵なおじさまと結婚しようと今期
を遅らせて後妻に納まる気満々なのである。ついに父親に40歳歳上の人とお見合いさせてと要望を言ってしまった為に危機感を感じた父親が、絶対に婚約の申し込みが来たら断れない相手に見そめて貰う作戦を行う。
しかし、エミリヤは父親に仕組まれた舞踏会の中で父親の期待を裏切る相手に恋してしまう。
父親の為に片想いは胸に秘めたまま、その息子と婚約を結んだエミリヤ。その息子は家庭を持つ気はなかった為『私は貴女を抱かない。親戚から養子を得る。』と言い放つも、彼の父親の伯爵が『後継は私が用意する』と言い彼もそれに納得した。
それが思いもよらぬ方向へと舵を切って行くとも知らずに・・・。
全年齢版かなり加筆や修正をして投稿中
2021/02/01月間ランキング4位に入りました。ありがとうございます!
これはなろう、アルファポリスで書いてます。他のにも載せた際はここに追記します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-24 19:36:49
104771文字
会話率:54%
ある夜、夢現の子爵令嬢ミエルは不思議な夢を見る。
「妖艶」という言葉が似合う声の主に、しびれるほど可愛がられた唇。
直後、首筋にチクッとした痛みとぺろりとひと舐めされた感覚。
それが二人の始まりだった。
中世を舞台にしたファンタジックヒスト
リカルロマンス…オネエな吸血鬼はいかがですか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-12 21:38:42
90741文字
会話率:33%
全年齢で連載していた「悲しい嘘」のスピンオフ作品になります。そちらを読んでいなくてもわかるように気をつけます。ただ、物語はシリアスで重いですし、登場人物たちは割と自分勝手だと思います。無理だと思ったらブラウザバックでお願いします。
子爵令
嬢のアイリーンは家族とうまくいっておらず、寂しい思いをしていた。そんな状況から救い出してくれる素敵な男性を思い描いていたが、現実は甘くなかった。そんな彼女が幸せを掴むまでのお話。
※不定期更新です。
※残酷描写は保険です。
※ブックマーク、評価、レビュー、感想ありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-08 21:55:38
149445文字
会話率:42%
時は大正、公家の名門・東三条(ひがしさんじょう)家の美人伯爵令嬢・多華子(たかこ)十七歳は、男も女も咥えこむ淫乱と醜聞を流していた。
これ以上家名を汚さぬようにと、親が決めた縁談の相手は、天皇の叔父の秋津宮(あきつのみや)が、芸者に産ませ、
子爵・古川家に養子に出した、成臣(なるおみ)二十四歳だった。
だが処女だという意外な事実と、牝犬に堕とされた多華子と成臣のシーソーの様な、SとMのパワーゲームの行方はいかに。
※本作は短編「伯爵令嬢の秘蜜~初夜の隷属は甘美な迷宮」の続きです。ご一読頂けますと幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-06 01:17:36
9959文字
会話率:35%
時は大正、公家の名門・東三条(ひがしさんじょう)家の美人伯爵令嬢・多華子(たかこ)十七歳は、男も女も咥えこむ淫乱と醜聞を流していた。
これ以上家名を汚さぬようにと、親が決めた縁談の相手は、天皇の叔父の秋津宮(あきつのみや)が、芸者に産ませ、
子爵・古川家に養子に出した、成臣(なるおみ)二十四歳だった。
初夜で露見する意外な事実に、二人の関係は淫靡な主従関係に堕ちて行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-23 22:09:57
1352文字
会話率:37%
リリー・ドーレスはスペンドラヴ王国に住む子爵令嬢。優しい家族に囲まれ、そこそこ幸せな生活を送っていた。
しかし、ある日婚約者の家で開かれたパーティーにて、リリーは公衆の面前で婚約を破棄されてしまう。
理由は身に覚えのない罪が原因だった。冤罪
だとリリーは抗議するも、婚約者は聞いてくれない。そんな現実に打ちひしがれるリリーの元に現れたのは、若き伯爵であるアルバン・ライシガーだった。
そして、アルバンは傷心中のリリーの心に付け入り、リリーを自身の屋敷に監禁した。
それは、リリーにとっての溺愛生活の始まりで――……。
婚約破棄された傷心中の令嬢が、狂った若き伯爵に監禁され、その本当の愛に気が付くまでのお話。
※エブリスタ、アルファポリスにも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-28 20:41:17
14764文字
会話率:39%
子爵のオメガのユーキが王様に孕ませられるまでの話
最終更新:2021-01-24 13:47:46
8381文字
会話率:52%
奴隷としてリューネハイト子爵家に売られてきた魚人のアミシュは、子爵家の妾の息子・フヅキに恋をした。お互いに迫害され、寄り添うように暮らす二人を戦争という時代の奔流が引き裂いて……。
※新訳童話シリーズの背景的短編です。シリーズを読んでいな
くても話はなんとなく分かると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-25 06:13:54
7142文字
会話率:41%
子爵令嬢レティシアは、長く生きられない体であったが、好きになった騎士爵の息子と結婚する。幸せな結婚生活は、1週間で終わりを告げる。終わりとなった日に、レティシアは自分が双子を抱いている夢を見た。
侯爵家に囲われたレティシアは、のちに双子を産
む。
元夫は、8年の歳月を経てレティシアを取り戻す。
アルファポリスにも投稿しています。こちら同様、訪問はほぼないのですが( ̄∇ ̄;)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-22 02:05:03
53758文字
会話率:60%
子爵令嬢レティシアは、長く生きられない体であったが、好きになった騎士爵の息子と結婚する。幸せな結婚生活は、1週間で終わりを告げる。終わりとなった日に、レティシアは自分が双子を抱いている夢を見た。
侯爵家に囲われたレティシアは、のちに双子を産
む。
元夫は、8年の歳月を経てレティシアを取り戻す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-13 20:00:00
38512文字
会話率:54%
顔は可愛いのに性格は最悪だと評判の侯爵令嬢ルヴィ。ある日学園で自分よりも人気のある子爵令嬢を貶めようと、王家の秘宝である愛の秘薬を盗んで、その罪をなすりつけようとしたところ、手違いで頭からその薬を被ってしまった。
昼は高飛車、夜は淫乱になっ
たお嬢様が、ルヴィ様の忠犬と呼ばれている執事二人にいいようにされたりこき使ったりしながら、頭からかぶってしまった永続的な効果のある媚薬をどうにかしようと頑張ったり頑張らなかったりする話です。
アルファポリス様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-18 14:34:40
106341文字
会話率:33%
顔は可愛いのに性格は最悪だと評判の侯爵令嬢ルヴィ。ある日学園で自分よりも人気のある子爵令嬢を貶めようと、王家の秘宝である愛の秘薬を盗んで、その罪をなすりつけようとしたところ、手違いで頭からその薬を被ってしまった。
昼は高飛車、夜は淫乱になっ
たお嬢様が、ルヴィ様の忠犬と呼ばれていた執事二人にいいようにされたり、騙されたりしながら、頭からかぶってしまった永続的な効果のある媚薬をどうにかしようと頑張ったり頑張らなかったりする話です。
ただエロが書きたい。あと3pが書きたい。そういう話です。一話目から濡れ場なので気をつけてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-02 14:36:37
106358文字
会話率:33%
子爵家の長女に生まれたわたくし。デビューを果たし、どうにかこうにか婚約したのだけれど、結婚式まであと半年というタイミングでお相手から婚約破棄を申し付けられてしまった。それもこれも大きいお胸のせい・・・!そんなわたくしが幸せな結婚をするまでの
あれやこれやのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-27 16:00:11
25616文字
会話率:18%
アルバーン子爵家に仕えるメイドのビオラはいつもじゃじゃ馬なピオニーお嬢様に手を焼いていた。
そんなある日お城の舞踏会に行くはずのピオニーが逃げてしまった事から、ビオラがピオニーに扮していく事に。そしてそこでの出来事が原因でとんでもない事態へ
となっていく。
お嬢様とメイドの半入れ替わりストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-20 11:21:26
14103文字
会話率:25%
借金を抱えた子爵家令嬢のカロライン。彼女は借金を肩代わりしてくれる結婚相手を探していた。爵位を継承できるカロラインであったが、それでも借金の額が大きすぎて、なかなか相手が見つからない。
諦め気分でいたある夜会で、従兄から紹介されたのが商人
であるザガリー。平民であったが、商売が成功しており、貴族よりもよほどの財力がある。
爵位を持つ妻を欲していたザガリーにとってもカロラインは都合のいい相手だった。
そんな利益重視で出会った二人であったが、結婚して徐々にその距離を縮めていく。
◆◇◇◆
ストーリーよりもエロばかりの習作です。お気軽に楽しんでください。
◆◇◇◆
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-05 20:26:16
32945文字
会話率:54%
姉の元恋人からの強引な求婚を受け、追い詰められた子爵令嬢レオノーラは、その求婚から逃れる為祖父母の助けを得て、王都へ行くことを決める。祖母の依頼で彼女を迎えに来たのは、五年前、姉を海難事故で失った場で知り合った海軍将校の青年、オズワルドだっ
た。
堅物で愛想はないが、実直で誠実なオズワルドに信頼を寄せていくレオノーラ。しかし彼女が王都での生活に慣れた頃、彼女の実父に関わる思わぬ事実を知り、その事実を確かめるために自ら旅立ちを選ぶ。威勢は良いがどこか危なっかしい……そんな彼女の後を追うのは……アクションありの冒険ものっぽいような、堅物軍人の苦悩話のような、旅の間は偽装夫婦ね、だけどお前ら偽装には見えないぞ、みたいなそんなお話……のはず。多分。
「折れぬ翼で」に登場した、マティアスの兄オズワルドをヒーローとしたスピンオフ作品。単独でもご覧頂けます。シリアスはありますが前作ほどドシリアスではない……きっと。
本編完結しました。現在番外編を不定期更新中。
2017.4.1、メリッサ様よりタイトルを「乙女は至宝の愛を知る〜海神の花嫁〜」に改題し、書籍にしていただきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-31 12:53:53
1107411文字
会話率:28%
幼い頃、第二王子と似た容姿により彼の影となったアメリアは、十三の夏、王子の身代わりで重傷を負った事をきっかけに実家の子爵家へと戻される。これからは普通の令嬢として幸せを掴んで欲しいと望む両親の気持ちとは裏腹に、アメリアの心から王子、エルディ
スの姿が消えることはないまま時が過ぎた。
七年後、女騎士となる道を選んだアメリアの下へ訪ねてきた、王宮の護衛騎士である男は言った。王位継承争いによってエルディスの身辺の危険が強まっている。アメリアに護衛騎士として勤めるつもりはないか、と。
男の誘いに従いエルディスの下へ戻ったアメリアに、しかし彼から向けられたのは強い拒絶だった。
王子を想うからこそ自分の役目を全うしようとする一途で生真面目な女騎士と、女騎士を想うからこそ突き放そうとする王子の宮廷シリアスロマンス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-13 12:01:05
124892文字
会話率:29%
父母を亡くし、家名までも剥奪された元子爵令嬢アシュレイを救ったのは、宮廷勤めの文官ルーフェルトだった。孤児だった彼には、アシュレイの父に援助を受けた恩があったのだ。
ルーフェルトは身一つで子爵屋敷を放り出されたアシュレイを保護し、結婚してこ
れからの生活を保証してくれた。ルーフェルトはアシュレイの初恋の人。思わぬ恋愛成就に舞い上がっていたアシュレイだったが……。
初夜でやらかしちゃった新妻が、夫を振り向かせる為にがんばって空回りするお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-26 14:00:00
135378文字
会話率:48%
17歳の誕生日を迎えたばかりの子爵令嬢ソフィアは、焦っていた。
魔術師見習いとして勉強中の彼女には将来魔術師として働く昔からの夢があったが、来春結婚予定の婚約者は彼女が全面的に気に入らないようで、やることなすこと文句をつけてくる。
結婚した
ら夢を諦めるしかないとわかってはいたが諦められずにいたある日、ギルドから魔獣の出没する森へ希少な薬草を採りに行く冒険者を案内する依頼があり、師匠の代わりとしてソフィアは初仕事に臨むことになったが――。
ポンコツ気味の魔術師が、顔だけはいい騎士と森へ出かける話。
本編3年後の章も完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-16 12:11:54
62003文字
会話率:45%
アルリナは婚約者であるシュルトへの恋心を諦める決意をした。元より子爵家と伯爵家というつり合いの取れぬ婚約だった。いつまでも自分を嫌い冷たい態度しかとらぬシュルトにアルリナはもう限界だと感じ「もうやめる」と婚約破棄を告げると、何故か強引に
彼女の純潔が散らされることに。その後も繰り返されていく残酷な行為にアルリナは溺れて行く。シュルトにもなにか思惑があるようで…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-15 00:55:37
74618文字
会話率:30%
「残念だよ、アリス。君の心根が腐っていたなんて私も気付かなかった」
家同士の取り決めで成立した婚約。私の両親が病気で相次いで他界した途端、婚約者が私を捨てた。
そして私、アリス・レミントン子爵令嬢は三つ離れた国で冒険者始めます!
師匠ラルフと森に行けば、怪しいスライムの毒で体が熱くなって……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-05 00:11:19
3796文字
会話率:57%