ハイマー辺境領主のグルシエス家に仕えるディラン。
主である三男クリストファーと共に出た魔獣討伐の現場で、幼い見た目の子供を拾う。
リアンと名付けたその子供は、クリストファーの思惑で二人を父母と認識してしまった。
個性豊かなグルシエス家、同
僚の面々、不思議な生き物たちに囲まれ、リアンはのびのびと暮らす。
ある日、世界的宗教であるマナ・ユリエ教の教団騎士団長がリアンを訪ねてきた。
リアンは次代の世界樹の精霊である。そのため、次のシンボルとして教団に居を移してほしい、と告げる団長。
だがリアンはそれを拒否する。リアンが嫌なら、と二人も支持する
その判断が教皇の怒髪天をついてしまった。
数週間後、教団騎士団がハイマー辺境領邸を襲撃した。
ディランはリアンとクリストファーを守るため、騎士団長と対峙する。
だが実力の差は大きく、ディランは斬り伏せられてしまった。
目が覚めたディランは、ユグドラシルの元にいた。
ユグドラシルが用意したアフタヌーンティーを前に、意識が途絶えたあとのことを聞かされる。
自分とクリストファーの状態、リアンの決断、そして、何故自分とクリストファーがリアンの養親に選ばれたのか。
ユグドラシルに送り出され、意識が戻ったのは襲撃から数日後だった。
リアンが連れていかれたと聞き、ディランとクリスはマナ・ユリエ教団の総本山へと旅立つ。
四大精霊によって、新たな力を身につけながら。
きらびやか美形な主にして魔道士✕自称平凡中の平凡な従者にして剣士。
そして2人の〝子供〟になった、小さな精霊の物語。
※こちらの作品はアルファポリスに投稿している同名作品の改定版です。
※エロはありません。
※キスシーンは終盤にあります。
※主役同性CP以外にも複数の同性CP匂わせがあります。
※軽い子育ての要素があります。
※流血を伴う戦闘シーンもあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-30 19:00:00
247205文字
会話率:32%
マッドサイエンティストの吉祥寺が新薬「量子転衣」を発明し完成したところから物語はスタートします。
これは転移対象となる衣服を意識しながら薬を飲むと、その対象の衣服に意識が移るというものです。
主人公の枷は吉祥寺博士からの依頼で、この薬を利用
して現代女性の生態を調査するように言われます。
さてさてこの前代未聞の薬で枷は博士の期待に答えることが出来るのでしょうか?
このシチュエーションですから、もちろんエッチな展開は当たり前!
さぁ!女性の衣類になれるという夢の能力を枷と一緒に堪能しようじゃないですかw折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 23:18:00
30645文字
会話率:29%
Preface
当作は、2015年に友人たちと企画し完成しなかったエロゲの没シナリオである。主題は仮想現実と分子生物学を介した人間の意識についての問いであり、舞台は当時の知識で想像された2035年の総合大学となっている。
原稿の大
半は2015年から16年にかけて執筆された。このため、作中に令和という年号は存在しない。企画が頓挫した後、この原稿は放置されていた。しかし、作中回想で描かれる2024年が過ぎ去る前に、未完部分を書き足し公開することにした。本来はルート分岐を持つシナリオであったが、各章が掲載順に読まれることを想定し、以下章立てで小説としての再構成を行っている。
1章 主人公紹介
2章 主題紹介
3章 ヒロイン1紹介
4章 ヒロイン2紹介
5章 ヒロイン3紹介
6章 ヒロイン4紹介
7章 共通ルート完
8章 ヒロイン1ルート
9章 ヒロイン1ルート完
10章 ヒロイン2ルート
11章 ヒロイン2ルート
12章 ヒロイン2ルート完
13章 ヒロイン3ルート
14章 ヒロイン3ルート
15章 ヒロイン3ルート完
16章 ヒロイン4ルート
17章 ヒロイン4ルート完
このように特異な経緯を持つ作品は、恐らく筆者にはもう作れない。これは十年前の筆者からの、宛先のない手紙のようなものだ。誰かに届くことを願ってやまない。
Characters
京終想馬(きょうばてそうま) 工学部生徒 ※主人公
羽村三日月(はむらみかづき) 文学部生徒 ※ヒロイン1
野々島流々子(ののじまるるこ) 発明家 ※ヒロイン2
エルマ・ベルンシュタイン 歌手 ※ヒロイン3
久里砂真夜(くりすなまや) 実業家 ※ヒロイン4
磐座道影(いわくらみちかげ) 生物学部教授
磐座天音(いわくらあまね) 道影の娘
上桐渦(うえぎりうず) 工学部生徒
跡部千枝(あとべちえ) 工学部生徒
在木絵里(ありぎえり) 工学部生徒
館山幹夫(たてやまみきお) 工学部講師
夏目今日子(なつめきょうこ) 工学部事務員
目黒川雅紀(めぐろがわまさのり) 衆議院議員
波照間経一(はてるまけいいち) 衆議院議員
波照間恭二(はてるまきょうじ) 経一の息子
ヒロイン4名の名前と造形は企画時イラスト担当であった友人の発案である。今回、筆者の著作権のもと投稿することを快諾してくれた。この場で謝辞を述べたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 00:36:33
193350文字
会話率:67%
主人公・涼太には一つ上の姉、美咲がいる。彼女はしっかり者に見えるが、実は押しに弱く、流されやすい性格だ。
そんな姉を涼太は異性として意識し始めていた。
そして、ある日を境に涼太と美咲の距離は縮まり、秘密の交わりが繰り返されていく。
二人の
関係はどこへと流れて行くのだろうか。
【注意】
・本作品には明確な性的描写が含まれています。18歳未満の方や、成人向けの内容に不快感を感じる方は閲覧をお控えください。
・この作品はフィクションです。実際の人物や団体とは一切関係ありません。作品の内容に理解がある方のみご覧ください。
・一部AIソフトを利用しての制作となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 02:04:59
33098文字
会話率:35%
物語は、24歳の青年・トウカ・メグミが、エーテル・コープスによって倒されたオムニヴォラクスの死体を清掃する仕事をしているところから始まる。彼にとってこの仕事は、崩壊した世界で生き延びるための唯一の手段だった。しかし、その仕事には命を懸ける危
険が伴い、彼の心は常に重く沈んでいた。
ある日、オムニヴォラクスの死体を清掃している最中、突然、死体から激しい蒸気が吹き出す。毒を含んだその蒸気は一瞬で周囲に広がり、トウカは意識を失って倒れてしまう。
無力な体が地面に横たわる中、オムニヴォラクスの体内に隠れていた寄生生物がトウカの血液に侵入し、彼に恐ろしい力を与える。その力は、彼を殺すことなく、逆に超人的な力をもたらした。目を覚ましたトウカは、自分がオムニヴォラクスと同じような力を持つようになったことに気づく。その力は圧倒的で、彼を強くする一方で、憎むべき存在であるオムニヴォラクスにますます近づけていった。
復讐を誓う人間としての願望と、寄生生物が与えた闇の力の間で、トウカは重大な選択を迫られる。新たに得た力を受け入れるべきか、それとも拒絶するべきか。どちらを選んでも、彼の運命は大きく変わり、予想もできない戦いへと導かれることになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 20:52:56
2507文字
会話率:17%
意識の海を揺蕩っていた魔術師のラリア・カーライルが抗っていると、見覚えのある屋敷で目を覚ました。慌てて駆け付けたのは大人になった幼馴染のエリック・ホルストで。
は?身体が成長してる?
え?いきなり溺愛をされているけど、元々ライバルで喧嘩ば
っかりしていた相手なんですけど?っていうか、私たちが結婚している?
どうやら事故により記憶が八年ほど抜けているようです……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 01:49:57
108356文字
会話率:52%
事故で意識不明になっていた琴(こと)が3年ぶりに目覚めたとき、今までの記憶がほとんど失われていた。ソーシャルワーカーの手を借りて自立し始めた琴の前に、泰月(たつき)と名乗る美しい男性が現れる。優しい泰月と惹かれあっていく琴だったが、頭痛とと
もに変な夢を見て……。【執着溺愛攻×薄幸受】攻による無理矢理描写、残酷な表現があります。受が終始可哀想であまり報われませんが攻には溺愛されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 18:52:30
27088文字
会話率:49%
言われたことをすぐに忘れては、攫われそうになったり巻き込まれたりと危機感をどこかに落としてきた兎獣人のウルル。そんなウルルを放っておけない面倒見の良い虎獣人のロイ。今日もウルルはのんきに外に出ては、危ないことへ向かって行ってしまい、気が気で
なくなったロイが無意識的に囲んでいくお話。虎獣人ロイ×兎獣人ウルル折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 01:15:10
148128文字
会話率:58%
親のコネで優秀な高校に入り、青春と呼べる日を過ごした安藤誠。学年ナンバーワンの美少女である高水寺由梨恵と恋人になり、濃厚セックスにまで持ち込むことに成功した。
そして卒業し、それなりに頭の良い大学までいけた彼は少し話しただけのかなり可愛
い女に言われるままホテルに連れて行かれた。
だがしかし、それを恋人に見られてることに気づかなかった誠はホテルを出た直後恨み辛み呪言を言われ刺されて死んでしまう。
痛みが段々消えてゆき意識が闇に落ちてあらゆる五感が消え去っていった...
その後、何かに包まれたような感触を感じると同時に窮屈感を感じてその開放を待っている穴を広げて外へ出るとそこはっ!?
まさかの赤ちゃんからの転生に驚く彼は徐々に自分が王国の第一王子であることに気づきこの世界がどういう世界なのか分かるようになってーーー
好き勝手生きる王子のお話です。成り上がり系です、波乱万丈の人生を送ります。なるべくエロメインで書きたいと思います。
全く史実とほぼ同じなのはちょっとナンセンスなので趣向を凝らして変えています、多分。
ガッツリ ●
ひかえめ ◯
でいきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 01:00:00
220513文字
会話率:47%
植物が大好きな大学生・サユリは、突然フローリア国に召喚される。
そこは【乙女】と呼ばれる者の力で国を護り続けていたが、力を失いつつあり、サユリは喚ばれたのだった。もう1人の【乙女】エリカと共に。
孤立するサユリに対して愛されるエリカ。
それでも平和に過ごしていたある日、エリカに乙女の証が出現したことと、身に覚えのない罪で罪人扱いされ、城を出ることに。
しかし途中、男たちに乱暴されてしまう。
意識を失ったサユリはロート・リコリスという人物に助けられ、屋敷で生活することとなる。
屋敷の侍女・オルタンシアと親しくなり、見事な庭園を巡るうちに元気を取り戻していく。
また、お礼から始まった手紙を通して、ロートとの関係も深まっていき…。
そんななか、城での怪しい動きを知ったロートは任務の傍ら探っていくことになる。
追放したはずのサユリを執拗に追いかける目的とは?
果たしてサユリに、安らかな日々は訪れるのだろうか?
*好きなテーマを好きなように書いております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 15:12:01
147401文字
会話率:41%
意識が無くなり気が付くと目の前に変な男が立っていた。
男が言うには俺は死んだらしい。
何故かは思い出せず、男も理由は教えてくれない。
しかし男は、俺にチャンスを与えると言った。
今から行く世界は俺の世界でいうと古代ローマの剣闘士の時代に近い
世界。
ただ違うのはその世界では、女剣闘士が主流で命の取り合いではないらしい。
そんな世界に俺は興行師として女剣闘士団を運営せよとのことだった。
なんでそんなことしないといけないのかと思ったが、古代ローマの剣闘士は映画でよく見るぐらい好きだったししかも女剣闘士。
そして俺は、年収億を超える経営者だった。
どちらにせよやるしかないとのことなので、俺はこの男が与える提案に乗ることにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 00:00:00
155905文字
会話率:21%
仕事を辞めて十一年ぶりに実家で暮らすことになった燈夜(とうや)は、昔の面影もなく別人のようになってしまった隣家の幼なじみ・蛍(けい)と再会した。
燈夜は子供の頃、蛍に花火で火傷を負わせてしまったことがきっかけで彼と距離を置くようになり、大人
になった今でもそのことに負い目を感じている。
成長した蛍とどう向き合えばいいのか分からない燈夜とは対照的に、蛍は平然とした態度で過去の話に触れ、燈夜を困惑させる。
蛍と時間を過ごすうち、今までずっと罪の意識に囚われていた燈夜は、その陰にあったもうひとつの気持ちを少しずつ自覚し始めて……。
【過保護で頑固な堅物(27)×クールで淡白な年下美人(25)】
後日譚【春待月】について
本編最終話から二週間後、年末に蛍が地元へ帰ってきて燈夜と再会する話です。
エブリスタのスター特典にて公開しています。
※2025/02/14完結
エブリスタ・アルファポリスでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 00:00:00
130622文字
会話率:48%
この作品は【嘘つき金魚にくちづけを】の番外編ですが、この作品単体でも読めます。
https://novel18.syosetu.com/n3912jf/
三十路を過ぎて独身生活を続ける難波(なんば)の唯一の楽しみは、会社帰りに近所のカツ丼
屋へ立ち寄りそこで働く女の子の笑顔に癒されることだった。
だがある日いつものように店へ行ってもそこに彼女の姿はなく、代わりにいた態度の悪い年下の男性店員・さんごに横柄な応対をされる。
数日後、難波の勤務している会社にさんごがアルバイトとして入社してきて、難波は世話係としてさんごの面倒をみる羽目になってしまう。
掴みどころがなく生意気な態度をとるさんごに難波は苦手意識を抱いていたが、ある日会社の倉庫でさんごが業者の男と性行為をしているのを目撃してしまい……。
【苦労性の非モテ会社員(31)×生意気でビッチなバイト(21)】
【各章について】
①アクアリウムボーイ
全20話/ 157,427文字
▼
②海の見える部屋
全16話/ 119,654文字
①の後日譚です。難波とさんごの視点が交互に切り替わります。
この作品は作者個人サイトにて掲載していたものを再編成したものです。
初出:2019/12/28 完結:2021/03/14
エブリスタ・アルファポリスでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-14 00:08:16
277081文字
会話率:54%
過去にトラウマを持つ意識高い系女子高生。
しかし彼女には自分でも気づいていない淫らな本性が?
実話ではなくて全てが架空の設定です。
最終更新:2024-11-09 23:19:44
11660文字
会話率:58%
異性を意識しすぎて恋愛経験がなかった初心な美形男子が、大学の恋愛事情に絶望して、転移した異世界で騎士団長に溺愛されてもだもだする話。
最終的に、大事すぎて手を出せないでいる攻めに、受けから色々誘惑して迫る誘い受けに成長します。
ピュア
なもだもだと、しっかりR18シーンがあります。
(R18の話には※をマークします)
⚠︎︎攻め以外とのR18シーンあります。
恋愛に憧れているのに、上手くいかない遥を可哀想に思った女神に、暗髪至上主義の異世界に転移させられて、森で一人ぼっちのところをアルシュタイン国の騎士団長であるリベルトに助けられる。
それから生きていくために魔法を習ってみたら、人間離れした才能があることが分かって騒がれたり、男同士の恋愛が普通だと知ってリベルトを意識してしまったり、黒髪が原因で事件に巻き込まれた遥に過保護が加速したリベルトが中々手を出してくれなくて、やきもきした遥が、無自覚に大胆なことをしてしまう。
毎日基本 20時〜23時更新。
更新してすぐは誤字脱字がある可能性があります。後に確認した際に修正していますので、ご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 23:10:00
62308文字
会話率:42%
物心がついた頃からの腐れ縁である幼馴染、牧村美波。
地元を離れて上京したにも関わらず偶然同じマンションの隣室になり、自然と出入りするようになってから数年。
男女2人で飲んでもコイツ相手に間違いなんか起こさないだろ、と高をくくりつつ初めての酒
に2人で挑むことになった。
……なお、幼馴染がめちゃくちゃ好みの容姿とスタイルであることを普段は極力意識しないようにしているものとする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 20:30:00
26605文字
会話率:41%
39歳の人妻で専業主婦の私が14歳年下の青年とめぐり逢う。その甘く切ない思い出を綴る。
私、
「青山美都(みつ)」
年齢:39歳。
職業:専業主婦の人妻。
性格:惚れっぽくて、恋愛体質。
彼、
「長谷部透」
年齢:25歳。
職業:覚え
ていない。
性格:年下だが、しっかりしていて優しい。
夫、
「青山誠一」
年齢:35歳。
職業:外資系で社内システムの管理をしている。
性格:真面目で堅実。エリート意識が高い。
3人が織りなす人妻の恋愛を「私・主人公」が綴る。
※「シュガーヒル」の続編になります。
シュガーヒルを読んでいない方でも愉しくお読み頂けます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 10:26:54
34496文字
会話率:30%
私は37歳の恋も忘れた専業主婦で人妻。そんな私の前に一人の男性が現れた。彼との思い出の日々を綴る。
私、
「青山美都(みつ)」
年齢:37歳。
職業:専業主婦の人妻。
性格:惚れっぽくて、恋愛体質。
彼、
「山崎和弘」
年齢:33歳。
職業:派遣のエンジニア。
性格:とても優しくて、思いやりがある。
夫、
「青山誠一」
年齢:33歳。
職業:外資系で社内システムの管理をしている。
性格:堅実。エリート意識が高い。
3人が織りなす人妻の恋愛を「私・主人公」が綴る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 11:43:41
35976文字
会話率:24%
鮎川サチは夜中に目が覚めて眠れなくなった。眠気覚ましにコーヒーを入れた。そのコーヒーを飲みながら昔付き合ってきた人との恋物語を思い出していた。いったいどれだけの男性と付き合ってきただろうか。そのことを思い出していた。ふと、意識が遠のく。そし
て思い出していた。彼らのことを。セックス、レイプ、愛人、恋愛、数々のことを思い出していた。
※今日で【最終回】です。長い間お付き合い頂きありがとうございました。「結婚性活」が続編となります。合わせて読んで頂けると嬉しい限りです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-08 06:46:55
60193文字
会話率:22%
新社会人の明石太陽は、大学の空手部で二歳年上だった先輩で定食屋の主人・染井由人(ヨシさん)にずっと片想いしていた。が、ついに告白しようとした夜、由人が「見合いをする」と話すのを聞いてしまう。太陽は衝撃を受け、ヤケ酒の末に隅田川の河岸の桜の
下で酔い潰れる。「ヨシさんが手に入らない世界では生きている甲斐もない」と思い詰め、意識は途切れた。
気づくと、狐や兎などの化物が人間のように跋扈する『カミ』の世界にいた太陽。姿も性格も由人に瓜二つの狐耳の少年・ソメが、追っ手に追われているのを偶然助ける。『鬼門寺の大狐の嫁』だという彼は、嫁入り前にどうしても行きたい所があるという。彼に惹かれた太陽は同行を決める。
ソメと行動するうち、その境遇や人となりがぴったり重なる由人との思い出を、次々蘇らせる太陽。「ヨシさんへの想いが叶わなかった代わりに、このままカミの世界でソメを支えたい」と望むようになる。ところが、ソメの育ての親の祖父を訪ねたり、浅草に似たカミの街を見物する中で、『嫁』の本当の意味が明らかになり──
ハッピーエンドです!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 08:47:25
45985文字
会話率:54%
教室から出てきたところで、ふと前方から歩いてくる彼女が見えた。すぐに気づかれないように視線をそらすけど、どうしても意識してしまう。あと少しで、すれ違う距離。
(どうしよう…声をかけた方がいいのか? でも何を話せば…)
自分の心臓が聞こえそう
なほどに鼓動が早まる。彼女は友達と話しながらこっちに近づいてきて、ふと、まっすぐ俺の目を見た。一瞬、お互いに動きが止まる。まさか、こんなに真っ直ぐに見つめ合うなんて思ってもみなかった。
(やばい、どうしよう…けど、なんか目が離せない…)
ほんの数秒だったはずが、ずっと彼女の目を見ていた気がする。何も言えずにすれ違ったけど、振り返らずにはいられなかった。思いきって振り向くと、彼女もこっちを見ていた。
ドキッとして、急に恥ずかしくなって前を向き直す。でも、顔が熱いのはどうにもならない。廊下を歩きながら、ふと笑みがこぼれた。
(ああ…これは、好きってやつかもな)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 00:22:15
4857文字
会話率:41%
警視庁捜査一課の刑事である平正輝(たいら まさき)は、捜査中にカフェテラスで偶然出会ったスナイパーのフローラに一目惚れをする。彼女は淡い金髪に薄緑の瞳持つ、若くて美しい女性だ。
しかしフローラと相思相愛になったのは、正輝の同期である藤堂
晃(とうどう あきら)だった。正輝は苦しい恋心を内に隠して二人を見守る。そして事件は起きた。
藤堂晃の死後一年。正輝は行方不明だったフローラと再会する。だが、彼女は交通事故をきっかけに、二カ月近く意識を失ったままとなってしまう。
フローラを目覚めさせるために、刺激を与えようと、正輝は彼女をレイプする。その衝撃によって目覚めたフローラは……。
刑事とアサシン。相容れぬ職業を持つ男女。禁断の恋愛はどんな運命を辿っていくのか⁉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 20:00:00
22618文字
会話率:56%
帝都に徴兵される前夜、幼馴染のミラと村の丘に寝そべりながら俺は星空を眺めていた。
「世界が平和になったら……、私たち結婚しようねっ」
「うん。また一緒にこうして星を眺めよう」
――10年。あの日から10年の歳月が流れ、勇者様が魔王を討ち
取ったことで世界に平和が訪れた。
魔王軍討伐隊の部隊長として戦っていた俺も、勇者様ほどではないにしろ、多くの功績を上げた。帝国への凱旋を果たすと、俺たち隊長位の人間と勇者様は叙勲パーティーの場へと招待される。
俺はそこでミラと再会した。文通こそ交わしていたものの、直に会うのはそれこそ10年ぶり。かつての約束を互いに再確認して、これから幸せな未来を歩んでいく――そう歓喜したまさにそのとき、
「――美しい。どうか僕を、君の夫にしてはくれないだろうか」
ミラは勇者様に見初められてしまった。勇者様は愛の告白のみならず、各国の要人が集うその場で高らかに婚約を宣言する。
「僕、ダミアン・バーニッシュは、勇者の名の下にここに誓う! このミラ・ルフランを我が生涯の伴侶に迎えると!」
「待ってください!」
俺はすぐに撤回を求めたが、勇者様はまるで聞く耳を持たない。当のミラも満更ではない様子であり、俺は絶望するしかなかった。ただ、その絶望は地獄の幕開けに過ぎず、
「ミラとの初夜に君を招待するよ。僕たちが愛し合う様をたっぷりと見せつけて、君の心を徹底的に折るとしよう」
勇者様に耳元で囁かれた直後、強烈な睡魔に襲われて意識を失ってしまう。次に目覚めたとき、どこぞの寝室で俺は椅子に固定されていた。
そして前方にあるベッドの上には勇者様と、10年想い続けた幼馴染のあられもない姿があって――。
⚠️寝取られ要素、♡喘ぎ、濁点喘ぎといった描写が作中にございます。閲覧の際はご留意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 19:00:00
20353文字
会話率:48%