フーシャ村のアルスは幼馴染の恋人リーシャに婚約を申し込んだその日の夜、悪夢を見た。
近い未来、邪悪な領主の魔の手にかかりリーシャが寝取られてしまう夢だ。
目が覚めても夢の中で拷問され殺された痛みが消えなかったことから、それを未来からの警告
と受け取ったアルスは村のご意見番である魔女の大ババの元へ相談に向かう。
「これは大いなる災いを告げる天啓やも知れぬ。世界に邪悪が蔓延らんとするとき、光の神は人の子に啓示を与えその運命を回避させんとすると聞く」
大ババいわく、アルスには光の神に与えられた運命を変える力があるらしい。しかしその力は眠っており、芽吹かせるにはある条件が必要なのだという。
「どうすれば芽吹かせられますか」
「お主、魔物狩りになれ。あとはリーシャとズッコンバッコンしまくれば完璧じゃのイーッヒッヒ!」
種が芽吹くための土壌となる肉体を鍛え、魂を潤す水と光の役割りを果たすリーシャと交わることこそが力を発芽させる条件だと知ったアルスは、村のはずれに住む魔物狩りのドズの下を尋ね彼に弟子入りを志願する。
サブタイに★のついた回は大抵ドスケベです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-09 12:00:00
208729文字
会話率:42%
公爵家子息アインは、突然、前世の記憶を思い出した。
前世は健斗という会社員で、仕事に身を捧げる暮らしをしていたが、交通事故で死んだのだ。
アインは上位貴族でありながら辺境の貧乏領地に追いやられたことが不満だったが、記憶を取り戻してから
は前向きに領政に取り組んでいく。無表情で、腹に一物ありそうな小姓のルキシエンスを相棒に、異世界でのお仕事ライフが始まる。
【注意】
基本地味展開です。
カップリングは固定で。側近×主人(領主)
【凡例】
SS :サイドストーリー
※ :R15ぽい描写あり(ちょいえろ)
※※:R18ぽい描写あり(マジ)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-06 19:13:20
1136234文字
会話率:41%
とある領地のある街の円形闘技場。そこに剣奴として連れられてきた男の子。彼は戦闘種族というだけで周囲に恐れられ、牢に入れられてしまった。領主の息子、サナーは彼を助けようと牢に忍び込むが──//剣闘士×領主の息子//挿絵ありますがキャラではなく
二人の手のイラストです//残酷な描写ありにしていますが、かなり平和です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-02 18:10:13
26101文字
会話率:47%
魔女の弟子フルルは領主の奥様に惚れ薬を届けに来たけど、うっかり転んで大変なことになった。
その場にいたオスカーとジウと共に別の部屋に避難したけど、ジウのせいで大変なことになった。
*公式企画「AllNight HALLOWEEN 20
21」参加作品です。
*全三話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-25 22:09:52
14536文字
会話率:37%
元子爵令嬢のプリシラは、労働者階級の子供たちが通う学校の教師をしていた。ある日領主ブラックバーン侯爵が、従兄と暮らす屋敷を訪れると知らされる。侯爵が長年探し求めていた「何か」が従兄の持つ希少な本に記されているのではないかというのだ。
決し
て人前に姿を現さないことで知られる侯爵だ。プリシラは戸惑いながらも失礼のないよう精いっぱい出迎えの準備をするが、彼女を一目見るなり侯爵の態度が一変して……
愛しい人を死なせてしまった絶望に自らを呪い、闇を彷徨い続けた孤独なヴァンパイアの王が、生まれ変わった恋人とふたたび出会い愛し合うことで癒されていく物語。
※アルファポリスにも投稿しています
※残酷描写・R表現は予告なく入りますのでご注意ください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-24 11:00:02
111490文字
会話率:46%
ある日、鉄壁だと思われた城塞都市が攻め落とされた。
領主とその妻、そして息子はあっけなく首を刎ねられてしまう。
だが唯一、娘のリリーヤだけは、若い娘という理由だけで生かされた。
リリーヤに与えられた役割。
それは見せしめとして、飢え死ぬ姿を
晒すというものだった。
広場の舞台の上で裸に剥かれ、拘束されたリリーヤ。
死の間際まで尊厳を踏みにじられ、恥辱に涙を流すリリーヤの最期とは――。
アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-19 22:40:58
7105文字
会話率:10%
三題噺メーカーで「母親」「肖像画」「阿婆擦れ」という結果が出たので、それで書いたエロ小説。
功績を讃えるための肖像画を描かれるほどの母。
しかし、日々、激務に追われる彼女は裏で淫靡な息抜きをしていた。
領主としてのプレッシャーだけでなく、
母親としてのプレッシャーからも逃れたくなった彼女は娘を中年貴族たちに差し出すことに・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-10 20:37:05
6476文字
会話率:33%
フロンティア大陸の最南端にあるカニバル公国の領主ゾクトは、主に女性が支配している大国のエルドラド王国を陥落させる。そして民の命と引き換えに、麗しい美姫とその母を妻に迎える。
そして、二人は妻とは名ばかりの肉便器に貶され、ゾクトからの調教を受
ける。性に嫌悪感を抱いていた美姫は、その穢れを知らぬ肉体に未知の快楽を叩き込まれ、その母は持て余していた熟れた肉体を貪欲に開放する。陵辱と嬌声に塗れた暗黒神話が今幕を開けようとしていた。
美しい姫と王妃が男達に輪姦されて肉便器に貶されます。純愛要素はなく、ひたすらに陵辱・調教となります。完堕ちによるラブラブ展開はあるかも知れませんが…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-04 17:55:42
112738文字
会話率:51%
辺境領を治める伯爵の子息ラズラウディアは、幼くして世を去った姉に酷似した美しい容姿をしていた。姉の代りとして母に少女のように着飾らされ、軟弱さを嫌う父は彼に躾という名の体罰を強いた。
息の詰まる日々から逃れるために抜け出した先で、ラズ
ラウディアは狩人の少年シタンと出逢う。純朴で優しい彼と過ごす時間は掛け替えのない縁(よすが)となった。だがそんな大切な時間さえも父の手によって終わりを迎えさせられる。
いつかまた再会することを約束し、伯爵家の子息としての教育を受けるべく辺境を遠く離れて都へと旅立った。寂しさを抱えながらも逞しく成長し、揺るぎない地位を得てシタンと再会を果たすのだが……。
完結済み小説「求めたのは対価ではなく(改訂版)」に登場する領主の視点で過去から現在までを展開しています。序盤に女装と虐待、中盤に強姦の表現があります。苦手な方はご注意ください。十八禁表現のあるページには※がつきます。
20201/10/2 完結しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-02 15:00:00
61188文字
会話率:50%
狩人のシタンはある日、小川で出遭った美貌の新領主に理不尽な罪を着せられる。
「――腕を斬り落とすか、それとも別の対価を払うか……、選べ」
そして、罰を免れる対価と称して強姦されてしまう。生き別れた親友と同じ色を持つ領主を恐れながらも
、繰り返される行為に身も心も染められていく。これは貴族の気紛れで、自分は単なる慰み者にされているのだと思っていたのだが……。
★18禁描写の頁には※が付きます。「求めたのは対価ではなく」改稿版です。2021/1/1本編完結しました。番外を追加中。関連作「ただひとつつだけ求めたのは」連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-21 23:26:51
87230文字
会話率:55%
「腕を斬り落とされるか、別の対価を払うか……選べ」
狩人のシタンはある日、小川で出遭った美形の男に剣を突き付けられた。腕を斬り落とされては生きていけない。やむなく『対価』を払う方を選ぶ。
「……あの、対価というのは」
「貴様の体だ」
「はっ?」
美形横暴領主と鈍感狩人のお話。18禁的シーンが含まれる部分には※が付きます。主人公視点のさっくり展開。完結済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-13 00:08:56
43911文字
会話率:49%
王の右腕として仕事一筋に生きてきたレイズワード伯爵は、王の退位と共に自身も退官し領主としての穏やかな余生を送ることにした。
知人から紹介された十五才下の若い妻も貰って新婚半年、実に幸せだった。
しかしある時、不意にその幸福が崩れた。
突き
付けられた年の差、老いていくばかりの己を改めて自覚したとき。
若く魅力的な妻、その体を、心を、自分が満たしてやれるのか。
いつか年相応の若い男に奪われてしまうのでは……
そうして苦悩にとらわれた伯爵は、淫らで不埒な妻の寝取られ妄想に取り憑かれていく。
やがて妻との仲がギクシャクしていく中、領地を脅かす不穏の影。
怪しげな教団と魔族の企みが明らかになっていく。
それらの忙しさにかまけ、夫婦の仲もまた一層すれ違っていくのだった。
R部分には♯がつきます。
不定期です。
評価、ブクマ、感想など励みになります。
いいねオンにしてあります。
気軽に押していただけたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-27 09:36:11
102197文字
会話率:36%
兄妹同然に育てられたれたヒーローとヒロインが
お家の危機っぽいなにか(これから考えます)
もそこそこに、なんかいちゃいちゃしたい。
そんな感じな予定です。予定は未定にして決定に非ず。しかし希望はもって生きたいものです。
登場人物
ルゥ
ン
無敵のもてもてヒーロー 本作の主人公
茶髪茶眼 ゆうしゃ(おとこ)
転生者 全てのステータスしょくぎょうレベルとくぎレベルがむりょうたいすう
だがストーリー上はあんま関係ない予定
(よって?)一人称視点もののわりに自己主張がよわまる傾向がある
サァナ
ルゥンの義妹でヒロイン もう一人の主人公(の予定)
栗髪栗眼 ゆうしゃ(おんな)
大きすぎない
フィオ
ルゥンとサァナの家に居たらしいおねえさん幼なじみ
紺髪翠眼褐色 騎士団打撃隊員
けっこうおおきい
スゥミ
本編から義兄妹幼なじみの間にものすごく強引に割り込む……転校生ポジション?
薄紺髪薄紺眼 独立遊撃戦闘一族の者
ちいさくない
書紀
通称 書紀ちゃん フィオのいもうと分
濃紺髪濃紺眼めがね 騎士団庶務隊書記
ちいさい
アィリーン
好き勝手な呼ばれ方をする フィオと書紀のおねえさん上司
銀髪碧眼褐色 騎士団邀撃砦長
でかい
ご婦人 馬車のおかあさん
娘さん ご婦人の娘(6歳)息子さんの妹
息子さん ご婦人の息子 娘さんの兄 騎士団員
馭者の人 ご婦人の馬車の馭者
ご領主 ご婦人のご亭主
ゴツヤローn 通称 ゴツn 騎士団警邏隊員 nは数値 複数人いる
魔人 まだ考えてない。元(見た目)ロリっ子
すけべなしたぎ 下着装備。よろいと同じく上下がある
かわいいしたぎ 未登場。上下がある
用語
ぬっぬっ 前後上下回転運動のこと
かうぴー 抜け駆けフライングヤローのこと
まめ 女神たちの聖珠璧のこと折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-21 15:40:45
17679文字
会話率:43%
獣王国、南の領主館護衛隊所属、領主夫人の護衛であるライオン獣人のグロリア。
彼女は、暇をしていた。
現在妊娠中の為、特に公務も無ければ、変わった行動もしない領主夫人の護衛は……結構に暇なのである。
そんな暇なある日、番の匂いを感じ取
ったグロリアは――――。
脳筋ライオンが番を自ら迎えに行って、掻っ攫ってくる物語。
当作品は『乙女は狼に食べられる。』のスピンオフです。
本編は読んでなくても大丈夫だと……思います!
一妻多夫が読んでみたいとのお声があり、調子こいてチャレンジ。
更新は1日と5の倍数の日に予定しております。
ブクマ、評価、ありがとうございます! とても励みになりますm(_ _)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-10 13:09:28
40808文字
会話率:56%
二人の弟分を率いて、窃盗団として街を騒がせていた少年リド。
最後の大仕事を終えた後、彼は弟分二人を他領へ逃し一人、領主に身を売り渡した。
それから十年以上が過ぎ、筆頭補佐官として領主の元で働く彼の前に、成長した二人の弟分が姿を現す。
美しく
成長した二人はリドにひどく執着しており、しかも長年隠してきた秘密もバレてしまって…。
ヤンデレ美青年二人に溺愛され翻弄される、仕事中毒な筆頭補佐官の奮闘記。
本編完結。外伝不定期。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-06 01:14:11
139762文字
会話率:38%
実り豊かなウィリオウィリア王国の第三王女シェリルは、さきの戦で功績を得た侯爵エドワルドの元に降嫁することとなった。王都から離れた南の島での花嫁生活。
しかしエドワルドは初夜の日以来、三年たった今も、シェリルと寝台を共にしようとしない。
それ
は、シェリルが初めての夜に、無様な姿を晒してしまったから。
諦めの気持ちとともに、王都へと戻ることを考えるシェリルだったが、新年の祭の夜、シェリルの前にエドワルドが姿を表す。
意地っ張りな王女様と南の島の年上領主の、すれ違いから始まる物語。
姫初め2019企画参加の作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-06 11:02:05
15297文字
会話率:29%
美しすぎる魔女に猿化してしまうお話
※誤字報告ありがとうございます
※他サイト掲載あり
最終更新:2021-09-03 17:19:02
7898文字
会話率:44%
剣と魔法の世界で、主人公は領主の娘という身分を捨て女冒険者として人助けを行っていた。
しかし、女の自分では所詮男には敵わず、現実を直視すると生き方を変えるべきなのかと悩んでいる。
そんな彼女に、周りの仲間は『男に媚を売る生き方の方が気楽でい
い』と薦め、プロデュース。
騎士道溢れる姿から、クソビッチ丸出しの格好になり、彼女のセカンドライフは始まった。
自分に憧れる男の気持ちも知らずに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-29 16:46:55
10237文字
会話率:40%
故郷の内乱から逃れ2年。隣国で静かに暮らしていたアルメリアの前に突然、領主からの使いが訪れる。
理由も告げられることも無く、領主の屋敷に連れて行かれるアルメリア。
そしてヴィスキア辺境伯・ノア・レイヴァース侯爵の前に立つと、侯爵はにこやかに
こう告げたのだ。
「ようこそ、わが花嫁。首を長くして待っていたよ」
※小説家になろうに投稿していましたが運営から性描写の点で一般向けとは言えず問題ありとされたのでこちらに引っ越しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-29 15:38:11
272148文字
会話率:40%
ヒロイン側あらすじ
女神官アシュレイは神殿の密命をうけてとある領地に潜入した。
クレイン領……異常なまでに『いい評判』しかないその土地について調査し、怪しいところがないかを報告するためである。
魔王が使ったとされる『禁忌』を使用している疑い
までかけられたその領地を、アシュレイは調査していく。
その中で彼女は、愛を知ることになる。
男側あらすじ
神殿から秘密調査員が来たとつかんだクレイン領の青年領主は、前領主からこの土地を奪ったのと同じ方法を用いて調査員に対応することとした。
『催眠』。
かつて魔王が扱ったとされる『禁忌』の一つであるその能力を発揮し、秘密調査員の女性神官を催眠調教し、落とすべく動き出した……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-17 12:20:25
18707文字
会話率:9%
『魔獣狩りの騎士と妖精の授け子』の続編です。
◆騎士セドランの帰郷に付き添い、田舎領主の息子エリシャは彼の生家であるギレボア侯爵家を訪れる。
侯爵夫人であるセドランの継母、次期侯爵の異母兄を紹介され、侯爵家の名産であるヒッポグリフやグリフォ
ンの牧場を見て回ることを許される。
セドランの家族と交流を深めていくエリシャだったが、その一方で、侯爵家の領地には異変が発生しており……。
◆侯爵家出身の騎士×妖精の力を持つ青年折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-09 10:07:26
81323文字
会話率:48%
田舎領主の風変わりな息子エリシャは、父の所有する小さな荘園の管理を手伝いながら、家族と共に平穏に暮らしていた。
あるとき、近隣の伯爵の領地が魔獣の襲撃を受けたため、調教されたヒッポグリフに騎乗する王立騎士団の精鋭が派遣されてきた。
華やかな
騎士たちには何の興味もなかったエリシャだが、グリフォンを相棒とする誠実な騎士セドランに出会ったことで、彼に淡い想いを抱くようになる。
そんなある夜、仲間を魔獣の牙からかばったセドランが呪毒により重傷を負ったという知らせが届く。その治療はエリシャにしか務まらないもので、彼はセドランが臥せる寝所に赴くが……。
◆侯爵家出身の騎士×妖精の力を持つ青年
◆『魔獣狩りの騎士と妖精の授け子は、空色の約束を交わす』に続きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-23 19:11:49
30000文字
会話率:52%
貧乏領主の妹であるクレアは、全身を包帯で覆った不思議な男性に出会う。彼と会話をしたこと以外は何もしていないのに、数日後、彼の主人から破格の条件で屋敷での奉公を頼まれてしまう。そこには理由があって…。(全身包帯ヒーローと女性らしくないヒロイン
のエセ近世恋愛ものです。ヒーローが少し人外萌え要素に近いものがあります。8年ほど前の作品の再掲です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-02 17:05:30
214299文字
会話率:22%
2022/4/21、アマゾナイトノベルズ様から電子書籍化致しました!
(詳しくは活動報告にて)
舞踏会で最初に第一王子と踊るのは、婚約者のユリアナの役目――だったのに。
ユリアナは、皆が注目しているダンスを踊るはずの場で、第一王子から婚
約破棄を言い渡されてしまう。
しかも第一王子は、異世界からやってきた聖女と結婚すると言い、ユリアナを恐ろしい噂のある森の領主へ嫁がせるというのだ。
膨大な魔力を持って生まれたユリアナは、三年前に第一王子を瀕死から救った際に魔力のすべてを失った。
二年前、美しくもない伯爵令嬢のユリアナが美貌の第一王子の婚約者になったことを妬んだ貴族に放火され、家族と大切な使用人すべてを失った。
ほとんど森林しかない土地を治める領主のもとへ嫁いだユリアナだが――。
領主は見た目こそ強面だが、とても優しい人で、大魔法使いでもあった。
強面な嫌われ魔法使いと婚約破棄された伯爵令嬢が、幸せになるお話。
※後半、少しだけザマァ有折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-18 19:00:00
118099文字
会話率:23%
★ロイヤルキス様より『社畜OL、マッチョの世界で愛人契約』というタイトルにて電子書籍配信中。大幅加筆しておりますー!
気がつけば、見知らぬ場所にいた私。
記憶を辿るけれど、残業中に寝てしまった記憶しかない。
通りかかった荷馬車の人に
、ここがどこか聞こうとしたのだが――。
「大丈夫かいね、お嬢ちゃん!」
と、やたら私を心配するおじいさんは、なんと、ボディービルダー級のマッチョだった。
おじいさんに荷馬車にひょいっと乗せられて、王都に向かう。
そこで見たのは、髪の色も目の色も顔立ちも、どう見ても日本人じゃない人たち。
しかも、全員が共通して、マッチョだった。
私は大勢の人に心配されながら、病院で診察を受けるのだが。
「この娘は、健康体そのものだよ。病気も何もない。あえていうなら、猫背気味だね」
「そんな、こんなに痩せているのに健康体、ですと!?」
どうやら、私がへにょへにょだから、重病人だと誤解されたらしい。
社畜女が転移したのは、人情溢れたマッチョな人々が暮らす国でした。
どうせ帰っても社畜だし、とこの国で生きていこうと決意する。
だが、国王の好意で、領主様の屋敷にお世話になることになって――。
筋骨隆々領主ヒーロー(不器用ツンデレ)×自立しようと頑張るヒロイン(前向き素直)。
さくっと読める中編を予定。
アルファポリス様にも掲載していました。
※削除済み折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-20 17:00:00
58190文字
会話率:23%
七歳の第四王女のラフィは、父王失脚の際、腹心に逃がされて平民として育つ。
二十二歳になったラフィは、辺鄙な村の薬師として生活していた。
そんなある日、強制奉公させられそうになった村娘の『身代わり』に、領主様の元へ行くことになるが――
。
【家臣】「これは何かの間違いです! わたくしが選んだのは、このような美しくもない年増女ではございません!」
【領主】「私は『村の薬師の娘』を、強制奉公させてでも連れてこいと言ったのだが?」
【家臣】「こ、今度こそ必ず、薬師の娘を連れてまりますゆえ!」
【領主】「なぜこうなったか知らんが、合っている」
(私で合ってたあああ!)
不器用不愛想の薬学研究マニアの領主(三十六歳)と、婚期を過ぎた薬師の娘(二十二歳)の、歳の差ラブコメ。
3/25より、アマゾナイトノベルズ様から電子書籍配信予定!
Kindle他、順次発売。
加筆修正は勿論、書き下ろし短編収録!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-26 18:06:02
83497文字
会話率:35%