彼の瞳は言葉で表すのはあまりにも難しい。
深い青のような時もあれば深い紫の時もある。
その不思議さに誰もが目を離せないでいる。
しかし彼は常に孤独であった。
深い海の底で鳥籠に入れられたような不自由さを抱えていた。
そんな彼は
夏休み目前
の7月半ば、蝉の鳴き声とともに静かに姿を消した。
ーーーーーーーーーーー
孤独の世界を生きていた高校生主人公が、突如異世界へ転移。
聖女ならぬ「聖年」として生きていくストーリー。
聖年は体液や粘膜を触れ合わせることにより相手の魔力を回復することができる。
時に仲間のために、時に搾取され、時に魔力など関係なく。
男しかいない世界で、孤独だった主人公が気づけばみんなから愛されている。
総受け総愛されエロシリアスファンタジー。
※予告なくエロ描写入ります。
※戦闘による軽グロなども予告なしに入ります。
※主人公がかわいそうな時期も予定しています。
※多少虐待表現入ります。苦手な方はご注意ください。
当小説は完全フィクションです。
以前同じ内容で数ページ連載をしていましたが、
主人公のキャラクターと設定が物語と合わなかったため設定を見直しての再投稿となります。
ゆっくりと更新していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-01 00:00:00
12831文字
会話率:19%
俺、牧田和夫は、浅野教授の助手として世界中を駆け回るフィールドワーカーだ。
とんでもないバカ天才教授のせいで、大概ヒドい目に遭っている。
今回も、ナゾの手段で意識を遮断され、ラチ同然に飛行機の中へ。
教授のお供は大概こんな感じでどがちゃかだ
。
いきなり、その飛行機が墜落したり。
これはもう死ぬ、と思いきや、教授の謎マシンで全員無事。目まぐるしすぎる。
だが、ジャングルの中に一人取り残された俺は……
アマゾネス??の襲撃を受け、またもやラチられた。
そのファーストコンタクトの時。
総合格闘技教室通い三ヶ月のワザで投げ飛ばした相手が女戦士リザレオ。
威信回復のリベンジマッチで、何とか手懐けることに成功するが……
こんな感じで始まるシークレットナイトパーツの昼編です。
元々なろうの方で掲載しておりましたが、エロすぎる(笑)との判断で削除を要求されていたものです。
まぁ、しょうがねぇと消しましたが、今読み返してみてもそこそこいけんじゃね?(笑)ということでこちらで再掲載。
この続きも構想は出来上がっているのですが……先先の話かなぁ。
第一部完、と言うところまで行っておきたいな、とか考えてます。
こちらは大筋の変化はありませんが、多少加筆などしております。完成度は上がったかも。
ま、お暇とご興味がございましたら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-17 08:28:16
98569文字
会話率:24%
俺、牧田和夫は、浅野教授の助手として世界中を駆け回るフィールドワーカーだ。
とんでもないバカ天才教授のせいで、大概ヒドい目に遭っている。
今回も、ナゾの手段で意識を遮断され、ラチ同然に飛行機の中へ。
教授のお供は大概こんな感じでどがちゃかだ
。
いきなり、その飛行機が墜落したり。
これはもう死ぬ、と思いきや、教授の謎マシンで全員無事。目まぐるしすぎる。
だが、ジャングルの中に一人取り残された俺は……
アマゾネス??の襲撃を受け、またもやラチられた。
そのファーストコンタクトの時。
総合格闘技教室通い三ヶ月のワザで投げ飛ばした相手が女戦士リザレオ。
威信回復のリベンジマッチで、何とか手懐けることに成功するが……
むちむち全開のカラダを押しつけて、小学生の甥っ子のように“もっともっと投げて!”と嬉しげにしがみついてくる褐色巨乳美女リザレオに……劣情が抑えきれない心身健康な成人男子を誰が咎められようか!
ここまで何度も潜った生命の危機が!
せめて子孫を残そうとする生物の本能的絶対的衝動として!
生殖欲を痛い程ずくずくと刺激している!
で。
“邪悪スイッチ”が入った俺はリザレオを言いくるめる。
この技は本来もっと床が柔らかく広いところでやるモノなのだ。
そんな場所はないか?と尋ねる俺をリザレオは自室の寝室に導いて……
あとはわかるね?
それでは……全裸待機でお楽しみ下さい。
ストーリー部分は小説家になろう全年齢版の方で展開しております。
こちらはエロ特化シーンのみの(笑)連載となります。時として本筋のストーリーと関係なく(笑)
この作品は一部pixiv小説R-18版の方にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-23 18:15:15
129702文字
会話率:25%
エルクルス帝国の南西辺境に、シュレジア尼僧院という古い修道院がある。皇女クラウディアは政争に敗れた父に連座して皇籍を廃され、尼僧院に籠められていた。全ての望みを失い神を呪っていた彼女の前に、一人の得体の知れない修道士が現れる。彼が彼女に施し
たのは、かつて知った暴虐のみの性行為とは全く違ったものだった…
2022年8月31日「お仕置き?(前)」「お仕置き?(後)」追加しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-06 20:00:00
105830文字
会話率:52%
ルミナには才能があった。
それは常軌を逸した回復魔法。
生死を彷徨う大怪我も、強力な呪いも、ルミナは魔力が尽きるまで癒した。
その姿を見て、誰かが彼女を「聖女」と呼び始めた。
ルミナは嬉しかった。誇らしかった。
でも慢心せず、魔法学院でさ
らに研鑽に励んだ。
そして、勇者パーティの一人として、聖女として、勇者アレンと共に旅をすることが決まった。
そこからルミナの地獄は始まった。
ルミナ以外男性のパーティで求められるものは、いたってシンプル。
いきなり服をひん剥かれて、蹂躙された。
__処女じゃないと聖女の力は使えない
咄嗟についた嘘で、最後までやられることはなかったが、本番スレスレ、一歩間違えば、そんな状況が毎日続いた。
精神がすり減り、食事もまともに喉を通らなくなった。
そんなある日、あろうことか勇者パーティはルミナの処女を奪おうと無理矢理に迫った。
ルミナに勇者の滾るものがあてがわれた時__
昏い天から、翼を生やした人間が舞い降りてきた。
それはどうやら、宿敵の魔王様のようで__折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-03 22:41:37
12943文字
会話率:30%
魔界では魔王を決める為の大会が開催されていた。
人間界に100人の魔族が降り、そこで迷宮を創り出す。
そしてより多くの魔力を集めた一人が次の魔王となるのだ。
魔族は魔法に優れる種族、けれどエストに与えられたのは回復魔法という直接戦闘は叶わな
い魔法だった。
しかし、その魔法を極め、死者の蘇生すら可能とした彼はある秘策を思いつく。
それはダンジョン内で死んだ人間を蘇らせ、自分の手先として利用するという物だった。
悪魔の王の交渉は単純、生き返らせてほしければ我が奴隷と成り果てろ。
そしてエストの元には強き者、賢き者、美しき者、全てが揃い最恐の軍勢が形成されていく。
同時にエストは人間でも魔族でも有り得ない巨大すぎる一物と圧倒的な性欲、回復魔法を合わせた性経験によって数多の女を落として行く。
「この世の女は、死んだ瞬間から全て俺の物」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-21 11:49:48
27472文字
会話率:44%
辺境の村の学校で教師をするネリアは、家に帰ると扉の前で腹から血を流している騎士の制服を着た青年を見つけて医者を呼ぶ治療して貰うが、毒に犯されており一歩遅ければ死んでいたと言われる
青年は、ゼルムと名乗った以外何も言わずにネリアに看病された後
回復しネリアに礼を言って去る
そして、その数週間後、帝都から騎士がやっていてよく分からないのに帝都の城の謁見の間で再会したのはゼルムー「賢帝」と言われる若き皇帝アンゼルムでー
目の前で前皇帝の父と皇太子の兄を殺された過去を持つ皇帝アンゼルムとアンゼルムに国を滅ぼされた王国の前国王の娘でありながらも叔父家族から冷遇されて育たメイドとして育たネリアの物語ー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-14 17:48:11
625文字
会話率:81%
ある夜のこと。四人の子供達と慎ましく暮らしていた、一人の信心深い牧師の前に傷付いた天使……ではなく悪魔が降り立った!
力を使い果たしていた悪魔は力を回復さる為に、行きずりの牧師と(勝手に)契約し、代償(SEX)を先払いで貰う。だが事後に牧師
は激怒し“悪魔に叶えてもらいたい願いなどない! 犬に噛まれたと思う事にするからとっとと逝ね!”と言い放った。
とはいえ、契約を完了させなければ悪魔は次の契約に行くことができない。
そして悪魔は初めての契約者に、徐々に執着を見せ始める。
マイペースで(たまにスパダリな)謎多き悪魔と、家族思いなツンデレ牧師のハートフルストーリー……になればいいな。
※“悪魔”として描いているので残酷な一面あり〼。残酷描写が苦手な方はお気を付けください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-09 20:46:32
35159文字
会話率:47%
世の中には、100人に聞いて、100人がイケメンだと答える人って何人いるんだろう?
実際のところ、そんな人が、左京院鷹人さんだ。
スパダリ(攻)に見初められた平凡君(受)。
執着心のない平凡君と執着心丸出しで迫るスパダリの話。
受け、攻
め両方の視点。
多分ハッピーエンド。
皆さんに読んでいただいた上に、ランキングにも入れていただきありがとうございます!
ランキングに入ると、他作品もついでに読んでいただけたみたいで、再ランクインしてて、凄く嬉しいです!
仕事が忙しくて凹んでましたが、少し回復。感謝です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-04 20:03:25
3757文字
会話率:0%
45歳無職の山田亮平はある日突然転生することになり、22歳になっていた。若くなったけど昔の俺のままで何の魅力もなさそうだけど、1つだけ今までになかった特別な能力が与えられていた。俺はその能力を使ってもう一度、人生をやり直すことになったんだ。
最終更新:2022-05-31 18:00:00
1377文字
会話率:38%
「……もう一度言ってくれる?」
「お前もう帰っていいぞ。俺たちのパーティーに回復役は二人も必要ねえからな」
うちの勇者は常々剣と拳を振るうしか能のないお馬鹿さんだと思っていたが、本当にそうらしい。それも僕の予想を超えてきた。
「それで、どこ
をどうやったら不要な回復役が僕ってことになるのかな……?」
──
パーティーを追い出されたチート魔術師が見限って次の勇者を育成しているところに追い出した張本人が迎えにくる話。ツン強めな勇者攻めと執着心が強く屈折した性格の勇者の弟攻め×美人魔術師受け。攻め2人と受け1人の3P描写があります。下に突っ込んでる攻めは一人です。
※他サイトにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-29 20:03:08
24731文字
会話率:57%
平凡な高校2年生。
中学から野球部に入り 高校でも野球部に入り練習していた ある1年の冬 練習後 走って帰ってる途中トラックに轢かれ意識不明の重体。
もぅダメだと思われてた矢先の1学期の初めに奇跡的に意識回復。
その夢で(お主にとって退院し
たら願いが叶う。お主にとってハッピーな正確が待っておる。さぁ〜願うのじゃ妄想するのじゃ)と不思議な夢を毎日のように見ていた。
退院する日にも看護婦さんから耳元で夏休みが楽しみですねと囁やけれていた。
これから ありえない展開がまっていた折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-28 19:55:06
601文字
会話率:0%
大学一年生になった俺がまずやらなければいけないことはアルバイト探し。親に出してもらっている学費の足しに少しでもなるようバイトをしたいと思って。さっそく大学の就職課で紹介してもらったアルバイト先に行ってみると、そこは少し変わった職場だった。ド
ア横に社名のプレートもない。事務所にたった一人でいた女社長が対応してくれたが、妖怪だとか、魔法だとか、胡散臭い言葉がどんどん出てきて。しかもここは日本支部だと言う。もう何が何だかわからない。これはとてもヤバイのではないかと、どうにかして事務所を出ようとタイミングを計っていたら。そこへさらに、大学の就職課でバイトを紹介してくれた職員の人が事務所へやってきた。その人もここで仕事をしているらしく。二人とも人は悪くなさそうだが胡散臭さが増す中、とりあえず一度仕事をしてみることに。俺の仕事は、大学の職員でもある加納さんについていって、コーヒーを渡すことと、周辺住民から不審者として通報されないようフォローすること。そして加納さんの仕事というのは、いなくなった子供を探すこと。さらった輩はどうも人間じゃないらしく、姿が見えないらしい。加納さんには見えるけど俺には見えないから危険はない、と説明をうけたものの、雲をつかむような話にやっぱりよくはわからない。それでもバイト代の良さにやることを決めた俺は加納さんとともに翌日の夜の八時、事務所を出る。勤める大学の学生を酷い目にあわせたりすることはさすがにないだろう。そして二人の話が本当かどうか、わかる時が来た。
ゆるいBLです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-24 00:00:00
18200文字
会話率:51%
身寄りの無いフィリーネは幼い頃から王室筆頭魔道士のゼーレに引き取られ、見習い兼居候の身をしていた。
ある日多忙の師匠に代わって回復薬を作ろうとフィリーネは試みるも、誤って媚薬を作ってしまう。
そこから二人の関係性は心もそして身体も近くなって
いく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-21 00:45:47
15337文字
会話率:30%
親戚が経営するペットサロンに勤める智は『支配される側』であるSub性の青年。自分のパートナーだったDom性から離れざるをえずSubドロップに陥った――そのことからようやく回復してきた矢先、元パートナーの倉並と再会してしまう。
智を激しく責め
立てようとする倉並から智を助けてくれたのは、ペットサロンの常連客である夏浦と、彼の愛犬であるポメラニアンのリリだった。
倉並からは一方的な支配しか受けたことのない智は、夏浦の優しいコマンドに戸惑うが……。
※Dom/Subユニバース(Dom×Sub)現代ものです
※Dom/Subアンソロジー『この街のどこかで』寄稿作品
(アンソロジーの世界観共通の設定を使用した作品となります・エブリスタ・アルファポリスにも掲載予定です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-07 09:19:49
17963文字
会話率:54%
姉に無理やりやらされていたネットの乙女ゲーム。
悪役令嬢フェルミナ・ドロッセル……が、何故か男で、しかも『俺』の転生先だった。
恐ろしい事に、この世界は魔法が使える世界で、フェルミナは回復魔法の使い手として王家の第二王子と婚約なのだが、令息
なわけだ。婚約は出来るわけもない。
せいぜいお友達ポジションだー!と、喜んでいたのだが……回復魔法のキスは有効!!
このままでは、男にキスしまくるヤバい令息が誕生してしまう!それだけは阻止したいと、攻略キャラを強く、怪我無く、平穏無事に!をスローガンに、悪役令息フェルミナのドタバタ劇が始まる。
しかし、どういうわけか……攻略対象達は好感度が上がっていっている……!?
(そんな感じの話を書きたい……です!)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-04 16:28:02
146134文字
会話率:40%
魔術師アスターの付与魔法の方法は少々特殊だ。
性行をしなければ、効果が半減してしまうのである。
そんな彼は男ばかりのパーティーに所属していたがために、お荷物扱いを受けていて、結果外れるよう命じられてしまった。
この先どうしようかと、1人途方
に暮れるアスター。そんな彼の前に現れたのは、瀕死の重傷を受けた1人の女聖騎士だった。
普通に魔法をかけても、彼女の傷は一向に回復しない。
そこでアスターは女聖騎士の命を救うべく、ズボンの紐を解き放つ!
*本作は約8割性行為描写(基本甘々エッチ)でできております。1エピソードに必ず性描写を描くよう心がけております。よってストーリー性などはあまり期待しないでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-04 07:09:36
66797文字
会話率:49%
自分の性欲を正しく解消できなくなった鬼畜サラリーマン【時田】はもう捕まってもいいから女性を壊したいと思う様になった。
そんなとき神から【人体改造】と【空間操作】の能力を授かる。
自分の理想を実現できる能力を経た時田は女性を次々と地獄のどん底
に落としていく。
終わらない地獄の始まりそれが鬼畜変態による地獄の拷問亜空間です
※泣くまでやめない、泣いてもやめない、意識が飛んでもやめません、回復させて∞ループ可、記憶リセットで新鮮なリアクションで別拷問レッツゴー
異常性癖の高校生では書かないハード系をこちらで、内容なんてなし、ただただ暴力的に犯すだけです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-09 19:00:00
8696文字
会話率:33%
伯爵令嬢ティアは、回復と毒消し魔法が得意の治癒師。
子供の頃は仲の良かったこの国の第二王子ハルトの婚約者候補。ティアは子供の頃に暴漢に襲われてから、それがトラウマになり婚約者候補から外れたいと思うようになる。けれどハルトからは「私はね、ティ
アを外さないよ、絶対に」と言われてしまうのだった。
候補から外れたいティアとそれを絶対に認めないハルトとの二人きりの任務が始まった。
主人公に多少のトラウマ表現があります。苦手な方はお気をつけください。
見出し横の★マークはRシーンです。
追記 誤字脱字報告ありがとうございます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-03 20:44:03
30931文字
会話率:43%
かつてユグドラシア大陸の民は神聖マグニス帝国の悪政に苦しんでいた。あるとき辺境の町に住まう少女ミレイナが「神の啓示を受けた」と言い、武装蜂起をおこなった。ミレイナを支持する者は多く、マグニス帝国に滅ぼされた小国の王子の軍勢を含む多くの武人が
反乱に荷担したが、帝国の圧倒的な軍事力の前に反乱軍の運命は風前の灯火となった。だがミレイナは諦めなかった。古の禁呪を用い、高位世界の神族と契約。神に準じる力をもって帝国を討ち滅ぼし、人々を悪政から解放した。
しかしミレイナは処刑された。契約の条件が「千年後に世界の全てを神に捧げる」…つまり世界とそこに生きる全ての生命の完全なる消滅となっていたからだった。ミレイナが契約を交わした相手は神は神でも死神だった。世界を滅ぼす悪しき魔女──人々はミレイナをそう断じた。ミレイナが死神と交渉し、本来ならば百年後に訪れるはずだった滅亡を千年先まで延ばしたことや、滅亡を回避するための方策を書物にしたため、人々に希望を託したことは誰も評価しなかった。ミレイナの死後、その名誉は回復し、聖女に列せられたものの、彼女の残した書物の大半は失われたあとだった。
そして契約から980年。
聖女ミレイナの記憶を持つ少女がこの世に生まれ落ちた。
(★本作は予告なくミッドナイトノベルズに移動する可能性があります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-28 21:51:54
29871文字
会話率:38%
葉介×悠馬編「夜明けにみる夢」の番外編その1にあたるお話です。
大事な恋人を喪いながらも、なんとか交通事故による命の危機から脱したヒロオちゃん。
葉介と悠馬、そしてお姐さま友だちに見守られて病院で療養しながら、少しずつ回復に向かっています。
※このお話は作者が若い頃(15年以上前)に書き殴ったお話なので、時代考証がめっちゃ古いとともに現代では若干差別的・ステレオタイプに感じられる言葉や描写が出てきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-26 15:53:31
7827文字
会話率:35%