ベータと偽り、大手企業で働いているオメガの東雲陽菜(しののめひな)は、先輩である望月凌駕と黒川翔の前でヒートを起こしてしまった。
その二人に近くの会議室に連れ込まれ、頸を噛まれてしまう。
噛んだのは確かに凌駕であった。
なのに後日、番解消手
術を受けるために必要な書類にサインをして欲しいと頼みに行った陽菜は、噛んだことを否定されてしまう。
それには凌駕の心の傷が関係していた。
凌駕には番がいたが、そのオメガが運命の番と出会ってしまい、自分の許から離れて行った直後だったのだ。
陽菜は傷心の凌駕の力になりたいと衝動的に感じた。立ち直るまででいい。期間限定でいいから凌駕の傍にいたい。擬似的な関係でも構わないから自分が凌駕を癒したい。
陽菜の申し出に凌駕は驚くも、受け入れてくれた。
凌駕は恋人を甘やかせたいタイプのアルファで、溺愛される日々が始まった……ハズだったが、数日後には元恋人の未練から立ち直った旨を話され、陽菜は自ら身を引く……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 21:10:00
50328文字
会話率:37%
春の朝、妹のスマホに映る「性行為実習義務化」のニュースが、浪人生の俺を叩き起こす。
「お兄ちゃんは、私の初めて、誰にあげたらいいと思う?」
そんな義妹・美香の問いかけに、俺の理性は脆くも崩れてしまう。
セーラー服の下の柔肌、アイスを舐め合
う甘い誘惑、神社の木陰での秘め事――禁断の快楽に溺れていく二人。
「恋人じゃなくて、妹のままがいいな」彼女は囁く。
その無垢な微笑みに隠された妹の想いを、俺はどこまで知ることができるのか。
背徳の狭間で揺れる兄妹の物語、全21話・9万7千字。
5/18は4話まで、5/19~23は毎日2話、5/30まで毎日集中連載します!
ほぼ毎話エロシーンあり。全話AIイラスト挿絵付きです。
■タグ■
ハッピーエンド 義妹との甘い生活 セーラー服でえっち 黒髪ツインテ すっきりパイパン無毛 いっぱい出たねお兄ちゃん 痴漢電車ごっこ おはようフェラ あまあま日常系密着正常位 搾り取るような対面座位 勉強机で立ちバック 中出しからのお掃除フェラ JCJKロリ メスガキ 妹の友達 眼鏡っ子 ソプラノリコーダー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 21:10:00
37119文字
会話率:38%
代打で参加したお見合いで、「一目惚れです」とまさかのプロポーズをされた下級女官のシエラ・ハウエル。
相手は美しい公爵、アルフレッド・ベルーフィア。
疑わしく思いつつも、病気がちな弟の治療と領地への援助を提示され、婚約を結んだ。
一目惚れと
言っていた通り溺愛されて相思相愛となり、幸せな結婚生活を送るシエラだったが、ある夜、夫となったアルフレッドの本音を聞いてしまう。
*アルファポリス様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 21:02:15
36331文字
会話率:42%
板橋凪のものを欲しがる妹の杏奈。
小、中、高と、恋人も大切な友人も奪われてきた。いつしか凪の心は凍てついて、逆に何事にも動じない性格に。
そんな凪に近付くクールな御曹司、蓮之介。
周囲の噂も、杏奈の誘惑にも振り回されないこの男の目的は…?
※自由気ままに書いております。
本作品はR5.1【完結】済み。少しずつ改稿してます。
本編の内容は▽▽
※板橋凪(26歳)=クール美人✖️七宮蓮之介(31歳)=凪にだけポンコツ上司(笑
無自覚でもどかしい2人の攻防戦の行く末。
※本作品はフィクションであり、実在する人物や団体とは一切関係ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 21:00:00
13130文字
会話率:16%
「ハシュ……、きみのことが好きだ」
島大陸であるトゥブアン皇国は、四方を豊かな大海洋に囲まれ、自然も資源も実りも豊かな穏やかな国。
だが――それを楽園として捉え、自国の領土として組み込みたいと思う他国からの侵略戦争が絶えず、トゥブアン皇国
は軍事国家としての面を持ち、十二の騎士団を配していた。
そのうちのひとつ、少年兵を育成する十二月騎士団団長を務めている金髪碧眼のバティアは先ほど18歳の誕生日を迎え、成人を迎えた。
背に載る責務は重みを増すが、一方では年ごろらしい悩みもあって、親友に対して親友以上の感情が芽生えてしまい、どうしたらいいのかわからない。
そんなある日、親友であるハシュが文官を務めている十月騎士団に赴き、偶然会うが、普段は明るく素直なハシュの機嫌が妙に悪い。
「もう! 聞いてよ! 上官にバレンティヴァのチョコを作れって命令されちゃってさ! 俺、チョコなんか作ったことないのに!」
どうやら仕事を無理やり非番にさせられて、バレンティヴァ(ようはバレンタイン)のチョコを作る羽目になったらしい。
バティアはそれに付き合うことになったが……。
ーーーーーーーーー
こちらは、いわば小ネタの番外編です。
同タイトルの「~イツワリノ花嫁・プロローグ編~」が世界観のベースで、登場するハシュくんの親友――バティアがメインとなっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 21:00:00
55295文字
会話率:29%
ごく普通の高校生、田中陽太は、放課後、幼馴染の佐藤綾香と二人きりになり、甘酸っぱい空気に胸を高鳴らせていたその瞬間、突如現れた謎の光に包まれ、異世界ガイアールへと召喚されてしまう。
ガイアールは、原因不明の生命力衰退により、種の存続の危機
に瀕していた。彼に告げられた召喚理由は、耳を疑うものだった――陽太は、異世界の様々な種族の女性たちと性的な関係を持ち、「種馬」として世界の生命力を活性化させるために呼ばれたのだ。
自身の運命に困惑し、戸惑いながらも、内心では予期せぬ状況への驚きと、ある種の「棚ぼた」的な期待を抱く陽太。
これは、異世界の生命を救うという大義名分のもと、一人の少年が予期せぬ運命の中で経験する、甘く、そして刺激的な旅物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 21:00:00
6733文字
会話率:36%
専業主婦として、穏やかで朗らかな日々を送る高田由美、三十六歳。近所やママ友からの評判も良い彼女だったが、そのほんわかとした笑顔の裏には、誰にも言えない深い悩みが隠されていた。それは、夫との長年にわたるセックスレス。どんなにお誘いしても、暖簾
に腕押し。満たされない夜を紛らわせるため、夫を見送った後、お気に入りのディルドを手に一人、密やかな妄想の世界に溺れる毎日。だが、日増しに募る体の渇きは、もう一人では癒しきれないほどに膨れ上がっていた。積み重なった激しい欲求不満は、ついに彼女に一つの決断をさせる。「不倫しよう」。それは、清らかな主婦という檻を破り、ほんわかとした由美からは想像もできない、背徳への一歩だった。
これは、長年の渇きから解放され、自身の欲望に正直になった一人の主婦が、明るく楽しい性的な経験を通して、自分自身の身体と心を開放していく物語。由美の隠された淫乱な一面が花開き、知らなかった快感や刺激に彩られた、官能的な日々が、彼女の人生を鮮やかに塗り替えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 21:00:00
52358文字
会話率:39%
王宮が突如、異形の敵の襲撃を受けた緊迫した状況下、プレイヤーは幼いアレク殿下と共に隠し部屋に身を潜めていた。国王陛下からの密命、そして殿下自身の願いを受け、セシリアはアレク殿下を王宮外へ無事脱出させ、敵将を討ち王宮を奪還することはできるのだ
ろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 13:00:00
31881文字
会話率:18%
カードゲームが好き程度の特徴しかなく、平凡な生活をしていた主人公。
知らない町のカードショップで巻き込まれた騒動から、怪しい「惚れ薬」を貰うことになる。
効果は半信半疑だったが、好奇心の強い主人公は飲み続け、そして本当に効果がでてしまった
。
そこから関係をもつ女性達と始まるヤンデレドタバタ話。
バレー部員で、長身。胸が大きいのがコンプレックスで部活中は揺れないようにサラシを巻くぐらい気にしているクラスメイトの仲原芽郁。
主人公がよく通うカードショップに「姫」と呼ばれ大切にされている瑠衣。
そして実の妹の凪。
今まで殆ど接点の無かった2人、そして妹から突然言い寄られ、あっという間にセックスし、そこからの修羅場、ヤンデレ発症。
そんな話。
「怪しいお兄さんからもらった惚れ薬のせいでヤンデレ達から愛されまくるお話」
という名前で発表した短編の連載版です。
序盤は短編と被っていますが、妹の凪のエロシーンの追加や、細かいシチュエーションが追加、変更されています。
エロシーンがある話は(☆)マークを付けています。最初の2話以外は基本的に付きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 21:00:00
48915文字
会話率:30%
カードゲームが好き程度の特徴しかなく、平凡な生活をしていた主人公。
いつものように知らない町のカードショップで巻き込まれた騒動から、怪しい「惚れ薬」を貰うことになる。
効果は半信半疑だったが、好奇心の強い主人公は飲み続け、そして本当に効果
がでてしまった。
そこから関係をもつ女性達と始まるヤンデレドタバタ話。
バレー部員で、長身。胸が大きいのがコンプレックスで部活中は揺れないようにサラシを巻くぐらい気にしているクラスメイトの仲原芽郁。
主人公がよく通うカードショップに「姫」と呼ばれ大切にされている瑠衣。
今まで殆ど接点の無かった2人から突然言い寄られ、あっという間にセックスし、二股状態からヤンデレ発症。そんなお話。
この短編内ではそこまでヤンデレ要素は強くありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 19:00:00
28482文字
会話率:32%
「だって、それ以外に俺に何の価値があるの」
体を売って生きてきた凪は、雨の降る夜に一人の女と出会った。自分を買った人間に応えるだけの夜を過ごしてきた凪にとって、信乃の家は初めてゆっくりと眠ることが出来る場所だった。信乃は凪に何も求めない。非
合理的で、無意味なことを続ける奇妙な女。彼女の隣は、ただ心地よかった。
初めての拠り所を見つけた青年と、他人に無償の情を与え続ける女。パズルのピースのように合わさっていたはずの二人が、ある夜から少しずつずれ始めていく。
この作品には虐待、売春、合意のない性行為に関する表現が含まれますが、これらを助長・肯定するものではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 21:00:00
34421文字
会話率:68%
姉への恋、キス、待つだけの毎日。
純愛だけどやってはいけない恋愛をしている百合姉妹とその周囲の話。
引きこもりの主人公、美麗(みれい)は、今まで生きてきた16年のうち、10年間ずっと姉のことを想っていた。
初恋は6歳の時で、今が16歳だか
ら、初恋の人をずっと思っていた。
そんな美麗は引きこもりであり、家からなかなか出られない生活を送っていた。
想い人の姉はもう家を出て一人暮らしをしながら大学生活を満喫している。
取り残された美麗は…という話、になる予定。
だいたいタイトル通りの展開になるんじゃないかな。たぶん。
■登場人物紹介■
「結城美麗(ゆうきみれい)」16
主人公。金髪。小柄。お姉ちゃんが大好きな引きこもり。趣味は絵を描くこと。
「結城綾奈(ゆうきあやな)」20
ヒロイン。黒髪ロング。大学生。趣味は可愛い女の子狩り。
「琴葉古都巴(ことのはことは)」16
美麗の親友。委員長風味。背が高い。美麗を愛している。裏の顔がある。
「桃栗毬藻(ももくりまりも)」16
クラスメイト。短髪で活発で少しお馬鹿さん。アコの幼馴染。
「柿沼アコ(かきぬまあこ)」16
クラスメイト。日本人形みたいな髪型でおとなしそうに見えるが結構原黒。毬藻の幼馴染。
「葵坂栞(あおいさかしおり)」24
美麗と古都巴の担任。
登場人物増えたらまた追加いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 20:57:57
49767文字
会話率:37%
相模美奈は息子想いな母親であり、貞淑な妻。
息子のレギュラー入りのため、美奈は野球部顧問から提示された屈辱的な取引に応じてしまう。
そしてそれは、更なる地獄の始まりに過ぎなかった……。
最終更新:2025-05-20 20:07:42
26129文字
会話率:23%
王宮で仕事一筋12年。婚期を過ぎ『終わった令嬢』として烙印を押されたオリビア28歳。そんなある日、あこがれの上司で年下の公爵様と一夜の間違いを犯してしまう。彼女はなかったことにしようとしたが、公爵様の考えは違うようで…。
この一夜から彼女の
平穏な生活は音を立てて崩れていく。
過酷な運命、愛情と向き合い、ひたむきな彼女が人として成長し、幸せをつかむまでのそんなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 20:01:07
50957文字
会話率:29%
現代日本の田舎町にある小さな村で、謎の伝統「聖花の儀式」に選ばれた少女・花梨。彼女は羞恥心が欠如しており、性的な行為を「愛情表現」や「自然なこと」と捉え、躊躇なく下品で大胆な行動に出る。村の男たちは彼女の無垢さと淫靡な魅力に翻弄され、物語は
花梨を中心に繰り広げられる。新任教師の悠斗は花梨を「救う」ため儀式の真実を調べ、村の暗い秘密に迫る。官能とサスペンスが交錯する物語。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 20:00:00
21044文字
会話率:49%
ルミナス修道院の礼拝堂に、聖歌の響きが満ちていた。ミリアは白いローブに身を包み、華奢な手を胸で組み、光の神への誓いを呟いた。16歳の彼女の肌は透き通るほど白く、薄いローブ越しに細い肩と鎖骨がほのかに浮かんでいた。冷たい石床が素足に触れ、微か
な震えが体を走る。「神よ、私を導きたまえ…」彼女の声は清らかで、修道院の高い天井に吸い込まれていった。
その時、礼拝堂の扉が静かに開き、黒いローブの男が現れた。ゼノン——神の使者と名乗る司祭。30代の彼は背が高く、冷たい灰色の瞳に穏やかな笑みを浮かべていた。「ミリア、君の信仰心は美しいよ」と彼は低く囁き、彼女に近づいた。その声は甘く、ミリアの耳に絡みつき、胸の奥に微かな熱を灯した。彼女は知らなかった。その笑みの裏に、彼女の純粋さを穢す暗い欲望が潜んでいることを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 20:00:00
19369文字
会話率:29%
極悪非道と名高い名門貴族の嫡男、ヴァルト・アスフェルン。
13歳の冬、熱に浮かされた彼は思い出す――
これは、前世で遊んだ乙女ゲームの世界。
自分はやがて、義弟に殺される「悪役の兄」だと。
そして、屋敷に連れてこられた庶子の少年・クラウス
。
金の髪と蒼い瞳を持つその子は、出会った瞬間、呟いた。
「……にいさま、きれい……」
冷たく線を引こうとする兄。
ただ、見つめ、追いかけ、恋情を育てる弟。
声にならぬ想いは、いつしか絵筆に託されていく。
だが、守るために距離を置いたはずの兄の心にも、
静かに執着の色が滲みはじめていた――
描かれるのは、許されぬ愛。
ふたりだけの世界が、運命の形を塗り替えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 20:00:00
73382文字
会話率:13%
若き王子クラウスは、繊細で聡明な心を持つ青年。幼い頃から傍に仕える執事ユスタフを誰よりも信頼し、彼の献身に支えられて育ってきた。ユスタフにセクハラ癖があったとしても、、、だが、ユスタフの一時的な不在中に出会った謎めいた貴族レニアスとの関係が
、クラウスの心を深く揺さぶる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 02:43:23
5976文字
会話率:32%
銀の髪、白い肌、蒼い瞳――
月明かりに映える美しき神官・ラゼルは、
清廉なる信仰と誓いを胸に、神殿に身を捧げていた。
だが、その静謐な祈りの時間を破ったのは、
一国の王であり、獅子の如き威容を誇る男――
王は言葉少なく、ただその手と体温だ
けで、
神官の純潔と理性を、少しずつ崩していく。
触れられるたび、祈りは濁り、
褒められるたび、心は揺らぎ、
貪られるたび、身体は熱を帯びていく。
「神に仕える者として、こんなはずではなかった……」
そう嘆きながらも、
夜毎、昼間、儀式の最中さえも――
王の手は神官を逃がさない。
これは、沈黙の愛撫と信仰の崩壊の狭間で揺れる、
ひとりの美しき神官と、彼に執着する王の、
背徳と快楽の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 01:13:42
24565文字
会話率:21%
魔力を持たない少年シシィは、幼い頃に出会った美しい魔導師・アーシュ様に心を奪われた。「お兄ちゃん」と慕ったアーシュ様との幼い頃の約束。「君の何もかもが欲しい」という言葉を胸に、シシィは今、アーシュ様の屋敷で唯一の使用人として仕えている。
偉
大な魔導師として王室に認められ、弟子たちに厳しく魔術を教えるアーシュ様。しかし、シシィにだけは、子供の頃と変わらない優しい笑顔を見せる。シシィの願いはアーシュ様の幸せ、それだけだ。
受けを溺愛する執着カリスマ魔導士攻め(アーシュ)×一途で健気に攻めを思い続けているのに鈍感な受け(シシィ)
※この作品はアルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 20:00:00
43310文字
会話率:47%
ディアナディル王国でもっとも王家に近い血筋を持つといわれている、ローゼンシュヴェルト公爵家。
その公爵家の長女として生まれたクリスティーナは、誰もが見惚れるほどの絶世の美女。
5歳の時に父親がどこからか連れて来た大型犬に吠えられ、驚いてひっ
くり返り、後頭部を強かに打ちつけたクリスティーナは、そのまま意識を失ってしまう。
意識を失っている間に、夢うつつで見た「現代日本を生きてきた自分」。
目が覚めてから部屋の鏡台を覗き込み、彼女は愕然とする。
そこに写っているのはクリスティーナ・フィッツェリング・ローゼンシュヴェルト。
乙女ゲーム【Destiny Love~聖なる乙女と光の勇者~】に登場する悪役令嬢。
その中でも無印(一作目)に登場する悪役令嬢のクリスティーナは、その行いがあまりにも残酷で悪逆非道なことから、乙女ゲーム史上・最低最悪の悪女と呼ばれ、多くのプレイヤーを戦慄させたキャラクターである。
まさかそんな最悪の存在に転生してしまうとは・・・。
しかもクリスティーナは、主人公(聖女)であるエリーゼが、どんな選択(ルート)を選ぼうとも、非常に悲惨なバッドエンドを迎える。
嫌だ!!
断罪されてバッドエンドなんてまっぴらごめんだ!!
私は何事もない平穏無事な人生を送り、眠るように老衰であの世に旅立ちたい!!
なんとしてもバッドエンドを回避しなくては・・・。
そうだ!国外に逃げよう!!
ゲームの舞台となるこの国から出てしまえば、主人公(聖女)や攻略対象者達と出会うことも無い。
だが今のままでは目立ってしまう。
(何しろ世界一の絶世の美女に育つ美少女。)
まずは見た目を変えなくては!
そうだ地味なモブ男の格好をすれば、誰も私が公爵令嬢クリスティーナだとは気づかないだろう!
そして国から国への移動が自由に行える職業といえば冒険者!
よし、目標は決まった!!
地味モブ男になって、冒険者として国外逃亡だ!!
こうして、悪役令嬢クリスティーナの、モブ男冒険者国外逃亡計画が始まるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 19:14:09
102881文字
会話率:34%
■魔法学園2年の俺のクラスに、転入生が来た。アラン・ラ・トゥール。その名前を聞いた途端に前世の記憶を取り戻す。大学三年生だった俺は、どうやら没頭してプレイしたゲーム「セツァーレンの庭」の世界に転生したようだ。クラスメイトに妹を凌辱され、その
復讐のために次々に人を殺す主人公、それが転入生アレンだ。俺は、ゲームの悲惨な未来を変えるため行動することにしたのだが、どうしてもシナリオ通りに進んでいってしまう。その上、思惑とは違った方向へと転がり始め──。
■ゲーム世界に転生したセルジュが奔走し、やがて恋に落ちるラブストーリーです。
■BL18禁要素がありますのでご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 19:05:53
44395文字
会話率:28%
総務課に同期入社した辻村は、黒井とプライベートで食事をする仲だ。
辻村は、黒井に対して友人以上の感情を持っていた。
その日もまた、いつものようにファミレスに行ったところ、突然黒井は言い出した。
「一緒に暮らさないか?」
辻村は躊躇い、2
週間という期限付きで暮らしてみることにしたのだが──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 15:26:11
19945文字
会話率:36%
小学四年生の森口昇太朗にはお姉ちゃんが出来た。父親の再婚相手の連れ子である。彼女は昇太朗の六つ年上で、昇太朗は初めて出逢った時、こんなにも綺麗な人がいるのかと見惚れ、一目惚れした。そしてそれはお姉ちゃんの方もであったらしい。そしてお姉ちゃ
んは、危険なレベルのブラコンとなった。
彼はまだ幼かったが、いずれ自分にメロメロにさせようと、アブナイお姉ちゃんは行動を開始する。
2025/5/11日間2位! 5/16週間2位!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 19:00:00
88044文字
会話率:43%
元公爵令嬢のアデリナは、祖国の問題を解決し、婚約者のクヴェルと共に気ままな旅をしていた。
相思相愛の二人は結婚式まで待てず港町のホテルで肉体関係を結ぶ。
小説家になろうにアップした同名の小説の後日譚です。https://ncode.
syosetu.com/n5735kh/
・アデリナ、元公爵令嬢。現在は婚約者のクヴェルと気ままな旅をしている。金髪碧眼の美少女でナイスバディ。重度のショタコンである。
・クヴェル、本来の姿は水竜。ショタ美少年と、色っぽい美青年に変身可能。アデリナを溺愛している。髪と瞳の色は水色。
※おねショタ、ショタおね、初夜、溺愛、愛のあるセックス。
※他サイトにも投稿しています。
「Copyright(C)2025-まほりろ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 18:20:00
3059文字
会話率:26%
クールビューティーとも、怜悧とも、静謐とも大人とも、あらゆる形容が思いつかなかった。スミレはただスミレとして美しいひとだったし、俺は小さなお坊ちゃんとして彼女のスカートに甘えてしがみつくばかりだったと思う。
でも、ほんの小さな国の片隅
で出会い、生き延びたことが奇跡とも思えるような一年間を過ごした二人としては、なかなかプラトニックだったと思う。
彼女は美しくて、俺のことを愛してくれて、誰よりも献身的な女性であって、同時に──
──かつて伝説的な殺し屋でもあった。
ただそれだけの、イチャイチャと気恥ずかしいラブコメです。
加筆修正版というか、リメイク版というか、Rewrite版です。
もともとは2017.5.8〜2021.5.7まで本編連載していたものなのですが、筆者の精神的な失調等の関係で削除・改稿投稿する形になります。
第33回フランス書院さんの官能大賞において新人賞をいただきまして、初めて書いた作品を改めて書き直したいなと思った次第です。
改めてよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 18:20:00
62261文字
会話率:32%
国王から内密に王子の性教育を任じられた冷徹な氷壁の侯爵ことオクタヴィアン・コルネール。
衝動的に裸婦画を手に入れてしまうほど頭を悩ませていたが、ある日予期せず出会った解剖学部の画家シュゾン・ブラヴェルに助言を受ける。
「学生も教本を見
ながら先生の授業を聞くでしょう。そんなのがあればですけど」
「ないものは作ればいい。君がな」
こうして始まった画家と侯爵の性典制作。
次第に二人のあいだに欲望が生まれ、検証と称した関係が始まる。
肉体の繋がりだけでは満足できなくなってゆくオクタヴィアンだったが、過去の苦しみにとらわれているシュゾンは関係を進めることを躊躇する。
そんな中、絵を横取りされた男がオクタヴィアンへの恨みを募らせていた。
愛の芸術がこころに熱を灯す、喪失と再生の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 18:00:00
48609文字
会話率:44%