【2024年7月19日リブレより書籍発売されます! 本編への加筆修正+書き下ろし番外編二篇+冬之ゆたんぽ先生の挿絵入りです。詳しくは活動報告へ!】
親兄弟に疎まれ続けた第七王子ウルドは、ある日兄に殺されかけたあげく、立ち入りを禁じられた神秘
の森の前に置き去りにされる。一方、神秘の森こと竜族の里に住まうサウィンは、番や宝に執着する同族を見下しながら、ひとり思いつきに任せて森の奥で穴を掘っていた。
「土だけで家を作ろうと思って」「何それいいな!」
愛を知らないふたりは出会い、互いの素性を知らないまま、かけがえのない友人となっていく。
しかし、ふたりきりの平和な日々は、ウルドを迎えに来た将軍の、王座につけという言葉によって崩れ去る。友情にとっくにそれ以外のものが混じっていることに気がつかなかったふたりの関係は、戦に巻き込まれたことをきっかけに変わっていく。
性描写が含まれる話には※マークがついています。
※pixivの第三回ビーボーイ創作BL大賞に応募している中編です。(2023/10/31追記: pixiv賞を受賞しました。2024年夏頃にリブレより書籍化される予定です。読んでくださった皆さまありがとうございました!)
※人外と人間の寿命差への萌えを詰めました。ハッピーエンドのつもりですが人によって感じ方の変わる終わり方かもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-27 13:24:42
67496文字
会話率:47%
山奥にある山小屋でニカナは暮らしている。その素性は教会に捨てられた元聖女だ。
とある日。『お前のような淫婦は聖女に相応しくない』という濡れ衣を着せられ、こんな場所へと追いやられてしまったのだ。淫婦になった覚えはないけれど、窮屈な教会での生活
にうんざりしていたニカナは嬉々として追放を受け入れる。そして、山奥でスローライフを満喫していたのだが……。
その平穏を乱す、スヴァンテという貴族の騎士がニカナの前に現れた。
最初はニカナが淫婦と信じていたスヴァンテだったが、ニカナと接するうちに『淫婦というのは濡れ衣なのでは?』と疑い出す。そんな時、王都では事件が起きて…。
無愛想な公爵様×のんびり聖女の、スローライフがなかなかできない溺愛生活。
※他サイトにも掲載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-22 08:21:57
61976文字
会話率:45%
最後の一線を越えることなく、初めての朝を迎えるリュヌ。
スリジエ侯爵との会話から彼の素性が少しずつ分かってきます。
メイドのマーテルと打ち解け、豪奢な屋敷で新しい生活が始まります。
最終更新:2024-03-21 21:43:44
6961文字
会話率:46%
人外美少年×美少年
エルフの弟子として働く見習い薬草師のリニはある日、金色の瞳の少年ルドヴィクに出会う。
美しい彼はリニに優しくて二人はすぐに仲良くなるが、キスを交わす関係になってもリニはルドヴィクの素性を知らないままだった。
見た目13
歳の美少年2人がいちゃいちゃするだけの話。ひたすら溺愛ものです。
※人が死ぬ、虫、グロ、暴力シーンあり。
エロは挿入なし折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 10:48:06
103503文字
会話率:36%
盗賊上がりと噂される侯爵ロベリオ。素性がわからず財力のみで侯爵という地位を手にしたと言われていた。しかし、実のところ侯爵という身分を手に入れた理由は初恋の相手である伯爵令嬢セシリアと結婚するためだった。そんなロベリオは、セシリアと結婚し初夜
を迎えたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-06 14:44:42
6941文字
会話率:58%
【節分】
季節の変わり目であるこの日は、最も【邪気】が高まる日でもある。
人々にとっては邪を払う行事を行う日であるが、人の社会に紛れて暮らす鬼々にとって、素性を隠すことが難しい一日だった。
普段は人と変わらない生活を行える彼らも、この
日だけは鬼の力を抑え込む結界に籠もる。
【あらすじ】
大学受験を控えた陽葵は家で勉強をしていた。
姉と二人で一休みして、自室に戻ろうとしたところでインターホンが鳴る。
扉を開けると、陽葵の額に裂けるような痛みが走る。
姉の声を聞き振り返ると、そこには人外の力を振るう鬼の姿があった。
扉を開けて男が強引に家に入り込み、姉と男は戦闘の末……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 00:00:00
7820文字
会話率:28%
デリヘル嬢のパピコは店の看板娘。
その日は小塚という大学生の住む高級マンションでの部屋での二回目のお仕事。
彼は別れ際自分の電話番号が書かれたメモを一方的にパピコに渡した。
彼は言った。そのメモは好きにしていい。このマンションもマップにマー
クしておいても構わない。でも個人的に会いに来るなら事前に電話してアポを取って必ず一人で来ること。
パピコは取りあえずメモはありがたく受け取った。
素性は知らぬが、裕福な家庭育ちの彼にパピコは電話をかけて、最初は世間話だけしてみることにした。
小塚に疚しさがないと判断したパピコはまた電話して今度は友人としてそっちに行きたいと告げると、小塚青年は、ならお出でとパピコに電話で伝えた…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 22:28:19
1458文字
会話率:17%
【ミシェイラ編】双子の弟が、上官であり人間兵器とも呼ばれる最強軍人(男)に付きまとわれているらしい。日に日に顔色が悪くなる弟を心配した姉ミシェイラは一計を案じた。弟に成りすまし見事にフッてやろうと近づいたら、色々勘違いだったと知ったと同時に
ペロリと食べられ、気付いたら婚姻紋を刻まれてたお話。
【サニア編】ドラゴンの末裔のサニア(処女)が、大型魔獣討伐の遠征に出向いた際、催淫効果でのっぴきならない状態に陥っているハンターと密室に閉じ込められて、穏便に処女を捨てようと奮闘したら婚姻紋を刻まれてたお話。(ちょっと違う)
【フセ編】ごく限られた人しか知らない素顔と素性と、誰にも言えない目的を抱えていたフセ。意固地になっていた彼女を時に見守り時にイジられる聖騎士団長が婚姻紋を刻むまでの過去話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-28 00:17:40
108546文字
会話率:29%
東院日織は103cmの爆乳と凄まじいプロポーションを持つお嬢様だ。あまりに発育が良いため、男の目線にうんざりする毎日を送っていたが、ある日汗っかきな中年サラリーマンとすれ違ったことで人生が変わる。
「鼻をつく嫌なにおいのはずだったのに……
お、おまんこが反応してますわ……♡」
ビクビクと反応する全身の疼きに負け、彼の素性を調べた日織は、性欲と恋愛感情を爆発させお下品すぎるアプローチを仕掛けていく……。
※Pixivリクエストで書かせていただきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-26 23:57:54
16571文字
会話率:38%
【KADOKAWA様 eロマンスロイヤル より書籍化決定。2024年6月28日(金)発売! コミカライズも進行中!】
実家が借金による財政難に陥っている事実を突きつけられ婚約破棄されたレジーナは、お金を稼ごうと夜の街に出る。そこで出会った人
物に大金と引き換えに提案されたのは、一週間限定で女に興味がないと有名な侯爵令息ノルベルトの夜の相手をすることだった。レジーナは素性を明かさないままノルベルトと関係を持ち、惹かれあっていく二人だが、やがて終わりがやってきて………。
男独占欲執着心強めです。若干無理矢理表現のところもあります。激甘です。甘々を詰め込んだだけのものです。お許しいただける方のみお通りください。
R18シーンは☆マーク付けます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 21:15:00
173906文字
会話率:52%
ティガールト王国は芸術全般が盛んな国だ。中でも舞台演劇は特に重視されており、三年に一度の「大演劇祭」で優勝することが、多数存在する劇団にとっての最高の誉れであった。
そんなティガールト王国では現在、別々の劇団に所属する二人の若き男性役者が人
気を二分していた。一人は素性が謎に包まれた中性的な美少年・アンドリュー。そしてもう一人は赤焱騎士団副団長だった侯爵令息・ライナスだ。
アンドリューが所属する劇団で裏方として働く男爵令嬢ジェシカに、ある日縁談が舞い込む。その相手はなんとライナス。花形役者かつ高位貴族の出身である彼から、下位貴族の娘であり他劇団に所属する自分にどうして!? と驚くが、それだけではなかった。
なぜなら、ジェシカの男装した姿こそがアンドリューなのだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-19 19:00:00
89554文字
会話率:35%
二十六歳の〝僕〟には副業がある。それは、ある人から指示されて既婚者と不貞行為をおこなうこと。
ほとんど素性も知らない相手と交わりながら、〝僕〟はいつもある人のことを考えている。
最終更新:2023-12-12 23:44:59
10422文字
会話率:35%
イジメのターゲットにされた事で俺の高校生活は悲劇のどん底に終わる……。しかし遠方への進学を機に忌まわしいイジメの過去を捨て去り新たな人生を歩み始めた! そんなある日、見覚えのない美少女が俺の部屋を訪ねてくる。素性を問うとイジメの主犯格の妹だ
と言う。途端に蘇る辛い日々の思い出。まさか次はその妹が俺をイジメに来たのか……?! 戦々恐々とするもその子の唇から「兄の代わりにイジメの償いをさせて下さい!」と思わぬ言葉が飛び出す。それから俺の部屋に住み込んで家事、炊事など健全な奉仕作業に勤しんでくれるのだが、愛くるしい顔と豊かに成長した体を眺めるうちにドス黒い願望が沸き上がり――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-23 18:10:32
17401文字
会話率:40%
人魚の先祖返りだと言われた少女。
その少女の鱗を煎じて飲めば、不治の病も治る。
そのうわさが広がるとこぞってわく大人たち。
そんな不遇な少女にも想った男がいたのだった。
男の素性とは…
裏社会で生きる男×不遇にも負けない少女
最終更新:2023-11-17 18:00:00
4270文字
会話率:25%
異世界某国。王都中央区の区堺地域に住む土建屋の人夫(作業員)ドゥーギンは、同僚で飲み仲間だった粗暴な男に恋をし続ける事にたえがたくなり14年勤めた職場から去る事に。
最後の夜、ドゥーギンは2年の恋に決着をつける。
ドゥーギン(27)
ボルドー色(焦げ茶)の髪にブロンズ色の瞳。
よく見るとそれなりに整った顔立ちをしているが、いつも無精ひげを残しているのと顔の半分まで隠れる髪もボサボサのままなので、女性からの声はほとんどかからない。
13の時にガレッド親方に拾われ、ずっと土木作業員をしてきた。
同性への恋に苦しみ、現在の職場からの退職を決意する。
飲み仲間の男(30)
カーマインレッドの髪にオリーブグリーンの瞳。素性は不明。(ただし人夫は総じてそういうものなので誰も気にしない)
ガレット社に来て2年半。常に無表情で目つきは冷たい。
粗暴で礼儀知らずだとして、同僚達からも距離を置かれていた。
いつものように完全見切り発車です!なんにもストーリー考えてません!
本作品は18禁注意は※印のみです。苦手な人はご注意あれ~
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-03 00:07:20
78813文字
会話率:27%
異世界某国。
陸軍本部監査課で主任を務めるコジモ・アロベリーニ(35)は、8年間素性を決して教えてくれない男と奇妙な関係を続けていた。
しかし8年目、コジモは男のあとをつけて、男に将来を誓い合う同性の恋人が居る事を知る。
コジモは男からのい
つもの手紙での誘いに返事を書き、関係を絶った。
そこで終わったとコジモも男も思っていた。
コジモ・アロベリーニ(35)
陸軍本部監査課主任。コートダジュール・ブルーの髪にアフリカン・ブラウンの瞳。
大戦1年後に行われたレンブラント・ペッツァー課長による前職員全員首切り(組織からの粛清)のあと監査課に入った、粛清後第一期職員の一人。
非常に真面目な性格で対人関係を築くのが苦手(実は監査課には多い)。顔はそこそこ男前だが本人が人見知りが強い為自覚していない。
元々は異性愛者。8年前に勇気を出して出会い系バーに入った所、目をつけたスミルノフに酒を飲まされ理性を失った状態で抱かれ、そのままズルズルと都合のいい関係を続けられた
スミルノフ(29・本名は違うが現在これがほぼ本名)
アルパイン・グリーンの髪にゴーディ・グリーンの瞳。
とにかく話術が上手い。相手から情報を引き出したり相手をうまく丸め込む事に非常に長けている。
8年前に偶然出会い系バーで知り合ったコジモを酒で理性を失わせてから抱いて、その後都合のいい飲み友達兼性処理相手に仕立て上げた。
基本的に性欲が強く性に奔放。男でも女でもいける。
年下の恋人メッテオと同棲できる日を10年間指折り数えていた。
注・本作も安定の見切り発車です!物語がどう進むのか作者も全然分かりません~
注・18禁描写が出てくるものと思われます。苦手な方はご注意ください(今回は※注意しません)
本作品は拙作『ランベルト課長のこんなはずじゃなかった日々』の派生ストーリーとなります。
また時系列的に『時計台前で会いましょう』直後となります。
また、一部は『小さな嘘と小さな家』内容と時系列が重なります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-29 12:59:59
78467文字
会話率:22%
リタは優しくて頼りになる婚約者、ファムのことを愛していた。愛する婚約者と穏やかに仲を深め、徐々に二人の結婚の準備が整っていく。だがファムは、リタの父親の悪事を暴くために遣わされた間諜だった。婚約者と家を同時に失うことになったリタは、心を凍て
つかせたままひっそりと生きて来た。そんな彼女の元には何年も、素性の知れない男がやってきていた。ある日その男から食事に誘われたリタ。それを機に、男とリタの距離は少しずつ深まっていく。だがリタは気が付いていた。その男が、かつてファムとしてリタの隣にいた男であることを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-24 19:00:00
17838文字
会話率:41%
主人公、西川達之は大学1年。田舎から上京して、仕送りはあるが、居酒屋のバイトをしていた。バイト先で出会った同い年の彼女、浅村ユズと恋仲になる。童貞だったが、経験もし、上手くいけば結婚もするのか、と平和ボケしながら、半年程付き合った冬、別
れを告げられる。理由を聞くと他に男が出来たとの事。確かに少し前から、服の趣味や態度も変わってきていたかもしれない。別れる寸前、ユズは達之に言い残す。
達之は平凡で、何の魅力もない。今のヒトはお金もあって、アッチの方も凄いから。
少し前のユズなら到底口にしない言葉を放ち、達之の前から去っていった。
親にも結婚するかもと、浮かれていた達之は失意したが、その後、復讐心が芽生える。
なれば平凡じゃない男になってやろうと。
達之は大学を1年休学した。親には内緒で。そして空いた時間でユズと、間男の素性を調べる。ユズは間男の愛人の一人で、間男には他に2人の愛人がいた。そして奥さんもいる。
そして決心する。
達之は、間男の奥さんを寝取り、同じ苦痛を味合わせようと。
そして頃合いをみて、奥さんに旦那が浮気している事を告げ、別れさせようと。
そうすれば慰謝料でユズにも痛い目を合わせられる。
脅迫や卑怯な手は使わない。実力で寝取る。
こうして始まる。達之の復讐と生まれ変わり。
現代日本を舞台にしたリアリティ重視のNTR特化の作品です。
長編を予定していますが、その分リアリティや心情を重視したいと思っております。ですので日常パートも丁寧に書くつもりではいます。特に寝取るまでの過程を重視します。
ネトラレが苦手な人。さくっと卑猥なシーンを楽しみたい人はご注意ください。
一話一話読みやすく短めに設定しております。
現在、毎日更新を目指しております。
卑猥なシーンがある章は、印をつけておきます。
本作は挿絵として、イラストを挿入している章があります。
AIによるイラストで、作品のイメージとして掲載しております。
作者は別の作品も書いております。
よかったらこちらも読んでいただけるとありがたいです。
https://novel18.syosetu.com/n1447hv/
作品にいいね、感想、ブックマークなどしていただけると作者の活力になります。
気が向いた時によろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-31 16:48:52
54595文字
会話率:13%
北方の侯爵令嬢エグランティーノは国の守護神である天馬と心を通わせることのできる「フェアリーダイヤの乙女」と呼ばれていた。エグランティーノは天馬に国の守護を祈る儀式のために儀礼に則り家の助けを借りずに旅に出るが、護身のために男装して国の英雄で
ある騎士「ヒルデの騎士」のフリをする。
しかし偶然出会った本物の「ヒルデの騎士」はなぜかエグランティーノに自分のフリをしたまま一緒に旅をしてほしいと言ってきた。
お互いの目的も素性も知らないまま旅を続ける二人は次第に惹かれ合うものの、徐々に儀式の時は近づいてきて⸺
(この作品はカクヨムにも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-20 19:28:49
2832文字
会話率:34%
連日極暑が続く中、システム部の鳴水凛子は徹夜作業を終え、暑い昼間に帰宅していた。家のすぐ近くの公園を通りかかると、木陰に脚を投げ出しもたれ掛かっている人間を見つけてしまう。寝覚めの悪さ防止と人命救助の意識で、素性も知らぬ男へ声をかけるが、救
急車は既に出払い済みで?! 悪態ながらもお人好しな主人公に、助けられたヒーローが恋に落ちる話です。ハッピーエンドです。ニュースで今日の最高気温を発表してるのを見て、思わず突っ込んで書きました。エロ重視で書いたのに終わりはほんわかです。どうぞ宜しくお願いします。 7/27日間総合一位になれました!読んでいただいた皆様のおかげです。ありがとうございました!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-25 14:48:50
14999文字
会話率:54%
魔法国家に生まれながらも国で唯一魔法の使えないシェリーティアは一人でこっそりと魔法の修行をしている時に出会った、名前も素性も知らない青年と恋に落ちた。
実は彼がこの国の王太子であること、隣国の王女と近々結婚することを知り、自ら身を引くもの
の、想いを捨てることができずに王女への嫉妬から魔力を暴走させて彼を殺してしまう。
そうして次に目が覚めた時、彼と出会う二か月前に時が巻き戻っていると気がつくのだった。
――今度こそ幸せになって欲しい。だからどうか、あなたを殺めた私を見つけないで下さい。
彼に憎まれていると思って今度こそ身を引こうとする伯爵令嬢と、彼女に避けられていると思って今度こそ捕まえたい王太子の、すれ違いの恋の話。
4月5日に本編が完結しました。
6月11日から後日談の公開を新しくはじめています(6月20日追記 3話目に大幅な書き足しをしました)
第30回フランス書院文庫官能大賞様にてe-ノワール部門賞を受賞しました。
2023年6月23日より電子書籍が配信されます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-22 22:00:00
150310文字
会話率:30%