【後日談SS追加しました】じれじれ、のち溺愛。記憶喪失の娘が騎士団長の無自覚な溺愛に包まれます!
魔獣討伐専門の美麗な騎士団長、ジークは火事跡で記憶をなくした娘、ティアナを保護した。無意識に記憶を閉じ込めてしまっている彼女は不思議な癒しの力
を持っていて……。
剣と魔法、魔獣や精獣が出てくるファンタジー世界での恋のお話です。
前半はすこしダークな雰囲気、後半はほのぼのしたりしんみりしたりします。
*小説家になろう、他サイトで全年齢版(別タイトル)として掲載していた物語を、改稿修正しながらこちらに連載しております。
*Rシーンには*をつけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-07 18:28:00
160646文字
会話率:50%
8歳前後~14歳前後の少女の羞恥心、特に性的羞恥心を好み栄養として育つ羞恥の木、そしてその木になる羞恥の実。
羞恥の実がなければ世界は恐ろしい怪物に蹂躙されてしまう。
天使たちは世界を守るため、今日も少女たちに羞恥を引き起こすのだった
。
大量に連載作品あるしどれも大して人気ないのに、また新作か。お前の頭にはエロい事しかないのか、とか言われそうですが、また新作です。連載作品のどれも放置してないから別にいいじゃないかと。
今回ももちろんChatGPTの力を借りての作品作りです。主に文章成型とモノローグがChatGPTのお仕事。
えー、まあ何か気づいたら殺人ノートみたいになってましたが、原点は星空を守っちゃう天使+書いた事が実現する夢みたいなノート+7次元先の人を操る技術。ただ、夢のノートじゃ無理だわとノートの設定色々いじったら殺人ノートと化した。ただノートはただのファクターだからノートの設定なんてどーでもいいんですよ。
この中だと7次元先の人を操る技術が一番知名度低いだろうか?夢ノートか、それとも?7次元先の人を操る技術は操る対象の自我を残したまま、自由に操る。操られている事を本人は全く意識出来ない。通常ありえない行動をとっても、その行動に対して都合よく自分の中では無理なく思考が成立する。「火事だ、早く消火しないと」と思っても、操る側が「火炎放射器をぶっ放した」などと設定すると、操られた対象は何の疑問もなく「炎を消すために火炎放射する」という思考と行動が一致しない意味不明な事を平気で行ってしまう。ここまで極端でないなら、無理のない範囲でその行動に対して自分の中で設定を作り上げる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-16 00:24:22
78679文字
会話率:31%
纐纈 みこは、神の生贄に選ばれた醜女だった。
というのも、幼い頃に社の火事で逃げ遅れていた仔猫を助け、顔に火傷をおってしまった。
みこの両親はプライドが高く、火傷をおって自身を傷物にしてしまったみこが許せなかった。
そこから虐待や村の
人々からの酷い仕打ちの数々により、急激なストレスで声を出せなくなってしまった。
生贄になるために森に行っていたら、一人の青年と出会う。
それがーー龍神とみこの出会いだった。
※和風ファンタジーとなっています。
R18の描写は不慣れな点が多く、温かい目で見てくださると嬉しいです。
※この作品はSNSの企画で書きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 22:55:38
14599文字
会話率:29%
2月17日よりKADOKAWA「Pomme Comics」様にてコミカライズ連載スタートに伴い、原作として加筆修正したものを改めて投稿致します。
自宅のすぐ近くのアパートで起きた火事を見物に行った相原青花(せいか)は、その被災者の1人であ
る高校の元クラスメート佐々木が行くところがないことを見かねてウチに来いと誘った。居候の対価に家事を押し付けるが、佐々木はとても有能な家政夫として働いてくれる。恋愛感情など抜きの関係だと思っていたのだが、それでもゆっくり育まれていく自身の気持ちの変化に表に出さないまま戸惑う青花。
飄々とした変わり者のBL漫画家と一流企業から都落ちした調理師の同級生の、いつの間にかな恋。
全10話。毎日18時更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-21 18:00:00
73212文字
会話率:56%
自宅のすぐ近くのアパートで起きた火事を見物に行った相原青花(せいか)は、その被災者の1人の男性が高校の元クラスメート佐々木で、行くところがないことを見かねてウチに来いと誘った。居候の対価に家事を押し付けるが、佐々木はとても有能な家政夫として
働いてくれる。だが、それから半年ほど経ったある日、青花が元同級生の友人と呑みに行ってから事態が変わった。
飄々とした変わり者のBL漫画家と一流企業から都落ちした調理師の同級生の、いつの間にかな恋。
3/4、おまけ話を更新しました。
コミカライズ企画をいただきました。ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-04 18:00:00
39411文字
会話率:49%
連日の残業を終え、へろへろの体をどうにか動かし、帰宅の道を辿る夕莉。とある段差にけつまずいて転び、顔を上げたら、目の前の光景は様変わりしていた。
火事真っ最中の誰かの家に唐突に異世界転移してしまった夕莉は、突然の状況に慌てながら、部屋の中に
佇んでいた男性、テオを助けて外に出る。火事が鎮火した頃、異世界に転移してしまったことに気付いた夕莉は、テオに対して「助けたから助けて欲しい」と、僅かな期間だけでも、家に泊まらせてもらい、異世界のことについて教えてもらうようになるが――。
異世界転移してしまって、元の世界に戻るための情報収集を兼ねてとりあえず生活の基盤を手に入れようとする夕莉と、ひとりぼっちになってしまったテオが、日常を通して少しずつ仲良くなっていくお話です。
Rシーンは多分後ろの方。テオは獣耳と尻尾つき猫系獣人です。
*ヒーローが最初のあたりは希死念慮凄いです。
*最終的にヒーローはヤンデレになります。
*Rシーンには題名の後に※をつけています。
*3/30 日間総合3位、4位、5位に各日入っていたようで、本当にとっても嬉しいです。皆様のおかげです。ありがとうございました。番外編についてもまた更新出来たらなと思います。重ね重ねとなりますが、お付き合い頂き誠にありがとうございました。
*4/12 本編は完結しましたが、番外編更新のため、連載中に戻しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-25 22:14:44
180829文字
会話率:49%
両親を火事で失い、二人きりなった姉と弟。弟を助けて火傷を負った元ヤンの姉はその日から笑うことはなくなった。それから五年後、弟は密かに思いを寄せる姉の下着でオナニーをしているところを、彼女に見られてしまう。その姿を見た姉は顔色一つ変えずに「シ
ャワーを浴びてあたしの部屋に来な」そう言ったのだった。
元ヤンの姉に童貞を奪われた話の姉視点版です。弟視点版のSIDE Bから読むことをおすすめします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-05 13:00:00
3359文字
会話率:23%
両親を火事で失い、二人きりなった姉と弟。弟を助けて火傷を負った元ヤンの姉はその日から笑うことはなくなった。それから五年後、弟は密かに思いを寄せる姉の下着でオナニーをしているところを、彼女に見られてしまう。その姿を見た姉は顔色一つ変えずに「シ
ャワーを浴びてあたしの部屋に来な」そう言ったのだった。
元ヤンの姉に童貞を奪われた話の弟視点版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-05 13:00:00
2917文字
会話率:29%
睡眠不足にはご注意をーー。仕事が激務で寝不足が続き、病みまくっている渚のアパートに、火事で焼け出された兄の友人の愛斗が転がり込んできた。ある日、渚が自暴自棄になり「私なんていらない」と言うと、愛斗はこう言い放ったのだった。「じゃあ、俺にちょ
うだい!!!」/渚は前半は病んでいますが、後半は回復します/ほぼ渚視点ですが、最後愛斗視点あります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-12 00:00:00
15736文字
会話率:53%
◆中華風オメガバース異世界
◆若干グロ表現ありのため濡れ場なしですが18禁にしています
◆クトゥルー神話要素あり
◆変人元医者アルファ×新米役人オメガ
元は岐(き)を国号とする大帝国が支配していたが,現在は群雄割拠の戦国時代。
有力
勢力の一つ,華氏の入り婿となり,同時に兵部卿(軍務大臣)に任じられ、異例の出世を遂げた共琅玕(きょう ろうかん、アルファ・攻)は、男オメガの新米役人、顔に酷い瘢痕のある紫翠(しすい・受)と運命の番として出会い、強引に彼を妾に迎える。
琅玕の別邸につとめる奉公人、オメガの王仁礼(おう にれい)が火事で焼け落ちた安宿で焼死体で発見されるが、紆余曲折を経てこの王仁礼が、岐の皇族・尖晶王家の落とし胤であることが判明。国力の衰退した岐は、皇族のオメガと有力勢力の者とを政略結婚させて同盟を結び、起死回生を図ろうとしている。
王仁礼は生存の可能性もあり、もし生きていれば彼が未来の皇帝の地位につくかもしれない。オメガ皇帝の婿候補には琅玕の名があがっていたが…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-09 20:00:00
191653文字
会話率:45%
かつては女神の愛し子であった聖女は、女神の人とのかかわり方の方針で現在はもういないと言われている。教会の信徒や寄付金を募るための「形だけ聖女」として教会に所属するエルヴィは、奉仕活動には真面目に参加するものの女神への信仰心に乏しい少女だ。そ
んな彼女に対して、信心深い信者である神官のマティアスはいつも厳しい。けれどもエルヴィのその女神に対する態度にはとある理由があった。そんな、秘密を抱えた形だけ聖女のエルヴィと、神官マティアスのお話です。※火事の描写があります※ゆるゆると読んでいただけるとありがたいです。※タイトル少し変更してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-12 22:39:41
21129文字
会話率:55%
別小説『【R18】異世界でセカンドライフ~俺様エルフに拾われました~』(略して俺様エルフ)
の中に出てきた、悲しい別れをしてしまったセイルとリナリアさんのお話。
最終的にハッピーエンドを迎えるIFの世界なので、共通の人物や縁のある人物は出
てきますが単体でも読めると思います。
セイルが幸せになる話をどうしても書きたくて生まれお話です←
※※※※※※※※
松崎莉奈。社畜のOL25歳。
どハマりしていた乙女ゲームで、一目惚れした大好きな隠しキャラルートをクリアする直前に寝落ちしてしまい、起きたら家が火事ですでに逃げ場がない状態だった。
大好きな彼とのエンディングを迎えられなかったことだけが心残りだった莉奈は、ふと目が覚めると直前までプレイしていた乙女ゲームのヒロインに転生していた。
幼少期の記憶があり生活を続けるのに困らなかった莉奈は、エンディングを迎えられなかった隠しキャラ攻略ルートを今度こそ目指そうと一途に頑張りますが、なんかいろいろゲームと違う?!
ゲームになかった設定やキャラの登場で、自分が知っている物語からどんどんかけ離れていくのに、本編通りに進むこともあったりなかったり・・・。
これで本当に大好きなあの人とハッピーエンドを迎えられるのか?!
・・・と思ってたらとあるお仕事中にまさかの初体験??
前向きで一直線で体当たりなヒロインが、周りに翻弄されながらも楽しく一生懸命ツッコみながら頑張りるお話です。
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※後半になりますが、R-18要素のある話には「*」がついています。
ご注意ください。
※アルファポリスに掲載している完結した本編を、加筆修正しながら順次更新しています。
完結まで更新したら【本編完結】とタイトルにも追記予定。
※今後、番外編やアフターストーリーが不定期に更新する予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-17 07:00:00
113868文字
会話率:48%
浜本流羽は、突然恋人に別れを告げられる。というよりも、浮気現場をバッチリ見てしまったのだ。
彼は流羽よりも可愛い恋人を作り、流羽に別れを告げるとそのままどこかに行ってしまった。
残された流羽は、失恋の傷を癒すために一夜限りの相手を
探すことにした。
その日――桜田陸矢に出逢った。少し話をして、彼と共にホテルに向かい、一夜限りの相手をしてもらう。今までの相手とはまったく違う触れ方に流羽は戸惑ったが、『大切にされている』ような錯覚に酔いしれた。
一夜限りということで、もう二度と会うことはないと思っていた。しかし、不幸は重なるもので住んでいたところに行くと火事で起こり全焼していた。住む場所を失った流羽はショックを隠せずに職場に向かおうとするが、店長から電話が来て自身がクビになったことを告げられる。
家と職を失った流羽は公園でぼんやりとしているところを、陸矢に見つかり、話を聞いてもらう。
そして――なぜか、彼の家で『家政夫』として雇われることになった。
※アルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-28 00:00:00
108964文字
会話率:51%
ルイスとオリヴァーは孤児院で育った。
必ずここから抜け出してやる。トイレの個室、夜の客間。尊厳を踏みにじられながら、ルイスは孤児院で、オリヴァーは養子先の名家でそれぞれに大人になった。
そして運命の夜、火事が起きる――
これはありふれた話
、よくある話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-27 22:19:35
4814文字
会話率:33%
苦学生2年目、毎日を講義やバイトで忙しくしていた美形の貧乏青年が、火事で焼け出されたことをきっかけに助けてくれた消防官と半同居生活を開始。人間不信な青年をあの手この手で甘やかすスパダリイケメンに恋に落ちる。たまにすったもんだの現代風BL。お
とぎ話のような魔法も剣も無いけれど、二人が出会ってから始まる一夏の恋の話。
地雷描写、流血表現あります。基本ほのぼの系ですが、シリアス、暴力表現は割とエグ目。お付き合いいただければ幸いです。夏夜企画参加中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-14 00:00:00
266996文字
会話率:35%
意志薄弱、お茶の出涸らしのように、身も心も薄い僕は、火事をきっかけに、異世界へ転生?転移?する。
しかし、それは、仕組まれたものだと知り……
前前世の自分の罪を知った僕は、懺悔の旅へ。
最終更新:2022-06-13 20:17:15
6397文字
会話率:15%
彼女こと、佐倉柚菜が16歳のときに自宅マンションが火事になり、柚菜の両親が亡くなった。
離れて暮らしていた兄がいると聞き、札幌へ。
マンションを借りるが、ほかの人が住んでいた。
お金もなく仕事もない、さらに暮らす部屋はここしかないとなり、同
居を提案する。
最初は気にくわない表情をするも、受け入れてくれることとなった。
しかしそれには“条件”がついていて・・・・・
ちょっと過激なバタバタ恋愛物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-06 21:37:51
2871文字
会話率:46%
季節は冬、来たる冬眠に向けてせっせと準備していたリス獣人のリック。いざ明日から冬眠休暇……という日の夜、運悪く、住処であるアパートが火事になってしまう。家も、買い込んでいた木の実もふかふかの毛布もクッションも、何もかも失ってしまったリック。
悲しみに暮れる彼を見かねて、ある親切な消防士が声をかけてくれた。「明日から冬眠休暇に入る同僚がいる」と……。大型熊獣人×小型リス獣人の冬眠BL。
【2021年6月29日 幻冬舎コミックス様より書籍発売予定】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-23 11:03:00
101975文字
会話率:41%
あの心療内科放火事件の真髄に迫る心理的サスペンス
過去の強烈なトラウマ、踠き苦しむ現実、途方もなく暗い未来、こんな境遇に居る人に何をどう伝え励ますことができるだろうか。できるはずがない。何もできない。
止まない雨はない。明けない夜は
ない。そして、日はまた登る…
こんな無責任な事、決して言えない。
せめて、死神に曙光が射すまで、耐え抜けと…
重度の鬱病に苦しむ1人の男が暗闇に嘆き、そして絶望する日々をダイレクトに綴る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-13 16:22:54
131286文字
会話率:12%
大阪ミナミ。クラブの人気スタッフのリュウは華やかな外見と裏腹に弟を大学にやり、自分は税理士を目指している真面目な男。ある日、コーヒーを飲もうと立ち寄った店でしつこい客に絡まれている店員のもと子を助けに入ったところ、客が暴れてけが人が出てし
まう。責任を取らされバイトを首になったもと子は天涯孤独な看護学校生。内気なもと子は次のバイトが決まらず生活に困る。同じような境遇のもと子を妹のように思うリュウの奔走によりリュウの知人の店でもと子のバイトが決まるが、もと子を狙う男が現れる。リュウはもと子を守り切れるのか?
さらに頼れる身内のいないもと子は国家試験間近に寮が火事になり、住むところが無くなる。その上、もと子に恨みを持つ伯父がもと子にたかろうと罠を仕掛けてくる。次々とピンチに見舞われながら、ようやくリュウの彼女になれたもと子はリュウの大ファンである同僚から激しく妬まれる。リュウともと子を別れさせようする同僚の画策に今生の別れとなってしまうのか。
この作品はカクヨムにて投稿した「リュウさんと私」をベースに修正し、魔法のiらんどに「君はいもうと」として投稿したものをさらに修正した作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-18 21:25:39
221732文字
会話率:52%
エレンティナは、貴族の娘でありながら、16歳でデビューが一般的と言われている社交界へ、18歳でデビューすることになった。
16歳の時は、幼い頃からの婚約者に「控えるように」言われ、17歳の時は、シーズン直前に、その婚約者が死亡したため、
家族の死去と同じく一年間の喪に服していたからだった。
社交界入りは、同時に、幼い頃から秘かに愛していた、婚約者の弟であるジークフリードとの再会を意味していた。
郷土から王都へ出てきたエレンティナは、火事騒ぎのせいで、王都にある父の邸宅に住むことができず、手を差し伸べてくれた、亡き婚約者の両親の住むタウンハウスに滞在を許される。そこで、あんなにも再会を夢見ていたジークフリードに出会うのだが、彼のエレンティナを見る目が冷たい。
幼い頃から隠し持っていた恋心と、エレンティナに冷たいジークフリード。そして初めての社交界。その社交界に属する若い男性たちの中で、エレンティナは、思いもしない「噂の的」になっていた。
すべては、亡き婚約者の些細な自慢での作り話が、独り歩きし、大袈裟に広まっていたからだった。
田舎育ちの内気な娘であるエレンティナが、王都に住む若い貴族たちから「男が夢に見るような娼婦」と憧れられ、誘いをかけられる。それをジークフリードが助けてくれた。
そんなエレンティナに、新たな手合いが現れる。
エレンティナが、幼い頃から秘めてきた初恋を、恋しい相手に届ける前に、彼女を陥れようとする人物が現れたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-11 22:00:00
143984文字
会話率:39%
【pixivより転載】
新作「狗卒塔婆村奇譚」の連載を始めたばかりですが、こちらはその合間に気分転換のつもりで気軽に書いていた短編です。
4万3千字のそこそこ短編、既に最後まで書き終えていますので、堂々の【完結保証】です!(おお~っ
!)
今回は私の大好きな江戸時代が舞台です。
式亭三馬の戯作「浮世床」でも有名な「髪結い床」・・・つまり今で言う「床屋さん」が舞台の歴史エロ小説です。
髪結いには店舗を構える「内床」「出床」、得意先を回る出張理髪サービスの「廻り髪結い」の二種類がありましたが、店舗は町内に一、ニ件とその数も制限されていたので、髪結いは意外と儲かる職業だったようです。
江戸時代の男性の標準的な髪型は、いわゆる「チョンマゲ」だったので、庶民にとっても床屋さんは無くてはならない商売だったのです。
そのため、これも必需施設の湯屋(銭湯)とともに、庶民の社交場、娯楽施設のような側面もありました。
どういう理由かは判りませんが、髪結いの人達には火事の時、お上からのお触れ等を掲示する「高札」(こうさつ)を守る任務があったというのも面白いです。
例によってエロが書きたいだけの「なんちゃって歴史小説」なので、細かい部分の誤りは「いいんだよ、細けぇことは!」の松田さん精神でお願いいたします。
なお、髪結いの弟子の少年達が、まずは焙烙(素焼きの鍋)の裏で、少し上達すると自分の脛で「剃り」の練習をしたというのは本当です、そこから先は大嘘です(笑)
今回のテーマは例によって「少年と熟女」「公認NTR」「剃毛」です!(また激しくニッチなものを・・・)
【登場人物】
●清六(34歳)
江戸は目貫町一丁目、髪結い床「床六」の主人。
真面目で明るい性格の愛妻家だがちょっと変わった趣味がある。
●お元(30歳)
清六の妻、やや遅い結婚だったため、まだ子供に恵まれていない。
色白丸顔のぽっちゃり美人で、とても大年増には見えないと近所でも評判。
●政吉(◯◯歳)
貧しい彫金師の五男に生まれ、十歳の時に「床六」に弟子として入門した。
生来手先が器用な性分で、親方が驚くほど髪結いの技術の上達が早く、清六夫婦はもし自分達に子供が出来なければ、彼を店の跡継ぎにしようと考えている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-09 20:25:18
50454文字
会話率:38%