とある歌い手のことを心から愛してしまっている少女と、心酔する少女の純粋さを逆手に取った歌い手のお話。
最終更新:2018-08-25 00:22:07
10785文字
会話率:31%
親の借金の担保として幼少の頃に売られてから、最低賃金以下で働かせられているララ。理不尽な境遇にも関わらず雑草魂で強く明るく生きている。そんな彼女は『傷物の歌姫』という愛称で呼ばれる歌い手だ。
常連客で賑わう店でいつものようにステージで歌って
いたある夜、帝国騎士団が突如訪れた。
騎士団長はララを席に呼び、ある依頼をした。
それをきっかけに騎士団長はララを気にし始めるが、ララはそんな事とは露知らず逞しく一人で生きていこうと決意する。
後々社交界デビューする事になるが雑草はやはり雑草で……。
強く逞しく明るく生きる女に惹かれていく騎士団長と、自由気ままに歌で生計を立てる傷物の行き遅れ女の話。
エロいのは後半。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-17 11:27:13
52201文字
会話率:47%
邪竜の眷属に夫を殺され、自身も視力を失ってしまったユニスは、その邪竜討伐の際呪いを受け、氷の城でひとり死を待っている当代の勇者クァンタンの無聊を慰めるため、遣わされた。
クァンタンにかけられたのは、止めようのない竜化の呪い。いずれ発狂し
、自分を殺すだろうという彼に、ユニスは毎夜歌を贈る。
徐々に変わっていくクァンタンと、彼に寄り添う歌い手ユニスのお話。
※メリバ寄りのバッドエンドです。呪いがとけたりはしません。本人たちはそこそこ納得して幸せです。
合意ありで男性器に痛いことします(されてる本人は気持ちいい)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-01 20:00:00
30927文字
会話率:40%
「私もキ〇ナア〇ちゃんやミ〇イア〇リちゃんみたいなバーチャルY〇uTu〇erになりたい!」
全く売れない地下アイドルの蒼井愛華(あおいまなか)は、素人『キャス主』や『歌い手』、『コスプレイヤー』などのジャンルの人たちがアイドルの自分より人
気もあり、フォロワー数も段違いに多い現状に焦りを感じていた。
何かアイドルとして違うこともやらなければ、と悩んでいた時、愛華は『バーチャルY〇uTu〇er』の存在を知ることに。
「すごい人気・・・! 楽しそうだし、私もやってみたい!」
目を輝かせながら、彼女はバーチャルY〇uTu〇erに憧れ、SNSや知り合いの地下アイドル運営陣に協力をお願いし、晴れて初の生配信が決定!
「私みたいな可愛いアイドルが素顔を隠して配信するって、なんか絶対話題になりそうじゃん♪―――なんちゃって」
機材知識ゼロ、軽はずみで周りの大人たちに頼って早速リアルタイム配信を開始!
モーションキャプチャを使って簡単なエクササイズに挑戦するはずが・・・?
ノクターンノベルズに投稿を開始して1か月になりました☆(パチパチパチ~
1か月記念の読み切り投稿です。これからもよろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-19 11:22:46
16204文字
会話率:41%
ある時から、男は家と、樹木に守られた世界から出られなくなった。
忌まわしい過去の悪夢にうなされ、糞尿と吐瀉物にまみれてのたうち回っていた。たったひとり、世話を焼きに訪れる医者を除いて、会いにくる者もいなかった。
「なあ、先生。先生は何で
俺を見捨てねえんだ?」
「どうして、何で俺を楽にしてくれねえんだよ」
「死なせねえよう上手く出来てんのは外の世界だけでじゅうぶんだ。きったねえ姿晒して生きさせられるのはもう、うんざりなんだよ!」
目覚めるたびに、医者の胸で泣き叫んでいた男の元に。
美しい歌い手が雨上がりの虹を渡って会いにきたのは、ある黄昏時のことだった。
その歌い手は、目の前で焼き殺されたきょうだいによく似ていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-23 20:11:14
96076文字
会話率:32%
長年友人として過ごしてきた政樹(まさき)と一成(かずなり)。高校を卒業するまで、互いの短所を補うようにして生活してきた。だがその結果、彼らの心の距離は異常と思えるほど縮まってしまった。
青年二人の青春と葛藤を描いた甘めなボーイズラブ小説。
最終更新:2016-04-17 00:41:18
71219文字
会話率:78%