「男だってタピりてぇんだよ!」
SNS映えするタピオカドリンクの店に行きたい非モテのカリスマ。だけど女の子の集団に、むさ苦しい男一人は恥ずかしい……ならば皆で行こうじゃないかと、多種多様な「男」たちが勃ち上がるのだった。そして彼らはイベン
ト「タピオカNIGHT」を企画する。するとイベント当日、非モテのカリスマの前に三十路手前の処女が現れて……!?
専門店でハプニングバーで、いざタピらん! タピオカとジェンダー、知る人ぞ知るセクシュアリティを強引に結びつけた意欲(?)作。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-08 20:00:00
33341文字
会話率:48%
LGBT/セクシャルマイノリティーの祭典「プライドパレード」に参加した主人公。FTMトランスジェンダー(女→男)である彼は、自身や家族、パレードに対して複雑な思いを抱えていた。
そんな彼が出会った太陽と月のように美しい二人組、連れて行かれ
たのはなんとハプニングバー。そこで行われるイベント「レ淫棒NIGHT」とは……!?
プライドパレードとハプニングバー、昼と夜にかかる虹。マッチョも爆乳も爆尻もあるよ!
(掲載サイト:小説家になろう、fujossy)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-06 20:00:00
22025文字
会話率:41%
ある時から、男は家と、樹木に守られた世界から出られなくなった。
忌まわしい過去の悪夢にうなされ、糞尿と吐瀉物にまみれてのたうち回っていた。たったひとり、世話を焼きに訪れる医者を除いて、会いにくる者もいなかった。
「なあ、先生。先生は何で
俺を見捨てねえんだ?」
「どうして、何で俺を楽にしてくれねえんだよ」
「死なせねえよう上手く出来てんのは外の世界だけでじゅうぶんだ。きったねえ姿晒して生きさせられるのはもう、うんざりなんだよ!」
目覚めるたびに、医者の胸で泣き叫んでいた男の元に。
美しい歌い手が雨上がりの虹を渡って会いにきたのは、ある黄昏時のことだった。
その歌い手は、目の前で焼き殺されたきょうだいによく似ていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-23 20:11:14
96076文字
会話率:32%