皇帝および第二皇子に仕える宮中守備隊隊長の絽峰は、第二皇子・天弦を幼い頃から弟のように可愛がって育てた。
天弦が成人を迎えるにあたり、皇子の後宮に寵姫どころか妃候補すらいないというのは体面が悪いからと、男で見目良くもない絽峰がなぜか「妃候補
」として連れ込まれてしまう。
かわいい弟分の頼みということで一月だけ寵姫のふりをすることを了承した絽峰は、なぜか天弦と「初夜」をすることになってしまい───。
泣き虫第二皇子 × 年上筋肉守備隊長
「2020男子後宮BL」企画への参加作品 アルファポリスにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-06 18:00:00
12152文字
会話率:33%
平安の女装家男子たちの♂×♂恋愛事情
前編は東宮×近衛府少将、後編は元中納言×荘園領主の二本立てとなっています。
#女装男子 #身分違いの恋 #NTR #ツンデレ
(この作品は『fujossy』さん https://fujossy.jp
/books/15920 にも掲載しています)
<前編>
近衛府少将の九重緋立(ここのえ あけたつ)は、冷たい美貌とそっけない態度から宮中の女官たちに『凍る君』とあだ名されている。
秘密にしていた『妹姫』の噂が東宮の耳に入ることになり、宮中への出仕を勧められるのだが、実は妹の龍田姫とは緋立が自宅で女装した姿のことであり――。
<後編>
失踪した近衛府少将を探して、元中納言の藤原玄馬は吉野の地に来ていた。
玄馬は垣根越しに天女のように美しい姫君に出会うのだが、実はその姫君は大層偉そうな男で――。
(読みやすい行間を試行錯誤中なので、ちょこちょこ修正すると思います。すみません)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-15 00:00:00
71672文字
会話率:18%
くすぐり処刑本編の最後の場面から一年後、女王の暴政に堪えかねた民たちと、現状を憂いていた貴族たちが一斉に蜂起した。それと同時に王国の隣に接する帝国(大国)が、貴族たちを支援することを表明する。そして、あっという間に女王は捕らえられ虜囚の身
となる。
それからは、今回蜂起した貴族たちの中心人物であり王族の血を受け継いでいる人物が新たな王となり、徐々に国政を安定させていくことになる。
王女の暴政に手を貸していた貴族たちは、その罪に応じて罰を与えられた。領地を没収された者もいれば、処刑をされた者もいた。そして、罪の追及は貴族の令嬢にも及んだ。
王女の寝室から、ある一体の石像が発見されたのだ。帝国の宮廷魔導士が調査したところ、何とそれは生きた男性だということが判明した。そして、王国より遥かに魔法研究が進んでいる帝国の魔法により衝撃の事実が判明する。
帝国の魔法には「その場で起こったことを数年前まで遡って見ることが出来る」というものがあった。この魔法を使用することにより、その男性は、くすぐられながらの射精を強いられていたことが分かったのだ。さらに王宮中で魔法を使用すると、貴族の令嬢たちもこれに加担していたことが判明した。
最終的に、この男性が国を憂いて王女に進言しようとしたところを婚約者に裏切られ、令嬢たちにも馬鹿にされながら、卑劣な方法により石化させられたというのが明らかになり、それが明らかになった時、あまりの残酷さに国中の貴族と民の怒りが爆発した。
そして捕らえられる令嬢たち…。令嬢たちにも罰が与えられることになる。ただし、他の貴族たちと同じように、罪に相応する罰が与えられることになった。
令嬢たちは、どうなるのだろうか?
この物語は、そんな令嬢や王女たちの、その後を描いた物語である。
今回は、そんな令嬢たちのお話……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-13 23:20:35
19234文字
会話率:37%
水月は万の神々の中でも最も美しく、当代随一の剣豪と持て囃された闘神だった。しかし、その美しさが災いし、主上のお気に入りとして宮中に留め置かれることになった。
戦神でありながら戦うことを許されぬこと二年。ある日、水月はついに我慢の限界に達す
る。
主上を半ば脅迫した水月は、自分を連れていけと言い募る、同じく戦神の少年、咲桜と共に都を後にした。
嬉々として戦場に舞い戻った水月は咲桜と共にいるうちに、向こう見ずな幼い戦神に恋をする。
色々拗らせた二人の凸凹コンビが自分の居場所を探す恋と戦いの話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-25 07:11:31
34561文字
会話率:46%
長く続いた三国間の戦争が終わり、平和が訪れた。戦後二年が経ち、宮中の関心事は大きく転換する――すなわち、結婚である。戦争を終わらせた三国の当代王は、全員が独身であった。今日も各国の宮内庁長官が君主に向かって叫ぶ。
「陛下、結婚をおおおおお
!」
①王様(29歳)×従者(19歳)=年の差っぽくない普通のBL
②王様(42歳)×琴弾(22歳)=おっさまと青年のBL
③回想なので→王子様(16歳)×従者兼護衛(22歳)=若者主従の背徳感満載BL
※ことごとく男同士です。苦手な方はご注意ください。
※こちら単体でお楽しみいただけますが、一応事前談あります→https://ncode.syosetu.com/n8420fd/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-24 01:53:58
22144文字
会話率:57%
色を持たないそのよは、小さな頃から虐げられて生きてきた。どうして自分には色が無いのだろう……。生きる希望を見いだせないまま従妹姫の侍女として過ごしていたある日、そよのは宮中で行われる宴に参加していた従妹姫に忘れ物を届けに行くことに。そこで彼
女は、運命の出会いをする――――。
健気に頑張る女の子と、恋を知らない青年が恋を知り、彼女を溺愛するお話。和風恋愛ファンタジーです。18禁シーンは物語中盤からになる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-29 16:00:00
13589文字
会話率:38%
ルーネはローゼルエルデ王国の男爵家の次男。田舎の男爵領でのんびりと暮らしていた。
ある日、ローゼルエルデ王国のアーリア姫殿下の『お世話係』の姫君を集めることになり、ルーネは兄アーサーの頼みを断り切れず、女装して宮中に赴いた。
大勢いる華やか
な姫君の中でやり過ごせると安心していたルーネだったが、アーリア姫殿下にしがみつかれ、アーリア姫殿下の兄デューク国王陛下代理の言葉には逆らえず、次期女王になるアーリア姫殿下の部屋付きお世話係に任命されてしまった。
ローゼルエルデ王国の最高峰にいながら、孤独な兄妹。デューク国王陛下代理とアーリア姫殿下を支える女装の令嬢ルーネと、デューク国王陛下代理との恋の行方と絡めたローゼルエルデ王国物語。
注記
ローゼルエルデ王国に出てくる昔話『アルカディア王国物語』は、紀前アルカディア王国滅亡後、ガリアの姫君レティーシアと、アルカディアの皇子オリヴェールが苦心して建国した際に、詩人リーリアムの詩吟(バラッド)を元に書き起こさせた物語である。国内外で読まれ、愛されるこの話は、大人子どもに浸透していた。
ちなみに、東洋の『小説家になろう』では、『破滅の剣と黄金の獅子』として掲載され、仮想軍記物として取り扱われている。
★基本的にはルーネ視点の『僕』一人称でストーリーは展開します。外伝では、三人称になることがありますが、文中文内で一人称と三人称が混ざり込むことはありません。
また、エロには※をサブタイトル見出しに入れますので、ご注意ご高覧を★
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-06 08:16:37
253973文字
会話率:38%
ロッテは魔法が使えない落ちこぼれの魔女見習いだ。ものぐさな師匠の代わりにフィオラント王国の人々を疫病から救うため王宮に招かれたものの、王子付きの騎士ゲオルグと占星術師ディアナに疑惑の目を向けられて宮中で孤立してしまった。思い余ったロッテは王
子を味方につけるため魔女の媚薬を調薬するが、あろうことかその媚薬をゲオルグに飲まれてしまって……
※世間知らずな魔女見習いと不器用な騎士の不仲な関係からはじまるじれじれ恋愛。
※2018.07.31 本編完結
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-30 00:09:05
193693文字
会話率:36%
ちいさな国の望まれない王女として生まれたリリゼット。
母も亡くし王宮中から虐げられる辛い日々の中で、大国と名高い隣国への外遊に連れ出されることになった彼女は、そこで誘拐事件に巻き込まれてしまう。
そこで出会った運命と、捧げた心。
そして誓
った約束は、――――果たされることはなかった。
すべてを諦めてしまったちいさな姫と、そんな彼女を守りたかった不器用な王の話。
※R18は番外編にて。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-07 22:00:00
63842文字
会話率:36%
はぐれ鬼や異形のはびこる世界で、宗家筋の司凉を生かすため、愛依(うい)と呼ばれる贄(にえ)に生まれついた翔士。
ところが、病弱に生まれ落ちてしまい、司凉に生気を上げるどころか、反対に司凉から祝血(はふりち)をもらって、ようやく命をつなぐ始
末。
甘えたの愛依が、祝主(はふりぬし)の司凉の役に立とうとして、頑張るお話。
間違えて、二話まで、ムーンライトノベルズの方に投稿してしまいました。
「小説家になろう」の方で、「贄だけれども、役に立っていません」の作品名で、投稿を始めました。
内容も若干、手直しをしています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-07 01:35:42
12413文字
会話率:39%
災悪に乱れる奏国。
これを収めるために祈祷を行うが、この時に目覚めさせてしまった“混沌”により百八の魔星が世に放たれる。
国はさらに混迷し、民は生きる場を奪われていく。
不思議な少女によって異世界“幻想郷”より八雲紫が呼び寄せられ、
博麗の巫女と共に世を正すために立ち上がる。
魔星を宿した百八の好女漢達は、梁山湖の畔り“幻想郷”に集い、四姦と呼ばれる宮中の奸臣達との激闘を繰り広げる。
幻想郷、宮中に巣食う邪悪、対立する勢力、邪教、異民族。様々な勢力が奏国を含む幻夢郷で覇を唱える。
それらを見つめて笑う“混沌”。
世に泰平は訪れるのか、それとも戦いの果てに待つのは破局か。今、幻想の扉が開かれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-10 16:54:36
332948文字
会話率:61%
泣く子も黙る猛将・呂布。
その夜は酷く荒れていた。
昼間、宮中で主君である董卓から言われもない罵倒を受けていたからだ。
中庭で酒を煽っていると、声をかけてきた者がいた。
それは董卓の寵姫であり、恋い焦がれてやまぬ貂蝉だった。
七夕の夜に一
夜限りの逢瀬を楽しもうとする呂布。
果たして、今宵の空はその願いを叶えてくれるのか?
雛宮みこさまに捧げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-07 07:00:00
2068文字
会話率:38%
15歳になったある日、父に呼び出されると我が勢力に、妙齢の女性がいない為、後宮に入るようにと言われる…。 そして、後宮に上がり一週間くらい経った頃に、後宮中の移動を制限される…
短編で投稿した「届かぬ想い」と「気づかぬ想い」の作品を纏めま
した。《番外編》として少し書こうと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-29 22:19:34
30633文字
会話率:66%
宮中で薬師として働くリシュカは、近衛師団所属のヴィスロンドに4年越しの片想い中。身分違いの行き止まりの恋だとは初めからわかっていたが、ヴィスロンドに見合いの話があると聞いたことで、リシュカは自分の片想いに決着をつける決意を固める。ヴィスロ
ンドが遠征訓練に出かける当日、彼を庭園に呼び出したリシュカは思う。これでもう、おしまいにしよう。だから、たったひとつだけ、ちいさな秘密を私にください。……と、思ったのに。――息抜き遅々更新。それほど長くないが年齢指定は最後の方。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-29 02:36:47
1671文字
会話率:26%