災悪に乱れる奏国。
これを収めるために祈祷を行うが、この時に目覚めさせてしまった“混沌”により百八の魔星が世に放たれる。
国はさらに混迷し、民は生きる場を奪われていく。
不思議な少女によって異世界“幻想郷”より八雲紫が呼び寄せられ、
博麗の巫女と共に世を正すために立ち上がる。
魔星を宿した百八の好女漢達は、梁山湖の畔り“幻想郷”に集い、四姦と呼ばれる宮中の奸臣達との激闘を繰り広げる。
幻想郷、宮中に巣食う邪悪、対立する勢力、邪教、異民族。様々な勢力が奏国を含む幻夢郷で覇を唱える。
それらを見つめて笑う“混沌”。
世に泰平は訪れるのか、それとも戦いの果てに待つのは破局か。今、幻想の扉が開かれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-10 16:54:36
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会話率:61%