働く者たちの休憩場所になっている一軒の喫茶店が並んでいる、店主は男1人で切り盛りしている、成人したてのような若さで180センチはなさそうな身長に薄く筋肉がついている肉体、瞳と髪は珍しい組み合わせでどちらも黒、顔のパーツは小さいが目だけが大き
くタレ目な彼は人懐っこい笑みを浮かべながら隣人達とのほのぼのストーリー・・・不定期に物語を足します折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 10:11:13
7304文字
会話率:70%
流行りの異世界転生が叶ったと思ったらまさかの白豚でした____
白豚令息のセレンが立てた脱白豚ダイエット計画。ちょっぴりおやつ休憩もしながら、少しづつ痩せて本来の顔を取り戻していくセレンが、周りから溺愛されて気付いたら囲われているお話。
✳スローライフとか料理とか好きなものを詰め込みたい!
✳主人公総受
✳攻めは複数登場予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 23:38:14
15041文字
会話率:42%
【田島孝と彼女の弥生は大学2年生になりました】
ふたりは趣味の菜園をやっている。
菜園の隅には、コンテナハウス。休憩場所であり、ふたりの秘め事の秘密基地。
『受験勉強 ときどきエッチ』の番外編『海とすいかと白ビキニ』で脇役だったふたり
が主人公というスピンオフ版。
月に1回くらいの頻度で更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 20:10:00
88824文字
会話率:22%
「浸塩村には変わった祭りがある」
カノジョである弥生の異母兄・秀一の一言で、孝はその祭りに行こうという気になった。しかし平家の落人伝説のある浸塩村について調べるうちになぜかR18サイトで、源平合戦からその名がついたセックス体位「鵯越え」の
ことなど調べてしまう孝は予備知識無しでその祭りの見物に向かってしまう。
この小説は連載中の「家庭菜園の休憩小屋でニャンニャン(←死語だってば)」の主人公ふたりが連載から飛び出した短編です。
ちなみに「・・・ニャンニャン」自体、昨年の「Summer Night time2022」企画参加作品「海とすいかと白ビキニ」から派生したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-25 23:15:49
8976文字
会話率:23%
姉が正社員として働いているスーパーで、俺もバイトとしてはたらいている。俺には同じ職場のスーパーで年上のレジ係、由美がすきだった。ある日閉店後の夜のスーパー休憩室にいると、レジ係の制服を着た女子が休憩室に入ってくるので、俺はまさかそれは由美だ
と期待したが、それは姉だったので少し俺はがっかりしてしまう。
その姉は俺が年上の由美の事を好きで、俺が由美に告白しようと考えている事を知ると、姉が由美の身代わりとして告白を姉と一緒に練習することになった。
そして姉と、俺が由美に告白するための練習を終わった後に、俺は気づかされる。俺は年上の由美を心から好きになったのではなく、姉が俺の年上なので俺は年上が好きになったんだと分かった。
俺は姉を自分のものにするため、姉とのセックスを成就させるために様々な手を駆使したのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-23 20:30:53
13735文字
会話率:68%
営業の三崎は新規プロジェクトで納期に追われていた。同じプロジェクトに参加するシステム部の主任倉澤は、そんな三崎をフォローをしてくれるばかりか、体調まで気遣ってくれるオカン体質だ。しかし納期前日、山場を迎えたシステム部のテスト作業を手伝ってい
た三崎は、休憩中に声を掛けてきた倉澤にキスされてしまい……恋に慎重な攻めと、誠実でちょっと抜けてるリーマンものです。【イケメンで包容力あるけど恋に臆病?な攻x真面目でちょっと抜けてる受】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 12:32:41
69106文字
会話率:53%
幼い頃のトラウマで歪んだ性格を持つ主人公盛田。ブラック企業に就職した盛田だったが、そこでも無気力に窓際ライフを謳歌していた。
そんな盛田の性癖はトイレ盗撮。今日も今日とて女子社員の盗撮を眺めていると、好みの清純派ギャルのおしっこ動画を手にす
ることができた。
それに気分良くしながら休憩室で一息付いていると、当の本人がやってくる。そこで「女子社員をキモい目で見ている」と因縁をつけられる盛田。それに反論したことによって、一触即発の雰囲気に包まれる。
頭に血が昇った盛田は唐突に"パンツ当てゲーム"を持ちかけた。気が強い清純派?ギャルの平石もそれしきのことではうろたえない。両者の尊厳をかけ始まるエロゲーム。だが、盛田には盗撮という大きなアドバンテージがあった。
そのアドバンテージを利用し、盛田は見事勝利する。その罰ゲームとして、童貞チンチンを二十歳のピチピチマンコに挿入することに成功する。最初は気丈であった平石も、その猛威にヒィヒィ言わされSEXの淫惑に堕ちていく。
それから事あるごとに盛田のチンチンを求めるようになった平石。ギャルと童貞、相まみえることのないはずの二人はSEXで親交を深めていき、そこに愛が芽生え始めて......。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-08 22:00:00
19394文字
会話率:50%
「ただいま、師匠。俺と結婚してください」
五年前、見事魔王を打ち倒し、ニホンに戻ったはずの勇者が、なぜか再びエリアスの前に現れた。
こちらの都合で勝手に召喚された、かわいそうな子ども。黒い髪に黒い瞳の伝説の勇者。魔王の討伐が終わったのだか
ら、せめて元の世界で幸せになってほしい。そう願ってニホンに送り返した勇者に求婚目的で出戻られ、「??」となっている受けの話です。
太陽みたいに明るい(けど、ちょっと粘着質な)元勇者×人生休憩中の元エリート魔術師。
なにもかも討伐済みの平和になった世界なので、魔法も剣もほとんど出てきません。ファンタジー世界を舞台にした再生譚のようななにかです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 23:11:01
80279文字
会話率:52%
あなたは、きのこの山派ですか?
それとも、たけのこの里派ですか?
私、ゆかりは、とある理由で、きのこの山派になりました。
最終更新:2024-02-14 00:00:00
7667文字
会話率:25%
合コンに参加して、女の子をお持ち帰りをしたまでは良かったが、ラブホテルは、給料日後の週末の影響も有り、どのラブホテルにも連れ込むことが出来ませんでした。
そして、ビルの雑踏にある小さな公園で休憩をすることになった。
休憩後、オレは、彼女にコ
ンビニの肉まんを奢ってあげようと思いました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 00:00:00
2605文字
会話率:24%
近所の公園で性奴隷をゲットしました、ゲットした当時は、小学校5年生の美少女でした。
性奴隷として、現在も責任を持って飼っています。(笑)
最終更新:2023-10-04 00:00:00
11751文字
会話率:33%
お嬢様育ち、両親から大切に育てられた女子大生の彩。
大学に入り、初めてできた彼の玲二との交際も順調だった。
ある日、友人仲間と一緒に出かけたスノボ旅行だったが、初心者だった彩の疲労を考えて玲二は休憩を提案した。
二人きりの休息時間、ここから
彩の『初体験』が続くのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-12 22:00:00
8296文字
会話率:49%
サッカーが好きで自主トレで早朝ランニングを続けていたらお姉さんと仲良くなって走るコースも同じになり、休憩をする場所も同じになった。ある日そこでアクシデントがあり、それが切っ掛けで・・・
最終更新:2023-12-18 21:00:23
15460文字
会話率:77%
父親の弟23歳が若い嫁さん18歳と結婚して親戚の集まりにやってきた。
主人公小◯6年がゲームに夢中になって気付いたら夜中の1時・・・親戚は酔い潰れていて皆寝ていた。そんな中安心して夜食を食べていると・・・
現在、長編物を書いていて悪戦苦闘
中で・・・8千字を書いたんですが気に入らないので消しちゃいました。
親戚物ってどうですかね?休憩のつもりで書いてたらスラスラと書けちゃったんで・・・
近親相姦では無いですが。
pixivでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-02 00:12:08
7275文字
会話率:61%
僕の隣の家には、4つ年上の優しいお姉さん(綾乃さん)が住んでいて、僕が小さい頃からよく面倒を見てくれたけど、少しエッチなところがあった。
僕が小学校4年のとき、綾乃さんは自分の部屋に僕を呼んで優しく勉強を教えてくれた。しかしその後、彼女は
庭でオシッコして僕に見せつけた。そして興奮した僕のズボンのファスナーを下ろしパンツの中に手を突っ込んできた。
僕が中学校1年になると、綾乃さんは家庭教師となって僕の部屋に来て、勉強を教えてくれた。しかし休憩時間に僕に濃厚なキスをしてきた。そして部屋の中で水槽にオシッコをして僕に見せつけ、興奮を誘ってくる。
綾乃さんは興奮した僕のペニスを触って口に咥える。興奮極まった僕は逆に綾乃さんを押し倒して乳房を揉んだり秘部を舐め回したり、亀頭の先端を彼女の胸に押し付けたり、やり放題で反撃をした。すると彼女の方も興奮が高まったようで彼女の方から僕に求めてくるのだった。
「そろそろ……来て……」「悟志くんの初めてを、私の中に入れてみて……」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-14 22:27:43
28457文字
会話率:45%
中学2年生の小浜くんは、勉強だけが取り柄の、平凡な少年です。学校の遠足で、憧れのクラスメート鈴宮さんとその親友の佐藤さんと親しくなって気分は最高でした。遠足のバスの中でも登山の間でも、彼女たちは小浜くんに優しく好意的に接してくれます。しかし
、だんだん彼に対して積極的で刺激的な行動を取るようになってきます。小浜くんは戸惑いながらも、彼女たちに惹かれていくのです。山頂での休憩時間に近くの沢に遊びに行ったとき、小浜くんは衝撃的な光景を目撃します。鈴宮さんと佐藤さんは彼の目の前でおしっこをするのです。その場面は彼の心に深く刻まれます。そして、帰りのバスの中で、鈴宮さんは彼にさらなる誘惑をかけてきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-16 03:43:45
19889文字
会話率:44%
2023年12月8日 話の順番を修正しました!
いいねを付けてくださっていた方、修正に伴い削除されてしまって申し訳ありません。
「足を痛めておられるようですね」
ダンスパーティで靴擦れで休憩しようとしたエメットは、頑強な体格のケニスに抱
き上げられ休憩室に運ばれる。
辺境の田舎令嬢のエメットは、2年前に父の持ちかけた縁談を、面会することもなく断ったケニスと結婚しようと画策する。
兵士として活躍し、隊長に昇進したケニスは、たまたま見かけたエメットに惹かれて、親しくなろうと近づく。
冷酷無比の黒熊兵士と渾名される強面兵士のケニスと、小柄で華奢な見た目と裏腹に、父親譲りの商才を発揮するやり手令嬢エメットが、お互い微妙にすれ違いながら相手にアプローチを仕掛ける!
優秀なのに、心の中は妄想爆発の似た者カップルが、脳内爆走しているお話になります。
ヒロイン・エメット目線、ヒーロー・ケニス目線で話が進みます。
お互いの内容は重複となることが多いです。
物語後半、R18予定、★マークを付けます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-08 17:00:00
119809文字
会話率:40%
「タチから転向して……俺に抱かれろよ」
俺、八木沼圭司(25)は今、同僚である営業部の『一ノ瀬薫(28)』と休憩室で2人きりの状況。しかも貞操の危機だ。
今まで普通に同僚として接してきていた相手からいきなりケツを差し出せと言われたら
誰だって困るだろう。大体、俺はタチだし小柄で可愛い系が好みなんだ。
先輩リーマン×後輩リーマンの攻防戦!
タチからの転向まであと◯日?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-12 23:56:25
57768文字
会話率:58%
よぉ、俺だよ俺! え? 誰だって? モブの俺だよ!
ギャルゲーってさ、たくさん女の子が登場するじゃん? でもさ、最終的に選ばれるのって一人だけなんだよ。
雰囲気イケメンの相川貴志(あいかわたかし)のやつぁさ、とにかくいろんなところでフラグ立
てまくりやがってよ、
あと一歩で服を脱ぐってところまで行った子たちを簡単に捨てて目当ての子のところに行きやがった。まったく腹の立つ話だよな。
選ばれた子はいいよ? でも選ばれずに不完全燃焼で終わった子たちはどうするんだ……ってところで俺の登場ってわけさ。
つまり、俺が貴志に選ばれなかった子のところに行って、言葉巧みに身も心も奪ってしまおうってワケ。
まぁ安心しろって。俺も貴志の行動を遠目から見てきたからさ、やつの口説き文句はトレースしてあるのよ。
みんなは俺と同じ目線。つまり分身として読んでくれればいいし、上級者は貴志の立場になって俺が女の子を寝取るのを歯ぎしりしながらムスコをしごいて読めばいいさ。
一話完結で1エッチシーン。文章量も5000文字~くらいだから手軽に読めて、手堅く抜ける。言わば「ちょこ抜きノベル」ってやつだ。
通勤通学の時間、休憩時間、食事後のまったり、夜寝る前など、空いた時間に読んでくれると嬉しいぜ。
ちょっとでも勃起したら俺の勝ちだから、その辺はよろしく!
更新は一応、火木日の週3回となってるけど、どうやら中の人の都合で週1回隔週1回になったりもするようだ。
何でも、クオリティを落としたくないっつーのが理由らしい。ま、腕を振るうのはヤツだし、俺は腰を振るだけだから関係のないことだけどな!
ちなみに、一度登場した女の子は再登場する可能性があるようだぜ? 初登場はウブでも、次は調教済みで登場……なんてこともあるかもしれないな!
つーわけで、「選ばれなかったヒロインの身も心も、モブの俺が奪う話」略して「モブ俺」をよろしく!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-31 22:28:16
1697243文字
会話率:63%
魔法都市シリーズ。
短編の不定期連載です。
ちょっとした小ネタです。
四人のおっさんと六人の少年少女がフリーダムに死んだり暴走したり生き返ったり恋したりするゆるゆるブラック公務員ファンタジー。
主な登場人物
ハル←創造神で疫病神。農家。
リィ←教皇。魔法都市を支配する神様。吸血鬼。タケルは恋人。
アララギ←智天使で防御系軍神。美と生命を司る暴走筋肉達磨オネエ。タケルの双子の兄で三つ子の父。
タケル←堕天使で攻撃系軍神で破壊神。破壊と秩序を司る着物を着たヤクザ。アララギの双子の弟で双子の父。リィはセフレ。
ミラ←三つ子の長女でアララギの長子。高飛車で全力で頑張る努力家美少女熾天使。リィとタケルと沙羅に片想い中。
シン←三つ子の長男でアララギの二子。森羅万象なんでもかまわず交尾したい悪魔。魔法都市1の美貌の美少年の死神。上司はタケル。よく下着を盗む。
レラ←三つ子の妹でアララギの三子。DQN中学生の魔女。魔法品店など経営。商工会議所会長。
零←双子の姉でタケルの長女。甘いもの大好きな大食い女神で登校を断られている中学生。魔法都市1かわいいおっとりトラブルメーカー美少女。
沙羅←双子の妹でタケルの次女。無表情武官。上司はリィ。
ユージ←神父見習い。リィの血のつながりのない孫。ミラに片想い中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-30 05:06:32
51185文字
会話率:47%
★30,000PV突破しました!ありがとうございます!★
“由紀(ゆき)”は、老若男女に好かれる可愛い後輩だが、実は性悪でむっつりスケベなレズ。四六時中、好みの女を犯す妄想をして休憩中にマンズリをこくのが止められない由紀が、出張先で普段か
らオカズにしているノンケの先輩“みどり”に薬を盛って犯そうとする話。
【第一話】先輩のシャワー中に妄想して、バレないようにマンズリする話。
【第二話】薬を盛ることに成功し、むっちりデカパイのドスケベボディを下品に堪能する話。
【第三話】グラドルのイメージビデオを真似てマイクロビキニを着させて、ドスケベ撮影会をする話。
【第四話】ねっとりクンニしながらマンズリする話。
【第五話】デカ尻を後ろから堪能し、アナル舐めする話。
【第六話】中出し妄想レズセックスで絶頂する話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-19 01:20:00
21146文字
会話率:36%
地味顔ぽっちゃりがタイプのレズ後輩、由紀(ゆき)。
出張先で、普段からオカズにしている先輩と同室になる。
だが先輩はノンケなので、薬を盛って犯そうとした。
四六時中、好みの女を犯す妄想をして休憩中にマンズリをこくのが止められな
最終更新:2022-09-09 17:47:07
2041文字
会話率:7%
日本最大のオンラインゲームの一つである「Sengoku.Zipang.Online」俺はそこに狼男と吸血鬼のハーフとなって住みついていた。其処は人、妖精、天使、悪魔、獣人、そして河童もいれば天狗もいる様々な種族がいて、スキルも自由獲得制だっ
た。そして依頼やクエストを解き、モンスターも狩るが、ここは戦国時代でもあるPK推奨の都市対都市の戦争がある世界だった。Zipangを統一しようと様々な場所で様々な人が画策して天下統一を目指すのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 17:00:00
14178文字
会話率:25%
外資系製薬会社に勤務している早水紀律音(はやすき・りつね、三十四歳)は、ある日何もかもが厭になり、当面の生活資金などをリュックに詰めると自宅近くのレンタカー屋で車を借り、T都を後にした。選んだ入口から高速に乗り、路面の闇に惑いながら、ハン
ドルにしがみつくようにして走行した。深夜が訪れたときには巨大な『鳥』の姿を幻視する。やがて『かわたれどき』だろうという刻限に潜ったトンネル内で耳に「ツン」という音を感じ、トンネルを出るときには、まわりの景色まで振動するかのような巨音を感じた。すでに辺りは明るくなっており、休憩所のような建物が遠くに見えたが、近づいてみるとそれは廃墟だということが判った。無人の料金所で高速を降り、しばらく進んだところで土砂降りに見舞われ、雨が止んで次のトンネルを抜けると、そこに『町』が現れた。それは、あくまでも山の手の町の景観を呈していた。最初は人がいず、またその半径も二、三キロ程度に思えたが、山の縁辺りに銀色の光が見えたと思った瞬間、急に胸が悪くなるキュルキュルという音が聞こえ、気づいたときには、町は無人ではなくなっていた。山の連なりはすでに見えず、どこまでも続いていそうな町の延長としての光景だけが広がっていた。GPS付携帯電話で位置を確認するとT都S区であると知れる。車をまわして会社本社社屋を確認後、自宅アパートへ向かったが、そこに掲げられたプラスチックの表札(名前のプレート)には見知らぬ他人の氏名が記されていた。知らぬ間に町は、最初に紛れ込んだ『町』(律音に親しい町)とは違う存在に変わっていたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-10 13:00:05
152116文字
会話率:40%
高校3年の春、同級生の名取に告白した冬だったが名取にはあっさりと冗談だったことにされてしまう。それを否定することもなく卒業し手以来、冬は親友だった名取とは距離を置こうと一度も連絡を取らなかった。そして8年後、勤めている会社の取引先で転勤して
きた名取と8年ぶりに再会を果たす。再会してすぐ名取は自身の結婚式に出席してくれと冬に頼んできた。はじめは断るつもりだった冬だが、名取の願いには弱く結局引き受けてしまう。そして式当日、幸せに溢れた雰囲気に疲れてしまった冬は式場の中庭で避難するように休憩した。いまだに思いを断ち切れていない自分の情けなさを反省していると、そこで別の式に出席している男と出会う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-21 18:00:00
129653文字
会話率:41%
毒親に道連れにされておっ死んだハズの俺は、どうやら最近流行りの異世界転移というのに遭遇したらしい。
戦乱の世の真っ只中で目覚めた時は正直『死んだわ』と思ったが、"異能"を武器に成り上がってなんやかんやで相応の地位を得た。
落ち着いて回りを見渡してみれば、世界で一番の大国というわりに文明レベルは『お察し』で、現代日本育ちにとっては何もかもが不自由すぎる。
全ては今度こそ安心・安全・ストレスフリーに人生を全うするため。
"異能"と魔術と前世知識を元手に、食事や衛生、日々の生活に役立つ便利グッズから、工業製品に至るまで、生活改善ときどき領地経営をやりたいように送る毎日だ。
「ご主人さま、ご休憩中申し訳ありませんが、港湾整備に関する決済書類をお持ちしました。カリテア地区への視察の馬車が半刻ほどで出る予定ですので、それまでにご確認の上、内容がよろしければ押印を」
「ニカイア商会の支店長が面会を希望されております。ご予定の空き状況から候補を五つほど挙げさせていただきましたので、ご都合のよい時間帯をお選びください」
「それと、さきほど不審人物を拘束いたしました。庭師として潜り込んだローランド侯爵領の間諜のようです。これで六人目です。ここ一週間でまた増えましたね」
何やかんやいろんなところにテコ入れをしまくっているんだが、いつまで経っても安穏と過ごせないんだが……???折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-19 21:09:34
63510文字
会話率:30%