魔術や失われた高度技術を用いて生きる世界の片隅、まさに極東位置する小さな島国、葦原国(あしはらこく)。
そこで最も栄える【塔】、東花京(とうかきょう)の中で、今日も誰かが命を散らす。
迷路のような路地の中、わだかまる深い闇の奥。
誰かが刃
を翻し、艶と静かに微笑んだ。
――人斬りが人を斬っていく、ただそれだけの物語。
黄泉の坂にて夜もすがら、血の花咲かせてみせましょか。
※暴力描写、激しい流血描写、殺人または殺人鬼に心酔する描写があります
※著しい倫理観の欠如がみられるキャラクターが登場します
※男女、男性同士の性交渉を想起させる描写があります(本番の細かい描写はありません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 21:00:00
58213文字
会話率:33%
深夜、突如現れた残留思念のような黒い気体。
その黒い気体の名は、バイラス。
別の次元で数多の混乱を招き、この地球へとやってきた。
バイラスは、ショーウインドに飾られたマネキンに目をつけ、憑依した。ガラスを割って外に飛び出し、迷路のように入り
組んだ下水道の一角を根城にした。
遅れて、白い気体が現れる。
白い気体の名は、メディ。
他者の感覚を増幅し、力を与え、バイラスの計画を阻止しようとしていた。
だが、なかなか相性が合わず、力を伝えきれないでいた。
このままでは、地球も前の次元のように・・・
そんな中、女子高生の天樹(あまぎ)シオリと出会った。黒髪ストレートは後ろで結んでいるだけ、黒縁メガネで目立たず、物静か。クラスでは、ただひとり校則通りの膝下スカート丈を守る普通の女の子。
メディに選ばれ、力を与えられたシオリは無尽蔵なエナジーを駆使し、変身ヒロインとして、バイラスの計画を尽(ことごと)く阻止していた。
だが、そんな無敵の天樹シオリの弱点にいち早く気付いたのはバイラスだった。
これは、変身ヒロインが、ちょっとした綻(ほころ)びから、衆人環視の中、エッチな目に遭ってしまうお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-13 02:20:00
15878文字
会話率:33%
同じ会社の佐藤さんに誘われてハロウィンイベントに参加したクマさんこと高橋さんが引き摺り落とされた恋の迷路。可愛い佐藤さんに小学生男子ばりに構い過ぎて嫌われてしまう高橋さん、やがて佐藤さんをライバル同期に奪われて人生終了のお知らせ。
「ハァァ
!? ふざけるな! いつか絶対モノにする!」
なんて決して顔には出しません。隠れヤンデレだけど出来る営業であるクマさんは、虎視眈々とその時を狙っておりました……!?
連載中の『複雑系ゆるふわ女子はカタブツ生真面目クマさんに死ぬほど溺愛される。』より高橋さん目線のサイドストーリーです(『推しが彼氏になったなら。』のサイドストーリーのサイドストーリーです)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 01:00:00
22340文字
会話率:30%
柔らかな春の日差しが、迷路の様な生垣を縫う様に降り注ぐーー
黒猫を追いかけて摑まえると、王子様がいたーー
猫獣人の国ネルザンドに異世界転移したルカは恋愛事情が異なる世界に困惑しながら、セオドール王子と繰り広げる学園ラブコメディ
R-1
8は★、R-15は☆表記しています
番外編エピソード追加しました。
フィクションです、猫に与えてはいけない食べ物(例:食パン)とかあります、ご注意下さい。
初投稿です、一言でも感想頂けたら励みになります。
この作品はアルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-11 18:26:21
34382文字
会話率:27%
柔らかな春の日差しが、迷路の様な生垣を縫う様に降り注ぐーー
黒猫を追いかけて摑まえると、王子様がいたーー
猫獣人の国ネルザンドに転生したルカは恋愛事情が異なる世界に困惑しながら、セオドール王子と繰り広げる学園ラブコメディ
R-18は
★表記しています
フィクションです、猫に与えてはいけない食べ物(例:食パン)とかあります、ご注意下さい。
この作品はアルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-05 14:24:26
1268文字
会話率:20%
ゲイのオリジナルエロ小説です。Mウケ向きです。BLという感じでもありません。
中年に差し掛かったおっさんがハッテン場で手籠めにされてしまう、
ミもフタもない話です。
最終更新:2024-03-30 12:34:50
86907文字
会話率:46%
先生と生徒という関係以前に、私はあなたに惹かれた。
最終更新:2023-11-19 13:13:38
15767文字
会話率:16%
佐伯慧(K)と河野彩(A)の二人を登場人物とする短篇小説『禁齢』は、とある文学賞の一次選考を通過した。最終選考五作品にも残されたが、賞を受賞することはなかった。ただし翌々月の同じ雑誌への掲載が編集会議で決められた。理由のひとつは作品が齎す
かもしれない雑誌に対する経済効果だった。『禁齢』作者の実年齢は十三歳だったが、その内容には性的描写が多く含まれていた。その描写が一般読者の興味を惹きつけるのではないかと考慮されたためだった。初めて作者本人を目前にした文芸誌S編集の三田村貢は、影の薄い、小柄な、どちらかといえば大人しそうな印象の河野彩と『禁齢』内の彼女の分身=大胆なAとのギャップに戸惑いを覚えたが、ある瞬間垣間見せた彩の小悪魔的な妖しさと、また彼女の能力らしい速筆の才を認め、首を振りながらも己の疑問を胸の裡に仕舞うのだった。
実は河野彩はKのモデル=池沼明(五十三歳)のゴースト作者(オーサー)だった。池沼と彩の出会いは同じ時間の電車に揺られて毎日数駅をともにするという他人の関係から始まったが、後日公園内の迷路で偶然再会してからは恋人関係にまで発展した。池沼は物心付いてから作家を目指し、夢破れてもなおそれを諦めきれずに投稿を継続するような哀れな人物だったが、人生最後の賭けとして河野彩を自作のゴースト作者に選んのだった。また彩も己には不明な強い心の揺れに飲まれて彼のその嘆願を受け入れたのだった。
『禁齢』の掲載が決まると池沼は自分たちの二人の存在にとって最初の危険となりそうな編集者の三田村を味方につけようと、彼をモデルとしたMとAが肉体関係を持つ小説『水に溶ける嘘』を書き上げ、彩の手で直接三田村の許に原稿を届けさせた。それを読み終えた三田村に彩は池沼から用意されたある質問を打つけ、彼の脳裡から完全に疑問を払拭することに成功した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-17 07:56:34
84643文字
会話率:27%
セリーナは、普通の高校生活を送っていた。彼女は明るく、友達も多く、将来の夢に向かって頑張っていた。しかし、ある日を境に、彼女の平穏な日常は一変することになる。
ある夜、セリーナは学校の帰り道に、一人の男性に声をかけられた。彼の名前はユイと
言い、誰もが知らないような場所に案内して欲しいと頼まれた。セリーナは最初は不審に思ったが、ユイの目には深い哀しみが宿っているように見えた。
興味本位でユイの案内を引き受けたセリーナは、彼と共に暗闇に包まれた森へと足を踏み入れる。すると、次第に周囲の景色が変わり始めた。セリーナは慌てて引き返そうとするが、進むほどに迷路のような道が広がり、元の場所へ戻ることができなくなってしまった。
ユイは冷たい笑みを浮かべながら、自分が殺人鬼であることを告白した。彼は自分の被害者を集めるため、セリーナを利用したのだ。恐怖に怯えながらも、セリーナは必死に逃げようとするが、森の中はユイの支配する領域であり、彼の思い通りになるのだった。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-06-30 18:25:23
3538文字
会話率:10%
なりたて女王レンフィアの国から、男性だけが一夜にしてこつぜんと消えてしまった。謎を解く鍵になりそうな王城の地下を目指すが、迷路で暗くて化け物だらけ。
おまけに、唯一残ったお付きの騎士は怪しさ満点。果たして無事に辿り着けるか、分からない。
まあ、でも。焦ってもしかたないので。
「ゆっくりお茶でもしながら行きましょう、姫さま」
のんきな王女とラスボス系騎士の、ほのぼの&殺伐地下迷宮攻略譚。
*2022/10/12 完結しました。おまけも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-12 20:08:32
78960文字
会話率:47%
家飲みをして酔ってそのままベッドへダイブしたわたしが目を覚ましたのは、自分の部屋ではなく見知らぬ巨大迷路の中だった。
見渡す限り通路が生垣で覆われ、当てもなく彷徨い歩いていると――出会ったのは、童話の登場人物たちだった。
人気がなかった場所
に急に現れ、皆、濃厚で激甘なエッチを致している。
道を聞こうにも、ここが何処だか聞こうにも、激しく睦み合っているところにそんなこと聞けるはずもなく、迷路の中を仕方なく進み歩いていると、急に案内が書かれた羊皮紙が出現する。
そこに書かれていたのは――
【登場する童話作品】タイトルだけが出てくるものもあります。
「赤ずきん」「眠れる森の美女」「不思議の国のアリス」「狼と七匹の子山羊」「白雪姫」「シンデレラ」「ラプンツェル」「ヘンゼルとグレーテル」「美女と野獣」「マッチ売りの少女」「ブレーメンの音楽隊」「人魚姫」「雪白と薔薇紅」「十二人の兄弟」「マレーン姫」「七羽のカラス」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-06 18:00:00
41842文字
会話率:40%
ざわざわ
「……、……!」
自分の頬や腕を何かがピシピシとくすぐる感覚がする。
まばたきでぼんやりと浮かんできた景色は、自分の背たけよりも大きな植え込みの迷路をかき分ける己の腕。
風のざわめきの中に誰かの声が聞こえると、その方角を目指
して小走りになる。導かれるように体が自然と向かったのは、聞こえたのがどこか既視感を覚える声だったからかもしれない。
機嫌が悪そうな鉛色の空に冷たい空気、湿った草木の匂い。轟々と音を立てる風が誰かを叱るみたいに雨粒を強く地面に叩きつけている。落雷の音が遠く聞こえて感じる強い焦燥感。
ピシャン、ガラガラガラ……
「ぅわっ……」
一際大きな雷が鳴った。辺りを一瞬、黄色く染める。
声のした方に視線を向けると、見上げるような木の太い枝に子供がしがみついているのが見えた。日が当たらないために彩度の落ちた世界で、真っ赤な髪が雷に明かされ鮮烈に光る。
「……!……!」
その姿を見つけた俺は、感情の処理に困るような苛立ちを感じた。
花も果物も成らない、自分の背丈よりも高いだけの木になんの用があるのかと。
何も、雨で滑りやすいこんな日に限って登ろうとしなくてもいいではないか。嫌な予感に鼓動が早まるのを感じる。
「……ル! ほら…………あ!」
何も出来ずにハラハラと見守っていると、突風が吹き荒び、こちらへ振り返ろうとした子供の体が傾く。
「!!」
つづく折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-23 04:46:29
93801文字
会話率:47%
イベント会社勤務の羽山は接待が続いて胃を壊しながらも働いていた。そんな中、4年付き合っていた彼女にも振られてしまう。
胃は痛い、彼女にも振られた。そんな羽山の家に通って会社の後輩である高見がご飯を作ってくれるようになり……。
ノンケ社会
人羽山が恋愛と性欲の迷路に迷い込みます。そして辿り着いた答えは。
後半から性描写が増えます。
本編 スーツ男子の歩き方 30話
サイドストーリー 7話
順次投稿していきます。
※サイドストーリーはリバカップルの話になります。
※性描写が入る部分には☆をつけてあります。
●こちらの作品はアルファポリスさんにも投稿しております。アルファポリスさんにはこちらには掲載していない番外編もございます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-11 11:13:30
100710文字
会話率:64%
この世は迷宮。人の心もまた迷宮。
迷宮とは、本来は一本の長い道。
しかしながら、
人が人と付き合うことで、それぞれの迷宮が重なり複雑な迷路を生む。
あたし、橘 沙也加《たちばな さやか》。春日部西高校の2年生。
色と言葉の精霊、朱雀《し
ゅじゃく》と言霊を飛ばして、
人の歪んだ心、病んだ心と戦っていくんだっ!
本作は、わたしが以前書いた、処女作にして習作の
『人形(ヒトガタ)のサーカス』(ミッドナイトノベルズ/R18)を大きく見直した
人の心をテーマにした「リアル・ファンタジー」。
[この作品は、同タイトルでアルファポリスにも掲載しています]
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-24 21:33:31
10108文字
会話率:33%
この世は迷宮。人の心も人生もまた迷宮。
迷宮って本来は一本の道。
でも、
人が人と付き合うことで、それぞれの迷宮が重なって複雑な迷路を生んじゃう。
あたし、筆神 雪音(ふでがみ ゆきね)。春日部西高校の2年生。
色と言葉の精霊、墨霊《ぼ
くりょう》の朱雀《しゅじゃく》と言霊を飛ばして、
人の歪んだ心、病んだ心と戦っていくんだっ!
(『人形のサーカス』続編)
人の心をテーマにした「リアル・ファンタジー」。
【全話挿絵あり】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-25 23:52:29
13265文字
会話率:38%
人間を食べる悪魔×怯え人間。
迷路へ人間を放ち、死なずにゴールへたどり着けたら生きて帰す悪魔達の遊びに巻き込まれた主人公達。
恐ろしい惨劇を前に逃げ惑い、狩られていく。
※悪魔が受け以外の人間を食べる等のグロい表現有り。
※後天的男ふたな
り、攻めの尻尾が男性器、二穴挿入有。
※シリアス多めだけど…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-19 20:39:39
5860文字
会話率:17%
迷路のような小径を進んだところにあるアンティークショップ・オラトリオには、不思議な効果を持つアンティークが陳列されていた……。
特別なアンティークたちは、旧縞のかかえる問題を解決してゆく。
最終更新:2020-11-03 02:09:43
19496文字
会話率:38%
迷路のような道を抜けるとあるアンティークショップのオラトリオ。
そこには特別な力を持つアンティークが並んでいた。
最終更新:2020-11-02 22:50:20
18666文字
会話率:39%
当て所なく広がる荒野を一人の騎士が愛馬に跨り流離っていた。
いや・・・・流離うではなく「彷徨って」いた。
それは騎士が消え入りそうな声で呟いた言葉からも窺える。
「何時になったら再会できるの・・・・・・・・?」
この言葉から察するに
騎士は出口が見えない迷路を彷徨っている事が出来る。
しかし、出口を見つけ出すのは今も出来ないとばかりに・・・・・・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-28 13:49:56
4107文字
会話率:29%
性体験に憧れて選んだのは、三枚目の馬場洋介くん。
祖母や母にも信用された人柄に安心できて、モヤモヤした青春の不満を解消してもらうことにしたのです。
恋愛感情を表に出さず、セックスを楽しむ馬場くんのお陰で慶応大学に進学できて、ますます男
を知ることになります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-13 11:00:00
3820文字
会話率:24%
■■ページの小分け作業が整いました。■■
午前10時頃、街に根付く崇拝事での事件が発生しました。大学生等による巨大五芒星円陣負傷から警察は事件の捜査に踏み切り、信者に連れ去られ街を追い掛け回される美しい男が多数目撃されており、選ばれたのは移
住若署長でした。街の警察署署長に送られた黒い箱は犯人からの悪質な挑発と見て、警察は事件を捜査を続行している模様。犯行を示唆したものの証言によりますと、水色、赤、闇の三つの異なる性質の精神崇拝が生む事件との関連と位置づけられ、誘拐開放された警察署長自身が全面崇拝危険レベルとみなし捜査に当たらせているとの情報を掴みました。この件につきましては、DCから派遣された街出の捜査員が調査に入ったことにより、街の権利者は「実に遺憾」との表明を表しております。街の青の悪魔様崇拝者の皆様。春の訪れと共に青の悪魔様の裾は水色ではありますが、青へと染め変わるまでくれぐれも心の安静を乱しませんよう、外出される時は一般市民を装われますことをお伝えします。未明から水色の崇拝、時々闇、後に赤が降りかかり、夜半は闇へと落ち着くでしょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-14 16:32:38
132129文字
会話率:42%
身の程知らずのお嬢様大学に入学してしまった私。
レズビアンという事は自覚していたけれど、実際に、そういう人はいるの?
迷路を迷うように、同類を捜しているうちに、大人になるという事を知る。耽美な迷路が広がります。
最終更新:2017-11-22 23:31:05
59723文字
会話率:28%
とある魔人になっちゃったともこちゃん(年齢不詳)の話。
短編のつもりで書きためてら一万文字越えても~て、前編後編に切り換えました!
なので設定は極甘(あ、毎度のことか!)。
最終更新:2017-08-02 08:25:44
52948文字
会話率:22%