一度死んで蘇った少女は人形師の執着愛に絡め取られる。
その日目覚めたユスティーナは、顔も名前も知らない男に恋をした。
無遠慮に触れる指。暴くように咥内を探る舌。甘く熱をもたらす吐息に言葉。
何もわからないまま、身体を高められ、寝て、起き
てはまた探られる。
それでも嫌だと思えないのは、きっと私が彼に恋をしているから――。
起き上がれるようになったユスティーナは、自分の過去をなにも知らないことに気がづいた。
いつからここにいるのか、どうしてこの人といるのか。なぜこの人は、ユスティーナを見つめる瞳に、愛情と憎悪を綯交ぜにしているのか。
分からないけれど、その瞳に見つめられると、ユスティーナはどうにも胸が高鳴ってしまう。
世間では、厭世家の人形師と呼ばれる、まるで生きているように緻密な人形を作り出す天才アベル・コントラット。
ともに生活しながら、身体も開いて、ユスティーナは彼に溺れていく。
いつか、手放されるその時まで、冷えてしまった彼の心を暖め続けようと、決意して。
――ねえ、アベル。わたし、あなたのこと、ちゃんと愛してあげられたかな?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 22:10:00
23037文字
会話率:35%
エヴァはシャルーヌ男爵家のご令嬢。
ダルク伯爵様との婚約も決まっており、後は結婚式を挙げるだけ。
幸せな未来が来るはずだった。
しかし、ダルク伯爵は亡くなってしまう。
病死だと言う事だった。
激しく落ち込むエヴァにさらに残酷な運命が待っ
ていた。
それは、名前も知らない侯爵様との縁談。
無理矢理馬車に乗せられたエヴァはロロアーロワ侯爵にいたぶられる。
彼はエヴァを盲目的に狂愛し、言う事を聞かないエヴァにいやらしい調教をしていくのだった。
エロには★折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 12:08:37
12608文字
会話率:35%
執着攻め×ちょろい受け
先輩に会う度にマナーを厳しく指導されてしまう、庶民感覚な子爵令息カヴィラ。
彼には悩みがあった。顔も名前も知らない若き伯爵に求婚されてしまったのだ。うだうだ悩んでいたら、顔合わせの当日になってしまった。
婚約す
るかもなんて、クロル先輩には絶対バレないようにしなければ───。
「なんだと!? それはどこのどいつだ? 知っている情報を全て吐け」
……即バレてしまった。しかもなぜだか怒っていらっしゃる……? 顔合わせに行くなってどういうこと!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 21:36:33
14982文字
会話率:50%
雀荘でバイトをする大学生デビュー陰キャ・大好(おおよし)には推しがいた。
バイト先の向かい側の花屋で働く名前も知らない年上の店員を日々目の保養としていた受けが突然沼に巻き込まれてジタバタしてるお話です。
見た目誠実そうな花屋の店長(?)
×恋愛免疫ゼロ中身陰キャ大学デビュー雀荘スタッフ
※他サイト掲載中
※本番なし、モブによるセクハラ描写含みます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 23:50:41
9891文字
会話率:50%
わたしの名前は、掲示板にはない。
ただ、“♀募集/20歳/仮面着用”とだけ記された投稿。
顔も名前も知らない相手に、レイプの“ふり”で抱かれる。
濡れてると決めつけられて、いやがるフリで喘がされる。
──そうすることでしか、“生きてる感
じ”がしなかった。
誰にも求められないわたし。
大事にされるのが怖くて、汚されることで安心してる。
本当は、誰かに“壊されたい”んじゃない。
「大丈夫だよ」と、抱きしめてほしかっただけ。
それでも、「演技」でしか繋がれなかったわたしに、
ある日、掲示板の常連《M06》が言った。
──『また君か』
ほんの一言が、わたしの仮面を、内側から壊し始める。
これは、匿名の“ごっこ”でしか愛せなかったふたりが、
名前を知らずに恋に落ちていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 13:54:58
9116文字
会話率:18%
都市伝説の裏に潜む“本物”。それを祓うのは名前も知らない事務所だった。
「視えない人間が、“それ”に触れてしまったら――どうなると思う?」
大学生・朝比奈悠真は、友人の“異変”をきっかけに、
怪異専門の祓い屋が集う事務所を訪れる。
名
もなき噂。形を持たない影。
それは都市伝説という皮を被って、静かに確かに、世界に棲んでいる。
封じる。祓う。命を守る。
巻き込まれたはずの青年が、一歩ずつ深く“そちら側”に関わっていく。
感情を隠す祓い屋。
怪異を引き寄せる友人。
不器用な彼らと共に歩く、その一歩目の物語。
NL/BLが含まれます!
R18予定です!ご注意ください。
ぽっちゃりヒロイン
所長×ワンコ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 16:18:13
194379文字
会話率:22%
元カレと破局して半年が経った頃、母から勧められたお見合いを受けることにした涼葉を待っていたのは、あの日出逢った彼でした。
高橋涼葉、28歳。 元カレとは彼の転勤を機に破局。
恋が苦手な涼葉は人恋しさから出逢いを求めてバーに来たものの、人
生で初めてのナンパはやっぱり怖くて逃げ出したくなる。そんな危機から救ってくれたのはうっとりするようなイケメンだった。 優しい彼と意気投合して飲み直すことになったけれど、名前も知らない彼に惹かれてしまう気がするのにブレーキはかけられない。
Rシーンの回は※をつけています。
ヒーローの職業は弁護士のはずですが、お仕事描写が出てきません…ごめんなさい!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-26 16:30:59
104130文字
会話率:63%
夏のはじまり、わたしは彼女と、見知らぬ海辺の町で暮らすことになった。
静かで、優しくて、でもなにかを抱えた彼女。
ふたりで買い物して、同じ布団で眠って、名前も知らないまま、少しずつ、近づいて──
“触れる”ことが、こんなにも優しいなんて
、知らなかった。
これは、熱を塩水に溶かすような、
ひと夏の関係と、それ以上の何かの話。
※女性同士の性愛表現を含みます。ゆっくり読んでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 10:50:20
27704文字
会話率:26%
名前も知らない男と寝た。王女のくせに。
最終更新:2024-12-27 18:16:26
8723文字
会話率:39%
血縁はない、名前も知らない、顔も一度しか見たことない。
それでも二人はたしかに兄妹だった。
「お兄、うち一目ぼれした」
そんなLINEのチャット内だけの不思議な関係は、
妹の初恋と共に大きく動き出す。
(なろうに投稿した作品にR18シーンを
追加したものになります、10話+追加2話の予定です)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 19:04:57
46457文字
会話率:46%
大学生の井坂詩音は高校生の時に男3人に犯されそうになったところを助けてくれた名前も知らない人をずっと探していた。分かっているのはその人のいる会社の名前だけ。インターンとしてその会社に入った時、専務秘書を任されることになり秘書業務初日に専務専
用車の中で専務から太ももやおっぱいを触られてしまい...。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-29 18:28:56
7846文字
会話率:49%
社会人3年目のOL、神崎桜。
朝、目が覚めると隣には名前も知らない男性。
電車に乗れば痴漢どころか……
出勤すればそこでも同僚と。
大学生の頃、存在のあり方そのものを狂わされた桜。
蛹が蝶になるように。
桜が新たな一歩を記したある淫ら
な一日。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-04 23:51:29
56371文字
会話率:40%
ベアトリーチェ=フォルトゥナータは小国の王女。母の不貞によって虐げられてきた彼女は、許嫁である王太子 クラウスの妃となるため、アーベントロート王国に嫁いできた。穏やかで紳士的なクラウスに対し、ベアトリーチェは好感を抱く。しかし、幼い頃に「
待っている」と言ってくれた名前も知らない“王子様”との約束を忘れられずにいた。
初めての夜、緊張が最高潮に達したベアトリーチェは、そんなつもりはなかったのにクラウスを手ひどく拒んでしまう。けれど、それからも彼の態度はやさしいまま、全く変わらなかった。想い続けた理想の王子様と目の前の最高の夫の間で、ベアトリーチェの心は揺れ動く。そんな時、クラウスが側妃を迎えるという話を耳にしてしまい……。
完全無欠のスパダリ王太子×強がり王女
ただの政略結婚からはじまった二人は真に心を通わせることができるのか!?
☆本編:全38話
番外編:全12話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-30 20:20:00
150766文字
会話率:36%
同級生の吉田貴子(よしだたかこ)との熱い二日間を過ごした丈二は、阿佐ヶ谷へ帰る電車の中
で『丈二。商店街で貴子ちゃんと一緒に写真を撮ったきれいな女性がいたじゃろ。卒業前のおまえの最後の女性になろう。21歳の大学生で素晴らしい身体の女性じゃ
。控えめで寂しがり屋で、21歳の女性とは思えんほど、性やセックスに関することをまるで知らんのじゃ。じゃから、当然のことまだ男を知らん。おまえがエッチの快感を教えてやれ。』という祖父の声が聞こえ、名前も知らない女性と逢瀬(おうせ)を重ねるために〈おなじみ商店街〉へと向かう。
女性の名前は新城朱里(しんじょうあかり)21歳。東京芸術大学の3年生。先日商店街で会った美しい女性だ。新城朱里(しんじょうあかり)は、丈二がXパソコンの画像で全身を愛撫し、処女の朱里(あかり)の性器にペニスを刺し入れて激しく射精された妄想が脳に焼き付いてその快感が忘れられず、丈二に吉田貴子とのツーショットを撮影された〈おなじみ商店街〉へとやってくるのだった。
吉田貴子よりも数段控えめで口数が少なく、〈ネンネ〉過ぎる新城朱里(しんじょうあかり)。
丈二は、優美や姉の千鶴と遜色のない若々しく輝く処女の朱里を堪能する 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 00:18:40
51548文字
会話率:31%
幼いころから人の目に晒されて生きてきた後藤怜は、家を出る資金を貯めるためカフェでバイトに明け暮れる毎日を送っている。そこはバイト代は良いがほぼ女性客しか来ないところで、矛盾を感じながらも1年ほど続けている。だが怜が店のバイトを続ける理由はも
うひとつ、それは時々訪れるひとりの客の存在だった。名前も知らない彼が気になって仕方がない怜だが、話をすることも出来ず、ただ客と店員だけの関係を続けていた、そんなある日彼と思いもかけない場所で出会い…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-10 17:00:00
156646文字
会話率:42%
毎朝、通学路で会う名前も知らない、話したこともない少年。唯一ハッキリしているのは同じ学校に通う生徒だということだけだった。
だが、その少年はなぜか毎朝欠かさずに主人公に挨拶してくる。
そして、そんな少年にいつの間にか惹かれてしまった主人
公なのだが、ある日を境にその少年は通学路に現れなくなってしまい…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-18 19:49:33
9632文字
会話率:27%
高校3年生の冬。
中学生の頃から全国模試で常に1位を取り続けてきた優等生の天才少年"神木空(かみきそら)"は、厳しい親の影響で表向きは品行方正な生徒を演じつつも、毎日毎日同じようなことを繰り返す日常に心底退屈していた。
そして物語は、紆余曲折がありながらも空が運送会社に就職し、半年が経った頃に始まる。
相も変わらずの冷めた目で運送会社の仕事をこなしながら、あまりの仕事のつまらなさに辞めることを考えていた空。
秋のある日に、空は名前も知らないような田舎の地方に荷物を運送し、帰り道を運転していた。
その道中、ふと道路に小さな真っ白い子猫が倒れているのが目に入る。
その子猫は小さいくせにイヤに目を引く猫で、猫好きの空は流石に放っておけないと思い、トラックを止め子猫を拾いに行く。
これが、運命を変える行動だとは知らずにーーーーー
その日の晩。
空は、気づけば真っ白で何もない空間にいた。
そしてそこには、長い綺麗な白に近い銀髪を揺らすとんでもないスタイルの良さの美女が立っていた。
その美女は自らを愛と美と性を司る女神・アフロディーテと名乗り、神界でやらかし猫の姿に変えられて下界に堕とされたのだと言う。
「お願い空!私を助けて!」
神力のほとんどを封印されているアフロディーテは、自分をこんな目に合わせた神たちに復讐をしたいがために、契約者になってしまっていた空に助けを求める。
そして、アフロディーテを助けるには…
「…せ、性行為よ!あなたは男だから、色んな女とひたすら性行為しなさい!」
そう、性行為…つまりセックスだった。
愛と美と性を司る女神・アフロディーテは契約者である空が性行為をすることで生じるエネルギーを神力に変えることができ、いずれは神の力の取り戻せると、そう言った。
「…分かったよアフロディーテ。やっぱり君と出会ったのは運命だったみたいだ」
空は、神を助けるという非日常にも程がある展開に心が躍り、女とヤりまくると決意する。
………絶対に、二度と退屈しないために。
この物語は、空が天才的な頭脳やアフロディーテから貰ったスキルを使い、アイドル、女優、JK、JDなど色々な女とヤりまくる物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-03 08:00:00
44148文字
会話率:31%
「鈴香、別れて」
三十歳の誕生日前日、高級ホテルのラウンジで待つ冬野鈴香の前に現れたのは、若い女を連れた彼氏だった。一方的に別れを告げられ、失意の中、雨に打たれ、あてもなく歩く鈴香は、冴えない男とぶつかり転ぶ。ずぶ濡れになり地面へと座り込
む鈴香に、差し出された優しい手。縋るように、男の手をとった鈴香は、誘われるまま、彼のバイト先だというBARへと向かった。
お互いの失恋話を話す内に、意気投合した二人は、酔った勢いで一夜を共にする。童貞だと言う男の弱みにつけ込み、十年連れ添った彼を忘れるためだけに、身体を重ねる鈴香。名前も知らない彼とは、もう会うことはない。一夜のアバンチュールのつもりだった。しかし、春となり、思いもよらない再会を鈴香は果たす。
鈴香の勤める製薬会社の営業に配属された新人『橘真紘』。営業補佐として働く鈴香の元に挨拶へ来た橘を見た時、一夜を共にした冴えない男の姿が、鈴香の脳裏をよぎる。目の前で笑みを浮かべる国宝級イケメン『橘真紘』とは、似ても似つかない。それなのに感じる既視感。その理由を、鈴香はすぐに知ることになる。冴えない男こそ、橘真紘だったのだ。
「冬野先輩、俺が陰キャの童貞だって信じてたの?」
仲間と賭けをしていたと、あの夜の真実を話す橘に、怒りを露わにする鈴香。しかし、橘から事後の写メを見せられ脅迫される。
「彼女になってよ、鈴香先輩。俺の自尊心を満たす彼女に」
脅迫に負けた鈴香は、橘と恋人契約を交わす。気まぐれな橘に弄ばれ、振り回される日々が始まる。
果たして、鈴香は、自分をだまし、弄んだ男、橘に心を開くのか?それとも____
振り回し系、羊の皮を被った年下男子× 徐々に恋を自覚する、意地っ張り年上女子のジレ恋。
はじまり、はじまり。
※こちらの作品は、他のサイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-23 20:36:32
128865文字
会話率:37%
高校の寮に入ってから、乳首を弄る気持ちよさに目覚めた。
今日もひとり乳首をぐりぐりしながら楽しんでいるところへまさかの侵入者が現れた。
もうちょっとでイけそうだったのに!あんた誰だよ!?
名前も知らない男に乳首を弄られ、イかされてしまいま
した。
※小話を追加しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-09 19:30:04
23886文字
会話率:46%
真夜中に侵入してくる顔も名前も知らない男に恋をした女には、裕福な貴族の婚約者がいた。
結婚式が間近にせまり、女は肉欲を取るか、身分や財産を取るか選択を迫られる。他サイトに掲載あり。
最終更新:2023-07-07 07:00:00
18962文字
会話率:23%