「雨音に包まれて」の続編です。
ヒサメと結ばれて平穏に過ごしていたある日、アスマの両親が彼を連れ戻す為異世界まで迎えに来た。伴侶が異世界人である場合、一度だけ元の世界へ戻れるチャンスを与えられる。これは神様達の掟なので拒むことはできない。迎
えに来るのは伴侶と最も縁が深い者。アスマと最も縁が深かったのは皮肉にも両親であり、二人はアスマを連れ戻そうとするのだが……
龍の化身×不憫だった子。両親から愛されず、捨てられた子が異世界に迷い込み、とっても強い軍人さんに溺愛されて幸せになるお話の続き。
※前回に続き(軽度ですが)虐待などの描写あり。
この作品は他サイト(http://m-pe.tv/u/?shiki31)にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 19:00:00
12585文字
会話率:72%
高校入学式当日、三上離央(みかみりお)は実の両親から捨てられた。愛されたことは一度もなく、相手にすらされず、何時も二人から「いらない子」「邪魔な子」と心ない言葉を浴びせられ続けてきた。寂しい思いを必死に我慢していたが、親に捨てられた現実を受
け入れられず、離央は辛くて苦しくて泣き続けた。気付いたら離央は見知らぬ森の中にいて、其処で得体の知れないバケモノに襲われる。殺されそうになっていた離央を助けたのは、黒い髪に紫色の瞳をした「龍の化身」と呼ばれている美麗な男、軍人のヒサメだった。彼は深く傷付いた離央を保護して自分の屋敷に住まわせた。ヒサメは離央をたくさん褒めとても大切にしていた。ずっと欲しかった愛情を与えてくれるヒサメに、離央は少しずつ心惹かれていく。彼とずっと一緒に居たいと、強く願うほどに……けれど、それは我儘な願いだと離央は分かっていた。彼には愛する伴侶が存在する。伴侶は魂の半身とも言える最愛。ヒサメの伴侶は見付かっていないが、見付けるのは時間の問題。ヒサメの幸せを壊してはいけない。伴侶との仲を邪魔してはいけない。そう思った離央は自分の気持ちを押し殺し、ヒサメの屋敷を出て行くことを決意する。
龍の化身×不憫な子。両親から愛されず、捨てられた子が異世界に迷い込み、とっても強い軍人さんに溺愛されて幸せになるお話。
※前半に虐待や流血などの描写あり。
この作品は他サイト(http://m-pe.tv/u/?shiki31)にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 19:00:00
24631文字
会話率:66%
ある日、朝槻夕(あさつき ゆう)は不思議な夢を見た。西洋の宮殿で殺されそうになっていた子どもを助ける夢だ。警戒心が強く自分の存在を呪っていた子どもに笑ってほしくて、夕は自分で作ったアップルパイを食べさせて「産まれてきてくれてありがとう」と告
げる。夕に抱きしめられた子どもは大声を出して泣きじゃくった。その子どもは銀色の髪に蒼い瞳をした可愛らしい女の子だと夕は思い込んでいた。不思議な夢を見た後、夕は従兄弟の宮守鈴(みやもり すず)と一緒に異世界へと迷い込んでしまう。可愛らしい容姿の鈴は神子として周囲から持て囃され、夕は敵意を向けられた。この世界では黒は不吉の象徴とされ黒髪黒目の夕は牢屋で過ごす事となる。しかし、鈴の助言もあって牢屋での生活は短期間で終わり、二人はソレイユ国の第一王子、ユリウス・ルミエールと出会う。ユリウスは銀色の髪に蒼い瞳をした美青年で、夕が夢で助けた子どもの容姿に酷似していた。
※メインは第一王子×平凡な学生で複数CPあり。こちらに投稿する為に加筆修正していますが内容は同じです。
この作品は(http://m-pe.tv/u/?shiki31)とpixiv(1章と2章まで)にも掲載している長編小説です。
2022年8月19日本編完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-19 21:00:00
268146文字
会話率:56%
【外資系銀行マン×大学院生】
「あははは、お酒の勢い、気の迷いだったよ。ごめんなー。」
御茶ノ水駅、エスカレーターの上。この言葉は大好きだった人に言われた言葉、一生頭について離れない言葉。
三隅新(みすみあらた)は、K大大学院に通う22
歳である。ある日、一年以上も前に振られた二つ上のサークルの先輩、七種恭平(さえぐさきょうへい)のことを思い出して憂鬱な日々を送っていた。
その時、ひょんなことから再び恭平と再会することになってしまう。
突然の再会に戸惑いを隠せなかった新であったが、彼と接していくうちに徐々に再び惹かれてしまう…。
「もうあの時のような思いはごめんだ。」
葛藤の中、新が見つけ出す答えとは―――。
R-18予定
不定期連載
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 22:30:00
3561文字
会話率:20%
2006年、死にゆく独自島の氷水市を中心に「化け物(カミアシ)」と言う知られないものによる「災慝」が未だに続いて、事情も認知せぬ無邪気な人々が次々と殺され続けていく。対立や退治する経験を蓄えてきた桐山幸之助は、戦いからのトラウマを受け、戦い
を避けながらも、普通の人間としての生活を。迷い日々に積み重ねた不安や罪悪感が溜まって果てに、やがて対立すべきの時も来り、最悪の場合で起こっていても。その同時に、その後も、強くなってきた連中も動き始めて、再戦の時が段々近づいてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 20:00:00
42511文字
会話率:48%
日高真希(ひだかまき)は、墓参りの帰りに見知らぬ世界に迷い込んでしまう。そこは女児ばかりが命を落とす恐ろしい病が蔓延する世界だった。そのため男女の比率は崩壊し、生き残った女性たちは複数の夫を持たねばならなかった。真希は一妻多夫制度に戸惑いを
隠せない。そんな彼女が男たちに愛され、幸せになっていく物語。
※アルファポリス様でも掲載しています。
※Rシーンは予告なく入ります。
※誤字脱字がありましたら、ご一報いただけると大変ありがたいです。
よろしくお願いします(^^)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-14 05:02:20
84423文字
会話率:39%
ようこそ当店へ。
私はこの「Clubファム・ファタール」の受付嬢をしている者でございます。あるいは語り手、と呼んでもらっても結構です。今宵は当女性専用M専科SMクラブに迷い込んだ方々の物語を開陳させて頂きたいと存じます。女性同士の、女
性だけのSMなどおかしいと思いますか? ええ、確かにこの性癖は非常に稀なものでありましょう。しかしそこで心が癒されるお客様がいるのも確かなのです。私たちはお客様の心を満たすこと、それだけを至上の悦びとして営業させて頂いております。
まだ信じられませんか? しかし、迷えるマゾ女性たちが、当店のミストレスによってその魂を輝かせるところを見れば、きっとあなたも新しい世界を見出すことができるでしょう。新しい世界、見てみたいと思いませんか? ええ、別にお客様になられなくてもよろしいのです。私は語るだけでございます。しかし……その先で、あなたが新たなるときめきを見出すとすれば……ふふっ、こんなところに迷い込むあなたなのですから、きっと素質がおありなのでしょう。それを判断するにはまだ早すぎるかもしれませんが
それでは語りましょう。俗世間のなかでは決して満たされることのなかった、哀れな雌たちの欲望の物語を。
レズSMクラブの倒錯短編オムニバス。闇の世界に被虐の百合の花が咲き誇る。
※1:本作は完全にレズSM特化の作品です。チンポはどこまでも出てきません。
※2;単話完結の短編集という形を取るので一話一話は非常に長いです。覚悟して下さい。胃もたれ注意。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-13 18:53:49
371246文字
会話率:44%
主人公である長谷久秀はとある事情で大学進学を断念し、警察官になって10年。転々とし一貫したキャリアを描けない不安の中で対策に取り組み念願の鑑識官試験に合格し、所轄署に配属されたがそこは嘗て父が勤めた場所だ。父の後輩でもある課長の計らいにより
区内の私大医学部の法医学者のもとに見学に向かうが、そこにいたのはワケアリげな麗しい准教授だった。
あらゆるもの(家族、記憶、顔、名前)を喪い、切り捨て、上書きしてきた准教授・藤川玲を、欲望に勝てない浅慮な子犬系男子長谷は救えるのか?
『生と性と聖、そして死について』をテーマにしたヒューマンドラマ寄りの年の差社会人BLです。
気長に見守っていただけたら幸いです。よろしくお願いいたします。
【何故多数ある原案の中からこの作品を選んだのか】
基準は「自分が今まで見てきたものや体験してきたことを昇華できる物語である」という点です。
【見てほしい所】
道に外れたことをしたり、人を好きになるということや自分の性的指向に迷いながら生きてきた人たちが愛情を持って寄り添っていく姿を書けたらいいなと思っています。
※本作はPixiv,note,PictBLand,ムーンライトノベル,アルファポリス,fujossy,魔法のiらんど,Bloveで並行で公開しています
※性描写は(*),スカ要素は(◆),暴力描写は(●),グロ注意は(★)が本文冒頭についています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-08 05:34:05
725113文字
会話率:35%
友人に聞かされた遊びを半信半疑で試すと、そこは見慣れた場所のようで、全く別の異界だった。
その異界と自身の身体の変化に戸惑いを覚える主人公、朝陽「俺、何で…女?」
そんな当惑する朝陽の肉体を求め、異界の住人達が蠢き出す。
彼等の目的はひ
とつ。迷い込んだ牝達を孕ませる事のみ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-07 22:37:17
232828文字
会話率:12%
『私の経験上、人がSになるかMになるかは、生まれ育った環境が大きく左右すると思っています。』
この自伝的官能小説は、私の経験談や体験談にフィクションを織り交ぜて作品に仕上げる。という趣旨で書いています。
自身の経験や体験を、何らかの形で残
したかったというのが、この小説を書き始めたキッカケです。
この作品は、自身の経験と体験を照らし合わせながら、ゆっくり丁寧に仕上げて行きたいと考えております。
長い年月をかけ精神、身体共に犯され支配されマゾという世界に迷い込んでいった、私の過激で美しくもいやらしい半生を、私が体験したSMの世界を、とくとご堪能下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 09:29:11
22058文字
会話率:26%
終末世界で愛玩機械生命体と愛玩獣人種の2つの勢力に揉まれながら、ひたすら人類繁栄種付け再興セックスをする物語。
最終更新:2024-02-09 22:31:24
43396文字
会話率:40%
「いったいここは、どこなのよ……」――ソフィアはクロチェスタン王国の子爵令嬢。存在感の薄い彼女は行き遅れ、王宮の侍女として働き始めたが、王宮内で迷子になってしまった。よりによって、迷い込んだのは王族専用エリア。そこで一匹のユキヒョウと出会
う。それは獣人の王太子ミハイルだった。ソフィアに出会って、なぜか具合が悪くなったミハイル。王太子に危害を加えた疑いでソフィアは牢に入れられる。死を覚悟したソフィアだったが、解放されミハイルの元に連れて行かれる。そこで正式に番として認定され、王太子の婚約者候補になってしまった……!
「……俺の本能は今すぐお前と番いたくてしかたがないらしい。うかつに近寄らないでくれ」
「……」(私からは近づいてないのに……)
王太子としてのプライドと獣人の本能の間で揺れ動くミハイルと、いきなり侍女から王太子妃候補となって困惑するソフィア。それでも一緒に過ごすうちに惹かれ合う二人だったが、隣国サルタン王国のクーデター未遂事件の余波を受けて、ソフィアが誘拐されてしまう――。
全四話。エロスは三、四話にあり。全体で三万字ちょっとの中編です。少し流血表現があるので、「残酷な描写あり」は保険です。基本ラブコメです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 20:32:42
33119文字
会話率:56%
有名大学や企業に多数の卒業生を輩出する桜花学園には、学力やスポーツに囚われない裏の顔があった。学生を奴隷として調教、育成し出荷する学園にあって、主人公・村住純一は調教師である。純一に隷属する女教師、純一を慕う生徒達、そして奴隷として巣立つ教
え子…桜花学園と言う閉じられた世界の中で、純一が調教師として迷いながら成長していくお話です。
Liq〇idさんのエロゲーみたいなのは好き、緊縛好き、ハードなの好きだけどでも純愛ハーレムが好き!と言う私が自分の性癖に従って書いてみたのですが、自分の文だと実用出来ないし難しいですね。とりあえず、皆さんに楽しんで頂いて、かつ完結出来るように頑張ります。初投稿ですので、何卒お手柔らかに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 00:00:20
264715文字
会話率:57%
街で唯一文字の読み書きができるとして、頼りにされている「先生」のもとに、悪魔のような形相の男「ゲフェン」が迷い込んできた。姿のせいで世間から見捨てられた「ゲフェン」と「先生」は交流を深めていき……。
紀元前くらいの中東あたりの世界を想像し
てください!
ぬるいし、少しですが、性描写があるので、R18指定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-29 16:23:48
16517文字
会話率:61%
熱中症により倒れた田辺克人は次に目を覚ますとそこは見知らぬ森の中だった。
そして自分が女神様より召喚された勇者なのだと信託を受けた王女エフィリアに告げられる。
にわかには信じがたく夢を見ていると思っていた克人だったが、温かい人々との交流を重
ねる内に段々と世界について知っていく。
ただ、どうやらこの世界は男が少ないらしい……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-29 07:00:00
1865文字
会話率:29%
性の価値観が物凄く軽くなった世界に迷い込む。
そこは食事をする事や服を着る事と同じレベルで性的な事を行う世界だった。
道を歩けば下着や全裸で居るのは当たり前、年代を問わずにムラムラとしたら近くの人に声を掛けてそのままセックスをしたりと性に奔
放な世界を謳歌する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-16 07:00:00
3480文字
会話率:28%
男性オメガの地位が最底辺の世界から、ある日突然Ωが大事に愛しまれている世界へと迷い込んでしまった青年。
愛されているのは分かるのに、育った世界の常識のせいで、なかなか素直になれない日々。
このひとの愛はホンモノなのだろうか?自分はいったいど
うすればいいのだろう。
「Ωの愛なんて幻だ」そう思っていた青年が答えを見つけるまでの物語。
本編完結済み!時々番外編追加します。
・固定CP α(貴族・穏やか・敬語・年上)×Ω(幸薄・無気力・流されやすい・年下)
・ちょっと不思議な設定がある程度でファンタジー(魔法)割合は低め。
・オメガバースで本番ありなので、18歳未満の方はNG。そこそこの描写がある回はタイトルまえに※入れてあります。
・最初は言葉が通じないので、若干の勘違い、すれ違いがあり。
・この小説はpixiv、アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-29 00:36:33
107483文字
会話率:25%
この世界は、魔力が全てである。
王国内でも屈指の魔術師の家系に生まれ、素晴らしい血筋で生誕したのに、エレノアには見事に魔力が備わっていなかった。
家族や周囲から一族の恥と冷遇され、隠されるように生きてきたエレノアは、もう生きていても意味は無
いと諦観し、迷い込んだ森で、アンティーク人形のように美しい男と出会った。
「最後なら、抱かせてくれないか」
甘い言葉で誘ってきた男は、実はインキュバスだった。
(ドアマットが、突然出会った淫魔に孕まセッされる話です。キメセク/子宮姦の描写あり。ジャンルとしてはインスタントエロです…タグを必ずご確認ください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-27 01:40:09
10471文字
会話率:35%
坂本行介、ある日突然、学校でも評判の美人な彼女ができた。
でも、大丈夫。俺はそんなイケメンじゃないし、この関係は、彼女の気の迷いに決まってる。俺は勘違いしないように気をつけてる。
自己肯定感低め?のいいヤツ男子と、美人だけどちょっと人からの
評判に疲れちゃってる女子の、お互い微妙な勘違いの積み重ねの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-26 00:07:59
12618文字
会話率:25%
銀髪ロリババア狐の”迷い家”に入りこんでしまった主人公。
そのまま彼女のお世話になるが、夜は食事が終わるなり、イチャラブ濃厚前戯を始め貧乳狐をとろとろまんこ狐に変えて、中出しおねだりまでさせてしまう。
ご主人様と主人公を呼ぶだけで、甘イキし
まくる弱々まんこにたっぷり中出しをして蕩けた顔でイチャラブキスする甘々話。
※pixiv、ハーメルンにも掲載しております。
※自サークルにて出した同人音声をモデルとして小説化した作品となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-20 18:07:52
22920文字
会話率:31%
初めての神隠しにあった子供時代の俺は、助けてくれた仮面のお兄さんに強い憧れと信頼を抱く。
無事に現世に帰ってこれたけれどそれ以来、霊媒体質になってしまいちょくちょく隔世に迷い込むようになってしまった。
大人になった俺は、あの頃憧れていた仮面
のお兄さんと再会したが、なんだか様子がおかしい。
あれよあれよという間に、洗脳大好きプレイによりラブラブセックスにもつれ込む話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-18 00:22:47
10524文字
会話率:15%
前触れもなく異世界転移したトップアイドル、アオイ。
路頭に迷いかけたアオイを拾ったのは娼館のガメツイ女主人で、アオイは半ば強制的に男娼としてデビューすることに。しかし、絶対に抱かれたくないアオイは初めての客である美しい男に交渉する。
「―
―僕を見てほしいんです」
奇跡的に男に気に入られたアオイ。そのうち、アオイに途方もないほどの価値を付けてくれた美しい男にアオイは恋をするが、男は「私は貴方のファンです」と言うばかりだった。それならせめて理想のアイドルでいたい。そう決意するが――。◼️愛されるには理由が必要だと思っているし、理由が無くなれば捨てられて当然だと思っている受けが「それでも愛して欲しい」と手を伸ばせるようになるまでの話です。◼️自分自身にすら無関心な不器用な人外×自分に付けられた値段でしか愛を実感できない不器用な青年
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-17 20:00:00
119971文字
会話率:59%
ある日の朝、オート三輪が上から降りてきました。 埼松昭義さんです。 史帆さんは道に出て手を振りましたが昭義さんは軽く頭を下げただけで去っていったんです。 きっと急いでらしたんだなとその時は思いました。
それから数日後、再び埼松昭義さんの
オート三輪と今度は里で出会いました。 こちらは身軽なバイクですしそっけなくされても彼独り乗ってられるなら追いかけることもできます。
そう思って見ているとオート三輪は入谷村とは逆方向に急に向きを変え走り去っていきます。 バイクで追いかけようにもその先は以前道に迷い帰れなくなり泣きたくなったあの道です。 偶然通りかかった人に聞くとその道は大きな町へ続く近道があるにはあるが枝道が何本も別れており素人には見分けがつかなく隣町に行くのは無理だと言われました。
恋した女ほど怖いものはないと言います。 史帆さん、通りがかりの人が親切に教えてくれたにもかかわらすある日のことスーパーカブを駆って埼松さんが消えた道を辿ったんです。
恋した女ほど怖いものはないと言います。 史帆さん、通りがかりの人が親切に教えてくれたにもかかわらすある日のことスーパーカブを駆って埼松さんが消えた道を辿ったんです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-15 05:00:00
5629文字
会話率:4%