「神の愛を信じるか? その存在についてはどうだ?」
この言葉だけを聞いて首を縦に振る人間はもはや多くはいないことだろう。
おれだってその一人だ。
神など信じていないし、ましてやその神さんが慈愛深い人物像?だとは思いもしない。いたとした
ら様々なことを聞いてみたい気もするが、それだって半信半疑に終始すると思う。
もはや信仰は失われて久しい。
神が人の心の裡を去ってよりずいぶんの時が流れた。
と思っていた。
「君には、ある世界へ逝ってもらいたい。そこで思うかぎりの悪徳を尽くせ」
そんな言葉でおれの人生は一変する。
それを言ったのが。
「私は神だ」
神様を自称するそいつだった。
絵に描いたような異世界転生。
死んで、気づいたら真っ暗な空間に居て、神を名乗る人類未定義の存在と対話し、この世界の中世期を模造したような異世界に飛ばされてエトセトラ。
しかして、悪徳。
「輪廻より転じ出でて悪徳を尽くせ。悪徳だ、奪い、犯し、謀り、蔑み、嬲り、啜れ、罪なえ。そしてそれらことごとくを愛し、閲せ。私は君に、人舌に載り切らぬ悪徳を望む」
そうしておれは神様たちの賭け事の、悪徳なる駒となった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-27 05:55:37
1310文字
会話率:45%
クリューの話だけではわからないので、現地に赴いてみようと思った私は、早速城を出た。
よしよし、誰にも見つかっていない。
全くこの城の警備は大丈夫なの?
JKごときに脱走されてさ、、、
あ、、、見つかっちゃった。
最終更新:2017-01-28 13:44:11
428文字
会話率:24%
魔法と魔物のいるよくあるファンタジー世界で牧場経営する魔法使いのお話です。
思いついたネタを適当に書いていこうと思います。
最終更新:2016-12-15 07:49:31
2987文字
会話率:48%
1857年、英国。
ヴィクトリア女王の統治が始まって20年。
その時代に、隠居して間もない老夫婦の元へ、一人の少女がメイドとしてやってくる。
彼女の仕事は使用人として彼らの身の回りのお世話。そして、ご主人に対する性的ご奉仕だった。
少女の
名はミシュレット・マーカレット。
産業革命時、発展したメイド文化の中で生きる少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-08 02:54:22
14998文字
会話率:33%
昔、お妃選抜試験が行われていた国の話。
中国の清王朝っぽい世界です。
最終更新:2016-10-01 09:17:55
13677文字
会話率:33%
異国の少年皇帝に愛される年上女の話
舞台は東ローマ帝国と近世ヨーロッパをモデルにしたフィクション。
年の差
18禁
拙文に沢山のごアクセスに心から感謝いたします。誤字脱字ありましたので修正しました。(11月17日)
本当に沢山のごアクセ
ス、ご評価を頂戴してひたすら恐縮しております。そんななか恥ずかしい誤字脱字がまだありましたので修正しました。大変お見苦しく、申し訳ありませんでした。(11月18日)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-16 08:31:35
11260文字
会話率:26%
ある日突然、唯一の家族であった父を失ったメアリは住むところも失い、廃れた酒場で有り金すべてを使い果たそうとして飲めない酒を次々と頼む。そこへ現れた若いアレクサンドル公爵もまた、丁度その日に失意の中にいた。2人はお互いの素性を明かさないまま一
夜を飲み明かし、目を覚ますと過ちを犯した後であった。お互いが誰であったのかよく分からないまま別れた2人であったが、アレクサンドルはその夜が忘れられず、名前も知らないメアリと再会する事を夢みる。そして、メアリが選んだ新しい就職先は偶然にもアレクサンドルの屋敷で、奇しくも2人は再会を果たすのだが…―――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-27 06:00:00
48027文字
会話率:46%
大学二年生を終えた春季休業中にレポート作成に使った資料の返却に向かい、その帰り道の途中までは確かに覚えていた。しかしそこから先の記憶はなく気づくと完全な『白』の空間に放り込まれており・・・。
最終更新:2016-09-17 10:42:10
13161文字
会話率:30%
戦時下に生きるセリダは十四歳になり、兵役のため戦闘訓練を受けていた。
自国を侵略され、深く傷つくセリダ。
一方で、のどかな島国で安穏と暮らしてきた九歳のライド。
平和そのものを享受していたライドが、洞穴の探検をきっかけに、旅立ちを決
意する。
交わるはずのなかった者たちが、絡み合って行く先には――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-27 00:02:45
60216文字
会話率:31%
管弦楽部の仲間であり、オタクの友人・芽依の『きらめきメモワール』というフリー乙女ゲームの記念すべき百週目に付き合わされた凪は、その世界にイレギュラーとして転移してしまう。そこで出会ったピアニストの青年は、凪のことを保護してくれると言うが、そ
れにはある奇妙な条件があった。また、凪とは違い、ヒロインポジションで転移してしまった芽依の運命は……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-24 02:00:42
5003文字
会話率:40%
早瀬は砂浜で倒れていたところを島の住人に助けられた。日本に戻るためには首都に行かねばならない。小さな島から早瀬の旅が始まるが、世界はどこか奇妙だった。
※この作品において、人物・地名・歴史などにつき、実在のものとはいっさい関係ありません。
フィクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-13 06:00:00
119585文字
会話率:26%
政府高官レアラ・レンネスは、奴隷市場で男を買った。そこから始まる三人の奴隷との奇妙な生活。最終目標は純潔を散らした先のめくるめく享楽的生活だが……?◇アホな話です。モラルはゼロ。※本編14話+おまけ5話
最終更新:2016-06-26 16:41:56
43174文字
会話率:29%
偉大なる王の為に私は邁進致します。
これは国が政治体系を替えず、もしそのまま王政を敷いているのに、戦争疲れをして民衆が王政に疑問点を持ちそれに乗じて宰相が国を操り、上手くいかなかった時のお話し。
決してBrexitの話ではない。多分
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-26 13:07:17
509文字
会話率:17%
ある日、東国の小さな村に住む、穏やかな日々を過ごす少女の運命は一変した。
叔父によって変えられた運命に抗おうと必死に生き抜く少女とその少女を命を懸けて守る騎士の話。
※実際の人物や町名などには一切のかかわりはありません。
※シリアス多め
の作品です。時代背景としては現代に近いものですが、移動手段ならびに通信手段など現代と近世を合わせたものと思ってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-24 20:00:00
60659文字
会話率:51%
宇羽国《うわのくに》にひっそりと隠れ住む忍の一族、耶等院《じゃとういん》。くの一の紅《べに》は、ただ強くなることにがむしゃらで、恋愛などに目もくれない。
幼馴染の凌《りょう》は、そんな彼女に想いを寄せていた。だが、紅は隠密として潜り込んだ城
で若き城主、信晃《のぶあき》と出会ってしまう。嫌っているはずの侍なのに、気になる存在。そんな信晃がやがて身近になっていき……?
釣り合わない想いの丈、揺れに揺れる恋の秤。やがて大きく傾いた時に何が起こるか。
虚構の中近世日本を舞台に花開く、時代恋劇、いま開幕。
残酷描写を含む場面には■、R18描写を含む場面には○を付けます。苦手な方は回避をお願いします。EROよりもそこに至る過程を重視する方向け。いちゃらぶは6幕あたりからです。
全77話、201,087文字、予約投稿済み。2016年6月9日完結予定。毎日0時更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-09 00:00:00
201087文字
会話率:45%
王妃リュシーは、隣に眠る人が泣いていることに気付いた。
最終更新:2016-02-28 02:18:41
3461文字
会話率:28%
女性は花のようだと言ったのは、誰だったかしら。かぐわしく咲き誇り、そしていずれ枯れゆくもの。社交界で流行の服に身を包み、ほめそやされても、それは所詮いっときのもの。あなたはもう、私を必要とはしていない。だから、解放してあげなくてはね。
最終更新:2015-04-21 23:23:44
4902文字
会話率:34%
銀色の髪と菫色の瞳を持つ侯爵家令嬢ブランシェは、男に生まれながら『女』として育った。そんなブランシェは、従兄であり、ル・プルミエール第一皇子アレンに恋慕を抱く。秘密を抱えたまま十六歳のある日、国王との縁談が。今更男だと言えぬブランシェは悩み
ながら、王宮で一年振りにアレンと再会し、躯を開かれてしまう。だが、求婚したのは国王ではなくアレンと知り、漸く彼を受け入れるブランシェだったが、―――。
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【秘蜜のローズガーデン】を最初から人物など設定しなおして連載開始しました。
2016/02/09 改稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-09 17:46:19
23921文字
会話率:58%
戦い――それは自由。
農場の奴隷であり、奴隷剣士である主人公は恵まれた体格と、優れた戦いの才能、そして冷徹な心を活かして、主一家を鏖殺して脱出に成功する。
その際に手に入れた名剣――ウルフバート――に、共犯者にして相棒の妖精の小人と共に自
由へと続く外へと踏み出す。
そして主人公は冒険者となった。金銭の報酬と引き換えに、護衛し、敵を倒し、未踏域の探索などを行う。それこそ主人公の求めていた《自由》――その象徴なのだ!
手に携えるは二本の《腰の剣》――その内の一本は敵を斬り倒し、もう一本は女を蹂躙するのに使う、男の強力な《相棒》である。
これは、《剣》を携え財貨を、栄光を掴む、男の《冒険譚(ストーリー)》である。
自由――それは戦いだ!
中世後期から近世をモデルにした欧州風ファンタジー世界を舞台にした、男の戦いの物語です。
男は戦います。戦場で、ベッドの上で!
毎回エロスがあるわけではないですが、(作者的に)これは意外とストーリー重視です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-28 00:00:00
104539文字
会話率:20%
それは、中世のような近世のような……いつの時代か、豊かで穏やかな小さな国は……どこの国か、そんな、とあるお城で暮らすエマという名の姫様の、なんて事のないような、事件のような、そんな事柄を綴ったお伽噺。
最終更新:2015-12-21 23:37:45
88168文字
会話率:67%
完全無欠の公爵家嫡男として社交界の華と崇められるヨシュアには、誰にも言えない秘密があった。それは「女」であること。そんなヨシュアの下に、ある日一通の手紙が届く――「貴殿の正体を知っている」と。社交をしながら手紙の主を探るヨシュアであったが、
手紙が届いたころから徐々に周囲の人間の態度が変化していく――。「氷像」と謳われる男装の麗人ヨシュアが、傲慢な侯爵家嫡男、放蕩者の伯爵家次男、冷淡な従者たちに愛される物語。
感想、レビュー、評価など歓迎します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-28 00:00:00
51210文字
会話率:57%
なろう掲載中の「左遷も悪くない」の番外編
子供の出来る前、晩秋くらいの物語です。
Rがつくほどではないと思いますが、内容的にこちらに。
最終更新:2015-03-24 19:36:15
2610文字
会話率:31%