トルリット国の女王ユーフェルティア(ニ十九歳)は二十年共にいる総騎士団長ルーファス(三十六歳)に『ヴァーカ』と言われる日々。ある日、父に結婚するよう言われサイコロで天運が決まると、ルーファスともサイコロ勝負。『負けたお前の望みは聞かない。代
わりにお前が俺のを聞け』と言われ……!?
*完結済*『異世界を駆ける姉御』登場キャラの話ですが未読でも問題ありません*自作品番外集『おもちゃ箱』に番外編有*自サイトにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-30 05:06:31
46796文字
会話率:44%
生徒会書記ミカエラには恋人がいる。皮肉屋だが完全無欠の生徒会長カナ――ではなく、その双子の弟ホヅミ。ほぼ完璧な姉を慕う反面、彼女にあと一歩及ばない自分をもどかしく思うホヅミには、恋人のミカエラにも打ち明けていない秘密があった。
※R18描写
は予告なく入ります※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-20 22:00:00
15634文字
会話率:34%
受視点|包容騎士×やさぐれ美人
空から月が落ちたその日、西の森は瘴気に満ちた。
森で暮らす人々の多くは命を落としたが、逃げのびた者も、瘴気で汚れた存在として迫害の憂き目にあう。
石つぶてから逃げ惑い、旅路の果てに北の壁にたどりついたキリアン
も、そのひとりだ。
年月を経て壁の守り手となり、姫と揶揄されるほどの美しい青年に成長した彼は、その皮肉に、唇を歪めるしかない。かつて汚れていた頃の自分を見れば、とても〈姫〉などとは呼べまい――と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-02 00:00:00
51437文字
会話率:43%
娘であることを知られてはならない。
それが、母の腹より産まれて間もない、彼女に与えられた使命だった。
王都より遠く離れた山間部、古くからの習わしで選ばれた男装の巫女は、十八の夜に女に戻り、男神となる伴侶を選ぶ。
村にはエルバという
美しい青年がいた。
その色香は匂い立つようで、彼こそが巫女だろうと誰もが信じて疑わなかった。
そして、エルバが二人の幼馴染の内、どちらかから男神を選ぶだろうと。
エルバが選ぶのは、頑健な肉体を持った村長の息子・ヒドルか。
小柄で腕力や体力には劣るが、利発で明るく、村の誰からも愛される皮肉屋のロッシュか。
祭りの夜がやってくる。
閉じた集落の中で繰り広げられる、男装ラブコメです。
数年前に書いて同人誌にした奴を供養。
嘘はついてないけどあらすじにミスリードがあるよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-11 19:33:20
31282文字
会話率:42%
ーーーそなたが心の安寧を得るには、余を愛さないことが必要となるーーー
帝国の皇妃メリッサは、12歳で輿入れしたその日に、皇帝から拒絶される。それから15年が経ち、粛々と皇妃の勤めを果たして生きる彼女を、共和国の提督が誘惑する。
生真面目な彼女と皮肉屋な共和国提督との、緊張感がないようなあるような、禁断の恋。
中世ヨーロッパを想起させる表現が多くありますが、歴史的事実に沿った物語ではなく、架空の舞台設定です。寛容なお気持ちでお読み頂けたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-29 00:00:00
21366文字
会話率:44%
「二週間後に、愛する弟が処刑される――」
三つ子の三男、ショータの死刑執行日が決まった。「天使人間」であるというだけで犯罪予備軍とされ、罪を犯していなくとも処刑されるのだ。
社会の様々な矛盾に失望する皮肉屋の長男、シンヤ。
静かな怒りをう
ちに秘めた生真面目な次男、ライト。
そして、二人が溺愛する素直で快活な三男、ショータ。
三人の前に現れたのは、平行世界からやってきた他の兄弟たちだった。三つ子、四つ子、それとも六つ子? 彼らによって明かされる、「ショータが死なない世界」へ行くための方法とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-16 11:00:00
166459文字
会話率:51%
※この小説は、重複投稿作品です。
人の形に惚れ込んだ男子美大生と彼の友人の尾崎優との物語。
彼女は背が高く、スタイルがいい。同じ学年の幼馴染みである。いつも周りには友人がいて、辺りを太陽のように照らしている。それに引き換え犬飼友広は背が低く
、印象は暗く、友人と呼べる友人は殆どいない。
正反対に位置する友広と優に接点があるとすれば、それは描き手とモデルという関係だけだった。(第一章)
友広は大学内でも指折りの描き手で、その技術だけは周りの人間たちを驚かせていた。
もちろん優も美大生ではあるのだが、何故か描くことよりも描かれることの方が多く、彼女の絵の技術がどれほどのものなのか、それを知っている人間は殆どいない。
ある日、いつものように優をモデルにデッサンを描いていると、唐突に彼女は言った。
「私って、無能なのに綺麗なんだね。」
それは自信の表れのようでもあるし、自身を皮肉っているような言葉でもあった。
優にはコンプレックスがあった。それは、絵が描けないということ。モデルとしてでしかこの学園にいる意味を見いだせない彼女の悩みは切実で、しかし、それでも友広にとっては羨望の眼差しを送るには十分な自信だった。
絵を描くことしかできない友広と、人形のようにモデルになるしかない優の淡い恋愛は始まっていく。(第二章)
段々と打ち解けていく二人の関係は親密なものになり、そしてそれに気が付いた周囲の様子も変わっていった。
足りないものを補うように、自分の欠点を埋め合うように近づいては離れたりを繰り返していく。(第三章)
学園を卒業後、友広は芸術家として顔が売れ始め、優はモデルとして生きていくようになり、必然のように二人の関係は終りを迎えた。それでも、二人は時折お互いを探してしまうのだ。駅のホームやデパートの本屋、喫茶店の窓辺、二人が生活していた部屋の窓の向こう。
手に入れたいものが一番遠くにあって、それは手に入らないと知っていても、求め合ってしまう心の形。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-12 13:43:52
11078文字
会話率:46%
この世界から消えたい。男になりたい。
幼なじみで親友の花音(かのん)に恋をしていた真央(まお)は自らの暴挙によって彼女から拒絶され、絶望の中、強く願った。皮肉にもその願いが叶えられてしまうとも知らずに。
突然、異世界に召喚され、魔王を退治す
るように頼まれた真央の体は男になっていた。真央は騎士としてマリオンという名でその世界で生きていく決意を固め、やがて魔王を倒すことにも成功する。そして、褒美として嫁を貰うことになり……
肉体的には男×女の話ではありますが、物語の性質上、ガールズラブの要素を含みますので、キーワードは保険として。苦手な方はご注意ください。
「姫初め2015」に参加の番外編追加しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-10 14:32:06
57494文字
会話率:35%
辺境領から王都に伺候した公爵は、戯れに訪れた娼館で美しい男奴隷を買い上げる。ほんの退屈しのぎのはずのその行為が、公爵を運命の渦中へと引きずりこんでゆく……。
主人(辛辣な人嫌い28歳)×奴隷(従順さ皆無の皮肉屋20代後半)の組み合わせ。性描
写もあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-28 21:23:48
51819文字
会話率:38%
昔の日本によく似たパラレルワールドにトリップして、自分とそっくりな少女に憑依してしまった花織は、生きるために憑依してしまった事実を隠して、その少女のふりをするべく必死で異世界で勉強していた。それなりに様になった頃、父から嫁入りを命じられる
ことになる。
冷徹皮肉屋×ヘタレ脆弱少女がおりなす。シリアス時々ほのぼの夫婦生活
更新は気まぐれです。一応夫婦なのでR指定させていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-24 14:12:09
25623文字
会話率:39%
魔王に負けて捕らえられ魔法の実験で女に性転換、あまつはレイプされたりと度重なる不幸の果てには最狂の力、植物を操る力ことクリフォトを望まずも得てしまったリュケット。そんな彼女と勇者の子孫であるクリフトが出会う時、最強にしてカオスな物語が幕を開
けた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-06 00:21:48
332524文字
会話率:39%
私が恋した人は、出会ったとき既に記憶を失っていた。
失われることを前提にして始まった恋は、唐突に終わりを告げる。
簡単に終われるものではないが、諦めるしかなかった。
だが運命とは皮肉なもので彼と再会することとなる。
そんなお話。
最終更新:2013-04-03 23:20:16
51665文字
会話率:15%
「家では煩いのに学校ではいい子にしている……」
皮肉っぽくこんな事を言われた経験がある人は少なくはないはずだ
その典型みたいな女の子に天罰が下る話
最終更新:2013-01-26 15:51:07
3832文字
会話率:48%
終戦後、目まぐるしく変化を遂げる時代に取り残された軍人・大山平蔵は、慎ましく日々を暮らしていたが、ある日歓楽街で成金御曹司の新延精市に難癖つけられ絡まれてしまう。
自制心が強い大山は、凶暴で皮肉屋で情緒不安定な精市に振り回されながらも、精神
病を患う精市を見放せず、何時しか不思議な通い妻生活を始めてしまう事に。
戦争で負った傷を癒せぬままの大山、幼い頃より精神病と戦う孤独な精市。互いに少しづつ歩を寄せ、気づけば互いの傷を舐めあう様に恋へ堕ちていく。
その恋が、後に己を壊すとも知らずに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-11 10:40:04
33125文字
会話率:28%
ケルヴィンには気がかりなことがあった。ガールフレンドじゃない、母さんのことだ。ひょっとしたら母さんがだれかに脅されてるかもしれない。そしてそのだれかが、マークだったとしたら。頭が超よくって、とびっきりのイケメン、ケンカなんか負けたことがな
い。そんなマークにどうやって対抗すればいいんだろう。そうだ、もうこうなったらあの連中に相談するしかない。ここいらのギャングが一目置く伝説のジャンク・リサイクラー、トロイラボ。儀式めいた連絡方法は皮肉にも以前マークが教えてくれた。
よっし、母さん、母さんはおれが助ける。
二十一世紀後半、分断後の北アメリカに建国したリーナス、東部の環境保全共同体エコクレーヴに住むケルヴィンと仲間たち。世界を変えるかもしれない鍵を巡る冒険にひょんなことから巻き込まれてしまった彼らの「約束だぞ、絶対だれにもいうなよ」
そんなヒミツのストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-25 06:32:28
93517文字
会話率:51%
1991年にあった実話。ろくでもない最低男と知的で性格の良い女子高生が出逢う。
携帯電話のない時代を二人で全力で駆け抜けた。
人を傷つける、人を愛する、良いことも、悪いことも、全て人がなせる業なんだ。
好きなら諦めない、好きな人を離さない
。あの日、ボクらは一つになった。
かけがえのない「愛」というものを知った。
神を信じた日、運命を信じた日、知らないところで動くもの。
運命の出会いなのか、皮肉なのか。運命に弄ばれる二人の行方は。
※この作品はモバゲー及びE☆エブリスタにも掲載しております。
小説家になろうでは他で表現できない部分も載せていく予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-23 00:33:35
274文字
会話率:0%