王宮深くに作られた、大輪の花も鮮やかな花もないひっそりとした庭園。それは、かつての寵姫のために作られた庭園だった。―――かつて権勢を誇るも、いまや忘れ去られた存在である皇帝の寵姫であったアウラ。彼女の元を訪れるのは、もはやただ一人だけだっ
た。身分低くも聡明で美しい第三皇子、エルデカインただ一人。日陰の身であるアウラを義母と慕い、誰もを魅了する笑みを携えて今日もアウラの元に訪れる。ある、知らせを持って。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-23 23:00:00
50604文字
会話率:30%
突然、セフィル姫の住むリヒテン王国の城が元婚約者である隣国の皇子・マクシミリアンの率いるボルグ帝国の騎士団に城を攻め込まれた。父と母である国王と妃は自害。自身も死に場所を求めて、待女と焔の立つ城を逃げ惑っていた。
死のうとした刹那、マクシミ
リアンが現れて、身柄を拘束される。
セフィル姫の運命は?
初めての王族ものなので、拙かもしれませんが、よろしくお願いします。
修正中!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-06 19:00:00
36177文字
会話率:32%
婚約者アダムと乗った船が嵐に遭い、アーシェは海中に沈む彼を追って海に飛び込んだ。暗い海の底で意識を取り戻したアーシェに、アダムを愛しげに抱いた人魚は純粋な憎しみを向けてきた。なんでもするからアダムを返してというアーシェの願いに人魚は応え、そ
の声を奪う。長い夢から目覚めると、遠く海を隔てた砂漠の国ザイード帝国の皇子ラシードが黒い瞳を見開いてこちらを見下ろしていた――。(★=R-18描写ありとなります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-01 20:13:52
157711文字
会話率:34%
古墳時代のとある帝の御世。
愛くるしい妹に翻弄されつつ、|皇太子《あとつぎ》修行に励む皇子のはなし。
最終更新:2012-10-20 18:18:27
22701文字
会話率:25%
獣の国「レオニス」と人の国「ルシーダ」。二つの国は表向き平和だったが、国民同士は仲が悪かった。レオニスのレイ第四皇子が起こした波紋を収める為、ルシーダに差し出された少女ジュラ。其処で出会ったのは、優男風の男。しかし男は…―――― 【18禁描
写有りは#で表記】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-14 00:36:40
31207文字
会話率:24%
地方の豪族の妾妃の子ども、16歳になったキサヤは一族の期待を背負い、この国の皇太子の『飾りの妃』に選ばれる。
『飾りの妃』とは選ばれた少年が皇太子の婚姻の儀式で正式な二人の妃と共に形式だけの妃となるこの国の慣習である。
それが終れば、少年
は中央の官吏になれるはずだった。
ところが『飾りの妃』の実体は、次の帝の眷属を選ぶ儀式。キサヤは人間の亜種、魔族だった。
婚姻の晩、キサヤは皇太子と結ばれる前に連れ去られてしまう。キサヤを連れ去ったのは帝位継承の無い第三皇子、三宮。
反発しながら紆余曲折の末、二人は結ばれる。
キサヤと三宮の二人は国の支配下に組み込まれていない地方の制定に向かうことになる。果たして二人は上手くやり遂げることができるのか。
「ずっと一緒に」、「ずっと一緒に それからの話」の続編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-16 15:37:16
388686文字
会話率:38%
「ずっと一緒に」の続きの話になります。
地方の豪族の庶子だったキサヤと第三皇子の三宮は紆余曲折の末、結ばれる。その二人は中央の威光が届かない華南地方へ行くことになる。
その前に起こる事件と、その顛末。
前に読んでくださった方も初めての方
も読んでいただければ嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-02-04 07:00:00
85888文字
会話率:45%
地方の豪族の二男、16歳のキサヤは、この国の皇子の『飾りの妃』に選ばれる。形式的なこの役目を終えると中央の官吏に取り立てられる。それを信じて故郷から出てきたはずが・・・・。
幼い頃に占い婆に言われた「おまえの伴侶は銀の目を持つ」その言葉は何
を意味しているのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-11-19 07:00:00
147171文字
会話率:49%
架空の帝国を舞台に大公家の姫の恋と成長を描きたいと思っています。途中、悲しい展開もありますが最後には幸せが待っています。ハッピーエンドに向かって、ご都合主義・主人公至上主義で進みます。
性的なR18場面は後半まで無い予定です。
※人が亡く
なります。残酷な表現・暴力表現があります。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-01 20:29:02
163235文字
会話率:34%
拙作「花の中の花」に出てくる皇子様のお話。娼館で筆下ろし。若かりし日の殿下の可愛かったころです。独立した話になっておりますので、こちらだけでもお楽しみいただけたら幸いです。
最終更新:2012-05-05 10:58:15
6358文字
会話率:33%
天覧王朝第一皇子の『成童の儀』の御子に選ばれたのは、神殿一の舞い手である深だった。隆皇子と御子深。二人は互いに魅かれ合いながらも、その想いを擦れ違わせていく・・・・。
最終更新:2012-05-19 22:11:25
119399文字
会話率:16%
今は昔。東と西を結ぶとある国に、天に聳え立つように建てられた楼閣があった。楼閣には巫女姫が住まわり、貴重な天の理を説く教典を護っていた。ある日のこと、遥か西方の砂漠の王国より使者である皇子がおとなった。皇子は教典を授かるため、ひと月の間精進
潔斎して過ごさなくてはならない。その間、決して声を発してはならなかった――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-16 17:30:55
3251文字
会話率:0%
夜一(よるいち)はとある帝国の第一皇子。
帝国内でも比類なきチカラを持った彼は、その身分のためかチカラのためか、ひどく孤独な生活をおくっていた。
そんな彼は、一人の女と、出会う。
最終更新:2011-09-10 12:00:00
23481文字
会話率:35%
中世ヨーロッパの小国の第二王子ユゼフ(♀)は、隣国に遊学する事になった。遊学とは名ばかりの、実質人質の要求だった。
ユゼフが女だと言う事は、母親以外家族にも内緒の極秘事項だったのだが、遊学先で、その国の第一皇子、ニコラウスに女だと見破られ
、身体の関係を結ぶ。
身体だけの筈なのに、結ばれる事はないと知りつつ、いつしか二人は惹かれあう。
(注)濃いめの18禁表記多々有り。苦手な方は、ご遠慮下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-05 13:51:25
199780文字
会話率:41%
エルギシアの3皇子の一人冥皇リシアは、光神エルファリアの聖戦士バトラ王子に斃された筈だった。だが冥皇の宝杖「デュメリエス」の力で300年後に転生し、魔導師リディアの弟子リシュアとして暮らしていた。しかし彼は前世の記憶が戻っておらず、同じく転
生した元配下の美女達に誘われるまま、失われた冥皇の宝杖を再び手に入れる為、長い旅に出発したのだった。(このお話は以前、私がmoolich氏のHPに連載したものを氏の許可を得て加筆修正し、中断した物語の続きを書いていくものです。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-16 18:04:27
112540文字
会話率:32%
病気で体の自由を奪われ入院している青年の、凛。彼は、闘病生活に疲れていた。そんなある日、彼は突然異世界に迷い込む。その世界では、凛は絶世の美人となっていた。彼女を保護したアーサー皇子に無理やり、セックスさせられるうちに、女の喜びを味わい・・
・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-06-16 19:56:54
10254文字
会話率:35%
遠い昔。大和の国の皇子は、世にも美しき姫君と出会い、一目で心を奪われました。けれど彼女は血の繋がった実の妹だったのです。
最終更新:2006-10-24 16:18:16
2105文字
会話率:32%