想像上の世界の陰間茶屋の陰子・霧の水揚げが決まった。
髪を上げ、陰子から陰間になり名前を霧之丞と改めたが、胸に秘めるのは男衒の源蔵への想いだった。
叶わぬ想いのまま、客を取る霧之丞だったが。
*
Twitterでのやり取りがきっかけで始まっ
たお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-23 00:52:22
1351文字
会話率:0%
目を覚ますと俺たちは見知らぬロッジにいた。
ドアの鍵、窓の鉄格子によって完全に外界から孤立した中で不安を募らせる中、同僚の男が自分が犯人だと名乗り出てこれから自分の言う事を聞かないと殺すと脅す。
職場の先輩、職場のマドンナ、そして自分の妹、
そして俺の四人はその同僚から次々恥ずかしい命令を指示される。異様な雰囲気の中で俺たちはそれでも為すすべなくそれを受け入れていくのであった。
描写の関係でR18にはなりますし、ほとんどエッチな話ばかりですがメインはミステリーのつもりです。ストーリーにも注目して読んでいただけたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-10 09:57:22
72158文字
会話率:47%
王都の一角に、高い塀に囲まれた場所がある。
昼間はひっそりとしているその場所は、陽が落ち、夜の帳が下り始める頃にようやく目を覚ます。
赤い格子の向こうには、美しく着飾った女達が……黒い格子の向こうには、美しく着飾った男達が……道行く“客”を
魅了し誘い、一夜の甘く優しい夢を彼らに見せた。
夜にだけ開く、そこは花園。
美しくも儚い、常世の楽園。
※2012.06.09~2012.10.05自サイトに「麗鏡館」まで掲載。
※メインではありませんが、男性同士のお話もあります。その際には副題の横と前書きにその旨を明記しますので、苦手な方はスルーしてください。
※一応遊廓ものです。R度は濃いかと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-16 17:00:00
95296文字
会話率:41%
あ、落ちた落ちた
屋上が今日は近い
夕焼けがペットボトルに溶けて
そうそう、カラスなんかも翔んでてさ
時々涙なんか出ちゃってさ
人間だという事にまた笑っちゃえ
最終更新:2016-06-03 03:50:33
26225文字
会話率:44%
四ツ谷千絵は異世界リュンデに落ちた。見た事のない景色に夢に違いないと、頭から血の気が引いて、千絵はそのまま気を失った。寝て起きたら、きっと病院かどこかにいるだろうと信じて。
けれど、目を覚ますとそこは牢屋だった。石畳の床、レンガの壁、簡素な
ベッドとトイレに洗面台、それから黒光りしている鉄格子。
千絵は大声で助けを求めるが──────────
。
そして色々あり、異世界リュンデで結婚した千絵は、ある日"家"を出て行った。子供を連れて──────。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-11 14:56:55
18030文字
会話率:27%
会社の奴隷と成り下がった主人公は、あるとき思い立ち、自殺する。
だが訪れたのは暗黒の死の世界でなく、薄暗い鉄格子の中だった。
せっかく拾った命だし、好きなことをやって見ますか。
ただし、身分は平民以下、奴隷でしたけど。
*作者執筆活動休
止中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-31 00:00:00
179766文字
会話率:52%
―――うたが、きこえる。まるで自分はいま幸福の中にいて、世界にあるすべてを信じていると、そう聞こえてきそうな…穏やかな唄が。シュバルツ・ガードナーは大陸の東側に位置する国、ナシアの王都に努める兵士だった。それがある日、上司からある砦へ転属を
命じられる。急な命令に不満を抱きながら向かった新たな職場で、シュバルツはある少女と出会った。つめたい格子の向こうで、いつも空を見上げている少女に、シュバルツは―――。「泣きたいときに泣けばいい。それが許されないことだと思っても、俺がお前を許してやる。…俺が、お前を守るから」9/8あらすじ変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-03 00:18:41
4409文字
会話率:18%
領主の館の奥深く。格子に囲まれた牢の中にその『小鳥』は囚われていた。若き青年領主と、その愛妾である少年。少年は自分に近づく者を淫らに誘う……。※ツイッターにてフォロアーさんからのリクエストを元に書いたお話に加筆修正したものになります。シリア
スで流血表現あり。人も死ぬので苦手な方はご注意ください。※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-18 21:58:30
5627文字
会話率:27%