ソル国の軍人イヴァン・バキシロア(三〇)は蝶を操り兵器にする民がいる蝶の国との戦争に勝ち侵略軍として支配しようとしていた。
だが蝶の国の民は、敗戦国となっても十五歳の少年王蝶衣(テェーイエ)(一五)を神のように崇拝しソル国の民を巻き込
んでの自爆も許さない構えだった。
毒を撒く蝶の攻撃によりソル国軍の大将が死亡しイヴァンに蝶衣の取り調べの任務が回ってきた。蝶衣には戦争責任と自国高官五十人を殺した殺人の疑いがあった。
取り調べを進めていくうちに、イヴァンは、蝶衣が国の風習により誰にも肌を触れられたことのない寂しい少年だったと知る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-22 14:00:00
12585文字
会話率:25%
敗戦国が受ける非道な仕打ち。
人間としての生活、
人間としての尊厳、
人間としての肉体。
それらを途方もないほど奪われる国民達。
無論、王族もその例外でなく。
最終更新:2018-08-10 16:31:49
24088文字
会話率:48%
東方で、ひとつの国が滅んだ。交易相手であった北方の国と戦争をし、負けたのだ――。
敗戦国の将軍であり第二王子であったイシェイドは、女神の愛し子(めぐしご)と呼ばれる美しき神官でもあった。そんなイシェイドは、敵国のディエイガー将軍に身柄を預け
られた。王子として、将軍として、神官としての立場に苦悩する彼は、幼い頃から憧れ続けてきたディエイガーと言葉を交わし剣の手解きを受けるうちに、違う想いを抱き始める。
[敵国の将軍×囚われの王子 / BL / R18]
本編は18話で完結、番外編も完結しました。
※性描写だけでなく残酷な表現を含みますので苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-13 12:42:25
82548文字
会話率:46%
敗戦国ヴィルの王女レーヌは、戦勝国アンピールの国王ロワに求婚をされ、嫁ぐことになった。
レーヌは父王に「ロワを虜にし、自国に有利な政策を取らせるように」と言い含められている。
およそ嫁入りとは思えない、屈辱的な扱いで城に入り、彼の寝室におも
むいたレーヌは、たくましくハンサムな彼にトキメキを覚えてしまう。
与えられた任務をまっとうしなければ。彼を虜にしなければと思うレーヌは、甘くやさしく、さわやかな彼に溺愛されて――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-25 16:00:00
103258文字
会話率:44%
フェリスは、王女のメイドだった。敗戦国となってしまい、王女を差し出さねばならなくなった国王は、娘可愛さのあまりフェリスを騙して王女の身代わりとし、戦勝国へ差し出すことを思いつき、フェリスは偽の王女として過ごさなければならなくなった。
最終更新:2016-11-01 20:04:16
68195文字
会話率:47%
わたしは死に場所を探しに母方の祖国であるアーティナ国に辿り着いた。
数百年以上の大戦でどこの国も疲弊し、敗戦国となってしまった中、スゥィテランド連合国のある男から壮大な計画を持ち掛けられ、どうやって死んでも同じだと思ったわたしは頷いた。
気
が付けば持ち上げられていく生活の中、わたしはようやく手にした温かみとその脆さ、出生国とは違う人の感情を知る――。
ある猜疑心の強い女性が王妃になり、得てしまった温かさを上手く受け取られない中で周囲の人々と国を再興していく日常系に近い物語です。
拙作『リオン』に登場する同タイトルの真実の物語です。
時々に、人によっては残酷描写があると思われますのでタグに指定しています。
不定期更新になります。
予告なく性描写も入ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-12 00:00:00
35899文字
会話率:34%
龍国と呼ばれる、龍を神として祀る国の信仰の誕生と消滅までを色々な時代、人物で書いていきたいと思います。
内容から戦時下の描写は避けて通れないため、残酷な描写は出てきます。
気分を害されることがないように警告させていただきます。
またそれを飛
ばして読むと内容がつかめなくなると思いますので、あえて警告等も省かせていただきます。
少し長くなると思いますので、のんびりお付き合いいただければ幸いです。
わたしが書いた物の中では、一番泣けるそうです。
※自サイトに書いたものを転記しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-27 17:00:00
246244文字
会話率:29%
とある星の敗戦国の孤児院で育った赤毛でそばかすの「俺」の回想。
最終更新:2017-11-03 12:45:45
17569文字
会話率:32%
リビエラとローエン、思い込みの激しい姫と不器用なその婚約者。敗戦国の王女と裏切り者。妾とその主人。自由を奪った我儘な姫と、従順な婚約者。力で私を征服した彼と、全てを失ったわたし。どの関係になっても、愛のない行為でしか会話のできない2人。会話
すればするほど苦しむ2人。
好きなのにだんだん好きとすら言葉に出来なくなる2人の話。
※なろうの「物語は幸せに終わらせる」のもしもの話(R18)
読んでいなくても問題なく読めます。
結末も筋書きも大まかな流れは本編と同じですが、ある意味本編より胸糞展開します。本編ではなくあくまでifストーリーです
性描写のある話には ※ が付きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-17 17:00:00
66263文字
会話率:56%
人質同然で嫁いだ敗戦国の元王妃と、そんな妻の可愛らしさにらぶらぶきゅんきゅんする戦勝国の将軍のお話。
小説家になろうさんで連載している『悪魔将軍の花嫁~俺の妻が死ぬほど可愛い~』で、R15としてぼかして書いていた夫婦の閨話などを書いており
ます。
本編を読んでいないと意味が分からないかと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-13 10:30:09
2182文字
会話率:28%
第二次世界大戦時に、第二次戊辰戦争が起き、敗戦国となることを回避した大日本帝国(IF未来)。現在は、江戸懐古思想という文化の元、和服が主流で、洋装は、ほぼ帝国軍人だけである。47都道府県に復活した各藩の藩主が元老院議員を務め政治を行ってい
る軍事国家、それが大日本帝国だった。そんな世界で、度重なる戊辰戦争に敗れた会津藩出身の軍人が、旧薩長土肥軍閥の人々と仲良くなっていく仮想軍人モノのお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-18 04:55:09
111222文字
会話率:51%
戦後まもない敗戦国民の男と、戦勝国民の少年兵。惚れられた男が母となり子を産んだとき、少年兵は姿を消した。
夫である元少年兵の帰りを待ち続けるも、混乱の世で母子ひとりではなかなかうまくいかずー…。
男性の妊娠、出産があります。苦手な方はご容
赦ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-08 02:03:37
20863文字
会話率:49%
大国(ソルマール)と小国(佳宵国)が戦争し、佳宵国は敗北した。敗戦国の皇女・緋(アケ)は婚約者の浅(アサキ)の処刑場での晒し首を見たショックで近くの場所で倒れる。倒れた緋を勝利国であるソルマールの男性・ヴェルデは拾い、自らの居城へと連れ帰
った。
目が覚めた緋は自分がいる場所がソルマールだとわかり逃亡を図るがヴェルデとその息子・リュイに見つかり、失敗する。その際リュイから佳宵国は今ソルマール王国の支配下にあり、父王と姉の真朱(マシュ)はソルマール王家の監視下におかれていると告げられる。家族の身柄と引き換えに、ヴェルデのものになれと取引をもちかけられ、緋は了承することに。
リュイがいなくなった後、ヴェルデは緋を抱く。緋が処女だと知り驚くヴェルデだが構わず犯した――
※自サイトにて公開中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-27 10:25:07
135909文字
会話率:65%
103もの国々を侵略し覇道を成したゼオムント国の王は、敗戦国の王族・貴族・騎士・戦士・魔導士らの中から特に美しい者だけを選び、1000人もの公娼を制度として作り、愛する国民へと提供した。
国民たちは戦勝の喜びと支配者としての欲望を満たすため
、公娼達に思いつく限りの被虐を与え、辱めていった。
そんな日々が3年も経った頃、ゼオムント国は一つの壁にぶつかってしまう。
全力で思いつく限りに公娼を玩具にしてきた結果、彼らは肥大しきった加虐心を持て余してしまったのだ。
今のまま公娼達を犯しても新鮮味は薄れ、彼らは更なる被虐を求めていた。
そんな時、ひとつの進言が王を動かす。
「王よ、西でございます」
人間が支配する国家群の西側には、魔物の領域が広がっている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-04 20:28:26
1832341文字
会話率:33%
故郷が焼かれた――――
猫の耳を持つ少女、涼音は敗戦国となった国のために敵だった国の陸軍大尉の花嫁になる
大人しい猫耳少女と意地っ張りな軍人さんが仲良くなるお話です
※一部残虐な描写があるため、18歳未満の閲覧を禁止させていただいておりま
す。
ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-31 23:00:00
66969文字
会話率:28%
敗戦国の王女の宿命として、大国フィオレリアンの王子との結婚に臨んだイレーネ。だが誓いの言葉を述べる前に、隣国リルファーレの王太子エルヴィンが会場に割り込んでくる。イレーネを花嫁にするのは、この自分だと宣言して……。 ■2013/09/1
2完結いたしました。応援ありがとうございました。 ■R-18指定作品。愛撫程度の描写には☆、本番行為やそれに準じる行為には★をつけます。あらかじめご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-12 00:00:00
49196文字
会話率:41%