伯爵令嬢のアンは、気がついた時には卒業パーティーで婚約破棄し、断罪返しされたあとだった。そこから始まる平民スローライフ……のはず?
ストレスゼロ。R18は薄め 全五話 一定期間後非公開
最終更新:2023-12-24 20:00:00
21804文字
会話率:47%
短編「獣人貴族が執着してくる!」の続編になります。獣人貴族の屋敷に囚われてしまったアルテーシャを助けだそうと、チャラいおじさんや、いろんなおじさんが頑張ります。アルテーシャは、ヤンデレに捕まって酷い目にあってます。7割位、おじさんが出てきま
す。チャラいおじさん、若作りおじさん、癇癪おじさん等、おじさんたちを許せる人向けです。中編作品になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-24 06:00:00
43481文字
会話率:30%
【BL】護衛騎士×元王子もどきの平民
妾妃の連れ子として王家に迎え入れられたけど、成人したら平民として暮らしていくはずだった。というのに、成人後もなぜかかつての護衛騎士が過保護に接してくるんだけど!?
……期待させないでほしい。そっちには
、俺と同じ気持ちなんてないくせに。
※性描写有りR18折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-22 07:00:00
24141文字
会話率:24%
男爵令嬢イリアは生徒会長アルフォンスから婚約破棄を告げられた。平民から男爵家に引き取られ、貴族学園に入学して生徒会長を篭絡せよと命じられて頑張ってきた。ようやく婚約までこぎつけたというのに、もはやここまでのようだ。
断罪された令嬢が国外追放
と思いきや…というよくあるパターンのお話です。今年も一年、拙作をお読み下さった読者様への感謝を込めて投稿いたします。ありがとうございました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-21 00:00:00
18406文字
会話率:53%
オメガの地位が著しく低い国、シュテルンリヒト王国。
その王国貴族として密やかに生活するオメガ、ユーリス・ヨルク・ローゼンシュタインはある日、新しく王太子の婚約者となった平民出身のオメガ、アデル・ヴァイツェンの教育係に任命される。
王家からの
勅命を断ることも出来ず、王宮に出仕することなったユーリスだが、不仲と噂されるユーリスの夫兼番のギルベルトも騎士として仕えることになっており――。
不仲であるとは思わない。けれど、好かれているとも思えない。
顔を会わせるのは三か月に一度の発情期のときだけ。
そんな夫とともにユーリスはアデルを取り巻く陰謀に巻き込まれていく。
愛情表現が下手くそすぎる不器用な攻め(α)×健気で一途なだけれど自己評価が低い受け(Ω)のふたりが、未来の王太子妃の教育係に任命されたことをきっかけに距離を縮めていくお話です。
R-18シーンには*がつきます。
*追記
本編完結済み(2022/9/13)
番外編の投稿を始めました。今後不定期に書くことがあります。(2022/9/18)
アルファポリスさまにも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-19 19:00:00
367001文字
会話率:32%
「あの、行かないで……今夜あたりからヒートが……」
Ωのリオルはαの夫・シグルドに家にいてもらえるよう懇願する。いつもヒートのときに夫はそばにいてくれない。でも今度こそは抱いてもらいたかった。
「別にヒートを起こしたからって死ぬわけじゃない
だろ? ひとりで耐えろ」
夫からの無情な言葉。それもそのはず、ふたりは政略結婚だ。シグルドはリオルにまったく興味がないのだろう。
悲しみに暮れるリオル。シグルドはリオルの幼馴染で初恋の相手だったから、二つ返事でこの結婚を承諾したのに——。
ハッピーエンド短編です。
シグルド(20)王立騎士団所属のエリートイケメンα。平民。金持ちの商人の息子。
リオル(20)没落寸前の名家の息子。貴族。Ωなのに平凡な見た目。会話下手。引っ込み思案。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-18 07:00:00
43183文字
会話率:40%
付き合っていた騎士の男性が実は貴族で、政略結婚により強制的に田舎の実家に戻されたダイアナ。
何も話せず別れたままの状態を悲観していた彼女の下に、彼の婚約者と名乗る貴族女性アマリリスが突然、現れてーー??
【愛のない政略結婚した令嬢による、
完璧で隙のない壮大な初夜計画】のダイアナが主役の過去に当たる小話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-16 12:15:56
6386文字
会話率:33%
自称ヒロインの平民女に夜這いを仕掛けられたトラウマから「寝台で息子が役に立たない、初夜失敗の呪いにかかったようだ、助けてくれ」と泣きついてきた腐れ縁の公爵令息コーリーのお願いを、カミラは「絶対嫌です」と一言で切って捨てる。
「なぜだ!」
「
無理だからです!」
どうにかして結婚したいコーリーvs.絶対求婚に頷きたくないカミラの戦いがここに幕を開けた。
(アルファポリスでも掲載)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-14 23:31:03
94142文字
会話率:60%
なんか噂の異世界転生したっぽい?しかも悪役令嬢っぽい!?と気づいた私、縦ロールに吊り目な、堂々たる美少女で侯爵令嬢です。こりゃあかん。
なんの作品か全く分からないながらに、なんとかフラグを回避しようとしても、どんどん降りかかる死のフラグ。す
なわちイケメンの乱打。兄も弟も義弟も婚約者もイケメン。詰んだ。
絶望しながら迎えた学院の入学式で出会ったのは、いかにもヒロインの特性盛りだくさんの平凡な容姿の……。
「……男の子?」
気がつけば私の周囲が次々平凡な少年に攻略されていき、私はやっと気がついた、ここはBがLする世界であることに!
「まじかぁ!?」
私の片想いのあの人だけは、どうか攻略対象じゃありませんように!!
本編はノーマルでピュアなラブコメ(?)ですが、周りのBLな人たちのR18を書きたくて仕方ないのでこちらで連載します。主人公には兄弟義弟婚約者その他がアレコレする場面にたまたま遭遇して悲鳴を上げるお仕事があります。物語の強制力で。
本編と間話(★BL)が大体交互にきます。間話はR18・シリアス・悲劇もあり。もはや間話がメイン。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-16 19:25:28
20130文字
会話率:45%
悪役令嬢に転生したことに気づいた私は、いつか自分は捨てられるのだろうと、平民落ち予定で人生設計を組んでいた。けれど。
「まぁ、とりあえず、僕と結婚してくれ」
なぜか断罪の代わりに王太子に求婚された。最低屑人間の王太子は、私も恋人も手に入
れたいらしい。断りたかったけれど、断れなかった。だってこの人の顔が大好きなんだもの。寝台に押し倒されながらため息をつく。私も結局この人と離れたくなかったのよねぇ……。
アルファポリスでも公開。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-14 15:00:00
17715文字
会話率:48%
貧しい村から魔法学校に奨学生として入学した平民出身の魔法使いであるユノ。
成績だけは優秀であったので生徒会に入ることになったが、生徒会のメンバーは貴族や王族の者ばかりでみなユノに冷たかった。
とりわけ生徒会長も務める美しい王族のエリートであ
るキリヤ・シュトレインに冷たくされたことにひどく傷付いたユノ。
だが冷たくされたその夜、学園の仮面舞踏会で危険な目にあったユノを助けてくれて甘いひと時を過ごした身分が高そうな男はどことなくキリヤ・シュトレインに似ていた。
あの冷たい男がユノにこんなに甘く優しく口づけるなんてありえない。
そしてその翌日学園で顔を合わせたキリヤは昨夜の優しい男とはやはり似ても似つかないほど冷たかった。
仮面舞踏会で出会った優しくも謎に包まれた男は冷たい王子であるキリヤだったのか、それとも別の男なのか。
全寮制の魔法学園で平民出身の平凡に見えるが努力家で健気なユノが、貧しい故郷のために努力しながらも身分違いの恋に身を焦がすお話。
アルファポリスで先行公開しているものの再録になります。先が気になった方は行ってみてください。https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/275884340
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-14 20:00:31
59359文字
会話率:34%
とある国で貴族の支配を打倒する革命が起こった。それから百年余り経て……。
最終更新:2023-12-12 19:00:00
8448文字
会話率:49%
女性向け恋愛小説の悪役、ルカーディア。彼女はヒロインである主人公の、半分血の繋がった姉であった。
平民としてずっと生きていた少女アリアは、母親が事故で亡くなった事で、実は顔も知らない父親が貴族だったと判明する。
天涯孤独の身から一転、貴族
令嬢へ。
戸惑いながらも何とか屋敷に招かれてみると、父親である侯爵はすでに亡くなっており、当主の座には長男のライネルがついていた。さらに次男のレオナルドはその補佐として働いており、彼らは侯爵家の醜聞である婚外子のアリアを嫌々引き取ったのだと説明する。
半分だけとはいえ血の繋がった家族に望まれていなかったと知ったアリアは、それでも家族を諦めきれず奮闘する。
その甲斐あって、徐々に距離が縮まる三人。過ごす時間が長くなるにつれ、ライネルとレオナルドは優しい心を持つアリアに惹かれていく。
そんな時、侯爵家の領地から1人の女性がやって来た。彼女の名前はルカーディア。ライネルとレオナルドの実の妹であり、アリアの異母姉であった。
きらめく銀髪に、宝石のような赤い瞳。白い肌は絹のようにきめ細かく、唇はほんのりピンク色で艶やか。目が覚めるような美しさを持つそんな彼女は、兄二人に挟まれたアリアを見て、クスリと笑った。
『なんだ、お父様の子供がいたと聞いたから見にきたのに、こんなにみすぼらしいなんてガッカリ。』
そんな悪役令嬢ルカーディアに転生したみたいなんだけど、僕、男です。とりあえず、大好きな兄さまたちから離れる気はありません。
※しっかり血の繋がった兄弟です。
ブクマ・イイネ・感想、いつもありがとうございますm(_ _)m
☆☆続きはゆっくり創作中。すみません、不定期になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-10 17:33:14
116120文字
会話率:35%
エルナの母親が伯爵家の男性と再婚した。義父は優しく、そしてエルナを姉上と呼んで懐く一つ年下の義弟、ヴィルバルトは大型犬のようで可愛い。実家が賑やかになって幸せな最中、新婚の母と義父が事故で亡くなった。残されたエルナはもう戯曲作家として独り立
ちしていることもあり、伯爵家を継いだヴィルバルトに迷惑をかけないよう距離を置こうとするが、ヴィルバルトはそれを許せず…。
◆執着強めの伯爵義弟×姉と呼ばれて嬉しいややマゾの平民女子。pixivにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-05 20:00:00
7702文字
会話率:44%
【12/20コミカライズ配信開始します!】
スフォルツィア王国筆頭公爵家長女ヴィオレッタ・ルーナ・マリエールは、王家主催の夜会で婚約者である王太子アシュレイ・ルーメン・スフォルツィアに婚約破棄をされるらしい。
学園で親切なご令嬢たちが、
お耳に入れておいた方が、とわざわざ教えてくれたのだ。
王太子妃教育で忙しいヴィオレッタに愛想を尽かしたのか、この一年アシュレイは平民上がりの男爵令嬢を常に隣に侍らせていた。
彼女との真実の愛を貫く為、苦言を呈する暇もなかったヴィオレッタを断罪する予定だと言う。
社交界にネタを提供するなど、冗談じゃない。
「書類をお持ち頂ければ、サイン致しますわ」
そうアシュレイに告げると、彼が差し出したのは婚約破棄の書類ではなかった。
目の前に置かれた婚姻誓約書に、ヴィオレッタは悟った。
私は、男爵令嬢が王家に嫁ぐに相応しい振る舞いができるまでの身代わり。
ただの時間稼ぎに使われるのだ。
※視点が予告なくバンバン変わります。作風ですので、ご承知おきください。
ゆるゆるふんわり設定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-03 15:00:00
565733文字
会話率:49%
騎士の国と呼ばれる魔法士不遇の国で総魔法士長補佐として王宮に仕える田舎出身の平民エスタは、理不尽で多すぎる仕事や使えない部下の尻拭いに忙殺されてストレスフルな毎日を送っていた。そんな中、優秀な部下兼友人から性感マッサージ店を教えてもらい行っ
てみることに……。
しかしそこで、現れたセラピストは有名な王国騎士第三部隊長のグウェインだった。その店では王国騎士のように身元のはっきりとした性欲が多い男がスタッフをする為、料金が良心的なのだという。スタッフは暗示魔法をかけられており、客が嫌がることはできない。客は幻覚魔法が付与された布製の仮面をつけているので、誰かは分からないようになってはいるのだそうだ。なんとも怪しすぎるマッサージ店だがサービスは一級品で……。
仕事に疲れた中間管理職系女子がハイスぺ男子に落とされる話です。
誤字報告、評価、ブックマーク、感想ありがとうございます。いつも本当に助かっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 23:35:09
96361文字
会話率:72%
生まれ変わったら花がいいー。食い扶持を減らす為に売られた先で、暴力に耐えながらなんとか生きてきた。けれど主人の貴族様は借金まみれだったらしい。奴隷落ちと言われても、飯が食えて眠れるならそれでいい。どうせしょうもない人生なのだから。だからせめ
て来世では、花にでもなりたい。
※理不尽と暴力まみれの最底辺の世界で生きてきた青年が、死にかけの男と出会って人として生きる事、誰かのために生きる事を知るお話。
※暴力的な描写と無理やり・モブレがあります。苦手な方は観覧注意。
※不憫受ですが攻もかなり不憫です
※最後は絶対にハピエンですが、そこまでかなり長く不遇です
【奴隷落ちした訳あり元騎士×奴隷落ち平民青年】【性描写有りには※表記】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-23 12:00:00
314513文字
会話率:26%
孤児院育ちの平民シロは、国策により貴族の通う学園へと通うことになった。半年ほどたって、平民としての立場を理解し始めたシロは、身の程をわきまえながら勉学に励んでいた。
そんなある日、偶然にも使用人と令嬢の姦淫の現場を目撃してしまう。その場から
逃げることもできず、口封じに逆レイプされてしまうのだが……。
これは学園に通う平民が、ある日ヤリチンとなって幸福な日々を送るだけの話である。
作者より:股間の気分で書いていきます。割と真面目なシーンがあるように見せかけて、結局はエロの伏線でしかなかったりする。
寝取りはありますが寝取られはありません。一応、最序盤にヒロインの1人と別の男とのセックスシーンが出てきますが、本当に一瞬なのでご安心ください。あとは主人公がヤるだけです。
第一部:割と真面目に見えてエロいだけ
番外編:ただエロいだけ。筆者の趣味。
第二部:結構真面目(の予定)
☆=エロ有り(前戯や愛撫、軽い挿入を含む)
★=本番あり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-21 01:05:56
310000文字
会話率:42%
孤児院育ちの平民シロは、国策により貴族の通う学園へと通うことになった。半年ほどたって、平民としての立場を理解し始めたシロは、身の程をわきまえながら勉学に励んでいた。そんなある日、使用人とクラスメイトの令嬢の情事を目撃してしまったシロは、口封
じに逆レイプされてしまうのだが……。
これは学園に通う平民が、ある日ヤリチンとなって幸福な日々を送るだけの話である。
作者より:股間の気分で書いていきます。割と真面目なシーンがあるように見せかけて、結局はエロの伏線でしかなかったりする。
寝取りはありますが寝取られはありません。一応、別の男と令嬢のセックスシーンが一瞬だけ出てきますが、最序盤だけの予定なのでご安心ください。あとは主人公がヤるだけです。
☆=エロあり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-21 20:00:00
7611文字
会話率:44%
「ロゼ。王太子妃の務めを果たせ」
前世楽しんでいた乙女ゲームの世界に悪役令嬢として異世界転生したのも束の間、生存ルートを必死に探すもののゲームの強制力によって汚名を着せられ、謀殺されてしまったロゼ。
だが、何の因果か、同じ世界の平民に直ぐに
転生したロゼは、前世の護衛騎士が幸せになっているかどうかを探しに向かう。――のだが。
えっ、なんだか儚げになっていて今にも死にそうなんですけど!?
前世の前世の推し、兼ね、前世の護衛騎士が幸せになるのを見届けるまで、絶対に離れません!
相手は獣人(狼)、番的な要素も後々出てきます。
最終的には私が幸せにしてみせる!!!!という感じになります。
年の差はおおよそ14歳、ネリーもセレストも成長して行きます。
Rシーンは最後の方に。少しずつ仲を深めて溺愛するようになります。
**9/3 月間連載中ランキング2位でした!読んでくださる皆様のおかげです。ありがとうございます!
**9/24 日間総合ランキング12位、日間完結済みランキング3位でした!ありがとうございます~!
**9/25 日間総合ランキング8位、日間完結済みランキング1位でした!ありがとうございます、とっても嬉しいです。
**11/04 本編は完結していますが、セレストのSideストーリーを少しずつ更新していけたらな~と思います。セレストがロゼと出会ってから、ロゼが死ぬまでのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-20 20:50:16
238579文字
会話率:38%
血の滲むような努力の末入学できた魔法学園。
でもそこに通うのは貴族ばかりで平民の僕は常に居心地が悪い思いをしていた。
だから、君と出会って本当に救われたんだ。
最終更新:2023-11-20 18:00:00
6526文字
会話率:40%
あの方の心が閉ざした瞬間を覚えている。
敬愛と恋情との区別も曖昧な時分のことだ。
「結婚しようとも貴方ほど愛せる人はいまいよ」
冗談めいていながらもまごうかたなき本心だった。それを、あの方の想い人は笑い飛ばしたのだ。
「そういうことは好い
た女に言うのだな。男同士で寒気がするわ」
その言葉は、彼の人なりの冗談であったのだろう。表情は柔らかく、しかしどこか呆れたような色を滲ませていた。
気にすることなどない一幕のはずであった。ただの言葉遊びに過ぎぬ、他愛のない遣り取りのはずであ
った。
しかしながらその頃すでに己の性癖――同じ男に性の欲求を抱くということを感じ始めていたあの方にとって、彼の人の言葉は強い拒絶となり、あの方を酷く萎縮させた。あるいは、彼の人は彼の人の想いを感じ取られていあのかもしれない。今となってはもう、確かめようのない話ではあるが。
そのようにして、あの方はそっと心を閉ざされた。誰にも気づかれぬように、美しく気高いヴェールで幾重にも覆い隠してしまわれた。
表面上は何も変わらないまま、誰にも見せぬ心があることさえも気づかれることの無いよう、厳重に、そして自然に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-12 21:43:44
117539文字
会話率:56%
村で静かに暮らしていた平民の娘リーナ。彼女は猛勉強の末、十五歳になり憧れのスピニチア王国立学院に入学を果たした。そこは、昔の記憶のままの美しい世界‥‥じゃなかった!!私、ここの底辺ですけれど、貴族様のやりたい放題には屈しません!めげずに生き
ていきます!
「北で‥‥」に出て来た、ミズリー夫人と娘リーナのその後の番外編です。今作だけ読んでも分かる様にしました。
平民根性娘のヒロインが、彼女を取り巻く学園の生徒達との関わりから下克上する物語。R回のサブタイトルに※付けます。ヒロインのR回はありません。
三話完結です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-10 10:00:00
7487文字
会話率:30%
父親の投資の失敗で没落してしまった伯爵令嬢のヴィアンカ。学院時代の仲間だった平民のライルに事業を始めるサポートを頼んだ。
「北で凍えきった侯爵令嬢は南で穏やかに溶かされる」の番外編ですが、この話だけでも読める様にしました。
実はぼんやり?令
嬢とちゃきちゃき男子が、再会してラブラブなハッピーエンドになる話にしました!
三話完結です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-10 12:00:00
8321文字
会話率:48%