孤独な死神と天然な人間が出逢ってしまう。
最終更新:2024-01-16 21:21:04
2348文字
会話率:33%
10年前。
男手一つで息子を育てていた父親・月嶋朋也は、幼い子供だった月嶋湊を公園に置き去りにし、行方をくらませてしまう。
――止まない雨が降る寒い朝の事だった。
成す術もなく、ひたすらに父親を待つ湊の前に、端正な顔立ちをした1人の少年
が現れる。
これこそが、後に二人の運命を大きく変える事となる月嶋湊と、久堂龍司の出会いだった―――。
「湊…俺がお前を幸せにする。誰よりも…誰よりも幸せに、大切にする…」
差し出される手をとり、湊を孤独から救ってくれた龍司。
そして、同時に暴かれていく朋也の異常な嗜好と龍司の過去、湊の失われた悲しみの記憶とは―…?
胸が苦しくなるほど切なくて甘くて苦しい、心から惹かれあった2人の運命は―――‥‥
*―――――――――――――――*
独占欲溺愛一途×健気一途
18禁表現有り・血表現、暴力表現有り、男女の絡み有り
*―――――――――――――――*
※この作品は、エブリスタ・アルファポリスにも連載しています※
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-13 17:22:39
198734文字
会話率:28%
10年前、男手一つで育ててくれた父親・朋也に捨てられた湊を救ってくれたのは実の父親の義理の弟・龍司だった。昔一度だけ会ったことある龍司はある事をきっかけに湊に優しく接してくれていた。
「湊…俺がお前を幸せにしてやる、誰よりも、大切にしてや
るから…」
差し出される手をとり孤独から救ってくれた龍司に着いていく湊。
そして、同時に暴かれていく朋也の異常な性癖と龍司の過去、湊の失われた悲しみの記憶とは―…?
胸が苦しくなるほどの切なくて甘くて苦しい、心から惹かれあった2人の運命は―・・・
独占欲溺愛一途×健気一途
18禁表現有り・血表現、暴力表現有り
※この作品は、小説投稿サイト『エブリスタ』にも掲載しています。
素敵な表紙絵や、読んでくれたサポーター様しか見れない話もあるので是非!
https://estar.jp/_novel_view?w=24965526
お気に入り追加してくださっている方ありがとうございます!
評価などしていただければ今後の執筆のための糧になりますのでよろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-11 22:18:48
226423文字
会話率:31%
さあさどうぞ此方へ、此方へどうぞお客様。夜は短い。此れより綴るは不思議な話。天涯孤独な青年が、愛に飢えたる化け物共に憑かれて溺れる恋情綺譚。堕ちたる其の身と其の魂はさてさて此の先どうなるものか?是非に其の目で御確認下さいませ……。◇祖父か
ら僻地の土地家屋を相続した主人公が其処に隠れ棲んでいたお化け達と交流する話です。主人公と関係する女の子はみんなロリです。ロリのおしっこはノルマです。エロは控え目かもしれません。どうぞ宜しくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-12 20:00:00
722628文字
会話率:63%
ヤクザのような容姿のせいで周りから避けられ、孤独な高校生を送っていた三日月 大河(みかづき たいが)。
彼は神様のお遊びで死んでしまい、異世界へ転生することになった。
その際落とし前としてスマートフォンを異世界対応版にしてもらった大河は、万
能スマホを手に自由気ままなスローライフを送るはず……だったのだが……。
「―――お、乙女のファーストキスを奪っておいて、あんた覚悟はできてるんでしょうねっ!?」
偶然出会った美少女を助けたことがきっかけで、彼女と同行することとなる。
この時、大河は知る由もなかった。
この少女との出会いが彼の異世界スローライフをエロに満ちた性的なものにし、やがて彼の存在を異世界の国家にとって無視できないものにしてしまうことを。
※エロシーンにはサブタイトルに★マークを、微エロシーンには▲をいれますので参考にしていただけると幸いです。
※たくさんの評価やブクマ、いいね、ありがとうございます。また誤字脱字報告、非常に助かります。本当にありがとうございます。
おかげさまでランキング最高日間9位、週間18位、月間52位とすべてTOP100に入ることができました。
皆様、本当にありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-09 22:13:03
331041文字
会話率:48%
【2024/05/31 KADOKAWAルビーコレクション様より書籍化します!】
天涯孤独のシャルル。ある日家の前で行き倒れていた男を拾って世話をしたら懐かれた。王都を追放されたというその男の名前はリュシオン。どうやらこの国の元王太子殿下ら
しい。
断罪失敗してざまぁされた元王子×世話焼き青年のゆったり甘々スローライフ。
元王子をよしよししたり、美味しいものを食べさせたり、クズだね~と追い込んだり、畑仕事したり、周囲と和解したりしながら家族になっていく話。
※タグやあらすじをご確認の上、大丈夫そうな場合のみお進みください。
(攻)受けを天使と呼んで憚らない独占欲強め同担拒否強火なハイスペックポンコツ残念美形元王子
(受)そんな攻めを聖母の如く受け入れつつたまに正論で殴る小柄可愛い系家事男子
・魔法あり、同性婚OK、何でもありのファンタジー世界。細かいことが気になる方には向きません。マカロンとかアクアパッツァとかふつうに出ます。
・攻めの過去にNL要素、浮気表現あり。固定カプ、BLのみ(脇カプでNLあり)
・予告なしのぬるいえろ。終始いちゃついています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-07 00:00:00
341583文字
会話率:44%
「くそっ……、こんな大雨になるなんてな」
特級魔術師であるヒューバートは、足を延ばして初めてカンテの街を訪れた。その街のギルドで討伐依頼を受け、依頼にあった魔獣の討伐を完了させたはいいが、帰りにとんでもない大雨に襲われてしまう。
雨宿り出来
る場所を探していたが、視界が悪すぎてもはや自分がいる場所がどこかもわからなくなってしまう。そんな時、不自然な灯りを見つけそこへ向かうと目の前には大きな屋敷が聳え立っていた。
ヒューバートはギルドでも森の中に屋敷があることを聞かされてはいない。不審に思ったが雨を凌げるならと屋敷の扉を叩く。すると屋敷からは若い執事と思われる男が現れた。
「あの、不躾な質問で申し訳ないのですが、以前どこかでお会いしたことはございましたでしょうか?」
初対面の男にそう言われるも、全く記憶にないヒューバート。だがこの屋敷に訪れてからは、何故かずっと違和感に襲われていた。
執事の男と初めて訪れたはずの屋敷に感じた違和感の正体は――
アルファポリス様でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-04 22:17:42
16349文字
会話率:36%
ミランダは魔女である。呪術を大っぴらに披露することもなく裁縫を生業とし、人里から離れた森の奥でひっそりと地味に暮らしている。
そんなミランダの元へ、ある夜不審な一行が訪れた。
彼らはミランダを『針の魔女』と呼び、力を貸してほしいと懇願する。
嫌々ながらもとりあえずは話だけは聞くことにしたミランダだったが、彼らが持ち込んだ荷物の中にはとんでもないものが入っていて……
孤独を愛する魔女と騒がしい王子との愛と笑いとちょっぴり涙の物語
※作中には少々グロテスクな表現があります。また、アイテムとして針が頻繁に登場します。苦手な方はご遠慮ください。
毎日更新全27話程度。年を跨いでの連載になる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-02 00:00:00
76962文字
会話率:54%
六華国という国がある。
その国は剣士と呼ばれる人々が鬼を倒すことで、世の平和が保たれていた。
剣士の世界は五大流派によって治められており、その一角である冷泉流に蒼井奏人という青年がいた。奏人は孤独な人生を歩み、誰からも愛されない日々の中で、
冷泉流に尽くすことだけを生き甲斐にしていた。
そんなある日、彼は九条利人という医者と出会う。その出会いが彼の運命を大きく変えることとなる。
ミステリアスな医者×寡黙な天才剣士
※和風ファンタジーを目指しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 18:12:01
175382文字
会話率:56%
クリスマスイヴの夜を孤独に過ごしていた27歳の会社員・紗依は、酔っ払ったテンションでサンタクロースに手紙を書き"イケメンとの初夜"をお願いする。プレゼントとしてやってきたイケメンに早速抱いてもらおうとするが、彼は何故だ
か困惑している様子で──。
*酔っぱらったアラサー女が、交流の無かった義弟を勘違いで襲った結果、実は片思いをこじらせていた義弟に逆に襲われるお話。※3〜4話の予定 不定期更新です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 17:39:57
15542文字
会話率:40%
わずらわしい人間関係を避けて独りで暮らしていた大学生の主人公は、ある日覗き見た鮮烈な光景で、名も知らぬ美少女への性欲を抑えられなくなってしまう。最初から恋愛など眼中にない彼の取った行動は、彼女を全面的に自分のモノにすることで……!?
しか
し、孤立を貫く男が狙った少女もまた、孤独だったとしたら?
*タイトルは、頭脳派版「美女と野獣」です。
最初は嫌がる女の子を堕としながら、ハーレム作る系です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 05:08:55
1060480文字
会話率:36%
これは誰も知らないが、誰もが知ることの出来る『打ち出の小槌』にまつわる物語。
むかしむかし、あるところに孤独で哀れな少年がいました。
その少年の家には『打ち出の小槌』に関する言い伝えがありました。
藁にもすがる思いで少年は直向きに願
いました。
理解者が欲しいと。
その願いは無事に叶えられました。
その筈だったのです。
しかし、少年は知りませんでした。
己の中に狂気が潜んでいる事を、『普通』や『愛』を。
悲劇のような喜劇のような、残酷で狂愛に満ちた美しき物語のはじまりはじまり。
※この作品はエブリスタにも投稿しています。エログロ厳重注意の作品なので、耐性がない方は閲覧非推奨です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-28 21:57:12
14547文字
会話率:37%
この異世界『アマテラス』には魔法と科学のどちらかが使える者が、娯楽や快楽の為だけに人種差別や大量虐殺を繰り返すいかれた世界だった。その世界に、1000年前に転生し、魔法と科学の両方が扱え、チート能力を手にした女が、アマテラスと元の世界に、逆
襲するための計画を計画を立てる。孤独で残虐で冷酷な魔王姫。その名は…、『緑奈夢希』
本作のHシーン等をできる限り削り取った「リミッターエディション」決定しました!
R-18と違う部分があるので見比べて読むのもありです。
リミッターエディションはこちら↓
「https://ncode.syosetu.com/n4803hh/」
これに伴いタイトルを書き足しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-25 00:00:00
129796文字
会話率:44%
とある青年から始まる、神々の物語。
神と人がまだ近い距離で過ごしていた時代。
人の日常に近しい神もいれば、遠い神と様々だ。
神は信仰がなければ生きていけない、人は神がいなければ生きていけない。
神が人のためにあるのか、人が神のためにあるのか
。
欺瞞、保身、執着が渦巻く神話風ハイファンタジー。
『扇情的な旅行記』の前日譚となってます。シリーズでまとめておりますので気になる方は、ぜひそちらからよろしくお願いします。
***
【キャラ設定と解説】
※ネタバレをしないように書いてはいるのですが、ネタバレが苦手な方はこの先を読まずにぜひ作品をお楽しみください。
アルバニ……黒髪で青目の青年。人の傷や病を癒す力を持っていて、各地を転々としながら『療神』を探している。酷い目に遭っても仕方ないと受け流す性格で受け身でいることが多い。一人称は『私』。全ての『アルバニ』の起源である。どれだけ辛く悲しい生き方でも、唯一の救いは愛を知ったことか。
レバルエン……【豊穣と富の神】の町に住んでいた、ならず者。アルバニと出会ってから自分を見直して真っ当に生きようとするのだが……
アルバニ(?)……とある理由から、青年から少年の姿に戻ってしまったアルバニ。白い肌と黒い髪、中性的な顔立ちと赤い瞳が特徴的である。魔を宿し人を魅了する、魔物に近い存在。
アルバニ(二回目の君)……少年の姿をした暗殺者。人類の敵であり、人も神も騙し誑かす。その狂信的な陶酔ぶりの裏には、人には理解できないほどの孤独がある。
フレヘナロ……邪神に仕える暗殺者。アルバニに殺しの術を叩き込んだ師であるが、師というには暴力的で支配的である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-23 04:18:40
181976文字
会話率:26%
平凡な家庭に育つ男の子に告げられる衝撃の事実
『お前は強姦魔の子供』
尊敬していた政治家のお父さんと愛情をたっぷり注いでくれていた優しいお姉ちゃん
その二人は赤の他人だった。
義父からは疎まれていたことを知らされ、義姉からは突然突き放さ
れた。
その結果、虚無感と孤独感、衝動性に苛まれるどこにでもいそうな厨二病の男の子
と
メンヘラプロヴァイオリニストで支配的な教育虐待ママと、共依存関係にあるアルコール依存症のプロヒモニートのパパに性虐待(挿入を除く)を受けながら育てられて壊滅的なまでに自己肯定感低めの女の子
そんなどこにでもいるありふれた高校生二人の人生が混線し、お互いの持つカルマを乗り越えていく過程で様々な人を巻き込みながら多くの属性に目覚めていく。
そんなお話
……になったらいいな。
以前『西暦2000年の高校生の日記』という作品を書いていたのですが、フィクション部分が増えすぎて構想がまとまらなくなって(幸せな一般家庭やまともな父親、母親の言動がわからず表現が出来なくなって)挫折していました。
前回から6~7年経過したことで、面倒くさい関係者が死に絶えたこと、家族以外とは高校時代の交友関係が途絶えたこと、じいちゃんの家を老朽化に伴い処分して地元を完全に捨てて新天地に引っ越したこと、など大小さまざまな要因があり「フィクションほとんどいらないんじゃね?」となった結果、諸々の記録もかねて再投稿を試みました。
フィクション部分が矛盾事故を起こしてしまうかもしれませんし、誤字脱字はあると思いますが、そのまま勢いで乗り切ります。細かいところはスルーしてください……
コンドコソ オワルトイイナ コノハナシ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-16 23:32:41
104909文字
会話率:17%
街で絡まれたところを助けてくれた男爵子息のオリバーから求婚され幸せに過ごす子爵令嬢のアリスン。ある日公爵子息であるブライアンに見初められ二人は引き裂かれる。公爵邸に閉じ込められ孤独な日々を過ごす中アリスンはブライアンを愛せないまま結婚式を
終え、その身がブライアンの手に落ちてもオリバーを忘れられず再会を諦められない。そんなある日オリバーの死を知らされその悲しみをブライアンにぶつけるも、ブライアンに対して誤解をしていたことを知らされる。そして彼からの愛情を受け入れ幸せを手にした時、死んだと思っていたオリバーがアリスンを迎えに来たと現れる。ブライアンへの愛を自覚してしまったアリスンはその手を拒むがオリバーは強引にアリスンを連れ去った。ブライアンとオリバーの二人からの愛に対してアリスンが選んだのは……。ご都合主義や矛盾がありますが寛大なお気持ちで読んで頂けると幸いです。素敵なヒーローはいません。流されヒロインや寝取られ等が苦手な方はブラウザバックでお願いします。R18には※がついています。完結投稿予約済。※他サイトでも公開しています。
(ネタバレ→ヒロインの心変わりが許せない方はご遠慮ください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-16 22:00:00
125473文字
会話率:38%
鍛冶仕事が誰よりもうまい友人を探すために、海の小人ケーダリオンは天界オリュンポスへと赴いた。そこで彼は友人が、神の一柱であることを知る。それでも好きだという思いを消せないケーダリオンは、友人ヘパイストスを支える決意をする。だが妻アフロディテ
に浮気をされ、離婚したヘパイストスと強引ながら一夜を共にしてしまう。そしてケーダリオンは、孤独の美戦神、アーレスに出会ってしまった。彼に友情のようなものを抱いてしまう心。これは裏切りたり得るのか。揺れていく心。これは神にはなれない小人と、二柱の神の恋物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-13 17:00:00
81828文字
会話率:30%
常識や種族に囚われず、
幸福に風俗嬢を抱く時、
つかの間、
彼は自分勝手になり
自由になる。
誰にも邪魔されず、気を使わず、
風俗へ通うという孤高の行為。
この行為こそが紳士に平等に与えられた
最高の癒しと言えるのである。
行商人ゴー
ドン・ブルヘッドは今宵も癒しを求め、
夜の色街を歩き回る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-11 19:08:42
30253文字
会話率:26%
忘れられた王女ヴィヴィには、唯一の友である愛らしいユニコーンがいた。ヴィヴィは長年敵対していた帝国に嫁ぐことになり、ユニコーンとの別れを強いられる。夫となったイェルドにはすでに愛する女がいて、帝国には味方など誰一人として存在しない。孤独なヴ
ィヴィは、ユニコーンとの日々を想い心を慰めていた。しかし突如政変が起きたことで、ヴィヴィの運命が動き出す。
※少し長くなったので分割しました
※番外編追加折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-10 22:47:37
50540文字
会話率:56%
第一王女のルシアはすこぶる評判の悪い姫だった。実際はエスコート以外で異性に触れられたことなどないのに、とんでもない不埒な悪女であると噂されている。さらには妹に婚約者を寝取られたことで婚約も解消。常に腹違いの妹たちの影に隠れ、双子の兄王にも冷
遇され、ルシアはずっと孤独だった。そんな中、妹の嫌がらせで亡き母の部屋に閉じ込められたルシアは悪魔にとりつかれてしまうが、救世主が現れて……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-18 05:45:28
14907文字
会話率:53%
女性向け恋愛小説の悪役、ルカーディア。彼女はヒロインである主人公の、半分血の繋がった姉であった。
平民としてずっと生きていた少女アリアは、母親が事故で亡くなった事で、実は顔も知らない父親が貴族だったと判明する。
天涯孤独の身から一転、貴族
令嬢へ。
戸惑いながらも何とか屋敷に招かれてみると、父親である侯爵はすでに亡くなっており、当主の座には長男のライネルがついていた。さらに次男のレオナルドはその補佐として働いており、彼らは侯爵家の醜聞である婚外子のアリアを嫌々引き取ったのだと説明する。
半分だけとはいえ血の繋がった家族に望まれていなかったと知ったアリアは、それでも家族を諦めきれず奮闘する。
その甲斐あって、徐々に距離が縮まる三人。過ごす時間が長くなるにつれ、ライネルとレオナルドは優しい心を持つアリアに惹かれていく。
そんな時、侯爵家の領地から1人の女性がやって来た。彼女の名前はルカーディア。ライネルとレオナルドの実の妹であり、アリアの異母姉であった。
きらめく銀髪に、宝石のような赤い瞳。白い肌は絹のようにきめ細かく、唇はほんのりピンク色で艶やか。目が覚めるような美しさを持つそんな彼女は、兄二人に挟まれたアリアを見て、クスリと笑った。
『なんだ、お父様の子供がいたと聞いたから見にきたのに、こんなにみすぼらしいなんてガッカリ。』
そんな悪役令嬢ルカーディアに転生したみたいなんだけど、僕、男です。とりあえず、大好きな兄さまたちから離れる気はありません。
※しっかり血の繋がった兄弟です。
ブクマ・イイネ・感想、いつもありがとうございますm(_ _)m
☆☆続きはゆっくり創作中。すみません、不定期になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-10 17:33:14
116120文字
会話率:35%
-今は昔、稀代の美貌と才携えし一人の忍在り。彼の者奇異なる因果の渦中に身を置き、苛烈と淫靡と愛憎に塗れ、尚生き抜かんとす。民、此の忍を“女難の凶”と呼びたり。-
キョウは強く、誰よりも愛に飢えた忍であった。心を捨てきれぬことが原因となり里
を抜け、当てもなく孤独に生きた。この物語はそんな少年が初めて肉欲を知り、女に弄ばれまいと藻掻く様を描いたものである。そしてもっとイチャイチャしろ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-04 01:14:05
207710文字
会話率:48%