パン屋の看板娘リゼットには秘密がある。
幼い頃から、壁や物を『透視』する能力があったのだ。
そんなリゼットが淡い恋心を寄せるのは、常連客の騎士ヨルグ。
毎日お店で顔を合わせ、ほんの少しおしゃべりをして。それだけで十分満たされている
はずだった。
——そう、彼が向かいの家に引っ越してくるまでは。
「間に合ったみたいね」
リゼットが見つめる先、通りを挟んだ向かいにあるのはきっちりとカーテンの引かれた一室。
その内側で繰り広げられる光景は、本来なら誰も目にすることのない密事。
隙間から漏れる家灯りしか見えないはずの宵闇で、リゼットは今日も禁断の趣味に興じる——。
■ヒーローの自慰が好きな方、寄ってらっしゃい見てらっしゃい(本作は純愛です
■エロは※マーク付き
■週1~2更新
■2023.4.19. 日間連載中ランキング 4位
■アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 02:53:27
127180文字
会話率:35%
ミランダは魔女である。呪術を大っぴらに披露することもなく裁縫を生業とし、人里から離れた森の奥でひっそりと地味に暮らしている。
そんなミランダの元へ、ある夜不審な一行が訪れた。
彼らはミランダを『針の魔女』と呼び、力を貸してほしいと懇願する。
嫌々ながらもとりあえずは話だけは聞くことにしたミランダだったが、彼らが持ち込んだ荷物の中にはとんでもないものが入っていて……
孤独を愛する魔女と騒がしい王子との愛と笑いとちょっぴり涙の物語
※作中には少々グロテスクな表現があります。また、アイテムとして針が頻繁に登場します。苦手な方はご遠慮ください。
毎日更新全27話程度。年を跨いでの連載になる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-02 00:00:00
76962文字
会話率:54%
あらすじ。
ドジな女の子が高校入学を機に出会ったお節介な先輩を好きになる話。高校生から大学生、社会人までの恋路が書かれている。
ずぼらな小山は近くの高校に入学した。不摂生がたたり、姉から豚と罵られる始末。それでもいいやと高校生活もだら
だらしようとしていた小山だったが、高校で先輩と運命的な出会いをする。
運命と言うのはあまりにも突然現れるも、瞬間にわかるわけではなかった。
時が進むにつれ、気持ちが膨らみ、気づいた時には先輩の虜。いつ好きになったのかもよく理解できず、好きだと今すぐに伝えたかったが、伝えられない。
家で卑下しながら先輩の大きな体やゴツゴツした手、割れた腹筋を思い出しながら自慰行為をする日々。
体が熱るたびに先輩の姿を思い出し、自慰行為によって脳内に刷り込まれ、忘れられなくなる。
少しでも褒めてもらいたくて勉強し、良い点を取った。褒められると嬉しくなってまた勉強する。勉強をするだけで先輩に褒めてもらえると言うご褒美が貰えると知ったころには学年で十本の指に入っていた。
主人公:小山 道(おやま みち)年齢一五歳。
性格:おっちょこちょい、ドジっ子(天然者)、運動は大の苦手、勉強も苦手。甘い食べ物が好き。
胸の大きさは中学の頃にBカップ、体型は少々ぽっちゃり系、柔らかい所はしっかりと柔らかい。
好きなこと:食べること、おしゃべりすること、オタク友達と遊ぶこと。
嫌いなこと:運動すること、虫、無駄に女っぽい人と話すこと、イケイケ男。
身長は一五八センチメートル。体重五二キログラム。一人称は私。
趣味:ゲーム、マンガ、アニメ、お菓子作り。
先輩:森川 進(もりかわ すすむ)
性格:しっかり者、お堅い、運動は得意、勉強も得意、しょっぱい物が好き、髪型は黒髪の短髪、おでこが見えるくらいのスポーツ刈り。
身長は一七二センチメートル。体重は七五キログラム。筋肉質で骨太。
好きなこと:体を動かすこと、山に登ること。
嫌いなこと:どうでもいい男や女に絡まれること、ギャルやギャル男。
※ハートマーク無し。
※寝取られ無し。
※ハッピーエンド。
※エロ要素が入る話に☆印が着く。
※エタリ無し。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-15 09:00:00
244107文字
会話率:48%
電子書籍化に伴い、2023年12月29日に、一部を残して公開終了となります。
ご了承ください<(_ _)>
-------------------------
※恋愛・結婚に性別は関係ない世界です。
<あらすじ>
33歳に
なったばかりのある日、蘭は母からお見合いを勧められた。
結婚に興味のない蘭は断ろうとするが、渡されたお見合い写真の彼に一目惚れする。
一方、大企業の御曹司である左京は、母に無理やりお見合いをセッティングされ、相手のことを何も知らないまま、渋々お見合いの席に向かうことに。
そこで、二人は運命的な出会いを果たす。
ノンケの左京は、お見合い相手が男だったことに腹を立てるが、蘭が好みのタイプど真ん中だったことに内心うろたえる。
左京はイケメン御曹司という武器を持ちながら、コミュニケーション能力が高くない。
しかし、蘭がおしゃべりで明るい性格なため、一緒にいても楽しい時間を過ごすことができた。
蘭の方も、理想の王子様のような左京に、ずっとドキドキしっぱなしだ。
そうして、初めて出会った二人は、お互いに惹かれ合っていく。
だが、お見合いの別れ際、左京はとんでもない失言をして、蘭を傷つけてしまう。
お見合いを終えた蘭は、「左京には二度と会えない」と、ひどく落ち込んでいた。
左京の方も、男相手の結婚など考えられないと思いつつ、蘭への謝罪の機会を得るために、交際了承の返事をして……!?
イケメン御曹司×純情リーマンが織りなす、
お見合いで運命の人に出逢って結婚するまでの、奇跡のラブストーリー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 05:00:00
34999文字
会話率:12%
「そこの御者さん止まってー! ごめんねーちょっと中見せてもらっていい? 急いでる? そっかそっかー、じゃあこっちも急いで中見せてもらうから。すぐ終わるよー大丈夫! どこから来たのー?」
おしゃべり魔獣と名高いうちの衛兵隊長は、今日もよく口
が回る。
学園の同級生だったサンダー。うるさいのを差し引いても器量と実力がある男。天に二物を与えられた彼の進路は、てっきり王宮騎士団だと思っていた。……なんで衛兵になっちゃったの? なんで同じ職場なの? なんで私にセクハラするの?? 捕縛するぞこの野郎!!
脅威の捕縛率であっという間に昇進したサンダーと、彼の捕縛から逃れようとする平衛兵マリウスの日常物語です。
現職警官の方が仕事を思い出してスン……とならないよう、出来るだけ現代語を排してあります。
交番勤務と生活安全課の仕事が混ざっているかと思いますが、馬車にスピード違反もクソもございませんのと、馬車の話ばかりだと私が飽きますのでその点ご了承ください。
つまりこういうことです。せーの、「ファンタジーだからー!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-11 12:12:01
125633文字
会話率:44%
「シエラお嬢様が倒れて、もう半年だなんて・・・」
「ねぇ、そういえば聞いた?お嬢様が倒れられた時に召し上がられてたクッキーって、実は奥様から贈られたものだったらしいわよ?」
義母に盛られた薬のせいで眠ってしまった私の部屋で、侍女達は今日も
おしゃべりをする。見た目には眠ったままのシエラだが、実は意識だけは保っていた。
義母の連れ子ではあるが、シエラに物凄く懐いていた弟のアイスは、そんなシエラの元へと足繁く通っていた。
「今日も会えて嬉しい。生きててくれてありがとう。お姉ちゃん・・・大好き♡」
しかしアイスのお見舞いは次第にエスカレートしてきて・・・
アイスを可愛がる姉のシエラと、お姉ちゃんが大好き過ぎるアイスのお話
※D.Lサイトがるまに様にて販売開始致しました。
完全版はこちらから購入頂けます( * ॑꒳ ॑*)♡
https://www.dlsite.com/girls/work/=/product_id/RJ01111968.html
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-24 12:30:10
20775文字
会話率:45%
その小さなカフェには、女性にも見紛う美しい男性の鳴海一樹が店主をしていた。
初対面での優しい微笑みに一目惚れした大学生のチカは、足繁く常連として通うが、本当はコーヒーが飲めないという絶対にバレてはいけない秘密を抱えていた。
ひょんなことから
春祭りの出店時の手伝いを申し入れられ、快諾するが、チカは鳴海にドキドキしっぱなし。
物腰の柔らかい美形(すこしいじわる)×大人しいが意外と行動派大学生(脳内おしゃべり)
二人の恋の行方は……?
※短編での連載です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-23 17:27:03
23073文字
会話率:46%
いわゆるめぐり逢い系の不安不信要素を完全に払しょくした、学内男女マッチングサービスが実装された。
これは、とある女子の、その利用体験話である。
主人公 むつみ 女子
18歳
この春から大学生になった
未経験だが、性への興味は非常に強
い
顔だちは非常に美しい 黒髪ストレートセミロング
身長175センチ 細身 肌はムチムチ 腰がくびれている
バストFカップつまり巨乳 スレンダー巨乳というセクシーな体型
普段はおとなしい あまりおしゃべりではない
*「無料で読めるちょっと大人のケータイ小説サイト」(otona-novel-jp)に私の同名作品があります。しかし第2話以降の内容が異なります。
*「無料で読める大人のケータイ官能小説」サイトに私が掲載している『校内ルームシステム』、「ノクターンノベルズ」に私が掲載している『あいあいらんどに集合』の設定を参考にしています。
△さっそく評価ポイント投入、高評価をいただき有難うございます。登場人物たちの細かな心の動きとその反映としての行動1つ1つを丁寧に描いていくつもりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-09 12:33:19
9613文字
会話率:15%
※2023/6更新止まってます※
◆◆◆
言葉の足りない公爵家次男の"リアム"と、未亡人の女騎士"マリア"の偽装結婚攻防話です。
◆◆◆
主人の都合でニーフェ公領の領都スサにやってきたマリアは、その地
を治めるヴィルヘルム公爵家に招かれていた。食事の前にゲストルームで待機していると、突然見慣れない男性がやってきて、名乗りもせずにマリアに偽装結婚を持ちかける。その上、偽装結婚したい理由は隣国の姫の私邸に招かれたいから。彼はヴィルヘルム公爵家の次男リアムだった。当然きっぱりと断ったマリアだが、その後もリアムは顔を合わせるたびに求婚してきて……察しの悪い公爵家次男x辛辣でおしゃべりな女騎士マリアの偽装結婚攻防話。ハッピーエンドです。
◆◆◆
「【完結済】遊び人の王女に転生した処女の私が、無理やり結婚した英雄の旦那様と結ばれるまで」のサイドストーリーです。本編シリアスめでしたがこちらは軽めのラブストーリーになる予定です。
※本編未読了でも読める話として書いているつもりです。情報不足な部分がありましたら申し訳ありません。
※本編終了後のお話でネタバレがあります。本編にも興味を持っていただけましたら先に本編を読む方がおすすめです。
※r18要素のある話は米印をつけます。予定としては最終話のみかと思います。
。。。。。。
マリアの女主人で、転生者の王女"エリーナ"の視点からはじまります。
。。。。。。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-17 01:36:59
218796文字
会話率:54%
部活帰りに寄るコンビニエンスストア。
アルバイトの良子ちゃんとのおしゃべり、彼女が包んでくれたフライドチキン。
わたしの大好きなものたち。
こちらの作品はピクシブにも投稿しております。
最終更新:2023-04-07 12:44:48
9639文字
会話率:30%
瑠衣は仕事で訪れたビルの屋上で自殺しかけた男性を助けようとする。
実は誤解だったのだが、その男性「カエサル」と名乗った男性と、特に約束したわけでもないが、それ以降屋上で何度か会い、言葉を交わした。
瑠衣にとってはただの派遣先のビルに勤める知
り合いだった。
しかし彼とのおしゃべりは彼女の人生のオアシスになっていった。
互いに名前しか知らない関係だったが、ある時、どうしても断れなくて引き受けたコンパニオンの仕事先で、彼女は彼とばったり出会った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-25 21:00:00
24245文字
会話率:53%
「そこの御者さん止まってー! ごめんねーちょっと中見せてもらっていい? 急いでる? そっかそっかー、じゃあこっちも急いで中見せてもらうから。すぐ終わるよー大丈夫! どこから来たのー?」
おしゃべり魔獣と名高いうちの衛兵隊長は、今日もよく口
が回る。
学園の同級生だったサンダー。うるさいのを差し引いても器量と実力がある男。天に二物を与えられた彼の進路は、てっきり王宮騎士団だと思っていた。…なんで衛兵になっちゃったの? なんで同じ職場なの? なんで私にセクハラするの?? 捕縛するぞこの野郎!!
脅威の捕縛率であっという間に昇進したサンダーと、彼の捕縛から逃れようとする平衛兵マリウスの日常物語です。
現職警官の方が仕事を思い出してスン…とならないよう、出来るだけ現代語を排してあります。
交番勤務と生活安全課の仕事が混ざっているかと思いますが、馬車にスピード違反もクソもございませんのと、馬車の話ばかりだと私が飽きますのでその点ご了承ください。
つまりこういうことです。せーの、「ファンタジーだからー!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-05 19:00:00
2920文字
会話率:35%
前半は職場の先輩後輩が二人でイチャイチャおしゃべりします。
後半は二人がただただイチャイチャします。
最終更新:2023-01-08 00:10:51
16717文字
会話率:50%
中世大航海時代をテーマにしたシミュレーションRPGゲームの世界に閉じ込められてしまった主人公は、育成していた女の子キャラ(ジョブ:釣り師)の「リュリュ」になった。
こんなことなら、魔法使いとか、勇者とか、カッコいいジョブの男キャラにするんだ
った・・・と後悔したが、よく考えたら、無理に魔王とか倒しに行く必要もない。開き直って女の子としてほのぼの釣りライフを楽しむことにした。
それから2年。ある日、おしゃべりオウムと一緒に航海をしていると、海賊船らしき船が近づいて来て……捕まって媚薬を飲まされて、どうなっちゃう?って話。(※主人公は強キャラでしたたかエッチな僕っ娘。)※5話で終わりの中編です。ボリューム的には短編程度です。11/20完結設定しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-20 21:21:34
27987文字
会話率:41%
妹の天使美冬が大学進学のため上京し、アパートで兄と同居するところから物語が始まります。
兄が家を出て以降、以前よりも心の距離が開いてしまった兄妹。
家事や生活用品の買い出しといった日常を通じて、一度離れてしまった信頼関係を再び築いていき
ます。
■主要登場人物:
1・名前:天使 美冬 (あまつか みふゆ)
年齢:18(兄と同じ大学に通う一年生)
誕生日:12/12
髪型・髪色・瞳:ツーサイドアップ・黒色・暖色
身長・体重・3サイズ:美冬158cm・48kg・87/58/85
一人称:出先では私(わたし)、二人きりのときは美冬
兄の呼び方:出先では兄さん、二人きりのときはお兄ちゃん
属性:Sっ気の小悪魔系/自分が責められると弱い/処女ビッチ
性格:(性的に)からかい好き/エッチに興味あり/お世話好き/おちゃめ
服装:私服/部屋着/デート服/ネコ耳メイド服/エプロン(私服・裸)/裸
趣味・特技:ティータイム(紅茶)/お買い物/女子力高め(家事全般・おしゃれ)
好きなこと・もの:料理/お出かけ/甘いモノ(パフェ、クレープなど)/おしゃべり
嫌いなこと・もの:強制される勉強(自頭はいいがサボり癖)/コーヒー(苦い)/世間体
2・お兄ちゃん・年齢:21歳・職業:大学生
★元は同人美少女ゲーム用のシナリオとして書いた作品です。スクリプト用のCG指定とか書いてありますが、想像で補っていただけると、より楽しめると思います★
※この作品はpixivにも掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-28 02:14:55
172185文字
会話率:96%
「金魚草の花言葉って知ってる?」
見慣れない赤色の花束を持って、その人は尋ねた。
「金魚草の花言葉は、おしゃべり、でしゃばり、おせっかいなんだってさ」
「なぁ、ここに飾っていい?」
王道学園に転校してきた奏太は、自分の信念の元、ルー
ムメイトであり親友の新一を始め
生徒会の皆と仲良くなり、それはそれは楽しい学園生活の一歩を踏みしめた。
と、本人は思っていた。
※アンチ王道君が主人公のお話です。アンチ王道展開を知っている前提で書いているので少し読みづらいかもしれません。
主人公受けですが、親友の新一が脇役主人公の立ち位置なので一見新一総受けっぽいですが、カップリングは主人公受けのみとなります。
総愛され→嫌われ→固定カプの流れの予定。
主人公も登場人物も中々にクズいです。話の展開上、コロコロと嫌われていく展開なのでご注意下さい。最後は主人公にとってはハッピーエンドです。誰も不幸にはなりません。でもご都合的過ぎるので、読者様はモヤモヤする可能性があります。
昔サイトに載せていた物をほぼ変えずに投稿しているので、少し拙い所もあるかもしれません。
犯罪行為の記載があるので18禁にしていますが、エロ等は全くありません……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-31 19:56:22
33652文字
会話率:33%
公爵夫人メアリー(40)と伯爵夫人テレサ(26)、男爵夫人エリザベス(18)は夫の爵位も年齢もバラバラだけれど大の仲良し。社交シーズンに入って領地から王都に戻れば、いつもの喫茶でおしゃべりに興じるのが楽しみで仕方ない。三人の子供を立派に育て
上げた良妻賢母、社交界の華と謳われた美貌持ち、デビュタントボールで結婚相手を見つけた優秀な娘。しかしそんな彼女たちに共通する大いなる悩み事……それは、愛する夫とのセックスレス。■地の文少なめです。R18シーンは後半予定。■男も女も人生いろいろで進みます。ハッピーエンド至上主義。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-29 21:27:41
32390文字
会話率:78%
新幹線の車内でおしゃべりしていた私、七懸と友人の環子のことを、君は勇気を振り絞って注意してくれた。
君はよく見るととてもかわいい顔をしていて、同じ新大阪で降りた時、私は君を誘ったの。
何の接点もない私と君の間を、どうやって埋めようかって、私
は躍起になった。
好きとも愛しているとも言えない情事。手をつなぐことすら忘れていた。
でも、私は君のことが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-13 15:00:00
19596文字
会話率:55%
祖母の営んでいたおにぎり屋を継いで二年目。
ある日、店先で冷たい秋の雨の中、サンダルに素足、薄い長袖Tシャツの野良猫のような人が雨宿りをしていた。
あまりにも寒そうだから、中へと招いて長靴と傘を貸してあげると、翌日、返しにやって来て。すると
その次の日……ゆっくり繋がる毎日三時過ぎの小さなおしゃべり。
優しくされることに不慣れで、怖がりなその人を愛しいと思うにはそう時間はかからなかった。好きだと自覚するのはとてもたやすかった。
優しくない場所にずっといた君を何より大切にしたいと思うのは、とても自然なことだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-18 10:00:00
198941文字
会話率:59%
この世界では、稀に精霊王の加護を貰って生まれてくるものがいる。そのものたちは魔法に長けており、妖精と呼ばれ、将来は魔法騎士とペアとなって共に戦う。カロンは120年ぶりに生まれた氷の妖精。氷の妖精は心までもが凍っていると言われているが――――
魔物相手に戦う第三騎士団長(火の騎士)×氷の妖精(無表情、無口、心の中ではおしゃべりしてる)
心の氷を溶かすことが、できる?
*妖精と呼ばれているだけで本物の妖精ではありません
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-26 22:38:36
10805文字
会話率:49%