風呂は良い。特に東方から伝わった公衆浴場というものは天上の喜びを与えてくれる。ハゾルは齢40、細工師の工房の下働きでありながら、少ない日銭をこつこつと貯めて公衆浴場に通っている。それくらい、風呂が好きなのだ。
そんな彼が公衆浴場で出会っ
た麗しい男。男はハゾルに本当の風呂の入り方を教えてあげよう、と笑った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-14 20:52:47
9504文字
会話率:45%
倉本蝶子は、ドMの高校教師・菊川伊月の誕生日を祝うために、一晩一緒に過ごすことになった。
※前作(https://novel18.syosetu.com/n9440hz/)の続きです。本作単体でも楽しめるようにしましたが、前作も読んだほうが
より楽しめると思います。エブリスタにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-22 15:52:51
10613文字
会話率:36%
ワケありの年下元ヤクザ(攻)×(受)敬語健気な花屋の年上お兄さん。
|あらすじ|
常夜に輝く月のような青灰色の瞳をしたロシアンハーフの青年「怜武-レヴ-」は実の父親そして暴力団員の親父という二人の父に捨てられた男。
ある日歓楽街で生花店
を営む青年「一桜-いお-」の元に怜武は菊の花束を買いに行き二人は出会う。
怜武という歯車が外れた事によりゆっくりと崩れはじめる関東系暴力団『童蘭会』
二人が堕ちる先は天国かそれとも地獄なのか──アウトロー系BL小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-08 16:22:55
51537文字
会話率:52%
私の恋人だったあの人は、私を置いて空に旅立ってしまった。その悲しみにどっぷりと浸っていた私に届く「祖母が危篤」と言う知らせ。急ぎ故郷に帰るが、あっけなく祖母も空に帰ってしまった。
あの人が死んだこと。
祖母が死んだこと。
疲弊した心にするり
と葬儀会社の田中さんの目が入り込んでくる。
――田中さんの左手の薬指には指輪が光っているのに、そんな目で見ないで――
総じて暗いです。じめじめした話です。幸せにはなりません。だけど、本人はそれを納得しているので、メリバと言えなくもないです。
スマホの隅に眠っていた話を発掘したので、talking about を書きつつ、繋ぎとしてUPしていきます。
完結済み。全3話。
題名変えました。「花を、菊の花を」→「chrysanthemum」2020.7.26折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-27 00:40:00
18054文字
会話率:20%
愛していた人は目の前からいなくなり、暫くたった。
祖母が亡くなったことにより、鮮明に思い出す記憶のなかのあの人。
そして、あの人に見られないように指輪を隠す私。
――鮮烈な太陽の下、田中さんの黒いスーツだけ、ひどく印象に残る――
18禁設定
してありますが、そのようなシーンはない……と思います。
ひたすら暗いです。タグに気を付けてお進みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-11 21:29:14
17149文字
会話率:20%
2月14日、下駄箱を開けると木彫りの熊が菊の花を銜えていた。
なかに入っていた手紙にはかわいい丸文字で書かれている
「貴様に伝えたいことがある。体育館の裏で待つ」
どゆこと!?
小説家になろうにて載せていましたが、棲み分けのためこちらに移
動しました。
いやらしい展開なんて微塵もない健全な全年齢です。
この作品は「カクヨム」「エブリスタ」
自サイト→https://mugi171015.web.fc2.com/index.html
に掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-09 12:59:12
2905文字
会話率:45%
スーツ姿を着崩したような格好をした美人の女性がいた。
その女性は暗闇からふらりと現れては、幼気な少女を暗がりへと引きずり込む。お姉さんの世界に引きずり込まれ怯える少女は為す術もなくスカートを捲られ、パンツを視姦され、お尻を撫で回された。
最初は嫌がる女の子も、いつの間にか顔を赤くし幼い声を上げて快楽に身悶える。
頃合いと見た女性は少女を後ろに向かせ、パンツを脱がすと、お尻の谷間に舌を這わせ始めた。
目当ては谷間に息づく菊の花。
そこに舌が触れた瞬間、少女は色欲に染まった表情を浮かべて嬌声を響かせる。
やがて嬌声が鳴り止むと暗闇が消える。
そこに残されたのは少女が着ていた衣服のみ。
無残に道路に転がる衣服だが、何故か少女が身に着けていた下着はいつも残されることはない。
少女が帰ってくることも二度と無い。
悪魔の女性が女の子を捕まえてお尻の穴を舐め回して快楽死させて食べるお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-22 01:19:30
84742文字
会話率:38%
播磨の国は姫路のご城下。
薬種問屋の主、越前屋仁平。
本業のかたわら他人の娘をあずかって花嫁修業をさせております。
きっちり行儀作法を身につけ、良縁を結ぶから大評判。
人呼んで、仁者の仁平でございます。
ですが、男寡の気侭でしょうか、閨技
まで仕込んでしまいます。
このたび、お武家から娘の躾けを頼まれました。
さて仁平さん、どんな修行をさせるやら。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-03 12:00:00
198834文字
会話率:35%