地方都市にあるオーセンティック・バー『Magnolia(マグノリア)』に夜ごと集うは、ヤクザの後継や人気の歌舞伎役者、新進気鋭の人形作家など。店主である木蓮とは旧知の悪友どもだった。不惑を迎えなお臈長けた容姿を持て余す主人公は、やがて自らの
預かり知らぬ運命の翻弄されていく。出生の秘密と家族の抱える闇。周囲の幸福を望むは生来の性質か。それとも溢れんばかりの愛ゆえか――。
悪友らに愛を注がれ幸福に生きた木蓮が、最後に孤独な鬼を愛するは必然だった。
※本作には特殊設定が多々ございます。タグをご確認ください。
初出/2021.10月/座敷牢アンソロジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-17 06:00:00
26763文字
会話率:35%
元陰間の女形×堅物武士 筋肉受 デカ受 時代物風 武士受
―――今から数百年も昔、正徳二年の頃に大島雄士郎という貧乏侍がいた。ある朝、戸口に転がっていた酔っ払いの歌舞伎役者の寺内司之助を拾ったら―――
※ 攻めが受け以外に受けになっている表
現があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-28 17:17:48
25723文字
会話率:57%
時代と共に人の生き方も変わろうとしていた――登場人物13人の語りによる昼ドラ風な大正ファンタジー小説です。
改革的な政治家とそんな夫を支える妻、自由に生きる絵描きと望まぬ結婚を強いられる娘、破滅願望を抱えた文豪と孤独を抱える人妻、流される
まま生きる青年と叶わぬ恋心を抱く少女、本音をひた隠しにする兄と実の兄を愛してしまった妹、多忙な日々に心を殺している歌舞伎役者と己の容姿を忌み嫌う混血の男、仕事にかまけて家庭を省みない夫。それぞれのお話。
※性表現を含む男女混合の恋愛物語です。男女CPに男同士のCPが一組、混じっています。
※田舎の出という設定で俺口調な人妻が登場します。
※今作は大正ファンタジー小説です。明治終盤から大正にかけての日本が舞台ですが細かい描写や現代風な喋り口調なども含め、歴史に忠実ではありません。
この作品は2011年12月24日に完結したものです。現在pixiv、アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 12:46:17
178245文字
会話率:47%
歌舞伎役者のように美しい容姿を持つ遊行僧光源……そして光源に影のごとく寄り添う女忍者楓。ふたりは尾張厚田神宮寺の依頼で消息を絶った富山の薬売りの探索を開始する……そこには驚くべき事実が隠されていた……
最終更新:2022-08-31 06:00:00
56692文字
会話率:38%
大型犬Dom ✕ 開業医Subのお話 ハイスペック?Subが、恋の甘味を知っていきます
佐伯純二は37歳の開業医。ダイナミクスはSubだ。
歌舞伎役者のように整った容姿で、金もあり、遊び相手にも事欠かない生活を送っていた男が、気
まぐれで知り合った「童貞Dom」に懐かれてしまう。そこから始まる佐伯のなんとなく甘い日々は……。
※ Dom/Subユニバースの世界観をベースにしています。
※ 拙作『海に映る月』のスピンオフです。そちらを先に読まれた方が理解しやすいと思います。
※ BLです。
※ エッチシーンはもちろんあります。
※ エブリスタにも同時掲載しています。
『海に映る月』の積み残しとして、私の心を占めてしまったのが、佐伯ちゃんです。自分の中での佐伯ちゃんは、当初は刺身で言えばワサビの横にある『紅たで』程度の存在だったのですが、当て馬にも出来なかった佐伯ちゃんのことが気になって気になって、火が付きました。
佐伯ちゃんを何とかしたい!
『たでを食っちゃう虫』の話を書いてみたい!
というわけで、佐伯ちゃん一人語りを、スピンオフのスピンオフとして書いています。タイトルは『ひねくれSubの癒し方』です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-28 15:00:00
100127文字
会話率:45%
大正ロマン風のBL小説。下男×足の悪い若旦那。
※男女の絡みが少しあります
***
直之様は、西洋文化にご執心のハイカラなモダンボーイでありましたが、病室で身に付けているのは、よれた格子柄の着物に、紺の羽織。いつもはポマードで整えている髪も
、今は下ろされており、どうにも野暮ったい風貌をしております。
けれど、生粋の美男子ぶりにはお変わりないようでした。少しやつれた顔色をしておりましたが、元々、男にしては色が白く、少し線の細い身体つきは儚げな印象さえありました。それでも、一重のすぅとした瞳が男らしさを際立たせているように思います。
朝倉邸に仕える若い女中などは、歌舞伎役者の女形の誰彼に似ている、否、誰彼だ、などと、直之様の美貌について、よく噂していたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-30 20:00:00
31205文字
会話率:42%
歌舞伎役者の中野プロードウェイでアングラ古書店の手伝いをしている清楚系美女 土方 千春。
その彼女に歌舞伎役者のたまご、如月 優希(男の子)は恋をした。
綺麗な年上のお姉さんをこよなく愛する彼が出会った理想の女性。しかし、その正体は昭和アン
グラ文化を
こよなく愛する民族学専攻の変態女子大生だった。
2人が織り成すアングラ昭和歴史の研究の旅。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-08 21:57:47
20003文字
会話率:22%
神主になって2年目の中芝は、宮司の娘にホテルに誘われて断ったところ、腹いせにセクハラの濡れ衣を着せられて神社を首になってしまった。
その後、無事に商店街にある稲荷神社に再就職することができた中芝は、優しい老宮司の元で穏やかな日々を過ごす。
そんなある日、稲荷神社に宮司の親戚の大学生が神主の仕事を体験しにくることになって……?
◆中芝 拓也(なかしば たくや)……神主。24才。受け。本作の主人公。おとなしそうな顔立ちのイケメン。真面目で参拝者にも丁寧に接するので評判がいい。
◆佐々木 倫通(ささき のりみち)……稲荷神社宮司。68才。つり目なのに優しい顔のおじいさん。
◆佐々木 倫之(ささき のりゆき)……宮司の兄の孫にあたる大学生。20才。卒業後、神主になって宮司の後を継ぐという話が出ており、神社の仕事を体験しにくることになった。歌舞伎役者風のつり目のイケメンだが、性格は真面目。
◆お仕事BL、現代ファンタジー。『俺とタロと小さな家』のスピンオフになりますが、この話だけでもお読みいただけます。
攻めの過去に地雷要素あり(キーワード参照)。
☆★は性描写あり。本編完結済み。番外編を不定期に投稿予定。重複投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-22 17:00:00
82795文字
会話率:33%
酒造会社社長息子の葦嶋拓真は、実家が贔屓にしている上方の歌舞伎役者の宴席に同席させられ、そこで歌舞伎役者井筒綾之助と出会う。
はじめて見物した歌舞伎に退屈し、宴席にも馴染めずにいた拓真は、話しかけてくれた綾之助個人には興味を持った。
綾之助は最近注目されつつある若手役者で、興行会社専務の後押しもあり、活躍の場を拡げていくが、一般家庭出身であることもあり、歌舞伎名家の御曹司らからの嫌がらせなどを受ける。
拓真は綾之助の舞台に感動し、綾之助と個人的に親しくなりたいと考えるが、師匠の贔屓筋である拓真に失礼があってはいけないと考えた綾之助は一切個人的なお付き合いはできないと断る。
綾之助の役者としての成長、そして二人の関係の変化を描きます。性描写はありますが、分量としては少なめです。エロ読みたい方は、私の他の短編のほうを読んでください(ダイマ)。
アルファポリスに改稿版「歌舞伎役者に恋をしました。」掲載中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-12 21:23:47
77467文字
会話率:54%
新 ガラスの天井20~22章 終了
永らく、ご愛読していただいた首記の物語はリフレッシュされ、第23章~へと転じてゆきます。
引き続き、ご愛顧のほど、宜しくお願い致します。
なお、今までの作品は「新 ガラスの天井20~22章」と
して、別途出版予定ですので、纏めてご覧になりたい方は購買の程、宜しくお願い致します。
禁断 転落
ガラスの天井23~25章
佐川佐和子:主人公、ヤリ手の営業課長
香西:元佐川の上司
ゆき:香西の妻
山崎有可里:香西の秘書
山岡美紀:香西の子飼い部下
下妻洋一郎:歌舞伎役者
井上陽二:売れない役者
愛川:ゆきの元恋人
佐原健一:ゆきの元恋人
藤田:ジゴロ
斎藤:佐川の部下
河合康子:佐川の部下
笹原:経理部長
春山:笹原の不倫相手
天野:社長
荒木:社長秘書
東野:新総務部長
笹川美佐 CA
前島聡子 CA
波崎芳郎。俳優
あらすじ
妻を亡くした香西と佐和子は新たなスタートを始めるのだが…
なお、第13章以前の作品も 「ガラスの天井」として、第一章づつ販売されてゆきます。
今までのストーリーを通しで読みたい方はそちらをご購読ください。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2016-10-13 00:00:00
8060文字
会話率:0%
江戸時代?それにしては何かが違う気がする。女形の歌舞伎役者に拾われた現代の男子高校生が、芸を覚えたり作法を身につけたりしながら必死に生きていくお話。不定期更新です。
最終更新:2015-03-08 14:26:46
7769文字
会話率:28%
元有名女優の保科由里子は若い時、歌舞伎役者、東と恋愛して子供を宿すが、東寛二の母絹枝は由里子の家柄が悪いとの理由で、騙して堕胎手術と不妊手術をしてしまう。
不死鳥の様に蘇った由里子は有名女優に成って、ブライダルの社長と結婚する、サンセットブ
ライダルを引き継いでから大きく成長させた由里子は若かりし頃の復讐を始めるのだった。
東家と自分の手術に関係した人達とその家族にブライダル事業を利用して、暴力団の手を借りて、自分の持つ総てを復讐に使う。
静岡県警の佐山と一平それに美優が事件を解明してゆく、東家の美人姉妹に復讐の牙が向けられる。
SM調教、剃髪、剃毛、アナルSEX,秘密クラブでのショーと、物語は進む。
冬の雷シリーズに続く第二作目、登場人物が引き続き登場、女の過去の復讐シリーズ、静岡県警佐山刑事と野平一平、美優夫婦の活躍
読み易く、校正しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-22 15:00:00
121493文字
会話率:46%
陰間(男娼)茶屋・藍間屋で一番人気の菊之丞と、番頭の宗次郎は幼い頃からの付き合いである。宗次郎と出会った夜から少しずつ降り積もる想い。心に一途な想いを秘めながら、夜毎男に見を売る生業に身を置く菊之丞の物語。
最終更新:2014-04-20 22:28:01
26527文字
会話率:57%