名実ともにキャリアレディとなった麻美には人には話せない遠い過去の燃える恋愛があった。彼によって教えられた体の悦びを忘れられない横浜に20年ぶりにひとりで訪れた彼女は湧き上がる思い出に身を委ねる…
最終更新:2025-05-29 18:02:08
3975文字
会話率:23%
1年間の実務研修中に既婚のチューターに抱いていた憧れの気持ちが恋愛感情に変わり、不倫の恋の深みにはまっていく唯花。実ることのない恋とわかっていながら背徳に満ちた官能の渦が理性を封印する。そして期限が近づいた頃、もう失ったはずの彼から思いもよ
らないLINEが届いて彼女はうろたえる。
選択を迫られた彼女が選んだ道は…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 15:26:55
5660文字
会話率:38%
大正時代、夏。目の再手術を控え、信州にある父の別荘で療養することになった頼斗。15歳。手術までは光を遮蔽する必要があるとかで、俺の両眼は眼帯で覆われている。最低の夏休みのなか唯一の楽しみは、別荘に住み込んで働いている使用人の息子、同い年の
映雅との時間だ。無口で愛想のない彼の、俺に触れる指先やちょっとした吐息に、胸がくるしくなる。
横浜から療養に来た中学生男子と、同い年で父と共に別荘で住み込みで働いている使用人の男子との恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 20:29:44
4576文字
会話率:24%
横浜の夜景を背にした、高級ホテルの密室。二人きりになった瞬間から、怜奈の完璧な「氷の仮面」は、彼の執拗な視線と挑発的な言葉、そして不意の接触によって、脆くも崩れ始める。
激しいキスは、互いの衣服を衝動的に剥ぎ取る行為へとエスカレート。純白
の肌を飾っていた深紅の下着が剥ぎ取られた時、怜奈の肌は隠しようのない熱を帯びていた。
自分でも知らなかった衝動に突き動かされ、彼女が彼の前に跪き、大胆な奉仕を始めた瞬間、二人の関係は後戻りできない領域へと踏み込む。
やがてベッドの上で深く結合した時、怜奈の理性は完全に焼き尽くされる。ゆっくりと始まった律動は、すぐに互いの本能を激しく揺さぶり、制御不能な熱情へと加速していく。氷の秘書が見せる、その「熱い肌」の行方は——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 01:02:45
63376文字
会話率:32%
降りしきる雨が窓を叩く、横浜のホテルの一室。以前の激しい出来事を経て、怜奈と海斗の間には、どこかぎこちなく、重い沈黙が流れていた。すぐそばにいるはずなのに、互いの心は厚い壁に隔てられているかのようだ。
怜奈が胸に秘める、言葉にならない問い
かけ。海斗が見せる、真意の読めない静かな表情。探り合うような視線が交錯する中、二人の身体は、まるでその距離を埋めようとするかのように、再び互いを求め始める。
しかし、触れ合う肌の熱さとは裏腹に、心の「すれ違い」は埋まるどころか、より深く、鮮明になっていく。身体は深く結合しているはずなのに、魂は決して交わらない。雨音だけが響く密室で、二人の切なく官能的な夜が、静かに更けていく…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 18:42:35
3227文字
会話率:24%
商売繁盛の猫憑きとして生を受けた三毛丞(みけ たすく)は発情の匂いに吐き気を憶えた。
実家の老舗旅館「三毛屋」の廃業の危機に横浜の高級ホテルで行われるパーティーに参加したはいいが、そこは乱交パーティーで有名ホテルの御曹司や令嬢たちは一晩
限りの相手を探すことに躍起になっている。
猫憑きのせいで匂いに敏感な三毛はトイレに駆け込んで吐いてしまう。だがそこで横浜随一の高級ホテル、ホテルシュペルーユールの専務である宝条(ほうじょう)イリヤと出会う。
だが吐き気に耐えきれずイリヤに吐いてしまい、そのまま倒れてしまった。
次の日、目が覚めるとイリヤの自宅に運ばれていた。
三毛の吐瀉物で汚れたスーツ代を返せと息巻くイリヤに頭を下げるが許してもらえない。
「じゃあないなら働いて返せ」
ひょんなことからホテルシュペルユールに働くことになり、イリヤとの交流を深めていくーー
偏屈御曹司とツンデレ猫耳フロントマンとのラブストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 07:00:00
54805文字
会話率:45%
子どもの頃、當川千乃(とうかわ ゆきの)は、母に首を絞められ、弟と一緒に無理心中で殺されかけた過去がある。
千乃だけが生き残ったため、二人の死は自分のせいだと思っている。その誤った自己認識から千乃は身近な人の禍は全て自分が悪いと思い込む
ようになっていた。
大学生になった千乃は、『縷紅草(るこうそう)』という店でバイトをして生計を立てていた。
ここはBDSMの客が足繁く通う、緊縛をメインとしたフェティシストたちが集まる憩いの店だった。
店主である、元救命医の嶺澤八束(みねさわ やつか)は、幼い千乃の命を救った恩人でもあった。
ある日、横浜界隈で起こった事件のことで縷紅草に刑事がやってきた。
その刑事は千乃が片思いをしていた親友の兄で、捜査一課長、藤永真希人(ふじなが まきと)だった。
事件をきっかけに千乃は藤永と距離を縮めるが、千乃自身にも犯人の手が伸びてきて……。
息を潜めるよう、生きてきた千乃の命と恋は救われるのか。そして事件は解決するのか……。
心に傷を持った千乃とクールなスパダリが織りなす、ミステリーラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 22:21:49
193216文字
会話率:50%
「さらば横浜チャイナタウン」の別のキャラ視点の話やら未公開シーンを詰め込みました。
本編を読んでから読むのをおすすめします_(┐「ε:)_
最終更新:2025-01-21 01:50:48
30296文字
会話率:35%
男子後宮BL 用に書いた作品です。
溺愛執着系犯罪者×ツンデレ美人な元男娼
テーマはセクシー&デンジャラス。登場人物は全員悪人。
澄んだ目を持つ犯罪者スイと、口が悪くて気が強い中国美人なレンが、横浜〜中国を舞台に悪さをしたりいちゃ
ついたりする甘くてスパイシーなBL。
※一話完結の短編連作になります。
※2021 6/10 完結しました。ありがとうございました。
※エブリスタ、フジョッシー、アルファポリスにも置いてあります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-10 15:34:07
125500文字
会話率:34%
横浜は中華街の片隅にあるボーイズクラブ『帝愛妃』
中国の後宮を模した風俗店だ。
そこでキャストとして働く主人公には、少し変わった顧客がいてーーーーーー?
Twitterの2020男子後宮BL の企画用のSSです。
最終更新:2020-06-23 00:32:07
2440文字
会話率:7%
高校野球でピッチャーとして活躍した真人は、プロ野球への夢は叶わず、ノーマル嗜好の自覚でありながら横浜のゲイバーでバーテンダーとして働いている。その店に地元プロ野球チームの選手達が普通の店だと誤解して来店した時、メンバーの一人に、真人の高校時
代を知る二学年下の野上が居た。ファンだったと言って絡んでくる野上だが、真人はその言動にネガティブな棘を感じ、弱者の気持ちを想像できない野上の性格にも反感を覚える。 —— 合意がないまま強制される関係の先がどう変化していくのかを追ったストーリーです。
自サイトの夜ばら文庫にも掲載しています。
https://yobarabunko.com/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-01 21:00:00
79127文字
会話率:53%
【100万PVありがとうございます! 2021 11/16】
十七歳で女子高生のサキュバス、朔間咲は精液を摂取しなければ生きていけない。
そのため、夜な夜な売春をしていたところを誘拐されるが────横浜界隈を仕切るヤクザ、九頭竜会の親分であ
る九頭竜大河に拾われる。
九頭竜大河の正体はデュラハンであり、部下達もまた人外ばかりだった。
咲は生きるために裏社会に身を置き、血と暴力と殺人が日常と化した日々を送る羽目になる。
が、しかし、そこはサキュバスなので男を喰って喰って喰いまくるのだった。
ヨコハマ・ノワール・ファンタジー。或いは「横濱暗黒百鬼夜行」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-24 19:28:04
815467文字
会話率:56%
拙作に足を止めてくださり感謝です♪
☆
石館天音(いしだて・あまね)は、親友の兄で二歳年上の西沢悠希(にしざわ・ゆうき)に恋をしていた。だが西沢家は親の都合で遠く関西に引っ越しをしてしまう。
再会したのは大学生になった時。
悠希は横浜
の大学へ進んでいた、天音は追いかけて入学するが、再会した悠希は女性の心を持っていた。
それを知ってもなお好きな気持ちは抑えきれない。
女性でもいいから恋をしたいと悠希に懇願する、自分の性に負い目を感じる悠希も少しずつ心を溶かしていき──GLっぽいけどNLなお話です。
☆
エブリスタ、アルファポリスでも公開しています
2023/2/16~4/3折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 10:15:50
107106文字
会話率:50%
結婚1年半記念として、ある夫妻は横波真に出かけたのであった
キーワード:
最終更新:2023-03-07 02:48:18
4638文字
会話率:5%
1960年代、横浜線の町田駅近くにあった「田んぼ」と呼ばれた飲み屋街話です。
ここの読者には信じられないことでしょうが、実際にあったことを色付けして馬場洋介を登場させています。
毎週土曜日に掲載している「馬場洋介シリーズ」のひとつです
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-18 08:00:00
6875文字
会話率:43%
なんの取柄もない女性が、女として扱われて目覚めて行く物語です。
デパートで実際に起きていたことを大げさに枝葉をつけ、馬場洋介を絡ませました。
毎週土曜日に発表している馬場洋介のシリーズものも百作を超えて、自分を嗤えます。
すでに七十
後半になる老人ですが、心は二十代の血を騒がせています。
ご笑読ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-12 08:00:00
6678文字
会話率:43%
受験を間近に控えた謝刻様は、姉の昔からの友達、秋乃から、内緒の関係を申し込まれる。年上のお姉さんとの情事は、徐々に高まりを見せ、最初はぎこちないセックスも、だんだんとほぐれ、奔放になっていく。
大学のある横浜へ通う道で、刻様は高校の同級生の
清佳と一緒になり、やがて、清佳の家が持つ別荘で、二人は仲を深めることに。
熱々甘々な年上の秋乃のリードするセックス。お互いに関わりの深い清佳と舞う遠慮容赦ない激烈なセックス。
年上と同い年だったら、みなさんはどちらがお好きですか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-26 11:00:00
148475文字
会話率:56%
誠実に生きてきたおっさんが過労の果てに倒れ、
転生したと思ったら異世界。定番モノのチートが無い只の90歳の爺さんだった。
それでも強く逞しく生きていかなければならない。
主人公が幼女に振り回されたり、ノリの良い住民達に振り回されます。
能力
無くても異世界で頑張れ!おっさん!
空は鮮やかな紫色で家の周りには緑色の大きいマリモが浮いている。
魔法がある世界らしい。一年中過ごし易い気候。
多彩な人物が出て来ますが基本ジジイと幼女と幼児が活躍する物語です。
スローライフあり、巨大動物とのバトルあり。
ハッピーエンドになるかバッドエンドになるかは作者にも判りません。
後から読み返しても楽しめる作りにしようと思っています。
主人公1 仙=元アラフォー男性、転生してジジイに成る
主人公2 もえちゃん=幼女、基本やりたい放題、可愛いモノが大好き、運がチート
主人公3 ひかる君=幼児の男の子、大人顔負けの政治経済の話が出来る、乗り物が大好き
[登場人物]
ひかりちゃん=もえの1つ下。もえとよく行動している。純真無垢
ロベルト=兎に角イケメン、お洒落、年齢不詳、白人、髪シルバー
ムトー=武具屋の店員、49歳
店長=筋肉マッチョ、金髪モヒカン、オカマ?
偉そうな人=時々出て来る偉そうな人、副知事とかやってそう
カズ&モズ=馬に乗っている。30代。仕事の出来そうな青年2人
ダイキ&ヒロキ=20代。剣士と魔法使い。まだ新人
田辺=モグラ、洞窟管理が仕事。穴を掘るのと溶接が得意
アズマ=モグラの親方
ツキオ&タナオ=50歳手前のおっさん、社会経験豊富
ヘボン=白い羽根を持つ天使、眼科医
サトキチ=天の国語を勉強中、丁寧な口調の子供
ベリマッシュ=巨体、ギリシャ風の服装、天使、白い鮫の船長、高圧的
マンジーロ=天の国案内役、通詞、小柄の騎士
ウナビラッジョ=提督、ヒゲモジャ、デブ、性格悪そう
エリィンタ=艦長、航海術がある、上流貴族、仕事出来そう
フォレスト=海洋(天空)冒険編で1番偉い人、上流貴族
[ヒロイン?]
みどり=門番、優しい。シュートヘアーが似合う、スレンダー
受付嬢=ギルドの清楚な受付嬢。いつも肩を出している
あゆみ=運動神経抜群、フェロモンが強い、豚好き
ユリコ=清楚、色白、幸薄そう、男タラシ、栄養士
女検事=美人だが怖い、刃物を法廷で振り回す折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-19 15:40:48
149882文字
会話率:19%
キサキ:おそらく純粋に娘の幸せを望んでいるのではあるまい、煮えたぎるような女の欲をあの肉の塊の中で持て余しているのだろう。
わたし:まあしかし、女同士なので、絶対に、コドモはできないんだけどね。わかった? そこは大きな違い。
キサキ:ウ
メコは、美人だが、気の強そうな細君だった。では、横浜の邸の事は任せておいてくれたまえ、あなたの名前は?
わたし:シデ。別に美人ではない。
ーーー
キサキは、自宅にもどる。わたしは、キサキの自宅に入る。メアリーがいる。
キサキ:メアリーのズロースから、甘い香りがする。
ズロース:パンツみたいな、下着。
キサキは、メアリーに、生殖器を、撫でてもらっている。キサキは、さっさと下半身を、ハダカにして、生殖器をむき出しにしている。メアリーは、今のところ、キサキの、外陰部を撫でている。
キサキ:興奮している。
わたし:わたしは別に、興奮していない。
キサキ:嬉しい。
キサキは、体勢を変えて、布越しに犬みたいに舌を使ってなめた。鼻で、メアリーの、小さなつぶをグニグニする。
キサキ:かわいい。
わたし:キサキさん、わたしにそれをやれ。
わたしは、さっさとパンツを脱ぎすてる。座る。股を広げる。
わたしは、とりあえず、ウィキペディアを見てみる。確認した。
キサキは、わたしのクリトリスを、彼女のハナで、刺激する。
キサキ:ここは、すごく感じるみたいで、鼻で突き上げるたびに蜜が溢れて、ぐしょぐしょに濡れる。
わたし:信頼しよう。
キサキ:そうしたら、蜂蜜みたいに甘い声がきこえるのが、通例。
わたし:わたしは基本的に、絶頂時にしか、喘ぎ声は出さない。
キサキ:しかし、わたしは、ハチミツみたいな、甘い声をきくと、うれしくなる。あなたたちが、きもちよくなってくれると、すごく満たされる。
わたし:肉体に支配される。
キサキ:もっと、もっときもちよくなって。君がよろこぶなら、わたしは、なんでもしたい。
この作品は「N0952HF」の二次創作です。作者より許可を頂いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-16 04:17:21
8586文字
会話率:1%
遠い遠い未来。
発達した技術により人々は生物の機械の狭間の存在になる事が当たり前となり大量のネットワークが世界中に張り巡らされた世界。
2人の男は旧横浜、現ヨコハマ・フロントにて荒事を得意とする生業で細々と生活していた。
そんな中、突如とし
て巡ってきた『デカい仕事』。
その仕事で2人は失った『存在意義』と『確固たる意思』を取り戻していくキッカケとなる。
企業が暗躍しいつ野垂れ死ぬか分からないこの街で男達は失った物の為に銃を抜くのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-29 23:29:40
54036文字
会話率:33%
コンタクト眼科クリニックの院長とアルバイトでクリニックに勤務する2人の女子大生の小説です。
最終更新:2022-08-29 16:54:20
40650文字
会話率:31%
岡田純は仕事で、週1回、あるホテルに泊まった。ホテルには佐々木さん、という奇麗なホテルレディーがいた。
ある夜、岡田純はホテルでアダルトビデオを見ていた。しかし、アダルトビデオが故障してしまった。フロントに電話したら佐々木さんがやって来た。
佐々木さんは、ビデオを見れるように直そうとした。だがダメだった。そのため彼女は・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-25 10:36:19
19369文字
会話率:42%
大学時代の同窓会に行って同じクラスだった女学生に僕の言えなかった心を告白する話です。
これはもちろんフィクションですが現実に起こり得ることです。
彼女の容姿については書きませんでしたが、きれいな子でした。
最終更新:2022-07-06 05:26:06
24963文字
会話率:34%
八神杏菜、26歳。独身。仕事は華やかなインテリアコンサルティング業だが、地味めな内勤のサポート契約社員。見た目、性格、ともに地味め。友人、いない。男性――ちょっと苦手。
そんな地味な彼女には誰にも言えない黒歴史があった。
「かつて地下アイド
ル『きらら☆ゆにっと』のセンター、『うらら☆ちゃん』だったなんてね!」
地下アイドル時代に口にするも憚られる事件に巻き込まれて以来、不幸体質が身についてしまった杏菜は、誰も自分を知る者のない横浜に逃げ、ひっそりと地味子に身をやつして暮らしていた。
しかし、神戸支社から転勤してきた社長の息子(イケメン)が、まさかの幼なじみ梓くん。
地下アイドル時代の杏菜を知っている梓から逃げ回るも、彼は偶然の再会に大喜びでぐいぐい距離詰めてくるし、不幸な事件がきっかけで梓の家に仮同居させてもらう羽目になるし。
おまけに、『きらら☆ゆにっと』の元メンバーで、杏菜をイビリまくってきた『ゆらら☆ちゃん』までもが新人として職場にやってきた。
不幸を呼び寄せる体質の元アイドル・鈍感地味子に、明るい未来はやってくるのか――。
★2023年7月チュールキス様より書籍化★
※他サイトにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-12 22:00:00
132269文字
会話率:35%
明治三十年代の終わり、十二月三十日。東京府某所。
雪の降る年の瀬に、声楽家の黒田(くろだ)は、音楽学校のかつての同級生、貴船(きふね)と再会する。
貴船は昨年の春、志半ばにして胸を病んで逝った。
だからいま目の前にいるのは、貴船の幽霊、も
しくは幻影のはずだった。
ふたりは今年の春彼岸にも短い逢瀬を交わしていた。
しかし貴船は「お前が希めばいつでも会える」と告げて、満開の桜が散るとともに姿を消してしまう。
それ以降ひとときも彼を忘れられなかった黒田は、「今さら何の用だ」と貴船をなじりながらも、結局、彼を突き放すことはできない。
「なぜ、春から一度も会いにこなかった。俺はこんなにお前に会いたかったのに」
激しい嫉妬と恋情にかられて、黒田は貴船を痛めつけるように抱く。
「賞賛されるのは俺の才能じゃない。お前の才能だ。お前があのとき押しつけていった作品を、俺は五線紙に書き写して発表しているにすぎない。皆が称えるのは俺の音楽じゃない。お前の音楽だ。この気持ちがお前にわかるか」
そして大晦日の夕暮れ、黒田は貴船の自宅を訪れた。
元旦に横浜港を出立する定期船で、黒田はドイツに渡る。
その前のただ一夜を、貴船と過ごすと決めた。
「ねえ、黒田。昨日みたいに、してよ」
「……っ」
「昨日みたいに、乱暴にして」
あかあかと燃える暖炉の前でピアノを弾き、歌いながら、ふたりは激しく情を交わした。
夜が明けて、元日の朝。
黒田は横浜港から旅立つ。彼の手には、貴船から託された楽譜があった――
* * *
拙作「春林奇譚」と対になる掌編ですが、これだけでもお読みいただけると思います。
ひとりの男と、ひとり(?)の幽霊が執着しあう、レトロBLです。
◆エブリスタ、fujossyにも投稿
https://estar.jp/novels/25918562
https://fujossy.jp/books/23314折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-29 21:30:09
5895文字
会話率:42%
理系女子大生奴隷誓約書2「一瞬の夏」
「横浜令嬢三姉妹 連帯責任制一括奴隷契約」
という二作(「理系女子大生雨宮凛々子」からだと三作)に連なるいわば「横浜令嬢三姉妹奴隷契約3」というべき作品です。
主人公は「横浜のホテルオーナー家の令嬢」
で一条楓花。
姉は国立の女子大学では最難関といわれる学校の文学部四年生柚花。物語の端緒は柚花《ゆうか》の親友で同じ大学の理学部雨宮凛々子から始まっているのですが、二作目「一瞬の夏」で凛々子が柚花のマゾ性に気づくのに大きな役割を果たしたのが次女楓花です。
凛々子を慕う楓花は同じ難関女子大の理学部に現役で合格します。
ふたりには、そのふたつ下に双子の陽花《はるか》という妹弟が居ます。
また母親は世界的にも著名なバイオリニストで海外公演などにもよく出かけていますが、その海外では裏でマゾの顔で音楽とはまったく異質のSMショーのステージに立つこともありました。
順風満帆だった一条家を思いもよらぬ不幸が襲います。
楓花たちの父で「ホテルロゼッタ&オリビア横浜プレミアム」のオーナーの一条|秀命《しゅうめい》さんがロンドンで交通事故に遭い亡くなってしまったのだった。
調べていくうちにそれは単なる交通事故ではなく、横浜のホテルの乗っ取りを画策した連中による暗殺だとわかってきます。
オーナーの事故死で主力銀行までが手のひらを返したように融資の引き上げを打診してくるなど外堀は着々と埋められていきました。
窮余の策として母|涼花《すずか》さんが相談したのは最終的にはあの「エスタブリッシュメントホテル東京」のオーナー三田村隼人です。
「今回の件には、英国企業であるロゼッタアンドオリビアも一枚噛んでいるというか、まあ既にその中国資本に説得を受けている気配もあるの。そこで銀行からの四十五億円を肩代わりするだけではなく、ロゼッタ側の株式三十三パーセントを買い取って、一条家六十七パーセントうちが三十三パーセントの株式を持った、エスタブリッシュメントホテル横浜プレミアムという新しいホテルにするのはどうか、と提案させて頂いているところよ」
その四十五億円肩代わりの条件が、三姉妹と凛々子で各十億母親涼花さんが五億円で五年間、エスタブリッシュメントホテルグリープが密かに経営しているSM倶楽部と「連帯責任制一括奴隷契約」を結ぶことだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-13 22:02:51
17485文字
会話率:25%
【内容】
京○線で横浜駅に向かう途中、目の前のスカートスーツ姿の綺麗な女性に下半身を擦り付けながら射精してしまった信一。
エロチャットサイトを管理して生計を立てていて、紹介された公認会計士さんは電車内で股間を擦りつけた女性、絵美だった。
さらに絵美からメアリーという財閥系令嬢が下着会社の経営をしていると聞き、紹介してもらうが女は極めてSのミストレス。
衝撃の官能ミステリー!
【キーワード】
痴漢電車、エリート女、お漏らし、排泄、放尿、飲尿、アナル、浣腸、肛虐、スカトロ、スパンキング、令嬢、SM、女王様、奴隷、調教、OL、スカートスーツ、顔面騎乗、ボンデージ
【注意事項】
物語はすべてフィクションです。
実在する人物、地名、団体等とは一切関係ありません。
表紙画像は作品のイメージです。小説に登場する架空の人物等とは全く関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-20 10:54:39
72440文字
会話率:38%