十一歳のリヤーナは、初めて参加した王宮の宴で、十三歳の王子ファイザルに淡い恋心を抱く。
たった一度のこの出会いで、二度と会えなくなってしまった王子に。
女性が魔術を使うことが違法となった砂漠の王国。
国王は迷信深く、占星術師の言う事
で政治を左右してしまう。
ある日開かれた宴の席で、国王と正妃の間の息子、ファイザル王子が何者かによって襲撃されてしまう。
死を待つだけの王子を救ったのは、仲良くなった少女リヤーナの母だった。
しかしこの国で魔術を女が使うのはご法度。
死にかけの王子すら魔術を使うことを止める中、リヤーナの母は彼を救い、そして捕らえられた。
むごたらしい拷問と処刑を回避するため、夫は奔走し妻を助ける。
しかし用意していた毒杯をリヤーナと共に煽ると、妖精ーージンの炎によって一家心中を計り、断絶してしまった。
しかし、リヤーナは生きていた。
厳しい砂漠はかつて妖精の女王が人の王へと分け与えたもの。民と土地を守り、魔物からジンを守れば命を育むに欠かせない豊富な水を与えると。
この約束を破りつつあるファラディーンの国王に危機感を抱いたジンが、密かに死ぬはずだったリヤーナを助け匿ったのだ。
彼女はジンと共に育つと、男装魔術師となって王都に戻る。
全ては家族と、あの聡明で美しい王子、ファイザルの仇を討つために。
そう、王子もまた、彼女と同じ道を辿り死んでしまった。
母である正妃が、宮中で魔術を使ってしまったために。
むごたらしい拷問と処刑を受けるくらいならと、崖から身を投げて。
砂漠よりも熱い復讐劇が、今、始まる。
※重めのお話しです。
※ヒーローとヒロインのRシーンはありますが、イチャラブではありません。
※ヒロイン以外のRシーンでやや濃いめなシーンを含みます。
※アラビア「風」です。アラビアンナイト「的」な世界感です。
※完結済です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 09:15:59
134150文字
会話率:37%
天涯孤独のマティアスは王立第五騎士団の騎士だ。
隣国から招聘する占星術師を迎えに行く任務を受けたマティアスは、相棒とともに関所へ向かった。しかし様々な不運が重なり、単独行動中に吹雪に見舞われてしまう。
山小屋へ避難するマティアス。すると偶然
にも、件の占星術師・アルテュールも吹雪から避難するため小屋へとやって来たのだ。
硝子窓の外は猛吹雪。天候の回復を待ちつつ、酒を片手に寒い夜を過ごすうちに、人肌恋しさからか二人は温もりを分け合うこととなり——。
◇◇◇
物腰柔らかな占星術師(24)×真面目で純真な騎士(19)
【注意/その他】
・サブタイトルに * → R18シーンあり。
・残酷な描写ありにしていますが、剣の稽古をしているシーンがあるため念のための保険です。暴力的・血みどろ系の表現は特にありません。
・全28話。5.5万字くらい。完結済み。
・アルファポリスさんにも投稿してます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 21:00:00
52107文字
会話率:38%
タイトルまんまです
【受けを盲信するあまり様子がおかしいケモ耳年下占星術師見習い×強引で色々ズレてる羞恥心ゼロな巻き角蛇目美人占星術師】
中世アラブ世界っぽい雰囲気かつ、ケモ耳や角の生えた人間ばかりの世界観です。全2話。なんでも楽
しめる人向け
注意
※♡喘ぎ&少しだけ濁点喘ぎ
※攻めも喘ぐ
※受けが最初マグロ(非処女)
※前編はハート少なめ
※後編に一部モブ×受け要素があります。触られる程度ですが受けからグイグイ行きます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-29 23:00:00
38174文字
会話率:50%
ハイファンタジーの作成のための習作みたいなものです。
中世の職業にかかる小話を投稿します。
政治・聖職
王・皇帝について←(王を終わりました)
領主
使者
紋章官
貴婦人
メイド
司教・司祭
修道士
エクソシスト
異端審問官
手工業
・職人
粉挽き人
パン職人
鍛冶屋
仕立て屋
建築家
芸術家
料理人
時計職人
商業・サービス業
商人
金貸し
宿屋
居酒屋
占星術師
旅芸人
生産・軍事
農民
川漁師
鉱夫
騎士
聖騎士
傭兵
海賊
その他の職業
魔女
娼婦
詩人
大学教授
大学生
乞食
刑吏
皮剥ぎ
賭博師
錬金術師
船乗り折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-06 00:42:04
2516文字
会話率:17%
人間心理学部に所属していてタロットカードの大アルカナ、太陽のアルカナの力を持つ高校生、水無月沙羅は高校の屋上で昼食をとっている所、同じ人間心理学部に所属している友人、草壁加奈子が何人かの高校生にからまれていて、その中の中心人物にプロポーズさ
れるも加奈子は断る、それで切れた高校生は自暴自棄になり振られた腹いせにカッターナイフで加奈子を傷つけようとするもそれをたまたま見ていた沙羅にとめられ、その高校生、嘉明は沙羅の攻撃を受けて気を失う
数時間後、保健室で目が覚めた嘉明は正気に戻るも自分自身が一切の記憶がない事を悟り混乱、そこで沙羅と人間心理学部の部長である松山愛花に事情を聴かれ、嘉明はやむを得なく人間心理学部、通称舞姫に加入する事に、また沙羅自身も日常生活を送るに支障はないものの一部の記憶がない事が発覚
また同時にその裏で人の感情や思考、精神を乗っ取りありとあらゆる犯罪を犯そうとする存在、悪鬼の存在を知る、悪鬼とは何者なのか、自分は何者なのか、嘉明はそれを知る為にアルカナの力、愚者を引き沙羅や愛花や加奈子をはじめとする舞姫のメンバーと共に犯罪の防止や悪鬼と呼ばれる存在の調査へと挑む、それがとてつもない事態になるとは知らずに
悪鬼と記憶をめぐる信念の戦いが今幕を開ける折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-07 21:38:50
12803文字
会話率:55%
占星術により、最も国を繁栄させる子を産む孕み腹として、妃候補にされたルーリク・フォン・グロシャーは学院の卒業を祝う舞踏会で第一王子から断罪され、婚約破棄されてしまう。
悲しみにくれるルーリクは婚約破棄を了承し、領地に去ると宣言して会場を後に
するが‥‥‥実は?
男性妊娠可能な世界です。
魔法は昔はあったけど今は廃れています。
独自設定盛り盛りです。作品中でわかる様にご説明できていると思うのですが‥‥
作中に女性との絡みがあります。
アルファポリスさんにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-19 21:00:00
60180文字
会話率:29%
子供の頃からなぜか変な男に執着されたりつきまとわれたりしがちで、幸せな恋愛に縁がない牧原うらら(まきはら・うらら)27歳。
その日も会社の先輩の結婚式二次会で妙な男に気に入られ、デパートのレストラン街を逃げまどう羽目に。たまたま眼に付いた占
いコーナーに逃げ込んだうららを匿ってくれたのは、美形の男性占い師、安曇野琉聖(あずみの・りゅうせい)で――。
どちらも恋愛運に恵まれない人生を送ってきた普通のOLと売れっ子占星術師が、星の導き(?)でめぐり逢って恋をする話。
☆全16話です。設定や占いに関する記述等はかなり大雑把ですが、あくまでフィクションの中の表現としてご理解くださいませ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-19 16:00:00
81772文字
会話率:48%
※2022/03/06 第2章と第3章の間の「閑話」を掲載。
※全12話完結。
最終回修正しました。
「君の平穏を奪いに来たよ――私の花嫁――」
龍華国の首都・花都からみて西にある貧しい農村に住む占術士・蘭花(らんふぁ)。
近頃親を
亡くし、一人でぼろ小屋に住んでいた彼女は、借金のかたに、白豚のような地方領主に嫁になるように迫られていた。
そんな蘭花の前に、言動のおかしな行き倒れた髭面の男が現れる。髭をそったら綺麗な顔をした美丈夫の名は天狼(てんろう)と名乗った。
最近の彼女の悩みである「満月が近づくと身体が火照って疼く」体質の解決方法を、自己陶酔の激しい(ナルシストな)天狼なら知っているという。
地方領主の求婚と自身の体質をどうにかしたい蘭花は、天狼を小屋の中に招きいれる。
彼の瞳を見ていると、逆らえない蘭花。
幼い頃から彼女のことを知っているらしい彼の正体はいったい――?(タイトルに書いてます)
人外版ありの残念なイケメン龍帝(ナルシストな幼馴染)に、ちょっと気の強い美人主人公が、ひたすらエロエロされながら、花嫁として後宮に連れて行かれるまでの物語。
(たまに妖怪にもエロエロされます)
※中華風ファンタジー
※R18には※つけます。
※妖怪エロエロは、たぶんモフモフとか触手ぐらい。
※人外(龍)との性描写の際は☆、11話には龍との性描写あり、苦手な人は後半から読んでください……。
※ちょっとだけ、ざまぁ要素あり。
※2022/02/26アルファポリス様にも転載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-06 20:03:46
32349文字
会話率:36%
僕は三井 四葉(よつは)。24歳占星術師。ス○イプで対面鑑定やってます。でも顔出しはしない。それはなぜかと言うと・・・
ある事件に巻き込まれ、Ωであることが発覚する四葉。時を同じくして母三葉の過去と四葉自身の出生の秘密が明らかに、そしてそ
の事がやがて周りの人々を大きく動かして・・・
四葉の運命の番。初めての発情期。Ωという性の切なさ。そして、巣作りも、
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-22 23:04:54
455250文字
会話率:40%
国立天文台に属する占星術師エステルは、ある日突然国王の相談役にして国政の重役である「占星博士」に任命されてしまう。仕えるべきは、即位したばかりの若き国王ルーカス。突然の大抜擢に戸惑いながらも、エステルは王宮に居を移しルーカスのために献身して
いく。次第に二人は心を通わすようになるが……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-26 22:25:41
111513文字
会話率:40%
ロッテは魔法が使えない落ちこぼれの魔女見習いだ。ものぐさな師匠の代わりにフィオラント王国の人々を疫病から救うため王宮に招かれたものの、王子付きの騎士ゲオルグと占星術師ディアナに疑惑の目を向けられて宮中で孤立してしまった。思い余ったロッテは王
子を味方につけるため魔女の媚薬を調薬するが、あろうことかその媚薬をゲオルグに飲まれてしまって……
※世間知らずな魔女見習いと不器用な騎士の不仲な関係からはじまるじれじれ恋愛。
※2018.07.31 本編完結
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-30 00:09:05
193693文字
会話率:36%
占星術師のリズ・カーソンは、王の忠臣と名高いロイド・マクニール公に嫌われている。
顔を合わせれば嫌味ばかりの彼に、リズの友人である魔女が一計を案じる。
堅物で不器用で捻くれ者の彼と、魔女の計略に巻き込まれた彼女の話。
エロは後編から。
追
加の一話は捻くれ者の彼が彼女を手に入れるまでの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-09 09:55:47
38970文字
会話率:41%
取引先の新入社員と会うチャンスを逃した俺は、失望していた。
ところが、ひょんなことから、穂花が占い好きで、占いが俺の味方をしてくれ・・・。
この作品は「1000人斬り中年オヤジのリアル体験記(https://adult-diary.co
m/)」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-25 19:54:20
2727文字
会話率:7%
占星術家である緋月星樹(ひづき せいじゅ)は華やかな活躍をしていたが、盛者必衰の~よろしく都落ちし、現在、地方で静かに占いを教えている。そんな彼に一生徒からの申し出があり、生活に変化が。鑑定依頼の内容とはセックスに関することだった。
彼が
また高みに上ることはあるのか、はたまた枯れたまま過ごしてしまうのか。
12星座それぞれの女性と官能的な関係を結んでいく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-15 00:00:00
95715文字
会話率:63%
平安時代末期。陰陽師の端くれである芦屋上月(あしやかづき)は、落ちぶれた芦屋家を再興するために、京の都にて暗躍する。医療に通じ、占星術も上々、退魔の仕事も問題なくこなすため、若くして貴族から信頼も集めていくが、上月には大きな秘密はあった。そ
れは、上月の元々の霊力が低く、女であること。
妖である牛鬼と禁じられた契約して、霊力を定期的に摂取していかなければ満足に陰陽術も使うことができないし、女を隠しながら出仕しなければならない緊張の日々が続く。しかも、上司はあの憎い安倍清明の子孫だという――。
芦屋一族の再興の為に男装女子が奮闘する、なんちゃって平安ファンタジーです。
※時代考証や官位呼び等ガバガバです。平安時代歴史警察の皆様、お許しください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-19 08:00:00
5890文字
会話率:18%
異性愛者で子を成したこと以外、無能で愚鈍で無価値とされている若き国王の僕は、新しく就任した宰相との出会いで、少しずつ変わって行くーーはず、です。異世界ファンタジー。
最終更新:2015-04-30 15:14:18
140230文字
会話率:48%
ノストラダムスの大預言。
1999年の7の月に人類が滅亡するという
20世紀末に世界中の感性の鋭い(何もすることがないヒマ人も含む)人々が恐れた危機があった。
もともとはフランス人の医師で占星術師のノストラダムスが著した『預言集』に載
っているとされていた。
その本自体は、何かてきとうな解釈不能な言葉の羅列で、そんな言葉を無理やりくっつけたり離したりしていてできた妄言じゃないか、と笑う常識人(日々の稼ぎにしか関心のないロマンのない輩)もいた。
そして、そんな輩の思ったとおり、何ごとも起こらず21世紀も順調に始まってしまっていた。
ヒマ人は、また別の終末論を探して、輩どもは「金、金、金」の毎日である。
しかし、実は、ある日本人の一人の青年の力で
その大預言の実現が阻止されたんだってことは誰も知らない。
ノストラダムスの大預言の実現を阻止した青年のちょっとヤバすぎるSFファンタジーです。宇宙レベルの過激な性描写のため18禁とさせていただきます。
※この小説は他のサイトにも重複投稿されております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-11 05:39:21
143940文字
会話率:57%