平安時代末期。陰陽師の端くれである芦屋上月(あしやかづき)は、落ちぶれた芦屋家を再興するために、京の都にて暗躍する。医療に通じ、占星術も上々、退魔の仕事も問題なくこなすため、若くして貴族から信頼も集めていくが、上月には大きな秘密はあった。そ
れは、上月の元々の霊力が低く、女であること。
妖である牛鬼と禁じられた契約して、霊力を定期的に摂取していかなければ満足に陰陽術も使うことができないし、女を隠しながら出仕しなければならない緊張の日々が続く。しかも、上司はあの憎い安倍清明の子孫だという――。
芦屋一族の再興の為に男装女子が奮闘する、なんちゃって平安ファンタジーです。
※時代考証や官位呼び等ガバガバです。平安時代歴史警察の皆様、お許しください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-19 08:00:00
5890文字
会話率:18%
様々な会社が一同に会した酒フェスで、べろべろに酔っぱらいながらも「幻の日本酒」と運命の出会いを果たしたOL、日露野葉月(ひろのはづき)。ところが会社も銘柄も何も覚えていない、どうしよう……探すっきゃない!そんなこんなで、葉月の「幻の日本酒
」を探す壮大な冒険が幕を開けた。
有名な大手からマイナーな所まで、何故かイケメンの跡取り息子達と会話を交えながら、酒を巡る冒険は続く。―――乙女ゲー風味なラブコメディ。エロは未遂で最後のみです。 ※寒の夜、あったか酒企画の参加作品になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-31 10:31:29
32955文字
会話率:40%