童貞の文月は、喫茶店で働く美沙に恋をする。
初恋ながらもじわじわと仲良くなり、ついに一世一代の告白をした。
「私、死なないんだ。」
そういって彼女は僕の目の前で首を切って見せた。
びしゃり、切り裂いた所から血が吹き出すが、暫くすれば傷口
が塞がり血が止まっていた。彼女は依然、微笑んだまま。
「ね、言ったでしょ?」
背中に虫唾が走るくらい妖艶に微笑んだ。目の前で起こった理解し難い光景に目を疑う。
今のはなんだ?目の前で何が起こってる?
頭が一瞬にして真っ白になった。
「こんな私でもまだすきだっていえる?」
目の前にいる血塗れの彼女は諦めた顔をしてこっちを見ている。彼女が着ていた真っ白の服は、血で真っ赤に染まっていた。
※残酷なシーンや表現がありますが、内容は普通の恋愛です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-04 17:40:12
14749文字
会話率:52%
「この子だけは、何としても外の世に!」刺客の郷を出奔した霜苓は、決死の思いで脚を動かす。
迫り来る追手に、傷口から身体を蝕む毒。もはや倒れるのが早いか、捕まるのが早いのか……。
腕に抱いた我が子を生かすために選んだ道は、初手から挫かれる事
となるのだろうか。
遠く意識の中で差し伸べられた温かな手は、敵なのか味方なのか、もしくはあの時の──
真面目な刺客育ちのヒロインとその子どもを、必死に囲おうとする、少々不憫なヒーローのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-16 21:00:00
157431文字
会話率:38%
『レコーディングスタジオの利用客(職業:??)×スタジオスタッフ』
レコーディングスタジオで働く鳴海怜は、元彼と酷い別れ方をしたことで“もう恋はしない”と決めている。そんな怜の癒しは、推し声優のドラマCD。声だけで十分で、顔などの情報は絶
っているけれど、心の拠り所だ。
ある日、街中で元彼と遭遇してしまう。それを助けてくれたのはスタジオの利用客、アズサで。苗字を明かしてくれない彼と、少しずつ距離が埋まってゆく――
※pixivやエブリスタなどにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 21:00:00
75281文字
会話率:54%
トラウマ持ちのレコーディングスタジオスタッフが、推し声優と下の名前が同じ利用客と少しずつ距離を縮めていく話。
レコーディングスタジオで働く鳴海怜(25)は、元彼にこっぴどくフラれた経験から人間不信なところがある。スタジオ客によくご飯に誘わ
れたりするがキッパリ断るようにしている。
とある日、利用客のアズサ(23)とひょんなことから連絡先を交換し、交友を持つようになる。
少しずつ縮まる距離と生まれる秘密、怜の推し声優である相山梓のことも絡みながら進んでゆくストーリーです。
こちらの作品はpixiv(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16623795)、fujossyにも掲載しています。そちらでは完結済。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-29 21:00:00
3824文字
会話率:46%
朝起きると目にするいつもの光景。
テーブルの上に食べかけのカップ麺に大量の空き缶。
慣れた手付きで柚葉(ゆずは)は両親が起きて来る前に急いで片付けていく。
少しでも片付けが遅くなると、両親に見えない所を殴られ蹴られるからだ。
学
校の先生にも相談してみた。
けれど、両親は大企業に勤めているから嘘も上手で、忙しい両親を困らせる悪い子認定された。
だから大人に相談することも諦めた。
そんなある日、帰って来た母親が包丁を持って柚葉の目の間に立つと柚葉の腕を斬りつけた。
「アンタなんか産まなきゃ良かった。」
という台詞つきで。
頭が真っ白になった。
ジンジンして斬られた傷口が熱い。
幸い傷は深くは無いけれど血が止まらない。
柚葉はやっと状況を理解すると、睨みつけてくる母親に取り敢えず謝り、タオルを腕にまき泣くのを我慢して家を飛び出した。
そんな時に出逢った不思議な力を持つ1人の男の子。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-17 21:16:36
3131文字
会話率:29%
■猫と私で体調不良のキャッチボール中です……投稿を再開した折にはよろしくお願いします!
高級娼館、サロンドオランピア。
男娼として働くサーの目前で、客が殺害された。
「目隠しはとるなよ──」
暗殺者は、名うて傭兵集団でも悪名高き
、第九部隊の長、レイ・シュタロトだった。
顔を見なかったという理由で巻き添えは免れたけれど、この出会いが後に、人生を大きく変える邂逅となる──。
重く抱えるトラウマと弱み。
希み。
欲望。
それらをどこまで相手へ晒せるか……許されるのか。
互いの欲望と欠落が歪にも符号しあったとき、傷口から流れる血は甘く芳しく、けれど舌先で毒と変わりこの身を深く侵すだろう──。
さっくり言うと、軽く精神SMが目標です。
【ストーリー展望】
■第1篇オランピア
→娼館を舞台に展開。1章~事の起こり。2章以降~主人公サーの鬱積と性に埋没する日々。
■第2篇ハッセ・シェル
→軍事企業組織を舞台に移して。受攻+αでもだもだするのはこちら2篇からです。
■第3篇ディアカタル
→ハッセ脱出後。1~2篇の大オチ。
【ご案内】
■序盤に出てくる配下役が攻です。以降は暫く不在。
■ファンタジーな展開はありませんが、将来的に有翼人が登場する等、ストーリー上において多少の飛び道具的な設定は入ります。各種地雷はキーワード欄でご確認ください。
■ゆっくり展開、超!低速・不定期更新です。ほんとに遅筆なので、お付き合い頂ける方には心より感謝申しあげます。
■改稿は主に誤字脱字、文脈修正です。後々から言葉足らずに気づいて加筆修正する場合もありますが、ストーリーに関わる変更はしませんのでご容赦ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-16 16:09:19
25637文字
会話率:20%
傷口にかければたちまちそれを癒し、口に含めばあらゆる病を治す水、『聖水』。それはグリメンス領で『聖女』と呼ばれている一人の女、ミレーユによって作られている。しかし、聖堂の奥でミレーユがどのようなお務めを経て『聖水』を生み出しているのかを知る
ものはごくわずかだ。知らない方がいいのかもしれない。知ってしまえば、きっとミレーユを『聖女』として見ることができなくなってしまうから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-03 19:35:20
6169文字
会話率:18%
どうしてだろう…
僕は君の背中を振り向かたい…
高校生活、最後の1年
僕は君に出会い、君は僕と出会った。
そして僕たちは、お互い何かしらの悩みを
抱きながら生きている…
君の悩みはどんなこと…?
君はどうして、そんなに寂
しげな背中をしているの…?
αとΩ、そしてβが織り成す
爽やかで甘酸っぱい…
そして、どこかほろ苦い青春オメガバースを
是非、ご堪能ください!
『お前のものは俺のもの…な?』
☆登場人物☆
・山下 裕翔(やました ゆうと) 高校3年生
この物語の主人公でΩの姓を持つ。
黒縁眼鏡がトレンドマークで
見た目は華奢で小さく可愛い子。
身長は163cm 体重は50kg
可愛い見た目とは裏腹に人一倍、人の心に寄り添おうとする強い心の持ち主。親に仕送りをしてもらい、自分でもバイトをしながらアパートで一人暮らしをするが、その理由は彼の心の大きな傷口でもある。Ωならではの苦しみや孤独を味わいすぎて、どこか奥手になることもある。
・山際 大和(やまぎわ やまと) 高校3年生
この物語のプリンス、αの姓を持つ。
トレンドマークはハリネズミのように
ツンツンとセットされた髪の毛。
身長は181cm 体重は68kg
なかなかの肉体美。
とある理由で前の高校から転校してきた大和は、裕翔たちが通う高校に転校してくることになる。ただ、色々と素直になれない大和は、仲間の輪には全く入らずに、一人で過ごす時間が長くなっていく…そんな時、自分にしつこく言い寄ってくる裕翔が、憎らしくも嬉しさのあまり、素っ気ない態度でその場をやり過ごしてしまう…
・水上 駿(みずがみ しゅん) 高校3年生
裕翔の親友でβの姓を持つ。
性対象は女性で、高身長が彼のトレンドマーク。
186cm 70kg 瞬発力抜群。
バスケ部の主将で運動神経が抜群だが、とにかく勉強が出来ない…どうしようもない程に…その上、授業中は寝ていることが多く、しばしば先生に怒られる…言わばムードメーカー的な存在。そんな彼の親友は裕翔。ただ、親友の駿ですら、裕翔がΩだという事を知らない…なぜ、親友にまで裕翔は事実を打ち明けられないのか…その答えは彼にしか分からない…
・★はR指定です!
・カクヨム様ではR指定無で掲載中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-06 18:00:00
101680文字
会話率:35%
そう言えばアレやってなかったなぁ……。
という忘れんぼさんの後悔だったり、傷口に塩を塗りこめたかったり
黒歴史は黒ければ黒いほど価値があるというベクトルの下に積み上げられるであろうあれやこれやのサルガッソーです。
最終更新:2022-02-12 00:00:07
2007文字
会話率:38%
番になってしまった二人のお話です。
最終更新:2021-11-11 10:00:00
532文字
会話率:0%
妹を愛してしまったオサムはいつしか妹を食べたいと思い始める。日増しに成長する食欲と空腹感に苛まれながら、非常識と常識の狭間で何を選択するのか。
最終更新:2021-05-25 05:28:04
24290文字
会話率:10%
ひとの父親を独占したかった少年・鳥海識と、識に父との時間を奪われた少年・野明守。
再会から始めようとする識と、再会で終わろうとする守。
すれちがった時間の埋めかたを、それぞれが模索し、また繋げるお話。
幼い頃、ひとりの男をめぐって対峙して
いた少年ふたりは6年のときを経て再会する。
高校2年になった識は、野明監督のもとレギュラーを目指し野球に励んでいた。そこに兵庫県の進学校から、なぜか傷を負って帰郷した高校3年の守。識は守の父である野明監督から守の世話役を任されるが、ふたりの間にあった軋轢を周囲のおとな達は知らなかった。
過去は過去として今の立ち位置を確定しようとする識と、過去を引きずったまま自分の傷口をさらに広げようとする守。
守が同性愛者として殺傷事件に巻き込まれ帰郷したこと。さらに初恋の相手が自分であるとも告げられた識は、今度こそ守から大切なものを奪わない道を模索し始め、それがふたりの進む道になっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-28 21:00:00
67376文字
会話率:40%
「あ。ごめん」
レオナ「レオン!」彼女は突撃してきて、まあ、彼女は衣服は概ね裸になっていた。大事なところは隠していたが。普段のドレスが邪魔なので、まだつけてなかった。ミユは狼狽していた。レオンをレイプするはずが、レオンを誤って殺した可能性が
ある。彼女は逆ギレして、レオナの顔横で蹴り飛ばした。で、言った。
「レオナァアアアっ!」彼女は、レオナに馬乗りになって、顔を滅茶苦茶に殴った。「死ねぇええええええっつ!」彼女は、レオナの首を捻りつぶして、これを殺してから、レオナの心臓を抉ってから、移植する感じで、レオンの胸の穴に突っ込んだ。それから、まあ、傷口を縫った。そして、レオナの血液を輸血に利用して、レオンの回復を図ってから、彼の生殖器の上に、自分の生殖器を露出させて、馬乗りになって、上下運動して、彼の射精を促してから、そして、レオンは放出して、ミユはまあ、子宮の内部に、そのぬるいものが入ったと判断したが、しかし、本当にニンシンするかどうかは、不明なので、レオンはを、棺桶にいれて、家に持って帰った。外では、狐が、まだ、リカオンと勝負していた。彼女は無視して、さっさとレオンを連れて家に戻った。彼女がニンシンできたかは、不明である。終わり。ところで、元J猫先生が、この名前いいかもな、また削除したので、これに関してはリソースがあるので、勝手にアップロードしよう。削除するほうが悪い。あの人に関し、二つ思うことがある、
・レオンとレオナ殺したのが、良い事だとまだ思っているのか? 私はこの話で、レオナだけ殺している。
・自分のファンが、結構いる事を、知っているのか? 知っているくせに、平気で削除するのか?
ところで、真紅の器に関しては、ミユが図書館で読んだ本の内容なんだと思っているが。ただ、あの図書館の本では、相手の血管を取り出して、自分の血管と癒合させるとか、中2なこと言われていたわけだが。何故中2やめたのか知らん。私は高校の時、とある魔術の二次創作書いていて、それがはじめてだったが、単なるバトル展開の話であった。今と変わらない。私は一切変化していない。やっぱり 元J猫の苗字変わったんじゃないかと思える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-11 12:29:32
8779文字
会話率:37%
ある街で、趣味の多いヤクザがいる。
傷口を縫えて、散髪ができて、家具が作れて…。その男はなんでもないことのようになんでもできる。
そんな男を愛する、やくざと、外国人の売春婦のお話です。男、男、女の三角関係。
親父受け、下品。性描写はないで
すが、ベッドインはしてます。コメディ風味。
大人のほんわか(?)話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-21 20:20:58
9314文字
会話率:24%
拙作の同人誌を期間限定で公開しています。
通販はこちら
https://okaeri-dm.booth.pm/items/1175884
───俺は幸太のことを知るにつれて、幸太のことを好きになっていった。
ゲイであることを隠して生活し
ている高校教師の久保田 啓は、自身の受持つクラスにいる不良生徒の相沢 幸太に惹かれていく。
※同人誌版の巻末おまけショートショートは割愛してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-29 11:37:11
15013文字
会話率:50%
同棲中のメンヘラ彼氏にお仕置きをしたら、ご褒美を強請られた不憫な社畜彼女のお話。
※前半は女性優位、後半から男性優位の表現に移り変わります
※リストカットや傷口を石鹸で洗うなどの少々痛々しい表現があります、苦手な方はご注意ください
最終更新:2019-02-12 03:24:25
9107文字
会話率:36%
腕をナイフで切り落とし、足は鉤爪で切り刻む。時には石化、傷口に熱湯を注ぎ、生きたまま魔物に喰わせることも。
悲鳴をあげ、苦痛に暴れる犠牲者に、加害者である男――ライザスは尋ねる。「お前は俺を憎むか?」と。それには、理由があるようだ。
★足
や腕の破壊がメイン。グロテスク・猟奇小説をお探しの方へ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-22 22:00:00
43537文字
会話率:54%
千秋は猫&傷口大好きのマニアックな趣向の持ち主。ある日、ケガをした野良猫みたいな男の子、忍を捕まえて連れ帰って趣味の手当てを施した。しばらくしてキズが完治した忍を逃がそうとしたけど、なぜか全然逃げないぞ。このままでは忍がかわいそう。
そう思った千秋は忍が嫌がりそうな事をして、強引に逃がそうとするけど……。
★性行為有
【他の話と一部登場人物と猫が共通】
【ウラおまけ】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-04 19:09:36
58600文字
会話率:48%
新米刑事、長都《ながと》はある雨の夜、車のライトの中に飛び出してきた猫を拾う。
夜に溶け込むような黒猫。そのひきずる足を濡らしていたのは雨と血。
長都は高校時代の先輩にあたる獣医、草間《そうま》の元に猫を持ち込んだ。
その傷口から草間が取り
出した鉛の球、それは銃弾だった。
ある事故が運命を狂わせ、叶わない夢を抱える草間を長都はずっと見つめてきた。
メフィストと名付けられた黒猫を巡って、二人の関係が大きく回り始める。
獣医×刑事(高校時代先輩×後輩) 飄々×健気
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-22 21:00:00
15480文字
会話率:46%
勢い。BL。欲求不満のお話。
最終更新:2015-08-02 21:02:55
2228文字
会話率:52%
「ハードボイルドに囁いて」の誠さん篇です。本サイトの方で、誠さん篇は何処?との御質問を受け、そろそろ「色んな」傷口も塞がってきてる気がしたのでアップしました。
最終更新:2013-01-12 23:03:50
37516文字
会話率:25%