流行りの少女小説のように、貧乏なラーラの家に契約結婚の話が舞い込んだ。
相手はなんと人気の公爵様。
これが小説なら「着飾ったら実は可愛いヒロイン」とあっという間に結ばれるのだろう。
でもラーラは、お世辞にも可愛いとは言えない小さな瞳の地味な
メガネちゃん。
どんでん返しとは無縁だと思っていたのに、やっぱり流行りの感じで溺愛されちゃう話。
ほっこりほのぼのした感じのも書いてみたかったという自己満作品です。
設定がふわっふわですので、その点ご容赦ください。
Rは☆マークをつけております。
【2025/4/11追記】
こちらの作品を2025/5/6にアマゾナイトノベルズ様より電子書籍として発表していただくことになりました。
プロの編集の皆様の手をお借りして内容をじっくりと煮詰めました。
物語の大筋は変わりませんがフワッとした設定が随分しっかりしたものになり、こちらでチラホラある矛盾点も解消されています。
電子書籍限定の書き下ろし番外長編も数編付いておりますので、是非ご覧いただけますと幸いです☆
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 23:22:01
108530文字
会話率:43%
メルリーシュを地獄のような虐待生活から救い出してくれたのは王都で『魔王殿下』と呼ばれる呪われた王子・ルートヴィヒ。
ガリガリだった子供時代から一転、成長したメルリーシュは甘やかされてすっかりポッチャリさんに。
保護者であるルー様に密かに想い
を寄せていることはメルリーシュだけの秘密。
言って良いわけがない!
だって年齢差・身分差もさることながらメルリーシュは今やお世辞にも可愛いとは言えない完全無欠のブスメガネなんだもの!
「大好きなルー様にご恩返しをするにはどうしたらいいのかしら。」
毎日毎日メルリーシュは一生懸命考える。
よくある切ない両片想いはメルリーシュが下した衝撃の決断と共にズブズブに愛される溺愛生活に変わるのだけど……?
基本ほのぼの、コメディちらほら、しんみりチラホラの超ハピエンです。
悪者はギッタンギッタンにざまぁされます。
ブスとかブタとか外見に関する無礼なワードが飛び出すのでお嫌いな方はこの作品はNG。
そのうち全年齢版も書きたいほどエロ少なめ予定ですが、エロとなったらS彼で変態的なのはいつものとおりです。
拙作『ブスめがね令嬢は偏屈公爵様の最愛』(←電書化進行中!) とはリンクしていません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 16:24:19
154966文字
会話率:44%
デューリングの王女レオノーラは良い考えを思い付いた。豊かな隣国の国王陛下に『貴国の王女が無礼を働いた』といって殺してもらい、レオノーラの首を旗印に父である愚王を殺してもらうのだ!...ところが渾身の提案は陛下に一蹴され、なぜかレオノーラは男
色であるはずの陛下にズブズブに溺愛されるのだけど...。
拙作『ブス眼鏡令嬢は偏屈公爵様の最愛』のスピンオフ。
元のお話を知らなくても大丈夫です。
アンドレアスの従兄の国王クレーメンスと隣国の虐げられ姫レオノーラの恋物語。
終始マイルドな『ブス眼鏡』のお話と違い、前半はかなり悲劇。
残酷シーンが沢山あります。
『ブス眼鏡』の二人はコメディ担当で登場します。
ヒーローと心が通い合ったら、あとは溺愛まっしぐらのハピエンです。
設定フワフワ。
R少なめで後半までありません(☆マークつけてます)。
悪役はブチのめされます。
作者は口が悪いのでお上品な作品がお好みの方はこの作品はNGです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 17:53:09
127249文字
会話率:41%
【第8回ムーンドロップス恋愛小説コンテストにて最優秀賞】
2025/4/10(木)発売。詳細は目次下部、または活動報告をご覧ください。
黒薔薇の呪いーー宿主の魔力を喰らい尽くし命を奪う呪いをその身に受けた王女リーリエは、呪いを解くために
魔の森に住む魔術師アメディオの城を訪れた。王女を前にしても不遜な態度を崩さないアメディオはリーリエを見て言い放つ。
「姫さん、俺に欲情してるだろう?」
黒薔薇の蕾を枯らすため、リーリエはアメディオに少しずつ身体を開かれていく。王女であることしか許されなかったリーリエと、王家に逆らえぬように鎖に繋がれたアメディオ。共に王家に振り回される二人は反発しながらも次第に惹かれあって――。
★R回には※を付けます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-11 19:00:00
131886文字
会話率:41%
商売繁盛の猫憑きとして生を受けた三毛丞(みけ たすく)は発情の匂いに吐き気を憶えた。
実家の老舗旅館「三毛屋」の廃業の危機に横浜の高級ホテルで行われるパーティーに参加したはいいが、そこは乱交パーティーで有名ホテルの御曹司や令嬢たちは一晩
限りの相手を探すことに躍起になっている。
猫憑きのせいで匂いに敏感な三毛はトイレに駆け込んで吐いてしまう。だがそこで横浜随一の高級ホテル、ホテルシュペルーユールの専務である宝条(ほうじょう)イリヤと出会う。
だが吐き気に耐えきれずイリヤに吐いてしまい、そのまま倒れてしまった。
次の日、目が覚めるとイリヤの自宅に運ばれていた。
三毛の吐瀉物で汚れたスーツ代を返せと息巻くイリヤに頭を下げるが許してもらえない。
「じゃあないなら働いて返せ」
ひょんなことからホテルシュペルユールに働くことになり、イリヤとの交流を深めていくーー
偏屈御曹司とツンデレ猫耳フロントマンとのラブストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 07:00:00
54805文字
会話率:45%
登山家×雑誌編集のお仕事ラブです。
同僚の結婚式の二次会で手ごろに抱ける女を物色していた碓氷烈は、自分を真っ直ぐに見つめている男、橋倉奏太がいることに気付き外で飲もうと誘い出す。
居酒屋で酒を飲み直し、酩酊のまま橋倉と身体の関係を
持ってしまう。だが一度しか寝ないという信念の元、碓氷は連絡先も教えずに帰ってしまう。
仕事の関係で偶然橋倉と再会し、連絡先をしつこく訊かれ押し問答を続けていることも面倒になり教えてしまう。
そして橋倉と食事だけをする関係になったが次第にだらだらとセフレのような関係を続けてしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 07:00:00
33526文字
会話率:36%
藤川稔に対してのクラスメイトの評価はそこまで芳しくない。
背丈はヒョロ長く、仕草自体がどこか相手を小馬鹿にしているように見える上、性格もひねくれて陰気臭いと評判だった。
そんな稔の秘密を知った浅葱要は彼を呼び出して脅迫し、自分の性処理を
要求するが……。
※主に攻め視点で話が進みます。
※完全なハッピーエンドでは無いです。
※攻めにモラルがないです。
※受けが小憎たらしいです。
pixiv掲載済み作品です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 17:12:59
11160文字
会話率:64%
王宮から隔離された気狂いの王子様。そんな評判など知る由もない私があなたの隣で目覚めたことが全ての始まりだった。出会いは最悪。放蕩で軟派で、そうかと思えば偏屈で皮肉屋のあなたをこんなにも愛してしまうなんて誰が予想できたでしょうか。隠し事ばかり
のあなたと2人きりの時間を重ねて、あなたは私に歪な世界の形を教えた。知れば知るほどあなたは高貴で孤独で哀れだった。「ここを発つときは言ってくれ。無為に君を待ちたくは無いんだ」「もう止めてください。殿下が望んでくださるなら、私は―――」「酷い人だな、君は」あまりに強いあなたにきっと私は必要ない。それでも傍に居たいと、そう思ってはいけないのですか。※訳ありのヒーローがヒロインと出会って心を開いていく話です※ヒーローがヒロイン以外の女性と関係を持つ描写や、同意の無い性行為の描写がありますが、愛憎ドロドロ方面に舵を切る物語ではありません※軽い流血描写があります※物語開始時点のヒロインは記憶が無いのでいわゆる異/世/界/転/生の可能性がありますが、そのジャンルに期待される展開がほとんど無いかと思われますのでタグはつけていません※作品内の時間軸が軽率に飛びますのでご注意ください※60話ほどで完結します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 20:00:00
356200文字
会話率:41%
孤児の大学生がある日突然転移したらそこは美醜逆転異世界だった。
性奴隷として彼女を買ったのは、稀代の天才魔術師ヴィルヘルム・ハールス。偏屈で性格も悪くて口も悪い。魔術の腕は世界一。そして地球基準の絶世の美男子。ここでは世界一の醜男。ヴィルヘ
ルムに一目惚れした彼女が、彼を幸せにするために頑張る話。
ヒロインは自己肯定感つよつよです。ヒーローは性格的に割とクズ。らめえ系おほ系♡系の喘ぎあります。苦手な人は回れ右。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 12:00:00
451836文字
会話率:53%
著名ながら偏屈な近代日本画家・令秀と、彼の唯一の肉親であり、妻の忘れ形見である一人娘・さくらは、仲睦まじい父娘だった。ある時、パトロンの堀川にさくらを家政婦として寄越すよう要求され、令秀は拒否するも、さくら本人は父のためと家を出る。
それか
らしばらく経った晩のこと。堀川の車から火が上がり、堀川邸が全焼する事件が起きる。
※実父×娘の近親相姦ものの短編です。
※某文豪の名作短編に絡めた表層的なパロディが含まれています。
※火災、その遺体にまつわるごく軽度な描写があります。
以上の要素に抵抗がある方は閲覧をお控えください。
なお、動物は死にません。
※2025.03.31 文章の抜け・誤字を修正折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 21:30:00
10957文字
会話率:24%
【拾われ年下甘え上手わんこ×流され年上強気男前受】な異世界ファンタジーBLになる予定。他人から『偏屈賢者』と評されるレイフは、ちょっとした気まぐれから仔狼を拾う。イヴェルと名付けられ逞しく成長した狼は、敬愛してやまないはずの飼い主レイフに対
し、並々ならぬ愛欲も抱いていて!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-01 03:59:34
2571文字
会話率:42%
奴隷として生きていたが、役に立たず殺される手前、魔法使いに大金で買われた。
酷い生活を覚悟していた少年が着いた先は、あたたかな雰囲気に包まれた一軒家だった。
偏屈で不器用な魔法使いと、愛を知らずに生きる奴隷の少年のあたたかな物語。
最終更新:2024-08-13 17:48:41
9094文字
会話率:36%
生贄として殺された少年は、神の国で目が覚めた。そこにいたのは、白虎の顔をした神様だった。
誰とも番わず1人何千年と生きてきた虎獣人の偏屈な神様と、容姿が異なるだけで嫌われていた少年の嫁入り物語。
最終更新:2024-08-04 19:58:45
5658文字
会話率:30%
走馬灯のように前世の記憶が蘇ったコンスタンスは、自分が18禁乙女ゲーム「桃薔薇と手折る者たち」の中にいることを自覚した。更に近い未来自分が王太子に断罪される運命であることを知る。断罪ルートから逃れるべくコンスタンスは王太子との婚約解消と、真
ターゲットである騎士団長への鞍替えを企てた。…が、独りで遂行する自信は無く、幼馴染みで売れっ子官能小説家のルネを頼ることとなる。人気作家のキャラクター考案力でコンスタンスを『悪役令嬢』から『守ってやりたい小悪魔系女子』へと方向転換プロデュースをしてもらうことに。
「チッ、面倒臭いな…王宮に手榴弾投げ込んで来ればいいんじゃない?一発でサタン級の大悪魔だよ」
「ちょっと違うな、目指してんのは小悪魔なのよ」
世の女性を虜にするロマンチックなラブストーリーを幾つも生み出してきたルネは端正な容姿を持ち、色気に溢れ、そして偏屈で、口が悪かった。
断罪ルートを回避してあわよくば騎士団長の筋肉に抱かれたい悪役令嬢と、その悪役令嬢が大好きな捻くれ者のロマンスエロ作家の攻防です。
R18は後半です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 12:44:25
21126文字
会話率:49%
セギュレ伯爵令嬢のルネは、良縁に恵まれず幾度となく婚約破棄される。その理由も分からないまま、彼女は壁の花になっていた。没落寸前のセギュレ家を助けるには、裕福な結婚相手を探すしかない。そんな彼女の前に現れたのは、偏屈で気難しいと噂されるマルゴ
ット侯爵だった。しかし彼は優雅で紳士的、そしてどこか妖艶な人だった。
「――――ええ、存じておりますよ。よろしければ、私と踊って頂きたいのですが」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 16:45:02
11431文字
会話率:40%
溺愛サイコパス夫VS元ノンケやりチン部下の妻♂を巡る泥沼NTR3Pです。
幼馴染み同士だった僕たちが同性婚をして5年。夫のユキは完璧な男だ。
家事のほとんどは彼がやってくれる。仕事もできるし誰にでも好かれる。強くて、かっこ良くて、欠点など
ひとつもない。そして愛妻家だ。僕のことを誰よりも大切にし、愛してくれる。
対して僕はどうだろう? 家事は掃除以外ロクにできない。朝は起きられないし、対人能力は極端に低い。仕事は性に合っているので実績は出せているが、この偏屈で融通の利かない性格のせいで、周囲の人間からは敬遠されている。こんな僕がユキの妻♂だなんて社内の人間に知れたら、きっとユキの評価は下がってしまうだろう…
故に、僕たちが夫夫(ふうふ)であることは人事部以外には知られてはいけない。愛するユキに迷惑をかけないように……
そんな時、ユキの元部下である新開が僕の部署へ異動してきた。新開は最近妙に僕になついている。僕は彼を叱ってばかりだというのに……
物好きな部下に仄かに心を乱されてしまう自分に戸惑う。ユキ以外の人間からこんな風に好意を向けられるなんて。
★この作品はpixivとアルファポリスにも同名義・同内容で投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-28 15:12:53
131839文字
会話率:46%
フィレイバス王国では古来より、王族、貴族間で暗黙の了解とする風習が続いている。
それが王命による婚姻だった。
普通、貴族の婚姻は家同士によって決まり、それを王家に報告する形で進んでいく。それが他国に嫁ぐ場合も例外ではなく、自国に対し多
大な不利益になる場合を除き、王家は極力関与しないことになっていた。
しかし王命による婚姻は前提が異なり、対象となる爵位家の意向は完全に無視して執り行われるのだ。
それはこの婚姻が、罰を与える行為の一環として行われるからである。
貴族社会で問題を起こした人間は、男であれば労働施設に、女であれば修道院に送られる事が多い。
しかしあまりに高位貴族が対象の場合は、受け入れ先の対応が難しく、逆に問題を起こされて王家に苦情が届く事も少なくないのだ。
そこで王家は、自国や周辺諸国と秘密裏に会談し、言うなれば面倒事の面倒を見てくれる受け入れ先を、複数用意しているのである。
シヴァンが統治するギスイリタル公国も、その候補地の一つである。
ギスイリタル太公シヴァン・サンダウェルは、フィレイバス王家の傍系にあたる。
とはいえ表舞台を取り仕切るのは、タウンハウスに常駐している弟夫妻であることが多く、シヴァン自身は本邸にこもって、悠々自適な生活を謳歌している道楽者であった。
そんな彼の元に、王命の婚姻と称しやってきた五人目の妻。メイベル。
フィレイバス王国の王太子妃であった彼女は、社交界では毒婦として有名で、常に数人の男を侍らせていたという。夜な夜な、王太子妃の住まう離れの城に男を連れ込み、貞操観念も何もあったものではなかったと、後ろ指を刺される人物であった。
通う男は年齢を問わず、かくいうシヴァンも32歳なので、彼女とは10歳ほど違うという有様である。
メイベルのふしだら生活に苦言を呈していた王太子は、ついに結婚を白紙にし、彼女はシヴァンの元に嫁いできたのだった。
だが実際のメイベルに、そんな毒婦らしき素振りはなく。
燃えるような愛で無くとも、二人は穏やかに惹かれ合っていく。
妻という生き物に疲れ、偏屈な見方で考えるようになってしまった太公が、妻となる女が生涯抱える、たった一つの敬愛を知る物語。
※ヒロインがヒーロー以外に抱かれる、陵辱される、そういった表現が前提にあります。
全体的にゆるふわ設定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-25 07:44:49
19915文字
会話率:32%
お嬢様学校に通う"花牟礼芽生(はなむれ めい)"。彼女には大きなヒミツがあって……?
百合×人形×スカトロ移植のラブコメディー!
最終更新:2023-07-21 08:27:51
4343文字
会話率:29%
侯爵令嬢クリスティーネは子供の頃から原因不明の発熱発作に悩まされており、不定期に起こるそれのせいで外出もままならずあらゆることを諦めていた。ところが隣国のオルタシア帝国との同盟締結を期に、妹の身代わりに第一皇子であるヘンドリックと婚約する羽
目になる。ただしヘンドリックは人嫌いで偏屈、辺境の城に籠りきりで既に廃太子までされたのだという。クリスティーネが送り込まれたのは、なにもない土地ミゼン。ヘンドリックはそこでなにかの仕事に就いて忙しくしているようだった。陰キャ眼鏡男子な魔術師と美しい令嬢の政略結婚から始まる恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-19 19:16:59
173316文字
会話率:38%
石打ちの刑に処され、死んだイヴァリア。気づいたら14歳の時に戻っており、前世の婚約者であるカールからのプロポーズを断る。
頬に傷を持つせいで結婚相手は現れないと悟り、自分の力だけで生きていこうと決意をしたけれど変な魔術師に目をつけられとんで
もない要求をされてしまい…?
素直になれない傷物令嬢が偏屈な魔術師にあれやこれやされるお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 00:16:21
3153文字
会話率:50%
街の外れには、偏屈な男が住んでいる。
いわく、若い頃に味覚を失ってから頭がおかしくなったようで、誰も近づけぬよう家に籠もるようになったという。
昔は街中の、それなりに良い立地の屋敷に住んでいたらしい。下働きもいて、裕福だったとか。
それを聞いて思ったのは――バカなやつだなあ、ということだけだ。
******
ケーキバースです。痛かったり死んだりする話ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-30 01:59:06
6932文字
会話率:36%
「ちょっと、助けて!!!!」
寮長、副寮長の関係が終わろうとしていたときに元の世界に帰ってしまった彼女は偏屈な獣人に担がれて会場から出てってしまった。
「そうね、私も話があるの。行くわよ」
そう言われて有無も言わさず美しい人に引っ張られて
いく。
「ようやく戻ってきてくれた。着いて来てくれないか?」
天真爛漫な彼女は少し抜けてる妖精にひょいとお姫様抱っこされて立ち去っていく。
「楽しい時間が終わるので、とりあえず3年前からずっと違約してることについてお話し合いしましょうか」
かっこよくて可愛らしい彼女は美丈夫な魚人族の有無を言わさない目に怯えたような表情で彼と一緒に歩いてしまった。
「俺に何か言うことあるんじゃないか?」
掴みどころのない彼女は一番頼ってほしいと願っていた彼に逃げられないように腰を掴まれてエスコートするように消えていった。
7年前、知らない世界に飛ばされて2年間という短いのに毎日ドタバタとしてた濃い学園生活を送っていた。そして関わった人にお礼も言えぬまま元の世界に戻った私と私以外の6人の女の子たちは記憶が戻り寂しさを感じつつも日常を送っていた。
そして成長した私たちはまた最初のいた場所に戻ってきて、好きだった人たちと再会することになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-04 00:00:00
27423文字
会話率:43%
オスカー・フォン・ブランシュネージュ(28歳、帝国軍人)はある日、異世界から転移した少女・エマ(18・JD)を拾う。何故か彼女は自分を『お見合い相手』だと勘違いしていて……⁉︎
「オスカーさんは私の『運命の相手』です!私と結婚して下
さいっ!」
好き好き大好きと懐いてくるエマに絆されていくオスカー。しかしエマに恋するイケメン乙女シェフが現われて波乱の予感⁉︎
毒舌美人系イケメンヤクザ(公務員)・オスカーと爆食天然わんこ系JDエマの振り回されラブコメディ!
「私、オスカーさんのこと大好きです。ずっと私……オスカーさんの側を離れません……。」
※『絶対安定生活』の続編ですが読んでいなくても話は何となくわかると思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-25 10:39:52
182385文字
会話率:42%
【第四回fujossy小説大賞審査員特別賞】受賞
現在電子書籍化進行中のため、25/4/14に作品を引き下げさせていただきます。
たくさんのブクマや感想、リアクション等をありがとうございました。
配信予定日等につきましては、活動報告やXにて
ご確認ください。
歯に衣着せぬ物言いと不遜な態度で、学校中の生徒から嫌われているルシア・コレット。
構うものかと気にせず過ごしていたある日、いつもと違う発情期を終え、ルシアはようやく事の重大さに気付く。
今すぐにでも恋人かパートナーを見つけなければ、自分は死んでしまう──。
しかし校内で性悪オメガと有名なルシアには、既に誰も寄りつかない。
そこへ幼馴染みのアルファ、レオン・シュヴァリエの姿を目にする。
アルファでありながら冴えない彼は、いつも猫背で魔道具と魔術書を片手にぶつぶつ言っている、変わり者だ。
ルシアは感動に戦慄いた。
いるではないか。
ここに、ちょうどいいのが。
「レオン、僕の恋人になれ!」
「──むり」
きっかけは発情期だけの関係。次第にそれだけではない絆を感じていく二人だが──。
自分勝手で正直者、偏屈で頑固、完璧とはほど遠い、そんなオメガとアルファの成長と恋のお話。
24/5/17 タイトル変更しました。
他サイトにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 22:00:00
119769文字
会話率:29%