謎の奇病である『乙女遊戯(ゲーム)症候群(シンドローム)』。原因不明の疾病(しっぺい)であり、『劇場型感染症』という特異な症状を呈して、各国の王家に甚大な被害を齎(もたら)す。
この奇病研究の第一人者であるジョン・コラット教授は原因究明
のために、処刑を控えた【悪役令嬢】のフェリシアを密かに生かした儘(まま)で『検体007号』として受け入れた。ジョン・コラット教授は『検体007号』の生体解剖により原因究明をする予定であったが、生きている【悪役令嬢】の魅力に抗(あらが)う事は難しい。
果たして『検体007号』ことフェリシアの運命や如何(いか)に!?
そして真の病原は【悪役令嬢】なのか?
『なろう』投稿版では割愛していた濡れ場を加筆しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-17 00:00:00
13518文字
会話率:35%
拗らせβ従者×箱入り王太子Ω 巣作り
唐国と倭国の狭間に浮かぶ月虹国の王太子・儚那(はかな)には秘密があった。
琉王家の後継は代々優性遺伝子と決まっているのに、儚那の体はあろうことか最劣等のΩ。
そのため父王に疎まれ、森の離宮に隠さ
れたが、仲良しの女官たちに姫様と呼ばれ心穏やかに生きてきた。
政争に巻き込まれ、王太子として担ぎ上げられても、儚那は日々をのびやかに過ごしている。
ただひとつ願いがあるとするならば、恋をしてみたい。
恋愛免疫ゼロの儚那が、王宮を抜け出し街中を楽しんでいると、危険な香りのするアルファに唐突に口説かれ──。
さらにはそのアルファが教育係として王宮に現れる。
互いに秘密を隠す2人と、儚那を想う従者と。
和&中華風ファンタジー
※終始Ωが大事に扱われるお話です。
〈fujossy〉さんにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-15 19:07:06
103681文字
会話率:44%
イグラス王国の貴族で、由緒正しく王家の血縁でもあるエーバエンス公爵家の長女として生まれたエリザは大変優秀で神童とまで言われ両親に大切に育てられていた。
私は何をするにも直ぐに出来てしまうので、物事に対して面白みを感じず、退屈な日々を過
ごしていた。
その退屈に日々を如何やって解消するかと云うのが、私にとって永遠のテーマになると思えていた。
その退屈な日々を解消できる可能性を秘めた男の子に五歳のお披露目会で出会い、その子は私の憧れのドラゴンスレイヤーのマーベリック男爵家の次男モーリスであった。
モーリスは見た目はさえない感じの子ではあったが、彼の持つ能力にエリザは興味を惹かれ、この子となら、何か面白い事ができると確信して、父にモーリスとの婚約を本人には内緒で結ぶことにした。
それから暫くはモーリスの行動を公爵家で抱える密偵のカールを男爵領に送り、モーリスの行動の監視をさせて何か変わった事をしたらエリザに報告させる事にした。
それから暫くすると報告書が頻繁に届く様になり、その内容にエリザはビックリするようなことも書かれていて、益々、エリザはモーリスを自分の者にする為にあの手この手で、モーリスにチョッカイを掛ける様に成った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-27 08:27:33
223327文字
会話率:49%
その日、傷物の出戻り令嬢と呼ばれた、ブリジット・デルタニア・ギディオーラは19歳と言う若さで死を迎えた。
ディシャール王家の至宝、まだ幼い第一王子の御身を守っての、誉れ高い死であった。
そうしてあれから18年。
ブリジット・エヴァ
リンゲールは、初夜のベッドの上で愛しい旦那様に抱かれながら混乱していた。
「くぅ、ちゃん?」
「……思い出したの? ブリジット姉さま」
まってまって、聞いてない。
あんなに華奢で愛らしかったクゥちゃんが、こんな屈強なガチムチイケメンになってるなんて……って致してるし!!!!
っていうお話(意訳)
*おねしょたでおにろりな話が読みたくて書きました。
*拗らせセカンド童貞ヒーロー(三十路変態)と元未亡人系お姉さんメンタルなロリヒロインがイチャイチャしてるだけの話です。
*余裕ができたらヒーローサイドの話を書きますが、ヒロインターンではおにロリ要素強めです。
*エロはぬるめ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-06 23:11:55
13477文字
会話率:20%
騎士団長シルトにフラれた大商人の男が、大金を貸してる王家を脅してシルトをお嫁さんに迎える、超絶愛のあるハッピーな身も蓋もない話です。あとめちゃくちゃケツ叩いてます。
※注意※この小説は私が読みたい設定を元に、半分AIのべりすとが書きました
。
頭の悪いエロ小説をガッと読みたい方向けです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-05 17:03:55
16934文字
会話率:53%
ルシフェルは侯爵家三男で教会の司祭であるサフィールの養子だ。実は教会によって出自を秘匿されている。バレたら殺されてしまう確率が高い。
そんなルシフェルは侯爵家や教会の人々に大事にされ可愛がられすくすく育つ。出自のせいで侯爵家の敷地内とサフィ
ールの仕事場である教会と孤児院しか出歩く事を許されていない幼児期だったが、15才の時、友人のカナミと一緒に隣国へ留学する。
そこには金色の宝石眼を持つ王子がいて・・・
ルシフェルが産まれる前が暗い話ですが3話目からは可愛がられる話になる予定(・∀・)
幼児期から話が始まるのでエロは当分先になります。溺愛、総愛。
他に連載中のものがありますのでそれが完結するまでは月に1〜2回投稿になります。完結後は投稿回数が増えます。1話の量を減らせばもう少し多めに投稿できるかも。
タグは話が進むと増えるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-03 00:00:00
17956文字
会話率:52%
サフィルは今度、マチェアデュレ神聖王国の聖王へと嫁ぐことになった。表向きは聖王妃として。実態は聖王を閨で慰めるためだけの慰み者として。
生まれた子供がおかしな血筋でないようにと、一応は大国王家の血を継ぐサフィルが選ばれたのだそうだ。
自分の
価値って体だけ? と、誤解してもおかしくないぐらいに事前に色々聞かされて嫁いで来たのに、サフィルの伴侶となった国王は、初めからなんだか様子がおかしくて……。
「なぜ僕を、これほど大切にしてくださるのです?」
訊ねたサフィルに彼は応えた。
「初夜が……めちゃめちゃ気持ちよかったんだよっ! 君最高! それじゃダメかな?!」
それは大変に明け透けで、きっと嘘偽りない返答だった……――。
子供を生むこと前提で性奴隷的な役割として嫁ぎに来いと言われていたのに、なんだか様子がおかしいひどい初夜が明けたら謝り倒されて溺愛され始める話。(語弊有。)
一応聖王は聖王なりに主人公を大切にしているはずです!多分。
登場人物は全員どこかしら様子がおかしいです!
・いつもの。
・他の異世界話と同じ世界観。
・主人公サフィルは『そして愛と成る』の主人公と実はご兄弟です。
・比較的雰囲気は軽めになったと思います。
・男女関係なく子供が産める魔法とかある異世界が舞台。
・R18描写があるお話にはタイトルの頭に*を付けます。
・このお話の完結までをアルファポリスさんにて先行公開しています。更新が待てない方はそちらをどうぞ。
・アルファポリスさんへのリンクは活動報告の「リンク」にあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-30 20:46:24
8300文字
会話率:20%
侯爵家次男のジュドは、婚約者が王族なのに臣籍に下りることに納得がいかず、王家に残ることが決定している婚約者の異母弟に乗り換える。優雅な王族ライフが待っているはずが、予定とは違った。クレームを入れるが・・・
最終更新:2022-10-28 18:09:18
3747文字
会話率:75%
田舎貴族の伯爵令嬢の私、モカ・アイネハングは魔力無しだ。
貴族は魔力持ちが多く、魔力無しは馬鹿にされがち。
そんな私が領地で出会った討伐帰りの魔術師、ジザムント様。彼は強い魔力を持つ証である黒髪に稀有な黒目の魔術師だった。そんな彼が、田舎貴
族のしかも魔力無しの私に何故か好意を寄せていると噂に……。
いやいや、無いから。それ本当に。
だって相手は王家の筆頭魔術師で第三王子……。
うん、無い無い。
出会ったのも、木陰で寝てだと彼の足につまづいてしまったからで……。その時、抱いていた黒猫に爪を立てられて傷ついた指先を、ジザムント様は何を思ったのか舐めたのよ!?ペロリって!!
信じられる?倒れなかった自分を褒めたかったわ……本当。その後から、なんだか、やたらと体調はどうかと聞かれて。指先が痛いとかもう、そんな事頭から吹っ飛んで心臓が痛かったけど、大丈夫ですって答えたら何故だか目を見開いてたけど。
会ったのはその時だけ。
その後、すぐに彼は立ち去ったし私も屋敷に帰ったし。
それから、領地から出る事もなく過ごしていたのに。
ある日突然、お父様が王城で侍女見習いをしないかって。私、別に王都にそれ程興味も無かったんだけど。
お父様があまりにも熱心に勧めるから、承諾したけど……第三王子付きの侍女だなんて聞いてませんよ!?
ちょっと!!お父様!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-24 18:18:33
933文字
会話率:34%
大学院生である李晶(リー・ジン)は、マフィア組織である王家(ワン家)の取材を試みる。
そこで出会ったのは、王家の実質的なトップ、王月龍(ワン・ユエルン)であった。
最終更新:2022-10-24 00:25:21
40284文字
会話率:47%
家臣に裏切られ、クーデターを起こされたとある王国の王女様。 「王家の誇りのために死は恐れるに足りません!」などと勇ましいことを言っていたものの、まだ齢16で全く死の覚悟などできてなかった王女様は友人の死を前にして急に死ぬのが怖くて怖くてし
ょうがなくなってしまった。 処刑が怖くてしょうがない王女様は、王家の誇りなど放り投げて自分を裏切った家臣の一人で新国王に即位した男に必死に媚び媚びして命乞いすることになる…。 無様な姿で白目アクメを決めてから、媚び媚びのパイズリ奉仕、最後には無理やり襲われて…。 媚び媚びしているうちに、王女様はだんだん襲われるのが気持ちいいマゾ豚肉便器に堕ちてゆく…。
胸の露出したドレスを着て王女は懇願する。
「んんぅ…ねえ、お願いしますぅ、命だけはぁ命だけはぁたすけてほしいのぉ、いやらしいこともいっぱいしてあげるからぁ………」
※pixiv:https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18530634 にも掲載している作品です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-15 06:00:00
12241文字
会話率:33%
処女のまま死んでしまったネイシアは、今世では沢山の男性と気持ちの良いことをするのだと決心してデビュタントへ臨む。
※陛下・王弟・全員のR18話を追加中です。
最終更新:2022-10-10 19:00:00
50137文字
会話率:41%
『盟約の証としてバルトール王家の姫をオルドグ大公妃に迎えること』――百年前の国王が結んだ盟約によって、レオカディアは『悪魔』『蛮族』と畏れられる異民族に嫁ぐことになった。言語も文化も異なる辺境の地での誰ひとり頼る者の無い生活も、冷たい態度の
夫との関係も、上手くいくはずがない……はずだった。
「貴女は大公妃としての役目を果たすべきだろう(訳:オレの嫁が可愛すぎるのでとりあえずエッチしたい)」「大公殿下? わたくしはオルドグ語も習得しているので殿下が陰で惚気ている内容も全て把握しておりますが……まだその演技を続けるのですか?」な強面無口な駄犬系天然夫×女傑メンタル女王様妻の夫婦生活コメディです。
※拙作「『コスパがいいから』で選ばれた幼妻ですが、〜」のスピンオフですが単体で読めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-25 21:00:00
29747文字
会話率:59%
婚約者に浮気されて婚約解消されたラキシス。しかも浮気相手は格上の公爵令嬢だったので伯爵令嬢のラキシスは泣き寝入りをするしかなかった。
更にラキシスには「愛し合う二人の間に割り込み、誘惑した悪女」と事実無根の噂が立てられる。
悪女どころか引っ
込み思案で内気なラキシスはこんな噂にも堪えるしかない。そんな日々の中、出会ったのは、百戦錬磨の常勝将軍で王弟のアルバート。
アルバートは「悪女」の噂を聞いてラキシスに求婚してきた。
彼は「王の血」銀血の持ち主なのだが、それ故に王家から疎まれている存在だった。
運命に翻弄されたアルバートが最後に望んだのは、ささやかなりとも自分の生きていた証を残すこと。
そのために彼にはとっておきの悪女を必要としていた。
※印が18禁表記ありです。
他サイトにも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-22 20:00:00
64683文字
会話率:35%
竜の国の王は運命の乙女と出会い、恋に落ち、生涯その娘を愛すると言い伝えられる。
恋愛結婚を望む王子グレンだが、やむを得ない理由からお妃様選び大会が開かれ、子爵令嬢エルシーがお妃に選ばれる。
竜と心を通わせるという王家に残ったただ一人の金色の
瞳の王子が竜が選んだお妃と結ばれるまでの話。
【第二章・三章】王家の婚礼にして戴冠の儀式をするため始まりの地、ルルスに向かうエルシーとグレン王子。そこで、ある出会いが?運命の乙女を求め、愛する王家の秘密がちょっと明らかに。
※熱病という病気の話が出てきます。
「アルファポリス」にも掲載しています。
タイトル変更しました。旧題『竜騎士王子のお嫁さん!』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-14 21:00:00
243519文字
会話率:40%
母の名代で出席していた戦勝の祝賀会で、王女レオノアは勝利の立役者である騎士から望まれ、降嫁することになる。
その騎士ウィリアムは公爵家の子息で、レオノアの初恋の人だ。ずっと恋心を隠し続けてきたレオノアは、ウィリアムから愛を告げられ、戸惑いな
がらも幸せに酔っていた。しかしある時、この申し出には王家と公爵家の思惑が働いていると分かり…
◆大幅改稿中につき、連載中表記にしてあります。ストーリーを一部変更していますのでご注意ください◆とにかくベッタベタに甘やかされ溺愛される主人公を目指します■残酷表現(◆)・R(※)の時にはタイトルに印をつけますのでご留意ください。※他サイトにも投稿していますが、そちらは改稿していません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-11 15:00:00
208844文字
会話率:47%
「僕のパートナーになって、アイシャ・シャーリー。」
「え、嫌だけど。」
王国最高峰の魔術学院の最上級生である”魔術大好き没落伯爵令嬢”の<アイシャ・シャーリー>が今一番悩んでいるのは、最上級魔術の講義のペア決め。
この最上級魔
術、異性と性的接触をしないと行使できないのである。
最上級魔術のため、単位取得のため、”王家始まって以来稀代の天才”こと<ユーリ・アステルガー>とエッチなことをしながら真面目に魔術の勉強に励みます。
ついでに、真面目に、エッチの勉強をさせられます。
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処女作です。
自分の好きなカップルを、好きなようにエッチな事させてみたいと思って書き始めました。
読みにくかったり、表現の乏しい箇所が多くあったりすると思いますが、お手柔らかにお願いします。
完結させることが目標です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-07 23:10:36
12330文字
会話率:30%
狼国王家の第二王子であるミアは、自身の誕生を祝い開かれるお披露目式の準備のせいで、ウンザリした日々を過ごしていた。鬱々とした気分を晴らすため、不思議な石で好きな場所に転移し、ひとり剣を振る毎日。ある日、転移先の森でうたたねしたミアが目を覚ま
すと、そこには知らない大きな人間の男がいて……
人間国サバルの自衛隊隊×狼国シーバの第2王子の異種間恋愛物語。じれじれ甘々溺愛です。
※背後注意内容の時は*マーク
※以前の作品の台詞や内容を大幅に修正した改定版です(元の作品は予告なしに削除する可能性があります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-26 12:00:00
261536文字
会話率:49%
狼国王家の第二王子であるミアは、自身の誕生を祝い開かれるお披露目式の準備のせいで、ウンザリした日々を過ごしていた。鬱々とした気分を晴らすため、不思議な石で好きな場所に転移し、ひとり剣を振る毎日。ある日、転移先の森でうたたねしたミアが目を覚ま
すと、そこには知らない大きな人間の男がいて...。
人間国サバルの自衛隊隊長×狼国シーバの第2王子の異種間恋愛物語。じれじれで甘々です。
※第1章はR18無し
※背後注意内容の時は*マーク
☆完結しましたが番外編や後日談を掲載予定
☆現在、読みにくい部分を少しずつ修正しています
☆2021/2/12 BL日間ランキング43位嬉しいです(TT)♡励みになります!
*アルファポリスでも公開中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-14 22:00:00
257998文字
会話率:48%
ファンタジー世界に転生し、実家から逃げた美少女顔の転生主人公が筋肉ゴリラに進化して、元婚約者だった奴隷兼公娼に堕ちた第一王子と再開する話。※転生要素は添えるだけ。【一部設定を練り直した連載版『転生冒険者と男娼王子』を投稿しました】
最終更新:2022-07-31 06:00:00
9606文字
会話率:49%
コルトハード王国に住まう伯爵令嬢プリモは王国の『純白の聖女』である。
『純白の聖女』とは、いわば偶像のような存在であり、王家にとっての傀儡。
第十二代目の『純白の聖女』であるプリモは、心優しく民たちからの人気が高い。が、プリモは王家から忌み
嫌われていた。理由は簡単であり、プリモが王家の意にそぐわない行動をするから。
そして、プリモはある日事故死にみせかけられて殺されそうになってしまう。
だが、寸前で騎士団長のエルヴィスに助けられた。
彼はプリモの現状を知ると「俺を護衛として雇ってくださいませんか?」と言ってくる。
悩んだ末にプリモは了承。エルヴィスとの不思議な関係が始まる。
しかし、エルヴィスと共に生活していくうちに、プリモの中には今まで感じたことのない感情が湧き上がってくる。
それと同時に、エルヴィスもプリモのことを意識していて……。
けれど、『純白の聖女』は生涯純潔を貫き、異性との深い接触は許されない。民たちのために『純白の聖女』であり続けようとするプリモ。
そんなプリモに対し、エルヴィスは一種の劣情を抱くようになっていて……。
「プリモ様。……俺は、貴女を穢したい」
大人な騎士団長にこれでもかというほど愛され、意思を取り戻す偶像だった聖女のお話。
――
◆掲載先→アルファポリス(先行公開)、ムーンライトノベルズ
◆更新は気ままに適当な時間にやっていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-14 19:00:00
4565文字
会話率:29%
ウィテカー王国の西の辺境を守る二つの伯爵家、コナハン家とフォレスター家は長年に渡りいがみ合ってきた。
そんな現状に焦りを抱いた王家は、二つの伯爵家に和解を求め、王命での結婚を命じる。
その結果、フォレスター伯爵家の長女メアリーはコナハン伯爵
家に嫁入りすることが決まった。
結婚相手はコナハン家の長男シリル。クールに見える外見と辺境騎士団の次期団長という肩書きから女性人気がとても高い男性。
が、メアリーはそんなシリルが実は大嫌い。
彼はクールなのではなく、大層傲慢なだけ。それを知っているからだ。
しかし、王命には逆らえない。そのため、メアリーは渋々シリルの元に嫁ぐことに。
どうせ愛し愛されるような素敵な関係にはなれるわけがない。
そう考えるメアリーを他所に、シリルは初夜からメアリーを強く求めてくる。
――もしかして、これは嫌がらせ?
メアリーはシリルの態度をそう受け取り、頑なに彼を拒絶しようとするが――……。
「誰がお前に嫌がらせなんかするかよ」
どうやら、彼には全く別の思惑があるらしく……?
◆日刊ランキング10位、ありがとうございます……!
――
◆掲載先→アルファポリス、ムーンライトノベルズ
◆性描写を朝チュン程度に削ったもの→ベリーズカフェ、エブリスタ【表名義と合同】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-05 18:00:00
105328文字
会話率:30%
『身分を問わず、魔力の相性が良い相手と婚姻すべし』
少子高齢化の進む魔術社会でそんな法律が出来る。それは『相性結婚』と俗世では呼称された。
これは法律に巻き込まれた、薬術が得意な少女の物語——
——の続き。
前作『薬術の魔女
の結婚事情』
https://ncode.syosetu.com/n0055he/
を読むと、より楽しめると思われます。
無論、読んでなくとも楽しめるよう、尽力しております。
——
×以下 あらすじ×
××
王家を中心に複数の貴族家で構成されたこの国は、魔獣の襲来などはあるものの隣国と比べ平和が続いていた。
特出した育児制度も無く労働力は魔術や魔道具で補えるので子を増やす必要が少なく、独り身を好む者が増え緩やかに出生率が下がり少子高齢化が進んでいた。
それを危惧した政府は『相性結婚』なる制度を作り上げる。
また、強い魔力を血筋に取り込むような婚姻を繰り返す事により、魔力の質が低下する懸念があった。その為、強い血のかけあわせよりも相性という概念での組み合わせの方が、より質の高い魔力を持つ子供の出生に繋がると考えられたのだ。
しかし、魔力の相性がいいと性格の相性が良くない事が多く、出生率は対して上がらずに離婚率をあげる結果となり、法律の撤廃が行われようとしている間際であった。
薬作りが得意な少女、通称『薬術の魔女』は、エリート学校『魔術アカデミー』の薬学コース生だった。
第四学年になった秋に、15歳になると検討が始まる『相性結婚』の通知が届き、宮廷で魔術師をしているらしい男と婚約する事になった。
顔合わせで会ったその日に、「鞍替えしても良い」「制度は虫よけ程度にしか使うつもりがない」と言われ、おまけになんだかただの宮廷魔術師でもなさそうだった。
それから3年、二人は少しずつ交流をした。その結果、二人の距離は縮まり制度の通りに結婚する事になったのだ。
これは、薬術の魔女と呼ばれる薬以外にほとんど興味のない(無自覚)女と、何でもできるが周囲から認められず性格が歪んでしまった魔術師の男が制度によって結婚し、初夜を終えるまでのお話。
××
注意!
この作品は『初夜ネタってだけで3万字書いてみるか』と思い至った結果作られた作品です。
結果、10万字行きました。どこから増えた残りの文字数。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-12 00:40:04
109557文字
会話率:47%