藤堂由莉の暮らす町では、年末に不思議な事件が起きた。
両性具有の妖怪が住処の森に近づく女を襲う、という噂話の裏で起きた怪奇事件だ。
犯人は、あるいは本当に妖怪だったのかもしれない。事件は未解決のまま終息を迎えた。事件の被害者――すべて女性で
ある――の身体に、怪奇を遺して。
由莉は、その事件の被害者だ。身に起きた異変。それは噂の妖怪と同じ、両性具有に肉体が変化してしまうものであった。
由莉にとっては大事であるこの出来事は、これより始まろうとしている物語のきっかけに過ぎない。少女の股間にぶら下がる男根が、後に思わぬ大事件を招くこととなる。
始業式の帰り道、由莉は新たな怪異と遭遇する。
人面の牛、件は言う。
――お前に破滅が訪れる、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-01 22:41:55
39535文字
会話率:44%
「――1つ、私の願いを聞いていただけませんか?」 「……お前の、願い?」 「ええ、……今は少し疲れておりますので、次に貴女とお会いする時に」 「次に会う時って、明日だろう?……いいぞ。構わない、何でも言ってくれ」 ――――『彼』に会う明日は
来ない。それを分かっていながら、『わたし』は微笑って嘘を吐いた。だが、『彼』もまた、『わたし』に会う明日が来ないことを知っていたのだ……。――過去の呪いに囚われた、塾講師『さくら』と『彼』の、今を生きる恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-04 22:03:20
68904文字
会話率:37%
「お前の行儀が悪いのも、世間知らずなのも、男性不信なのも、凶暴なのも、天然なのも、芝居のことしか頭にないのも――もう全部、俺が悪いってことで良い」
舞台の役作りに行き詰まった優芽の、2ヶ月限りの恋人を引き受けたのは――?最悪の出会いから始ま
る、常識はずれの舞台女優と、惚れた女にはとことん優しい警察官のラブストーリー。
本編終了後、番外編を2話更新致しましたー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-23 16:10:35
195973文字
会話率:36%
ローリーは震える膝を叱り付け、何とかその場に留まっていた。その人は、精悍な顔と鋭い目をしていて。「来い。お前の体が見たい」低くそう言うと彼女の腕を捕らえ、扉の中に引き込んだ。『泉の精霊』に登場する皇子の恋物語。自サイトthe Library
of Ghostcastle(幻城図書室)からの転載です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-28 17:20:53
41233文字
会話率:22%
お前はプレアデスの鎖を結ぶことができるか?
――屑みたいな男とそのまともな妹のひどくて暗い話です。
最終更新:2013-04-25 06:01:29
8673文字
会話率:49%
なぁなぁキスしたことってある?何気ない一言から俺とお前の関係はおかしな方向へと向かい始めた・・・。
幼馴染にキスを奪われるアホの子の日常。
最終更新:2013-03-07 22:20:10
7984文字
会話率:51%
鳴神美藍はとあるパーティーで天樹刹那と出会う。「君は幸せか?」その問いがすべてを狂わしていく。転校してきた刹那、翌日に机に投げ込まれた「お前の父親は人殺しだ」という告発文意味することは? 婚約者の真尋、執事の秋人、担任の夕弥、すべての運命が
動き出す。真実はどこにあるのか!?
蒼月の見える部屋 http;//aonotsuki.jimdo.comにて転載予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-07 22:08:05
80297文字
会話率:53%
バレンタイン短編。私が書く男って若干危ないタイプが多いのは何故・・・いちゃらぶ万歳! ※脳内パンク寸前息抜き小説。何、現実逃避してんのお前?とか言わないで下さい。泣
最終更新:2013-02-14 15:08:06
2898文字
会話率:24%
≪bloodシリーズ第1弾≫吸血鬼と淫乱少年。満月の一夜の秘めごと。気持ちよくしてやるよ・・・――だから、お前の血を貰う
最終更新:2013-02-03 23:00:54
4314文字
会話率:25%
『お前はただの子を成すための道具だ。』
愛されたいと願った。今度こそ、見知らぬこの地で。夫となる人に愛されて幸せな家族を作っていきたいと。
けれど…私はここでもだめだったようだ。
最終更新:2013-02-03 09:54:50
4888文字
会話率:33%
とある牢屋---飢えた男に掘られた囚人。しかしそれを助けたのは監視官…!---お前の中まで監視しとくからね。---やっ…やめろ!!**リンク作品の絶対★捜査官もよろしくお願いいたします!!
最終更新:2013-01-04 23:05:40
2447文字
会話率:54%
*2014/11/24~現在改稿中。
タイトルの後ろに*が付いているところまでは改稿済みです。
読みにくい点等、多々あるかと思いますが、どうぞご容赦下さい。
後半、大幅な追加を予定しております。その際はまた改めてお知らせします。
「お前は
鉄でできた薔薇みたいだ」
かつて付き合っていた人に言われたその言葉には、
決して心と体を開かない私への侮蔑が含まれていた。
だって、仕方がないじゃない。
その時にはもう、私は自分が本当に好きな人が誰なのか、
とうに気が付いていたのだから…。
タイトルの前に◆の記号のあるものは、男性視点となります。
前作「癒しの手」に出てきた孝義の妹、
内藤晶(ないとうあきら)の話になります。
この作品単体でもお楽しみ頂けるように仕上げますが、
前作を読んで頂くと、より分かりやすいかも知れません。
2012年11月22日 狙ったわけではありませんが、「いい夫婦」の日に本編完結いたしました。以後、不定期に番外編を更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-07 19:30:11
395936文字
会話率:30%
「…我慢するのはやめた。お前は誰のものか身体から教え込まないと」
親友の彼が、微笑った。
最終更新:2012-09-23 19:29:11
14958文字
会話率:45%
玉砕覚悟の告白。「お前となら、俺いいかもしんねぇ」って、マジか!?
親友に恋したネガティブな男のお話。
最終更新:2012-09-11 17:00:07
4387文字
会話率:64%
「お前が居ると退屈な事が減るよ……」
路地裏でひっそりと経営しているバー。そのバーで常連の客になると一夜の相手、またはペットとして人を買うことが出来る。そんな所の常連であるレン。心の隙間を埋めるように、一夜限りの相手を求めて毎夜通
っていた。だがある日、彼はペット用の相手を紹介される。その相手は、レンの心を変える事になるが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-08 18:40:05
2336文字
会話率:57%
ある夜、私は見てはいけないものを見てしまった。
マフィアの殺し合いだったのだ。
マフィアの勢力争いに巻き込まれた私を助けてくれたのは、デゼーノのボス・バザル=マトラだった。
その男は私に「お前の事気に入ったぜ」と一言残し、去って行った。
そ
の日から、私はこの世界に自ら飛び込んでしまった。
「マフィアなんて、知らないんだから!!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-08 20:22:29
21790文字
会話率:19%
「お前は真っ直ぐ前を向いて今を生きりゃいい」
剣道部顧問との激しい恋愛。そして突然の死と言う別れ。現実を受け入れられず、気が狂いそうな日々から高須を救ったのは同級生の川田だった。だが高須は死に対する恐怖をどうしても克服することができない。川
田が18歳の誕生日を迎えた8月15日。その日、川田は自衛隊の勧誘に引っ掛かる。死に急ぐかのような川田の言動に高須は吐き気を覚えてならない。折りしも阿世賀の命日が近づいて来ていた。言い知れぬ不安に揺れる高須は……。
自サイトで公開済み。「サヨナラは言わないけれど」の本編その2です。暗い雰囲気な上に死にネタを含みますが、読後感は悪くないかと。
本編完結済み。番外編をボチボチ更新中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-19 00:00:00
88591文字
会話率:42%
厳しい両親に育てられ良い子になろうと努力し続けたが、大学受験に失敗して2流大学に入ってしまい、生きる目標を失ってしまう。そんな時に救ってくれたのは友人から勧められたエロゲだった。恋愛や青春を知らなかった男は二次元にのめり込み、1年後には立派
なヲタクが出来上がっていた。
――これはヲタクな前世を持つ男が好き勝手に生きていたはずなのに、エリートコースを歩んでいき、日に日に増える強盗(冒険者)や暗殺者(勇者)に怯える物語である。
(この作品はエログロ描写が増えていく可能性が高いので、SAN値が低い人向けです。「お前、変態だな」と言われて、ニヤリ( ̄ー ̄)できる人以外は退出してください。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-15 12:00:00
16090文字
会話率:13%
「お前は私のものだ」「はい、陛下」陛下付きの年上侍女と年下陛下の甘いお話し。
最終更新:2012-07-10 02:46:55
3066文字
会話率:43%
中編小説を予定。恐らく2~3話になる予定です。別れてから1年が過ぎた男女の話。別れたと思っていたのは誰だったか。お前を手放す気なんて毛頭ないんだよ。
最終更新:2012-06-21 22:56:10
13383文字
会話率:49%
食品会社に勤めるサラリーマンの俺。ある日突然父親になりました。
俺の大事な息子ふみや。パパはお前に出会えたことを心から感謝してるよ。俺たち親子二人の穏やかな暮らしと、ここに至るまでのお話です。
ボーイズラブのお話ですので、苦手な方は閲覧をご
遠慮ください。他サイトから転載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-08 00:00:00
49626文字
会話率:70%
割貝大和はある日、親友でイケメンの萩本光とともに、赤い扉から異世界へと飛ばされた。そこで出会ったのは金髪幼女。「すみません、帰れません。あと、無茶もできません」 マジか………RPGの世界で、チートもなしで、生きていくってのか!? 死ぬわ!
もう、お前とはいられねえ! 俺は1人で生き延びる!
主人公は基本強くないです。
作者は初めてです。
しかも不定期更新です。
それでもいいという方のみ、暇つぶしにでも読んで頂けたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-08 18:03:17
18145文字
会話率:26%