「此処から出られると思うなら早々に諦めた方が良い。…どのみち穢れてしまえば天使など元の世界には還れない」
それはわたくしへ向けた突然の死刑宣告のようで。
「お前は少しづつ穢れていくんだよ」
紅い瞳の彼はそう言って、悪魔に少しも似つかわしくな
いくらいの柔らかい笑みを浮かべました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-18 09:47:36
2160文字
会話率:14%
私は絶頂を迎えるとき、必ず何者かの声が聞こえる。「お前はそこにいたか?」その声は今日も頭の中でこだまする。
最終更新:2010-10-10 06:05:14
1921文字
会話率:30%
「お嬢様…愛してます。ずっとあなたのお側に」
「お前は妹だ。それなのに…もう抑えられない。」
「大丈夫、俺が守ってやる!だからここへ来い」
9年前に事故で両親を亡くした、上月真白(こうづきましろ)。
──それから数年後。
日本有数
の企業グループであった「上月グループ」を、15歳年の離れた兄「真冶(しんじ)」が継ぐ。
真白(16歳)は上月家の令嬢だ。
双子の兄「琉河(るか)」と、執事のいるお屋敷で優雅な暮らし。でもそんな毎日は変化していく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-22 04:06:47
13420文字
会話率:35%
今年も変わらない夏が来る。
お前がいた頃と何も変わらない夏。
なのに。
お前だけが、俺の横にいない―。
最終更新:2010-08-16 23:24:32
1511文字
会話率:0%
養護教諭である俺こと早河洸志朗と、数学教師の森宮雅臣。高校時代の因縁を経て和解し、恋人となった。
だがある日、いつもと変わらない週末のはずなのに、なぜか森宮の様子がおかしい。
俺を避けるような態度。
俺がお前に何をしたっていうんだ?
数式
に溺れて番外編2、全2話の予定です。
本当はこの番外編2の前に番外編1があるのですが、せっかくの季節なので世間に乗じてこちらを先に掲載します。
話の順番としては、こちらの方が後になるので一応「2」です。
※番外編1を読まなくても、話は繋がりますので大丈夫です。
番外編1は別途掲載いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-02-14 22:10:07
5665文字
会話率:41%
螢と晴は、幼なじみだった。その上に、共に『発炎能力』が使えるというもの。だが、それぞれ二人のこの能力の使い道は、別れていたのだ。一方は市内で、連続放火無差別殺人を起こしいたゆえに、警察組織から追われる身となる。もう、後戻りできない螢と晴。能
力を使う者同士、対決は必然だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-05 03:13:13
20794文字
会話率:37%
第一話 金髪の青年技師ジョルジュは捕虜となり、砂漠の中の淫猥な城に買われて屈辱の夜を強いられて……
第二話 黒髪の美青年と期限付きの契約をした写真科の学生ジョルジュ。待っていたのは甘い服従でなく……
第三話 「アルジェの城」のザヴィ
を魅入らせた一枚の写真。縛られて膝をつかされた、巻き毛のジョルジュ。
第四話 ぼくは色情狂だから、犬になったんだよね? お前が犬になるんなら、俺も犬がいいな。種が違うとやりにくいからな。そう言ってザヴィはにやりとした。
はるかなる昔に出版された、淫猥なる嗜虐の物語。
その物語は少ずつ形を変えながら今も息づき、呪縛している……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-06-13 07:20:11
97390文字
会話率:55%
俺の幼馴染みは、俺をピーな道へと導くように手薬煉引いて待っている。そんな手に誰が乗ってやるもんかっ!…そ、そんな子犬みたいな目をしても、お前の魂胆は分かっているんだぞッ!……う。(へタレ犬×ツンデレ)
最終更新:2009-08-06 00:44:31
4290文字
会話率:30%
「今日はお前の誕生日だろ」「だから俺達で祝ってやろうと思ってさ」俺は友人の啓吾と明人からそう言われた日。クラスメイトの加賀さんから「手伝って欲しいの」と家に誘われた。ショートカットでボーイッシュな雰囲気が好きな俺は、陸上部に入っている加賀さ
んの事が好きだった。そして、彼女の家にはもう一人、生徒会長の兎島さんが。啓吾と明人が祝ってくれると思っていたのだが、目の前にいるのは女の子が二人。しかし実はこの二人――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-02-25 00:55:46
19175文字
会話率:55%
『お前に復讐してやる!』その日、彩香はこのメッセージが入ったメモリを持って、修司の職場を訪れた。彩香を誘(おび)き寄せる餌になったのは、修司の後輩である新卒婦警の悠里(ゆうり)だった。
最終更新:2007-09-26 01:27:24
11903文字
会話率:29%
「その鳥は籠の中」シリーズの第1話。「お前に惚れた。俺と付き合え」―――一方的な告白のせいで、初(はじめ)の平和な日常は崩壊してしまった。祥吾(しょうご)の魔の手から逃れるべく、今日も初は全力疾走!
最終更新:2007-04-04 11:57:04
1105文字
会話率:50%