世界樹に守らせし世界。
だが、十年前から突如世界樹が枯れ始めた。
世界樹が枯れると大地の活力は失われ、やがて世界は滅びゆく。
世界樹の声を各地に届ける伝令『守り人』の依頼により、不可侵の聖域に足を踏み入れた人間代表のアーウィン(20)。そこ
で出会った巨人族代表、小人族代表とともに、調査に乗り出した。
だが、調査初日、祭壇に向かう途中にあった虚(ウロ)に誤って落ちてしまう。全身打撲に擦り傷だらけで満身創痍のアーウィンを助けてくれたのは、守り人の外見をした美しく逞しい青年だった。
青年に不思議な実を口移しで分け与えてもらったところ、あっという間に怪我が治る。
驚いたアーウィンは青年に名前を尋ねると、『贄』としか呼ばれておらず、名前がないことを聞かされる。
憤慨したアーウィンは、世界樹(ユグドラシル)にちなんで「ユグ」と名付けた。
「アーウィンキスいや? オレ、嫌い?」
「そ、そんなことないよ! ……んうっ!」
愛の圧強めな野生児ユグの協力の元、世界樹と守り人に迫る異世界ファンタジーBLです。
※男性妊娠表記あり
※世界樹の設定は独自解釈です。実際の神話とは相違がありますのでご容赦下さい。
※全65話、一日二話投稿します。
※R18シーンは注記なく入りますが、全体的に少なめです。
アルファポリスさんにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 12:05:00
182322文字
会話率:44%
厳しい両親に育てられ良い子になろうと努力し続けたが、大学受験に失敗して2流大学に入ってしまい、生きる目標を失ってしまう。そんな時に救ってくれたのは友人から勧められたエロゲだった。恋愛や青春を知らなかった男は二次元にのめり込み、1年後には立派
なヲタクが出来上がっていた。
――これはヲタクな前世を持つ男が好き勝手に生きていたはずなのに、エリートコースを歩んでいき、日に日に増える強盗(冒険者)や暗殺者(勇者)に怯える物語である。
(この作品はエログロ描写が増えていく可能性が高いので、SAN値が低い人向けです。「お前、変態だな」と言われて、ニヤリ( ̄ー ̄)できる人以外は退出してください。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-15 12:00:00
16090文字
会話率:13%