男子大学生夜のの日課は画像投稿チャットでのオナニー動画の公開。
見てもらうことが快感で、チンポをシコシコしている姿をスマホで撮ってアップロード。
普段は僕が一方的に見せるだけ。
見に来る女が本当に女かどうかも怪しい。
でもスマホをチンポに向
けてシコシコすると見られているようで、普通にやるより全然イイ。
いつものように部屋を開き、38歳の女性がご入室。
パンツを脱ぎまだ小さいチンポを見せると女性は太ももの写真をお返しにアップしてくれた。
ネットで拾ったものかもしれない。
でも、そんなことはあえて考えないことにしている。
僕は目の前で見てもらっている妄想をしながら握り動かし射精に至る。
果てて満足していると、女性はなんと顔写真をアップ。
そして、なんと「直接見たい」と。
どこに住んでいるか聞くと電車で30分の街で、目の前でオナニーを見せる約束をして駅前で待ち合わせをした。
待ち合わせ場所にいたのは写真通りの女性。
二人は喫茶店に入り、俺はチャットでいつもチンポ見せて興奮していることを告白。
彼女もチンポをオカズにしていて、気に入った男の子を食べちゃったこともあると。
そして僕たちは緊張しながらラブホへ・・・・
※
この作品はPIXIVにも投稿しています。
アルファポリスにも投稿していましたが、規約違反のため削除されました。
たぶん、性的描写が露骨だったためと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-09 18:13:02
12082文字
会話率:41%
それは雨の降る冬の季節だった。
鈴木優希は自身がしたことを理解できずにいた。
どうして僕がこんなことをしてしまったのだろう?
ただ、自身の保身であったりとか、守るという意味では無意識が働いたのかもしれない。
それでも、しでかしたことを目の当
たりにして、凍ったように立ち竦んでいた。
降り止まぬ雨に打たれながら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-09 16:14:38
1010文字
会話率:15%
冒頭辺りは読みにくいのでお好きなところからどうぞ。大した伏線やら物語はございません。
●A/ほぼ人間だけどちょっと人間じゃないかもしれない、お綺麗な人たち。各施設に300人くらいずつ住んでる。犬猫みたいに性別がわかりにくいけどとにかく一年
中孕みたい。えっちだいすき。白痴からエロアダルトまで。Kのことはきもちいい棒だと思ってるのかもしれない。
●K/年間300人くらいのAを孕ませないと消されるかもしれない苦労人。一応所属施設はお役所の一部っぽいので、お役人。途中から考えるのをやめた。Aにバカにされてる感じする。俺って肉便器のちんぽ版じゃね?って思ったりする。落ち込むこともあるけど、ちんぽ元気です。
●mi/性的魅力の全くない残念無駄巨乳処女。女上司のお遊びの被害者になるために存在している感。
●ユリ/時々出てきてはろくなことをしないマッドサイエンティスト。miが便利で楽しい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-28 08:08:54
585896文字
会話率:40%
【修正中】勢いに任せて書き進んだところで少し頭を冷やしてみたら、色々と大事な部分の書き忘れがある事に気付き現在修正中です。かなりお時間を頂く事になると思います。もしお待ち下さっている方がいらっしゃいましたら申し訳ありません。必ず完結させるよ
う頑張ります。
*
幼馴染の別人格×ハイスペックなのに単純思考の高校生
天人の末裔と言われ千年以上の歴史を持つ旧家で資産家の高原家。高原一族は全員美形でハイスペック、そんな一族の秘密と主人公高原時也が恋するトールの謎を解きながら恋と自分の過去に奮闘するお話です。
俺(高原時也)が大好きなトールは、黒髪に青い瞳の優しくて綺麗な男の子。でも彼には簡単に会えない。だってトールは幼馴染の水沢透の中に居る別の人格だから。別人格のトールはいつか消えてしまうかもしれない。そんな不安を抱えつつもトールの愛らしさに翻弄される俺の心中はいつも大忙し。生意気な透(♂)、恋人未満な幼馴染達(別CP♂)、透の親衛隊美女ズ(♀)、溺愛する病弱な弟と彼に変態的な執着を持つ透の弟、今日も俺の高校生活は賑やかだ。
それでも俺はこんな賑やかな日々がずっと続くと思い込んでいた。体育祭の準備で盛り上がる学校へある男がやって来た日から何かが動き出す。前世っぽい記憶と高原家の伝説、弟の出生の秘密、俺とイケメン同居人達の過去、別人格トールの秘密。それらが明かされる時、物語は思いもよらない結末へ。シリアスとコメディなハッピーエンド予定。
※流血、虐待、死ネタ注意
※サブキャラに女の子がいます
※R18は保険です
※時々修正をしますが大筋は変わりません
※六月に途中迄投稿した「天使の庭で会いましょう」の設定を変更して書き直しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-26 12:00:00
142640文字
会話率:52%
性格悪い下衆な司令官×凛々しく強気な兵士。司令官は自分を「無能」と罵った兵士に怒り、辱める為に抱くことにした。兵士は司令官に反発し、強い殺意を抱く。
二人の関係は最低最悪――のはずだった。
*最終的にどちらかが絆されるのかもしれない。
*バ
ッドエンドにはならない。死ぬこともない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-23 22:06:04
8622文字
会話率:45%
異世界オルトにおける奮闘の結果、伊丹京子は自分自身の孫として無事に転生できたはずが、いつの間にやらプロポーズされて、気がつけば不老不死の皇后陛下になっていた。幾ら不老不死同士とは言え、夫との肉体上の年齢差は三十歳。どうなる?これから……どっ
ちが年上か年下かもわかり難い、奇妙奇天烈な夫婦のラブライフ?かもしれない。
「やるっきゃない!」の続編ですが、単体でもお楽しみ頂けるようにしたいです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-04 15:17:47
294043文字
会話率:67%
「お前がここの女将か?」
詰襟のシャツに燕尾服、安良上家の家令と思われるその男はわずかに顔を上げ、分厚い丸眼鏡の奥からじろりと由里に目を向けた。
「この見合い、壊してもらいたい」
時代は明治後期、料亭の若女将、由里はある男との出会いを
きっかけに平凡な日常が変わり始める。
そして由里の前にまた新たな男が…
「貴女の真の雇い主は誰だ?」
由里は息を呑んだ。一言で今の状況を表すならそれは”恐怖”かもしれない。
震えそうになる唇を一旦噛み締めて答える。
「私はまだ誰のものでもありません」
「ほう」
※時代はざっくり明治後期から大正期をイメージしています。その都度調べながら執筆しておりますが、時代背景など矛盾していることもあるかと思います。ご了承のほどお願い申し上げます。
※54話で完結しました。たくさんの方に読んでいただきとても嬉しく思います。誤字脱字などありましたら遠慮なくご報告ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-14 12:00:00
110027文字
会話率:56%
出自や環境、遺伝的要因。
様々な言い方はあれど、人は誰もが配られたカードをベットする。
もちろん、最悪から最上へ至る者もいる。
だからこそ、自己責任などと言われるのかもしれない。
こんな経験はないだろうか?
普段なら絶対にしないようなこ
とを。
普段なら頭をよぎることすらない考えを抱いてしまう。
そして、、、
考えもしなかった結果。
まるで、、
まるで、その時その瞬間にそうするしかなかったように。
生まれ変わる過程を覚えてるか?
僕は覚えている、、いや、覚えてしまっていた。
だからこそ、、知っている。
人生に自由意志などないのだと。
それならなぜ意志など持たせたのだ??
全知全能の神を呪いながら
その赤子は産声をあげたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-12 02:14:25
300文字
会話率:0%
深淵機関タナトス。
怪人軍団を作りだし、世界征服を目論む機関である。
もし、創作の物語ならば対抗するためのヒーローなどが存在していたかもしれない。
だが、現実は非常だ。
人知を凌駕する怪人はあっという間に、世界の主要都市を裏から支
配してしまった。
さらには、支配者たちの都合のいい世界にするために、人が持っていた人権を取り上げ、逆らう者達は一瞬にして洗脳する装置まで作り上げた。
こうして、深淵機関タナトスは世界征服をわずか3日という短い期間で終わらせてしまった。
これは、世界征服されてしまった人類のタナトスの管理下でどう過ごしているのかの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-01 00:17:26
26942文字
会話率:23%
イライアスと兄である第一皇子アランは仲がよく、病弱なイライアスをいつもアランが支えていた。しかしそんな仲睦まじい関係は新しい弟の訪れにより崩れ去る。いつの日かアランは新しい弟ノエルにばかり優しく、イライアスは冷たくされてしまっていた。イライ
アスは酷く嫉妬しノエルにひどい嫌がらせをするもそれがバレてアランから一層冷たくされてしまう。弟として認められればまた昔のように戻れるかもしれない。イライアスはその一心で剣術を鍛え、次々と国を滅ぼすが関係が変わることはなく、病弱な身体を酷使したことで結核を患わってしまう。どうせ死ぬのなら──。イライアスは世界を混沌に貶めようとしていた邪神を永遠の苦痛と引き換えに封印することに成功する。全ては兄の幸せのためだった。しかし過去にしたイライアスの行動が原因でノエルが死んでしまう。『俺が兄の幸せを壊した』そう絶望するも、邪神の手によりいつの間にかイライアスは過去に戻されてしまっていた。兄を愛したせいで兄の幸せを壊してしまった。なら兄も誰も愛さず国の平和のためだけに尽くすと決めたイライアスだったが、兄の様子がどこかおかしく……。※攻めが死にます。※ハッピーエンド確定です。※医療行為が出てきますが、知識は全くありません。※男性妊娠表現あり。主人公の妊娠出産描写はありません。※触手、尿道責め、小スカあり。※この作品はアルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-28 00:00:00
153409文字
会話率:40%
主人公はちんぽが滅茶苦茶デカいこと以外は普通の男子高校生。
多くの男子高校生がそうであるように、彼には気になるクラスメイトがいた。
窓際の席で、いつも一人で本を読んでいる黒瀬さん……。
彼女の白魚のような細い指を、長く艶やかな黒髪を、眼鏡の
奥でとろんと垂れた瞳を……見つめる度に彼は思う。
あーっ、セックスしたい!!!!!!!
彼女の細い腰をがしっと掴んで! でけぇケツにガンガン腰をぶつけて !バカデカいおっぱいをブルンブルン揺らして! 30cm以上ある超巨根で膣内エグりまくって! 中出ししたい!!!!!
そんな夢を胸に抱いて、主人公は彼女との距離を段々と詰めていく。
同じ本の話をして、同じ道を歩いて帰って、同じ景色を眺めるそんな日々……。
こうして関係を深めていけば、いつかは結ばれる日が来るかもしれない。
――そんな悠長なことしてたら青春が終わっちまうぜ!!!!
大体冷静に考えてもみてくれ。
黒瀬さんみたいに大人しくて、純情で、可愛くて、おっぱいの大きい子は……悪い男の餌食になるに違いないんだ!!
女なんて使い捨てのオナホとしか思ってないクソ男に適当にヤリ捨てられて俺はそんなことになってるとも知らずいつもの様に一人部屋でシコシコとペニスをしごきゴミ袋がたぷたぷになるまで精液を吐き出してうっ、うっ、うっ……。
じゃあ一体、どうすればいいんですか!?
なるしかねぇだろ……俺自身が、黒瀬さんを食べる『悪い男』に!!!
そう決意した主人公、まんまと家に呼び出された黒瀬さん。
『お友達の家に遊びに来るのはじめて……楽しいな……』と恥ずかしそうに控えめに笑う純粋な彼女に……盛りのついたケダモノの魔の手と魔のチンポが襲い掛かる!!!
哀れ、今更怯えてももう遅い!!
ここはケダモノの巣、目の前にいるのはオス!!
少女はなすすべもなくおっ♡ おっ♡ おっ♡ おっ♡ すっ♡ すごい♡♡♡
おちんちん♡♡♡♡ おちんちんすきっ♡♡♡♡折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-16 19:00:00
38634文字
会話率:47%
レオルドは、幼い頃、国境境の街で、第三王女レティシアに拾われた。自分の命も心も救ってくれたレティシアを護るため、魔法と剣術を学ぶ。やがてレティシア専属護衛となったレオルドは、脅迫状を受けたレティシアの身代わりとして、ある公務へと向かう。魔法
でレティシアに変身して……。
公務終盤、足元にすり寄る仔犬に気をとられ、殺気に気付くのが遅れたレオルドは、抱き上げた仔犬を庇い、毒矢に倒れる。
意識を失ったレオルドは、夢の中で、悲し気な仔犬の鳴き声と、少年の慟哭を聞いた。「おいて逝かないで!俺の番!俺の命をあげるからーーーーー!!」
目覚めたレオルドの側には、レティシアと第二王子のギルバードが。
更に、レティシアに変身していたレオルドが「獣人国の王太子の番かもしれない。婚約者候補として、訪問を」と書簡が届いてーーー?
「本人だし、行きますよ。」と、にっこり笑うレオルドに、更に周囲は大混乱。ある日目覚めると、思い詰めた表情のレオルドがーー?それぞれの思いはどこに辿り着く?
「獣人国王太子の番」を巡る恋物語。前編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-14 21:09:32
14928文字
会話率:29%
「葉っぱ一枚あればいい」と、ある人は言う。でも、本当にそうだろうか。葉っぱ一枚で恥ずかしいところを全て隠しきれるだろうか。それは無理だ。
「じゃあ、葉っぱ二枚ならどうだろう?」と言う人もいるかもしれないが、それでもやはり難しいだろう。
「
葉っぱ三枚!」と言う人も出てくるかもしれない。しかし、それでもやっぱり葉っぱは葉っぱなのだ。
僕は知らぬ間に、真っ白い空間にいた。目の前には葉っぱ三枚で股間と乳首を隠した女性がいる。
何が何だかわからない。何から訊けばいいのやら……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-12 01:24:31
12781文字
会話率:71%
秋月凛 一年生 同性のヒロインの魅了に染まってしまい、玉砕覚悟で身体を当てに行ったら、見事性別の壁を乗り越えて付き合うことになった勝ち組女。
佐々深雪 一年生 ヒロイン。まじ天使ガール。低身長巨乳という業の深い美少女。高校時代は密かに全生
徒にモテていたが、なぜか告白はされなかった。手を出してはいけないアイドル的存在。
瀬戸春菜 二年生 百合愛好家の栗色おさげの文学少女。裏表のない性格とは本人直々の評判。彼女の存在が幸せなカップルの未来を変えるのかも。
今宮夏帆 二年生 何を考えているか分からない不思議ちゃん。面白い先輩。人知れず何処かで暗躍しているかもしれない。
文芸同好サークル 四季 某有名劇団の名をそのまま流用した部員4名の精鋭部隊。会員制で文学を愛するものが集うらしい大学非公認のただ空き教室を占拠している違法同好会。部屋の隅に私物のソファが置いてある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-31 01:27:33
34928文字
会話率:68%
一発ネタ系の置き場として。
もしかしたら何かの作品に登場させるかもしれない。
※基本設定は異世界ファンタジーです。
※同じような舞台でも話によって設定が違う場合があります。
※話によってはグロなど注意する必要があります。
最終更新:2022-10-21 03:31:26
4503文字
会話率:27%
【お礼SSを後書きに追加 2022.10.26】
通りを歩いていたはずなのに、気付けば子犬になっていた平魔術師リーリア。助けを求めて職場(魔術師団)に行くが門前払い。誰もリーリアに気付いてくれず、ゴミ箱を漁っていたら大型の野犬に囲まれ、もう
あと10秒以内で死ぬかもしれない。
飼い主(超エリート魔術師・氷のロータス)とペットの仔犬(平魔術師・塩対応美少女リーリア)のほのぼの溺愛ストーリー。
※なろうに投稿したことのある削除済の同名短編(別名義)を内容ほぼそのままに、ムーン用に甘々を付け足しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-16 23:10:35
19919文字
会話率:22%
第5領主の住う城の中の一角におどろおどろしい魔女が住むような塔がある。
そこは得体の知れない雑多なものが転がる研究室だった。
領主のイライジャはほとんど仕事をしないでもっぱらここで研究をしている。
先代からの優秀な事務官を丸ごと抱え込むだ
けの財力と怒らせたら確実に怖い莫大な魔力によって成功した城内での領主の仕事の外注である。
最終チェックはしっかりするもののイライジャはほぼ最終チェックしかしない。問題はないが。なんだかんだ天才なので。
そんな天才の名を欲しいままにする少女は領主になり様々な発明品で世界を塗り替えながら10年目。現在15才である。
黄金を煮詰めたような豪奢な光る金髪の長い巻き毛に緑色の瞳。すらりとした体型の美人であるが性格は粗雑で不潔、わがままで短気な面が先立って印象は美少年といった風が似合うかもしれない。
そんなイライジャにはお気に入りの侍女がいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-15 21:16:39
49741文字
会話率:32%
あの時、あのヒトと出逢わなかったら、僕は違った人生を歩んでいたのかもしれない。
自分の全てを変えてしまった体験。
そんな、ある一人の青年のお話。
最終更新:2022-09-22 20:00:00
2982文字
会話率:11%
人族が非常に珍しい世界。そんな世界で人族のフィルは森の中の小さな家に一人で住んでいた。獣人ばかりの世界はフィルには暮らしにくい。 もし、人族がいると知られたら売られて奴隷にされるかもしれない。 獣人に怯えるフィル×フィルと番になりたいクマ獣
人の話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-13 12:27:03
10613文字
会話率:37%
異世界から現実世界へと戻り、二年の月日が経った里桜は、大学生になっていた。
父親が代表を務めるIT企業で副社長を担う伯父に異世界での記憶があることを知り、
新惑星発見の記者会見でフランスの天文学者が放った言葉は、異世界で出会ったファメール
からのメッセージであると信じた。
現実世界でファメールは亡くなったと聞いていたが、存在しているのだとすれば、レアンやアルカも存在しているのかもしれない。
里桜と伯父はそう信じ、二人で協力し合いながらファメールとのコンタクトを取るべく行動に移した。
しかし、消息は掴めず、時ばかりが過ぎていき、里桜はフランスへ行く決心をする。
ファメール、レアン、アルカの三人の消息は?
再び出会う事を夢見て行動する里桜だが、想像するよりも遥かに複雑な事実へと飲み込まれるうちに、里桜の心も同時に翻弄され、彼らを想う気持ちにも変化が生じていく……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-11 18:13:05
674424文字
会話率:57%
碧山 誠(あおやま まこと)が、友人の誘いに乗ってそのダンスパーティ――『貴堂院女学苑』K等部が毎週末開催しているダンスパーティ――に参加したのには、実は秘めたる個人的な理由があった。
その主催者こそ誠の《憧れの君》貴堂院 愛姫(きどう
いん いつき)その人だったからである。
もしかしたら、『姫さま(愛姫の愛称)』に逢えるかもしれない。万が一にでも、一曲でも踊れたらどんなだろう……前夜、寝しなに思い描いた誠の願望(妄想)は、しかし、ものの数瞬で儚く消えた。
そこは、圧倒的に身分違いを思い知らされるハイソなパーティだったのだ。
しかし、失意のままにその場を去ろうとした誠は、ふとした偶然からそのダンパ会場の地下で催されていた、もう一つの『会』に紛れ込んでしまった。
そこで何と憧れの愛姫に出会った誠は、訳が判らない内にその『会』に入会されられてしまう。そして、その貴堂院女学苑のハイソなお嬢さま方の中でも更に選び抜かれたお嬢さま方の集う『会』の本当の顔とは……。
誠はその地下ホールで踊るお嬢さま方の優雅な立ち居振舞いとは裏腹にその衣装の奇抜さに唖然とさせられるのだった。洋画の中の『仮面舞踏会』を彷彿とさせる目線だけを隠すような仮面は良しとしても、煌びやかな衣装は何故か皆、当然のように乳房と股間が繰り抜かれて剥きだしだったのである。――これぞ、裏社交界に君臨するオートクチュール工房《TOHOKO(トウコ)》のまさに裏バージョンの衣装の揃い踏みであった。
愛姫たち上流階級のお嬢さまにとって、結婚とは政略結婚に他ならない。企業家や政治家とのしがらみの中でより大きな利益をもたらす結びつきの道具としてのみ、彼女たちの『結婚』は存在した。
それ故、逆に結婚までの自由な時間は、しがらみのない自由恋愛を享受する権利をそれぞれの家父長から与えられていたと言っても過言ではなかった。その為にこそ、家父長の公認と援助の下に、この『会』は存続していたのである。
つまり、誠が紛れ込んだ地下ホールの『会』こそ、そんなお嬢さま方が一夜の秘めた遊びを享受する秘密のパーティだったのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-10 19:00:00
154592文字
会話率:44%