春日紅介は名前にコンプレックスを持っていた。「紅なんて、女みたいだ」とからかわれては、鉄拳制裁を繰り返す紅介が12歳の時。隣に武藤家が引っ越してきた。そこの息子たちも同じように名前にコンプレックスを抱いていた。
同じような悩みを持つ者同
士、気が合い、仲良く育ってきた紅介と武藤兄弟だったが、ある日を境に友好な関係が微妙なものに変わっていった。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-26 00:00:00
14048文字
会話率:27%
如月大海(きさらぎ かい)は、田舎の両親の元を出て、兄・陸久(りく)と妹空良(そら)の三人で、兄弟仲良く幸せに暮らしていた。
営業部に勤める大海は、軽口かつ適当に物事を語る癖もあったが、その話のうまさ故に女子にも人気があった。その為、恋
人をとっかえひっかえ付き合うという、やや不誠実な一面もあった。その行動の裏には、ひとえに兄の存在がある。
大海にとって、兄は何者をも越えられない愛しい存在。手に入らぬその渇望から自分を誤魔化し、恋人を替えるという行動に出ていた。
かくいう兄・如月陸久はというと、今時貴重な真面目が服を着て歩いてるような人間。見た目は大海同様かなり良い反面、リアル女子との喋りは常に失敗する。彼女が居ないのは大海にとって好都合だが、そんな陸久は、三十路も手前だというのにアニメに嵌り、二次元女子を一番に思うようになっていた。そんな兄の態度にも大海は苛立ちを覚える。
※自サイトより転載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-11 01:00:00
18994文字
会話率:34%
『美貌の侯爵α×記憶喪失のΩ』
--《スブ・ロサー》は、どこにいても花の香りが追いかけてくる。
“薔薇の花を敷き詰めた巨大な棺”だと評される屋敷《スブ・ロサー》を舞台に、【運命】の歯車が動き出す。
ミステリアスなインヴァネス侯爵
(α)に、狂おしい恋情を抱く記憶喪失のミリアム(Ω)。
赦されない想いだと知りながら、恋心は募ってゆき……
--インヴァネス侯爵の隠された過去とは?
‐‐ミリアムの失われた記憶とは?
--“運命の番”とは何なのか?
溺愛思考のαにとろとろに融かされる……
甘くほろ苦い、ラブロマンス・サスペンス。
✥《スブ・ロサー》シリーズ第一弾✥
[R18]
⚫過激な性的表現・無理矢理・バイオレンスな表現を含みます。
18歳未満の方、苦手な方はご遠慮下さい。
該当箇所には、章タイトルに※マークを表示しております。
他、オカルト・ホラーともとれる描写があります。ご注意下さい。
fujossy 2019年10月
「オメガバース・兄弟・闇BL」BL小説コンテスト応募作品
※fujossyからの転載作品です。
※ムーンライトノベルズ限定書き下ろし短編掲載。21ページ~(全4ページ)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-22 20:00:00
36787文字
会話率:18%
とある裕福な家の一人娘である茜は、左胸に白桜の印を持つ。そして、同じ少年が現れる夢をもう何度も見ていた。芥子色の目をした端麗な少年の名は「琥白」。彼は夢の中で茜のことを「志紅」と呼び、兄弟のように、恋人のように大切にしていた。ある時、茜は危
ないところを白い着物の美丈夫に救われる。何故か懐かしい彼の瞳は、芥子色。夢の「琥白」のそれと同じで、茜は思わず「琥白」と呼びかける。すると美丈夫は茜を「志紅」と呼び、苦しいほどに抱き締めた――。茜の前世、忍び寄る影、そして2つの魂に刻まれた約束の秘密とは。和風世界を舞台にした、前世ありBLありの魂ラブファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-22 13:43:45
70983文字
会話率:57%
十年前に家族を亡くし、祖母に引き取られた晴(はる)は、ある時から猫の幽霊にストーキングされるようになった。それが亡き弟ではないか? と疑いと願望をこめて情をかけるようになる。実はその通りで、弟の尋(ひろ)が猫に姿を変えて兄を見守り続けていた
。あまりに不甲斐ない兄を心配して、成仏できないこと早十年。いよいよ時は迫っていた。心残りはただ一つ、兄に自分よりも大切な誰かを見つけて欲しい。その手助けをしようと奮闘するのだが、弟が目をつけた相手はなぜか「男」だった。
※この作品は他サイト「エブリスタ」にも同時掲載されます※
※WEB拍手設置してございます。お気軽にどうぞ~※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-21 00:00:00
410920文字
会話率:40%
うらぶれた上海の娼館で働く男娼のランシャオは、遠い昔に生き別れた義兄、ヴィリウに再会する。だが気が弱かったはずの義兄は、街を仕切るマフィアのボスになっていた……。
最終更新:2020-06-19 15:00:00
293693文字
会話率:24%
父から虐待を受けて育った本城陽は病弱な弟を庇護することで日々の暴力に耐えていた。しかし大事に護ってきた弟 清次が父に殺されるのを目の当たりにし、父とその場に借金の取り立てに来ていたヤクザを殺害してしまう。
ヤクザの報復を恐れ地元福島から東京
へ出奔した陽は、別居していた兄へ報復の矛先が向くことを恐れ、東京に逃げながらも福島のやくざの動向を探るため関東にシマを持つ秋田組へと近づく。
一方、名家に生まれながらも、家族との確執を断ち切るため、秋田組のフロント企業に就職した秋穂は、その手腕を買われ若いながらも本部長に就き、稼ぎ頭となっていた。
出世するとともに、秋田組とのつながりが深くなり、事務所に出入りする陽の存在を知る。十近くも年が離れているにも関わらず、どこか妖艶な雰囲気を感じさせる陽が気になっていたところ、仕事を一緒にするようになった。
つかず離れず仕事仲間としてやっていた秋穂と陽だが、ある日、秋田組をめぐる事件をきっかけに同居することとなる。そして――…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-19 08:00:00
7955文字
会話率:20%
性体験掲示板 ここは女性が自分の経験を語る掲示板である。
誰かと恋をしたり、幸せを手に入れた女性たちの赤裸々な告白掲示板である。
最終更新:2020-06-17 10:00:00
28950文字
会話率:3%
前回はバナナ。今回は……
一年ぶりのバナナ兄弟再び。
キーワード
異物挿入/結腸責め/近親相姦/濁点喘ぎ/溺愛/鬼畜攻め
最終更新:2020-06-17 00:00:00
5475文字
会話率:48%
イケメン鬼畜兄と天然弟の日常。
fujossyにも公開中です。
最終更新:2019-04-27 05:01:51
4864文字
会話率:49%
【まんまタイトル通りです】義兄にいけない感情を持っている。この気持ちは封印しなければいけないのに、俺はまた義兄で自慰をしてしまった。この気持ちは知られるわけにはいかない。だから…
最終更新:2020-06-15 13:41:36
4332文字
会話率:61%
邦国、そこにある麗しき富士山に存在している蓬莱。
そこに住む精霊たちは彩りを以て邦国を護っている。
風軍の帝である颯響帝の嫡子である太子の麗は腹違いの弟、佳射に求められ、困惑と迷惑を深めている。
精霊は人間のようは血による結びつきは意識に
ない。
退けようとするものの、その佳射が魔界の帝に囚われてしまい――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-15 00:00:00
68030文字
会話率:57%
第五王子であるジャンカルロのあだ名は『御飾り王子』。特殊な出で立ちで王との血の繋がりがない彼は、幼少期から孤立していた。兄弟たちからは突き放され、まともに話せるのは使用人の1人だけ。そんな彼が訪れたのは、奴隷商館。リカルドから犬の獣人メイ
ソンを買い取り、『友達』がいる生活を始めるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-14 00:41:46
31945文字
会話率:58%
オアシスの王・ラアドの後宮には、美しき王妃と、「慰み者の羊」と蔑まれる王弟ボハイラがいた。
赤ん坊の頃より、見た目も血筋も異なる弟を溺愛し、慈しんできたラアド。
しかし、王弟が後宮に居座ることを願わぬ王妃と、ある約束をする。
――子ができ
ましたら、ボハイラ様を後宮よりお出しください。
子孫を残すは王の務め。やがて王妃は懐妊し、ボハイラは生まれ育った後宮を出ることとなる。
*****
アラブ風の後宮で交される兄弟の最後の夜と、数年後のおまけつき。
優しい溺愛攻め(兄)×攻めが大好きな大柄しっかり者受け(弟)。ゆるっとハッピーエンドです。
fujossyと同時掲載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-10 21:39:46
8858文字
会話率:54%
【とある双子の兄弟の話】小春と日和は仲の良い双子の兄弟である。双子なのに自分よりモテる日和が、先に童貞を卒業したことを知る小春は、自分も童貞を卒業したいと思い、行動するが……
最終更新:2020-06-09 15:00:00
4635文字
会話率:53%
テレビで見ない日はなかったほどの切ないラブソングで有名シンガーだった一《いち》ノ宮《みや》蓮《れん》は同性愛者だった。その事を世間から、家族からさえも拒絶された。
蓮は同性愛者な上に実の血の分けた弟を愛していた。永遠に雨が降り続ける
この恋情に蓋《ふた》をして、死ぬまで秘めていくつもりだった。ところが思わぬ失態により、弟である一《いち》ノ宮《みや》晴《はる》と一夜を過ごしてしまうーー。会えなかった分余計に感情がコントロール出来ず加速してしまう。灼《や》けるように帯びていく熱に身体は正直だった。甘い蜜を吸うように過ごしていく中「俺、兄さんが好きなんだ」と晴から思いもしない告白をされてしまう…‼︎激しい嵐に身を任せてしまいそうになる蓮だがーー⁉︎ 家族か秘めていた愛か? 苦悩と禁断の切ない恋の物語。
この作品はアポクリファにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-08 22:00:49
11241文字
会話率:40%
辺境伯の娘であるフロレンスは二年前に内乱へ出兵したきり帰ってこない兄がいる。兄は王都でどうやら誘拐監禁されているようだが、まったく打つ手がなく途方にくれていた。そんな時に「兄は王城の地下に監禁されている」という情報が入る。しかし、王城には王
族以外は優秀な近衛騎士しか入ることを許されていない。フロレンスは異母兄弟のグラディウスの手を借りて男になる薬を飲み王城に侵入することを決心する。しかしその薬にはひどい副作用があった。それは男から女に戻った際に欲情してしまうというもので・・・。果たして兄を無事救い出し、己の貞操を守ることはできるのか。
※のんびり更新。エロ薄めです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-07 22:29:32
21654文字
会話率:60%
夏休み、兄弟が思い出のある遊園地に行く話。弟に好かれた兄がずっと逡巡しています。
回想で過去と現在を行ったり来たりします。随分前に書いた作品で、他サイトにも掲載しています。以前投稿したもの(3まで)を分割して投稿しています。全7部完結です
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-05 22:00:00
23057文字
会話率:57%
平成真ん中の酔いどれと小さな飲み屋の話。やくざ。
新宿のある店で、おかみさんが常連客にあるヤクザの話をする。
店の隅っこで、日本酒のお燗を静かに飲んでいたいい男だった。その男のジッポを持って店に来た男から聞いた話を、語りだす。
BLとい
うか、ヤクザの話です。舎弟と兄貴のカップルはいますが、サラッとです。
かっこいい男の人を書きたい、という欲望だけで書きました。
物悲しい。ハッピーじゃないけど悲しくもない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-03 04:07:57
11030文字
会話率:58%
一人のヤクザが、東京のベッドタウンにやってきた。他愛のないいさかいで、仲間のヤクザを刺そうとしたから、休養だと称して、この街に閉じ込められた。
ほのぼの、ぽい。クセがあるほのぼのです。舎弟×兄貴の恋愛未満、肉欲未満、愛情不足で飢えている、
それを若いヤクザが引っ掻き回す、お話です。えぐみ、性描写、一切なし。ただ、舎弟がめっちゃ、兄貴大好きすぎて、泣きまくってます。話がほのぼのでも、登場人物(舎弟の身勝手人生)は色々ひどいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-27 03:17:41
11288文字
会話率:33%
田島のボンと言うのは標準語に直せば田島さん家の息子と言う平凡な言葉だ。
だが睦美の村では田島のボンはある意味ナマハゲみたいな存在だった。
その男が突然村に帰ってきた。男は東京でやくざをやっていて、破天荒な男だった。
ひょんな事からヤクザ者に
振り回されてしまう男の話。
親父受。3P。舎弟+お人よし村人×兄貴
襲い受け的なおじさんがいます。
お話自体は母と息子が絡んでいます。暴力あります。性描写もあります。
シリアスもあります。
※随分昔に書いたので、時代遅れな部分もあるかもしれませんが、目を瞑っていただければありがたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-22 00:31:09
46918文字
会話率:23%
後宮には多くの妃が住んでいる。
その中でも特に強い権力を持つ四人の妃がいる。東大妃、西大妃、南大妃 北大妃である。
現在、東大妃と西大妃が我が子を皇太子にすべく激しく対立をしていた。
だが母親達の野望をよそに、東大妃の皇子である武亮覚と、西
大妃の皇子である子成は、密かに逢瀬を重ねていた。
歴史から消えた皇子たちの恋物語とは――――
『2020男子後宮BL』アンソロ企画参加作品です
※=R18
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-02 19:57:49
13304文字
会話率:24%
佐藤将はある日から高橋家に住む事になる。
高橋家にも智史という青年がいる。
兄弟がいない将にとって新しい家族が
出来ることは、とても喜ばしい事だった。
しかし、母である志貴にとって高橋家に
嫁ぐ事はまさに逃げられない檻に
自ら入るようなもの
だった。
※オメガバースです!
志貴→Ωでバツイチ。隆成は
元恋人だった。
隆成→αでバツイチ。一度は結婚
したものの、妻が浮気して
離婚した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-31 21:30:46
5443文字
会話率:22%
「兄ちゃんどうしたら俺のこと赦してくれるの、」
柊光希はα性の両親から生まれたβである。
柊八樹はカースト上位の両親の摩擦により、母親から遺伝子をデザインされたΩ性で、光希の弟だ。彼は母親の望む後天的な母親の番としてのレールを敷かれてい
た。
母親の手によってΩとしての性を自認する一方で、八樹は兄に対する思慕を増していくが、対して光希は八樹に対してどこまでも冷たい。
近親相姦、後味の悪い内容を含みます。
Twitterにて先行でキャラクターの紹介してます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-30 19:16:52
12052文字
会話率:58%