高校2年生の5月、秋葉爽子は母の仕事の都合によって妖町(およずれちょう)という田舎町に引っ越してきた。新たに通学する烏野高校で学校案内を受け終えた爽子は、担任教師の合六六介に勧められ、妖山(およずれやま)の頂上にある御神木に参拝しに行くこと
に。
烏野高校を出た秋葉親子は夕焼けの中、頂上を目指して石階段を登り始めるが、進んでも進んでも一向に頂上へ辿り着かない。何やら山の様子がおかしいことに気づく爽子だったが、時すでに遅く、近くにいたはずの母の姿が忽然と消えてしまった。
焦る爽子が必死で母に呼びかけると、林の中から母の声が聞こえてきた。安心した爽子は、姿の見えない母に駆け寄ると、なんとそこにいたのは母ではなく、見たこともない異形のものがこちらへ笑みを浮かべていた。
異形のものから命からがら逃げだした爽子は、藁にも縋る思いで山の頂上にあるという御神木を目指して階段を駆け上がる。
何十分か何時間か。時間の感覚も狂うような鬼ごっこを耐え抜き、山の頂上に佇む御神木へと駆け寄ろうとした爽子が安心するのも束の間、爽子の背後にあの異形のものが迫る。
万事休すかと思われたその時。
山中から轟音を響かせて刀を持った青年が爽子を助けに現れた。
あまりの出来事に放心して青年を見つめていると、こちらに視線を向けた青年と目が合った。そして、次の瞬間。
「会いたかった――弁存様!」
見知らぬ青年にあずかり知らぬ名前で呼ばれた上に、強く抱きしめられてしまった爽子は、とうとう「人違いです!」と泣き出してしまう。
しかし、これは嵐のような出来事のほんの始まりに過ぎないのだということを爽子は、知る由もなかった。
――これは一人の少女が前世に決着をつける話――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-04 13:26:40
14516文字
会話率:29%
勇者が弱すぎて魔王城まで会いにきてくれないので、迎えに行って自分を倒せるほど強く育てようと決める魔王のお話。
魔王の嫁であるセバス(火竜オヤジ)と一緒に勇者を「まあまあ戦えるくらい」にしてやるために旅に出る!
魔王(美形・マイペース)×火竜
(オヤジ・苦労性)の熟年夫婦が勇者と旅を同行したりしなかったりします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-03 09:40:17
1321文字
会話率:20%
20XX年。地球温暖化や異常気象に加え、人々の性に対する関心が薄まった影響により、世界の総人口は減少し続けていた。そして遂には30億人を下回り、人類は滅びを待つのみと思われたそのとき、それを阻止するかのように人類の中にある存在が現れた。
"ふたなり"
男性器と女性器を併せ持つ彼女らはその旺盛な性欲により数を増やし、やがてそれは一般の男女らの性的欲求を強く刺激した。そして、100年後の21XX年には人口減少が止まり、再び人口は増加し始めた。
これは、世界の総人口45億人の内1/10を占めるふたなりと、彼女らに付き添う男の物語である。
※非現実的なサイズのペニスが登場します。苦手な方はブラウザバックしてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-25 11:36:54
10234文字
会話率:60%
強くてニューゲームを選んだら、ゲームの中に居た。エロRPGをクリアした後、いつものように強くてニューゲームを選択したら、直前に選んだオプションが悪かったのか、気が付けばそこはゲームの中だった。エロゲーが? 現実になった? しかも、女性主人公
を選んだおかげで身体は女性。これは、色々試してみるしかない。カンストしたレベルと、コンプリートした魔法とアイテムを持っているにも関わらず、わざと押し倒されちゃう。そんな性欲まみれの周回プレイが始まった。
※「残酷な描写あり」タグを追加しましたが、保険です。あまり酷い描写はない予定です。
※「ボーイズラブ」タグを追加しましたが、保険です。男性同士の絡みはありません。男性とTS娘の絡みはあります。「ラブ」の描写はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-22 23:24:11
277822文字
会話率:35%
辺境の砦で魔物と戦い続ける兵士達。
そんな北の地で、身長低くて童顔で、なのに滅法強くて斬り込み隊長的存在の頼れる班長デリー。相棒で副班長で専属回復師の背の高いヒューに日々可愛いと言われながらも流していたのがダメだった? 回復魔法って、手をか
ざすだけじゃないのか!? 無自覚流され体質の班長が副班長とあれこれしちゃったら、何故だか他の面々から応援されたり、手を出されたり……。賑やかな仲間達との絆と、副班長からの重ーい愛の物語(笑)。
いろいろ緩い感じでお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-22 21:00:00
199168文字
会話率:36%
朝起きて、ここどこですか?
平凡な生活をしていた主人公(童貞)が異世界に放り込まれて伝説の勇者に。
ところが異世界の住人はチート級に強くて主人公は凡人のまま。
軟弱でも何とかなる!
かもしれないハーレムファンタジーの世界へようこそ!
最終更新:2018-02-22 20:04:12
91208文字
会話率:46%
人類と魔類。有史以来相容れることのないふたつの種族が、興亡を繰り返すとある惑星。
魔類を率いて戦った魔王は、星の覇権を賭けた戦争に破れ、死んだ--はずだった。
魔王の魂は淫蕩の精霊ライラに取り込まれ、死後150年の世界に再び産み直されたの
だ。
その時代は人類にとって三番目の文明《王嚮世界》。魔王を倒した五人の王が支配するその世界に復活した魔王は、かつて成し遂げられなかった世界制覇を目論む。
が、どうもおかしい。
大鬼と肩を並べた身の丈は縮み、女よりも背が低い。
軍馬の首を締め千切った膂力に満ちた筋骨は萎み、痩せっぽっちになっている。
そして何より、城塞を砕き万千の軍を焼き払うほどの膨大な魔力が、欠片ほども残っていなかった。
それもそのはず、魔王は魔類としてではなく、弱々しく魔力をほとんど持たない人類の肉体に産み落とされていたのだ。
「母です母ですよ母と呼び慕って下さいさぁほらほら照れなくてもよろしいのよ可愛い可愛い」と暴力的な母性をひたすらに向けてくる血縁上の母の愛ゆえの猛攻を避けつつ、魔王は脆弱無能な人の身で、魔類の王に返り咲くための暗躍を始める。
しかし不便で最弱に近い身体と慣れない人間文化に四苦八苦し、思うように事を進められない。
野望成就は斯くも遠きと絶望した時。ひょんなことから、魔王はライラからある特性を受け継いでいることに気付いた。
この身体は、交わった相手の魔力を吸収することが出来る――と。
※一話完結しました。次回更新はしばしお待ち下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-19 06:27:35
68970文字
会話率:21%
奥さんならすぐにご主人が気に入られる素敵な女性に生まれかわることでしょう。ご主人もそれを強く希望していますよ。
最終更新:2018-02-15 07:22:01
26338文字
会話率:31%
#魔女集会で会いましょう をテーマにした短編です。
TS転生で美少女魔女になった元童貞は、エッチなことに物足りなさを感じていました。
ある日、イケメンなショタを拾ったTS魔女は、この子をイケメンに育てて身体を奪うことを計画します。
※精神
的BL成分が強くなり、男性には拒否反応が強そうな描写になってしまったので、ムーンライトへの投稿にすることにしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-15 01:58:41
5213文字
会話率:27%
女性に滅茶苦茶に犯されたいという変わった願望のある男がある日、不慮の事故により即死してしまった。
その死がいろいろと特殊だったため普通に成仏することができず望んだ世界に転生することに。
男が望む世界は男が女に犯されるためだけに存在する世界
だった。そんな世界で女たちの格好の餌として産まれ変わった男は、性欲剥き出しの女性たちからあらゆる性的嫌がらせを受けながらも強く生きて、そして犯されていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-10 16:04:45
48282文字
会話率:46%
みなさん、古典である『万葉集』を覚えていらっしゃるでしょうか。
日本最古の和歌集で、男らしく直情的な歌が多く収録されてることから『ますらをぶり』と中学校辺りで教わったことと思います。その内容は、日本を代表するエロラノベ『源氏物語』に匹敵す
るくらいエロい和歌がたくさん収録されているのですが、実のところあまり知られていません。
――すべてのエロの原点を、既に日本古典が通過している――
そんなことすら力強く感じさせてくれるのが『万葉集』という和歌集です。繰り広げられる美しい『エロ異世界』に、旅立ってみようかと思い立ち、此処に筆を取ってみました。
●第一話では『万葉集』の第一歌「籠もよ美籠母乳」(雄略天皇)の和歌を「私訳」で解説しています。
●第二話以降では、エロい物語の後に、その物語の背景にある和歌を「注釈先生」が解説します。
●あくまでここで紹介する和歌の解釈は「私訳」であり「パロディ」です。
●紹介した和歌の一般的解釈文は、作者活動報告欄でブログ的に紹介していたりします。宜しければ合わせてご覧ください
●文章、描写の練習を兼ねた、はじめての投稿です。拙い点あればご指摘ください。
●この作品は妄想フィクションであり、実在世界に生きた皇族及び和歌の詠み手やそこに登場する人々とは、殆ど関係ありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-31 12:00:00
37063文字
会話率:20%
いつものようにVRSRPG『千年花の咲く夜に』をプレイしていた俺。なぜか強くてニューゲームしてしまったし、見たことのないキャラ獣人リーを拾ってしまう。
隠しキャラか何だか知らないけど、キャラがいる以上制覇しないと! 黒い虎ってことはブラ
ックタイガー? ……ってエビじゃねぇよ!!
年下執着獣人×年上ほだされ日本人。一応異世界転移。
※以前連載していた小説の書き直しバージョンです。
※書き直しのため以前のものは非公開にしました。
※おさわり?は早めにあると思いますが、18禁系はだいぶ先です。
※更新は週1で、1話~数話を投下していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-26 00:00:00
33782文字
会話率:29%
新憲法に明記された高等教育無償化のため、児童の労働が促される時代がやってきた。その中で根強くあった少女のエロスを商材とする業態が台頭する。
有料ながら少女との恋愛体験も可能となる。筆者の個人の恋愛体験を語る。
最終更新:2018-01-20 08:16:58
5731文字
会話率:0%
クールで喧嘩が強い黒髪巨乳美少女の彼女が、下っ端のチャラ男に卑怯な手で寝取られる話です。
身体が小さいイジメられっ子のコウキは、私立青葉学園への進学を機に、幼馴染で一つ年上の美少女――『大河お姉ちゃん』との再会を果たす。そして、子ども
の頃からの恋心を抑え切れなくなったコウキは、三カ月前に大河お姉ちゃんに告白。晴れて彼氏彼女として、付き合うことに成功する。
大河お姉ちゃんは、不良のボスにも負けないぐらい喧嘩が強くて。クールな孤高の存在で。頭が良くて。胸がすごく大きくて。誰もが憧れるような美少女で。そんな大河お姉ちゃんと相思相愛になれたコウキは、キスまで済ませて幸せの絶頂を迎えていた。
しかし、チャラ男としても有名は下っ端の不良――同級生の上原が、卑怯な手で大河お姉ちゃんのことを自分の『物』にしようと画策していて……。
※一章は前編『コウキ視点の純愛パート』と中後編『大河視点の寝取られパート』に、分かれています。
※一章までは書き終わっているので、文章チェック後にすぐに投稿する予定です。
※凌辱色の強いNTR作品です。苦手な方は御注意ください。
※誤字脱字などあったら、申し訳ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-19 06:00:00
25487文字
会話率:60%
春日部伊緒奈が目を開けると真っ白い空間だった。
どうやら死んでしまったようだ。
転生案内人ソワボと次の転生先を探す伊緒奈だったが、誤って性奴隷として転生してしまう。
絶対服従性奴隷を運命付けられたイオナが転生先の異世界で、転生時に付与され
た「オプション」に、時に苦しめられながら、時に助けられながら、己の幸せを求めて強く生き抜く物語。
※エンディングはもう決まっていて、著者的にはハッピーエンドですが、それが読者様の求めるハッピーエンドでない可能性があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-17 00:00:00
120358文字
会話率:26%
慢性的な空虚感から、自傷を繰り返す冷たい目をした少女。
罪悪感が強く、日々の眠剤を手放せない少女。
彼女らは出会い、そして己が本当にしたい事を愛したり、依存したりする日々から思い出した。
傍から見たら破滅的な行動かもしれないが、彼女らの幸せ
の形を他人が決め手はいけないだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-16 01:07:57
7940文字
会話率:45%
秋森ユイは16歳の誕生日に幼馴染の学に襲われる夢を見る。
母親に話を聞くとこれは未来予知夢でこのままだと夢が現実になるかもしれないとのこと。
「いやだ、絶対に回避するんだからっ」ユイは拳を強く握りしめて決意した。
※R描写がメインのお話です
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-12 23:57:06
8932文字
会話率:38%
中編|達観×強気
購買の列に並んでいた二人の真上を流れていった校内放送。呼び出された幼馴染はそのまま教室に戻らなかった。イチタカとナルの十年は、遠く近く出会いと別れを繰り返しながら、深く強く流れていく。
最終更新:2018-01-12 21:42:26
32565文字
会話率:46%
異世界に転移した俺だったが、異世界へくるときにもらったスキルのせいで、モンスターを倒してもレベルが上がらない体になってしまう。
万年レベル1と蔑まれていたある日、俺はサキュバスと契約して使い魔にする。
サキュバスのチカラで、俺は女とSEXす
るだけで、女からレベルもスキルも奪えるようになった!
しかもサキュバスのチート能力のおかげで、女は俺にすぐに体を開く。もうSEXし放題の強くなり放題!
女とSEXし、強くなり、ハーレムをつくりながら、この世界を無双してやるぜ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-08 22:06:04
300402文字
会話率:30%
ラガーグリン公爵家の四男ルース。騎士である彼が妻に迎えたのは、同じ騎士であり強く美しい猛獣のような女性騎士ロッカ。
披露宴のパーティを終えたルースは、愛する妻の待つ部屋へと急ぐ。
ルースは思う
『彼女のような猛獣になら喰われてもいい』と。
初めて二人で迎える夜、ロッカは叫ぶ
『私を喰うつもりかっ』と。
喰うか喰われるか、襲うか襲われるか、愛撫するのかされるのか。
二人の初夜はドタバタだが、甘美で淫猥な時間になる………………はず。
一日二話更新、三日で完結する二万字未満の短編です。
R18表現があるものには、サブタイトルに『※』をつけています。
アルファポリスにも投稿中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-08 12:00:00
19718文字
会話率:47%