街外れのお屋敷には怪物が棲んでいる―――ありふれたおとぎ話の当事者は、ただ静かに暮らそうと日々を過ごしていた。そんなある日、ふいに訪れた招かれざる客人をきっかけに止まっていた時間が動き出す。
「わたしを好きになってくれませんか」
そんな告白
に『自分』は頷くことができるのか。
若干の欠損表現がありますので、苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-25 23:13:24
16788文字
会話率:35%
俺様は、ある業界へと入り込んだ。それからの俺は、色と欲に溺れながら、幾人かの子羊と金を得ながら、まんまとトップへと登りつめていく。
しかし、そこに広がっていた景色とは意外なものであった。
この世界とは因果の鎖でがんじがらめなのだろうか...
。
これは、お前らが望むおとぎ話ではない!
現実に体験し覚醒した俺様の記述。後世に残る大ノンフィクションである!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-07 20:02:47
35649文字
会話率:25%
長いようで短い、そう、まるで満開の花びらが散りゆくように一瞬の出来事だったと思う。
駆け落ちまで約束した最愛の人を失くし、おとぎ話だと思っていた桜と梅の化身に出会い、最愛の人の妹に捕まり牢に閉じ込められた。
でもあの一件があってから、同業者
でお互い睨み合っていた梅納寺家と簾桜家は良きライバルとなっていった。
ただ我武者羅に、あの人を失った部分を埋めようとして敵の情報を探り自分を使えると認めてもらいたいと願っていた。
兄と比べられ同じ思いを抱いていた彼の妹は、行き場のない怒りと悲しみを誰かのせいにしたくて。
どちらもあの人を失ったことで深く傷つき、どうにもできないでいた。
そんな事態を救ってくれた少女達はもういない。
これは、最愛の人の妹が実は弟で、私が女だと気づかれ、お互い惹かれ、少女達と別れた後の、私と彼の初めての旅行のお話。
【補足】なろうの方で公開している「梅桜物語」「梅桜物語・続」のメインキャラの結婚後のお話です。そちらを読んでいただくと更にお話の理解が深まりますが、多分読まなくても問題ありません。軽くさらっと流し読みいただける程度のものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-24 14:57:28
7852文字
会話率:43%
【不定期更新】
おとぎ話でしか存在しない筈の座敷わらし。家に在っては繁栄を促し、家から去れば没落を招く吉兆の証。
高階幸(さち)はその日、天涯孤独となった。使用人として父と共に勤めていた家を追われ、一人公園で塞ぎこむ。身一つで放り出された幸
は、公園で出会った身なりの良い男に拾われ、新しい生活が始まった。
※微ファンタジー。性描写は後半のみとなります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-05 08:38:32
14923文字
会話率:35%
俺は我慢できず飛び出していた。
...あの時の俺を自分で褒めたい。
妖精の森。
そこは俺の国では有名なおとぎ話があって『空が緑に染まるとき、森に守られた奥の聖域に妖精が現れる』って話だった。
森を彷徨ってだいぶ経った後だろう。
突然背後から
声をかけられ、ガバッと抱きしめられる。
女の人からそんなことをされたことのない俺は仰天した。
「なっ!?なにすっ......!!」そう叫んだときには俺の足は宙に浮き、彼女は悠々と空を飛び出した。
*短編『あなたの隣で見る夢は』の男性視点バージョンです。
お目汚しになるかもですが、もしよかったらどうぞ読んでください。
楽しんでいただけたらありがたいですm(_ _)m
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-08 07:00:00
6457文字
会話率:21%
森に足を踏み入れた者は、そこに棲む美しい男に誘われ精を放つ。
身体に精を受け入れると姿を消すその男の正体とは……。
森に棲む美しい男と、森に足を踏み入れた男たちの、ちょっとエッチなおとぎ話。
最終更新:2015-06-06 02:03:33
2279文字
会話率:56%
我は狼だ。ガウガウ。
人間と助け合って仲間として生きてきた。しかし人間よりもずっと長生きしているせいで神と言われていつの間にかおとぎ話の中の存在になって、ヒトリになった。そんな彼の住む山にルイという子供が捨てられた。彼はひとりぼっちのルイを
拾って育てた。大人になったルイに狼はイケナイ感情を持ってしまい?(導入は同じで、ルイ×狼ルートと狼×ルイルートの話を載せます。お好きな方をお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-27 01:30:25
2284文字
会話率:26%
子供の寝物語の一つとして語られる『青銀の姫君』の話。私もそれをよく知っている、けど…、ってなんで襲われてるの!?私もういいおばさんなんだよ?お化けって二十歳までに見なければ見えないはずでしょう!?どういうこと?私が『青銀の姫君』?あれって只
のおとぎ話でしょう?龍って何…?私は、人よね…??
龍の一族と昔語り、そして過去から未来へと続く因縁の物語。
*R18は残酷描写や保険的扱いっていうことで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-18 21:46:24
56350文字
会話率:30%
ダルシア王国の若きプリンス。
クライス王子は幼い頃から自分の教育係りを務める美しいアベルに御執心。
いつかはアベルと結ばれて“ケツコン”を!
そう夢見る王子はあの手この手でアベルを手に入れようと奮闘する。
必死な王子を見ておられず、思
わず手を貸す武官のクライブも加わり王国は今日も賑やかなのでした。
ちょっぴりおとぎ話っぽく。ちょっぴりファンタジー?
そんなラブコメディで御座います。
*一話短編物で制作したところ、続きを読みたいとのお言葉を頂き続編執筆となった作品です。
のほほん物語り。
気楽にお読み頂けると有り難い。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-06 10:06:46
16649文字
会話率:43%
これは、甘く切ない恋のお話。『秘密』を隠していたお姫様と、そんな彼女を愛した王子様のお話。*『白い記憶』、『色のついた世界』のもととなるおとぎ話です。この二作を読まなくても大丈夫ですが、もしかしたら読んだ方がいいかもしれません。時系列的に、
この二作よりも大分昔のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-19 00:21:00
10769文字
会話率:28%
数年前、世界各国に無数の流星が降り注いだ。
その流星による被害は凄まじいものでもありながら、人々に大いなる力を与えた。
政府は力持つ者を「契約者」と呼び、この災厄を有名なおとぎ話、「ルドメール姫」を元に「ルドメールの厄災」と名づけたので
あった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-10 21:10:53
491文字
会話率:0%
運命の人と出会ったらわかるというおとぎ話が自分に起こったら? いやいや、私にはもったいなさすぎる人なので全力で逃げ切らせていただきます。 キラキラメンズと狙われた女の子の鬼ごっこの始まり始まり。
※あり得ないことに題名を間違えていたので、修
正しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-10 00:07:18
34323文字
会話率:35%
『月下の銀鱗』の番外編群です。
シリーズ管理が出来るようになったので、拍手小話として書いた物をこちらへまとめました。
本編未読の方には意味不明です。本編の読了後にどうぞ。
最終更新:2014-06-01 05:00:00
61094文字
会話率:19%
空に巨大な月が輝く数日間、魚類からの進化派生。マナの民は繁殖期を迎えるべく『契りの森』へ向かう。眦に婚姻色を生じさせた幼生達も、月の下で雄や雌の成体と変じるのだ。
幼馴染イサナは雄の成体。スイは美しい雌へと変じた。しかしミナセは性的に未
分化の『ナリソコネ』となってしまう。
雄の欲望のはけ口の贄として使い潰されるナリソコネ。ミナセは自を雄の成体と偽り、恐怖と不安に怯えつつ幾度めかの森への道を下り、毅き雄と変じたイサナと共に二人の隠れ場所である洞穴に、ひっそりと繁殖の時を過ごす。
ファンタジーと言うより、おとぎ話。
官能的な場面の分量は少なめで、完結間際。
性的暴力場面の描写など残酷な表現を含みます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-12 23:38:10
286219文字
会話率:17%
不思議な銀狼と出会った人間のエレナ。
すべては魔王と言うにはあまりにも紳士な魔王・ラルドの一目惚れから始まっていたという。
「あなたが心から私を求めてくれるまで待っています」そう告げるラルドにドキドキしながらも、ゆっくり紡がれていく二人の
物語…。
おとぎ話の王子様とお姫様のような初々しい二人のラブストーリー。
今後も愛しいエレナにデレデレな魔王様と、そんな魔王様に大切に愛されながら少しずつ成長してくエレナをどうぞよろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-01 19:38:11
34791文字
会話率:28%
それぞれの、ひと時の夜露と成るよな恋物語。――が、目標。
一夜目・宴の担当者の私。何やら偉い御方のお怒りを買った。職務に励む私が何をした?報われなさに涙がこぼれる。二夜目・好きな人にフラれました。家路につくと婚約が決まっていました。社交界き
っての貴公子さまと。泣きたいです。無自覚愛されヒロインと、身勝手俺様系ヒーローの溺愛模様。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-24 20:49:07
33784文字
会話率:22%
小学生の頃に川で溺れたとき、人魚姫のお話を思い出した。
おとぎ話に出てくるような私を助けてくれる王子様なんていない。
だから自分で立って歩けるように頑張らなきゃ。
でも、貴方は我慢しないでって言うの。
最終更新:2013-09-29 20:38:49
10414文字
会話率:24%
ある日魔王がさらった一人の女。
いちゃいちゃも何もない、プロローグ的なおとぎ話。
ツンツンです。
最終更新:2013-05-01 08:48:56
2640文字
会話率:3%
※本編終了/後日談継続中→ついに本編の長さを超えました=_=;;※
「お前はおれの妻になったんだ、それらしくしてもらおうか、え?お姫さまよ」…「流れ者」と蔑まれ、日々の糧にも困るような男に、ワガママがもとで無理やり嫁がされたお姫さま。
彼女
の幸せはあるんでしょうか。
全体に18禁注意、描写はしつこいつもりでしたがぬるかったです。
ムリヤリはないはずですが、未遂が苦手な方やじれったい方はご注意くださいませ。
初作。
ご感想をお待ちしております^-^折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-29 12:30:31
226701文字
会話率:24%
妄想おとぎ話。神仙の桃の実を食べて若返ったショタ爺とロリ婆が欲望に任せて毎日セックスに明け暮れた結果、チート性能の美少女めいた男の娘、桃太郎が生まれました。彼は鬼禍に苦しむ里の民のために鬼退治を決意、いちゃつきながら両親が作ってくれた愛の
きび団子と、里で貰った餞別を持って旅立ちました。最初の日、とある山道に入って行った桃太郎は何者かに後を付けられます。その正体とは……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-28 00:00:00
51159文字
会話率:45%
おとぎ話なんか信じない。キスで目覚めさせて幸せにしてくれる王子様なんかいるわけが無い!
そう思い続けてきた茨木咲都の目の前に現れたのは正真正銘の王子様だった。
恋に目覚めた咲都の本物の王子様は誰?
ベタな逆ハーラブコメディです。
最終更新:2012-12-04 12:07:15
45510文字
会話率:55%
領主の妃は産まれてくる子におまじないをかけた。世に名高く、そうして産まれた清らな娘は、一般に白雪姫として知られる。童話の世界をめぐり、人間の性のありかたを語る物語としてアレンジをくわえたインモラル18禁おとぎ話である。3P、輪姦、乱交、近親
、視姦、ぶっかけ、SM、同性、獣姦などを交えて織り成される夢の物語。愛とはどこにうまれるか。性のコンプレックスとフェチズムをメインのテーマとして据えパロディ・パッチワークのごとくどこか不思議な登場人物たちが活躍します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-16 00:19:45
388317文字
会話率:34%