神崎愛里紗(かんざきありさ)は学校一の美少女だった。学年主席で面倒見がよく、何でも要領よくこなすクラスの人気者。そんな愛里紗とは対照的に、物静かで影の薄い城戸光(きどひかる)はクラスメイトたちとはどこか馴染めなかった。
窓際最後尾の席で
いつも一人読書をしている彼は、人知れず作家を夢見て道に悩んでいた。
一人の世界にこもる光は気づいていない。クラスで唯一光を気に掛ける、優しい愛里紗の、その胸の内に眠る狂おしい感情に。
—
責められつつ、バブみを前面に押し出していくつもりです。タイトルは適当に決めてしまったので後で変更する可能性があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-22 02:06:23
20311文字
会話率:41%
とあるミスがきっかけでSNSで晒されてしまった少年、室井悠馬。ほとぼりが冷めるまで静観しようといつもどおりの生活を送る悠馬だったが、ある日見知らぬお姉さんにリア凸されることになる。
果たして、彼女の目的とは? そして悠馬は無事でいられるのか
?
これは、炎上をきっかけに出会った男女のとある1日の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-15 01:07:58
6659文字
会話率:56%
近頃、注目され始めた28歳のジャズピアニスト・高澤文彦。優しい顔と物憂げな雰囲気の奥には、人に見せることのない複雑な心を抱えていた。
恵まれない環境、厳しい人生を、うっすらと微笑に変えて今夜もピアノの前に座る。
ジャズ仲間の竜野、セイ
とともに、音は駆け抜けていく。それが苦痛だった時も、悦びだった時も、止まることさえ知らずに。
天才、根なし草、色売り、様々な噂と嫉妬の中を、文彦は軽い微笑で通り過ぎていた。
フェスの夜に、新進気鋭のサックス奏者・萩尾淳史と出会うことで運命は回っていく。
端正な顔と冷たい眼をした淳史の、思いがけない魂に触れて、文彦は否応なしに黒い過去を思い出していく。
交わることのないはずだった音楽の扉が、封印された過去の扉をひらく。
見守るように傍らにいる、武藤領一朗。彼が文彦の隣にいる理由とは。
絡まってもつれていく運命。紐解いて、ほどいて、そして必ず出会う。
愛は静謐なようでいて狂おしく、それでもなお、美しい。
大人のセンシティブストーリー。
火・木・土曜に更新します。
中編~長編になります。
自分史上、最も格好良い物語にできればと思います。
エブリスタ、fujossyにも同時掲載させていただいています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-09 21:56:17
271850文字
会話率:39%
合宿の夜、ロビーで一人悩む主人公のミサ
誰もが寝静まったはずの合宿所でロビーに降りてきたのは後輩のアキラだった。
最終更新:2020-01-09 00:32:25
4393文字
会話率:24%
地域の治安を守る北の私設軍・香坂。朝倉は、若くして香坂の特攻部隊に属している。大人びて冷静、無気力でやや厭世的。そんな彼は、最強と謳われる上司と衝突してばかりいた。面倒だけどそれなりに充実。そんな日常は、とある任務をきっかけに少しずつ狂って
いった。どうしても素直になれない朝倉。最強の男が最強たる所以。噛み合うような噛み合わないような複雑な関係。激情に掻き立てられた哀れな人間たちの末路。その何もかもが運命の奔流だったとしたら。
【個人サイト『クマと僕のよりどころ』にて第三章まで掲載中】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-03 15:52:20
8089文字
会話率:31%
聖騎士団御用達の武器製造販売業者、イスタール商会。当主の娘、シュレイア・イスタールは、やわらかな亜麻色の髪と、ミステリアスな灰紫の瞳を持つ19才の美少女だ。
だが、その中身は男勝りを通り越している。親の決めた結婚を厭い、いっそ立派な漢(
オトコ)になりたいと花嫁修行を放り出して武者修行に繰り出した。
そんな彼女に付き従うはユリアス・コルドロフ。眉目秀麗、文武両道、冷静沈着、ローアン大聖堂で癒術を治めた敏腕執事の青年。だが彼にもまた重大な欠点があったのだった……。
毎日21時に予約投稿。全20話完結済み。最終投稿は12/30です。
軽くBL表現ありますが、メインはNLなのでタグ付けてません。
『ゲス勇』と同じ、魔法や魔獣の存在するファンタジックな世界観で、あちらの登場人物もちらっと出ますが全く別物。これだけ読んでも大丈夫。勇者の出番はなし。
シリアスよりコメディ。番外はいちゃいちゃだけ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-30 21:00:00
83061文字
会話率:49%
「僕は絶対に君を諦めないよ。アイシャ」
自身の持つ古代魔術のせいで起きた壮絶な過去から、顔も名も身分も全てを捨てたアイシャは一人静かに暮らしていた。そんなある日、自分を運命の片割れだと言う男が現れた。エルネストと名乗る騎士はひたむきに愛を囁
き続けた。求められることに喜びを感じつつも、受け入れることを拒むアイシャ。最後にはいつも同じ言葉。
「君を絶対に諦めない」
顔も名前も身分も捨てた令嬢は、従順な騎士の愛に絆されていく。
*ふわっふわのファンタジーです!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-30 20:16:59
104272文字
会話率:42%
中学1年の夏、僕はオナニーを覚えた。人生最大の発見だと思っていたが、どうも普通の大人をモチーフにしたら気持ちよくなかった。たまたま通りかかった少女を見た瞬間、僕は全て理解した。自分はロリコンである、と。
少女と強引にセックスした僕は、それ
以来少女奴隷として付き合った。ご褒美は特上のセックスだった。
10年目の夏、僕は一条静香という女性に出会う。想像を絶するほどの美人だった。ご縁なんてあるはずがないと思っていたのだが……。
「お兄様?私のことを捨てるのですか?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-26 20:06:08
2982文字
会話率:44%
予備校に通う兄、静一。陸上を頑張る妹、由依。
二人が始める秘密の練習のお話。
ちょこっと淑女様のABSH企画参加作品です。
最終更新:2019-12-25 23:57:30
5618文字
会話率:39%
生まれた瞬間から、脇役だった私。地味で根暗な私が好きだったあの男は、天使の姉が好きだった。そんな私を口説く変人男が登場。彼の出現から、私の日常は劇的に変化する。姉もあの男も大騒ぎ、静かで平穏な毎日が音を立てて崩れてく…って誰か、この変人をど
うにかしてくれ!と思っていた私だけど……?脇役女が、変人御曹司に捕まった!*不定期更新予定。作品内の人物や名称は架空のものです。職業も作者の少ない知識の範囲です。申し訳ありませんが、ご了承ください。作者ご都合主義の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-24 00:00:00
211281文字
会話率:20%
学者の屋敷に奉公として働きに出た某太。屋敷には一歳年上の阿貴がいて、二人は瞬く間に仲の良い友達になる。
幸福な友情も束の間、阿貴は屋敷に寝泊まりする書生から、悪意のこもった視線を向けられるようになり、某太は書生を憎悪するようになるのだが……
。
穏やかで物静かな受けを間に挟んだ総受け。年下攻め側からの一人称。少し古い時代を舞台に、じっとりとシリアス風味。
性描写を含みます。
再掲作品です。
この話は「爛壊書簡」(http://vilside.web.fc2.com/top.html)に掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-21 00:00:00
16239文字
会話率:15%
修験者であり刀鍛冶の手練を積む僧侶と、彼の師匠の背徳的な日常の話。
閉ざされた工房で繰り広げられる、弟子達とその師匠の、淫靡な関係と、彼らを取り巻く社会に寄り添う生と死を書いた「カルラシリーズ」第9話目。
再掲作品です。
この話は「爛壊書
簡」(http://vilside.web.fc2.com/top.html)に掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-10 14:00:00
3451文字
会話率:29%
戦争の激化する世界で、知り合いのチェリストである高梨が、軍所属の検閲官である僕に最後のパーマをかけたいと言った。
静かに終わる世界のある街で明かされる、高梨の小さな秘密。
再掲作品です。
この話は「爛壊書簡」(http://vilside
.web.fc2.com/top.html)に掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-16 00:00:00
3016文字
会話率:41%
静かな瀬戸内海に浮かぶ孤島、そこにある日ひょっこりとやって来た坂下真琴は人に言えない何かを抱えていた。島民に勧められるまま島へ残り、鮨屋を営んでいた。ある台風の日その島に現れたのは見た目は日本人とは見えない風貌の青年、浄水章良だった。真琴と
違い人懐こい章良はあっという間に島にも溶け込み、人を関わりたく無いと避けていた真琴の心の中まで入って来た。戸惑う真琴だったが、明るい章良にも実は人に言えない闇を抱えている事が解り……ノンケ年下攻めとゲイ年上受け。切なくも絡み合う二人の心がお互い惹かれ合って行く。
最初は性的な描写はありませんが、後にその流れへと入って行きます。
この作品は「pixiv」「Fujossy」にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-18 23:35:10
107249文字
会話率:52%
覚醒…それは15歳から獣人が本物の獣に変わる現象である。
そんな覚醒が20歳にもなって現れない蜥蜴の獣人ユウは、親から半端者と言われ小さな小屋で生活をしていた。
歯を食いしばって耐える発情期を乗り越えたユウはいつも通り優しい店長のいるカフェ
に仕事に向かう。そこで、黒い狼の獣人であるヴァイスと出会う。目を見ただけで身体が震え、周りにフォロモンを撒き散らす。
鎮静剤を飲んでも発情してしまうユウのフォロモンを受けたヴァイスは【運命の番】として、ユウを愛する。
そんな、蜥蜴と狼の物語…
と、言うわけで。見た目は蜥蜴、実は龍[受]と、主人公大好き狼[攻]の出産までの物語で〜す。/貯めてある部分までは毎日更新、それ以降は3日、4日に一度更新します/絶賛誤字脱字パレードなので、皆さんの助けをお借りするかもしれません。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-12 13:00:00
29256文字
会話率:54%
『ネイサン伯爵夫妻は仮面夫婦』の番外編。基本1話完結。色んな人目線で、いちゃいちゃしている伯爵夫妻を書いていきたい。『ネイサン伯爵夫妻は仮面夫婦』を読んでいなくても大丈夫、だと思います。
最終更新:2019-12-06 00:15:06
57122文字
会話率:43%
美紀は想像力旺盛な女子高生。お父さんが会社をクビになっても、弟が難病で大変なときでも、家族4人慎ましやかに生きてきた。そんな家族にさらなる残酷な仕打ちが襲いかかる。悪意は闇を招き、闇は世界を侵食する。現実世界の悪意が、並行世界の暗黒の力と交
差する時、それは静かに、しかし確実に忍び寄ってきていた。美紀の想像が現実になったその時、曇天小僧は現れた!
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全年齢サイト(R15)に掲載されていたものを、移転したものです。
全年齢サイトですでに読んだ方がいれば、全く同じものなので、あらかじめご了承ください。
2017.8.14~2017.8.22 改訂版初出折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-04 23:00:00
36032文字
会話率:32%
目の前が真っ暗になった。夢を見ているのだろうか声が聞こえる。
「あなたは男から女に生まれ変わります、今までのあなたとはお別れです、これからは早乙女 静(さおとめ しずか)という名で生活してもらいます。……それではよき人生を。」
再び
開かれた。ピンク色に染まった部屋が見える、さっきの声が言うには俺は生まれ変わったのだろうか…自分の体を見てみる。すると、ピンク色のtシャツにフリフリの白いスカート、腕や足はやけに短い。
…なんだ!?俺の歳は一体いくつになったんだ??とりあえず鏡だ鏡、まず自分の姿を確認してみようか。……一階に降りて洗面所らしき場所へと来て鏡を見た瞬間俺は絶句した。
髪はポニーテール、顔は二重で優しそうな顔立ちをした美女。胸はあるかないか分からないくらいの膨らみ、身長は130センチくらいと完璧なロリだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-03 16:58:56
3310文字
会話率:41%
主人公ブラッドは迷宮の攻略者であり、最高位冒険者であった。依頼でとある伯爵令嬢の指南役をすることになるのだがその依頼には様々な人物の思惑があるようで屋敷についてそうそう不穏な気配をブラッドは感じ取る。そんな中始まった伯爵令嬢への指南だったが
指導が進むうちにブラッドはその才気に引かれ始め……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-30 04:57:17
106630文字
会話率:61%
吸血鬼を倒すハンターである青年は、美しい吸血鬼に魅せられ囚われる。
若きハンターは、己のルーツを求めて『吸血鬼の純血種』を探していた。たどり着いた古城で、美しい黒髪の青年と出会う。彼は自らを純血の吸血鬼王だと名乗るが……。
対峙するは
ずの吸血鬼に魅せられたハンターは、吸血鬼王に血と愛を捧げた。
ハンター×吸血鬼、R-18表現あり、BL、残酷描写・流血描写・吸血表現あり
※印は性的表現あり
【重複投稿】エブリスタ、アルファポリス、小説家になろう
全89話+外伝3話、2019/11/29完折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-29 17:00:00
96097文字
会話率:40%
SNSで毒舌女にボコボコに叩かれた男の静かなる逆襲。
短めのSF掌編です(書き出しはかなり煽るので毒舌キャラ注意)
最終更新:2019-11-29 03:40:50
6851文字
会話率:30%
嵐の中を迷ったメイベルは、森の奥の屋敷に辿り着く。そこには初老の美しい紳士が一人で暮らしており、嵐が静まるまで過ごすことになった。しかし夜にうめき声が聞こえ心配して見に行ったメイベルが目にしたのは、鋭い牙を持った吸血鬼だった。血を吸われる恐
怖に怯えるが、感じたのは予想外のもので……。 ※おじいさんですので苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-25 18:00:00
6978文字
会話率:34%
Sっ気クール✕平凡(天然?)ノンケ。どうにか付き合い始めた二人だけど、やっぱりこの恋はなにかと前途多難で…?(そう言うシーンではわりと強引と言うか一方的な感じも多いです。ご注意下さい)
※以前投稿していたものを一から改稿(えろ増量など
)したお話になります。
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ファミレス『アリア』で働く暮科と河原は、暮科→河原の片思いから紆余曲折――告白より先に手を出してしまったり、誤解やすれ違いを重ねながらも――を経て付き合うことになった。
しかし、河原は元々ストレートで、その上天然な部分があるためか、なかなか一筋縄ではいかなくて――。
クールなヘビースモーカー、何でもそつなくこなすくせに恋愛下手な暮科静(くれしなせい)【店員】
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平凡+ほんわか天然?ストレート、極度の上がり症の河原英理(かわはらえいり)【店員】
◆from Ariaシリーズより【クール×天然】のBL小説です。
◇『言えない言葉』本編は、タイトル『君にだけは言えない言葉』(PN:雪ひろと)として【白泉社e-net!】様より配信されています。機会がありましたらよろしくお願いします。
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※他サイトにも掲載している場合があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-29 08:00:00
36096文字
会話率:30%