何も無い田舎町で育った。恋愛対象が男で隠して生きてきた。高校生になって、好きな男とセックスできる関係になってすごく幸せだった。
でもそれは自分の願望が見せたひと時の夢だったのかもしれない。
◆レイプ、暴力描写があります。苦手な方はそっと
閉じ推奨。
◆短期連載。3話くらいで終わる予定です。
◆不定期連載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-17 20:28:36
12249文字
会話率:38%
「おにいちゃん、どうしたの?だいじょうぶ?」
──ああ、天使がむかえにきた。おれ死んじゃうのか…
死んだ。と思ったがそんなことは無く、天使だと思ったその子は伯爵家の御坊ちゃまで、お屋敷の門の前で行き倒れていた俺を拾って助けてくれた。
8年前のあの日、命を助けられてから俺はこの子に全てを捧げようと決めた。
17になった俺は今では立派にクリス様に仕えることができていると思う。クリス様は現在12歳。次男である彼はこの家を継ぐことなく、成人後は政略相手に婿入りすることだろう。
その時俺がついて行けるのかどうかは分からない。だから、その時まで精一杯お仕えするつもりだ。
「ルーク!ルーク!どうしよう!?僕、死んじゃうかもしれないっ!!」
それまでは普通の主従だったが、クリス様のこの一言で大きく関係が変わっていく。
◆なんちゃって中世。ふわっと設定です。見逃して下さい。ショタ攻めが書きたかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-22 15:12:38
5673文字
会話率:50%
10年付き合った恋人にふられ、ヤケ酒を飲んでいると知らない青年に声をかけられた。
そんな俺の話。
※内容は特にない。エロのみ。
※即オチ2コマではないかもしれない。
※♡多用。
最終更新:2020-02-14 00:37:01
3197文字
会話率:57%
欧州某国で高級娼婦として生きるミナの日常を綴ります。いろんなシチュエーションのエロを書きたいです。この先事件が起こるかもしれないし、何も起こらずにただヤってるだけかもしれません。
不定期更新です。キーワードをご確認ください。
最終更新:2020-07-17 04:52:30
5811文字
会話率:46%
異世界を舞台にショタとヒロインがエッチするオムニバス形式の短編集。
異世界ものですので、当然に書いてある内容と現実の表現が一致するとは限りません(主に年齢とか年齢とか年齢とか)。
理解した上でお楽しみ下さい。
今後使う表現かもし
れないので、残酷、転生、転移の項目をチェックしておきました。
完結した時に使われなければ外します。
個人的に気に入ったキャラは再登場する予定てはありますが、再登場してほしいキャラがいたり、その後の話が読みたい場合は感想頂ければよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-16 06:55:44
8621文字
会話率:40%
前作からの方、お久しぶりです。誰も待ってないかもしれないけどお・ま・た・せ(笑)
(CREEPY NUTS/助演男優賞)&なぜか迷いこんでしまった方、初めまして。
そしてリアルタイムでご覧いただいている方、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくしていだけたらありがたいです。
さて。
ひたすら浮かぶままに愛のままにワガママに書いております“リュウ&和弥シリーズ”というのんびりした作品の6作目、そして後半戦スタートです。
よろしければどうぞご覧ください。
楽しんでいただけたら、なによりも幸せです。
今回の【】は“今日は何の日?週?イベント?”です。
本当は平々凡々、穏やかに過ごしたい2人なのに、実際の日々はなにかと慌ただしく騒がしい。
そんな特別な日すら振り返れば愛しい和やかな日々であるように、そんな思いでタイトルをつけました。
今回もまたサブタイトルはストーリーにあう、または閃いた、さらには思い付いた大好きな曲よりお借りしています。
執筆中に聞いた曲とか、そこから色々繋がって思い出した曲とかが多めです。
あとがきで勝手に語ってますので、よろしければ。
この曲いいよね♪みたいな気持ちになっていただければこれまた幸い。
今回から誤字報告受け付けの設定をしております。
勿論注意はしていきますが、なにぶん勢いで書くヒトなので、見落としが多分にあると思います。(過去作読み直してびっくりさ(笑)今まですみませんm(_ _)m
過去作もこれからボチボチ直していきます。)
せっかく読んでくださっているみなさまに、スムーズに読んでいただけるよう助けていただけたらありがたいです。よろしくお願いいたします。
【2020/1/2 追記】毎週水曜日と土曜日の22;00更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-15 22:00:00
141798文字
会話率:36%
舞台は名門貴族の子女が集うとある大学。
弱肉強食がモットーの冷徹男子佐々和虎(色魔)が、不思議な魅力を漂わせる香上真識や個性的な同期生たちとの出会いをきっかけに守るべきものを見つけていくお話。
神様や審神者など、人ならざるものが出てくるので
苦手な方はご注意ください。あと子どもがいっぱい出てきます。
今のところ性描写のあるお話はありませんが、今後書くかもしれないのでムーンライトノベルズ様のほうに投稿させていただきます。
用語や人種についても追々お話の中で触れていく予定です(色魔とか)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-15 19:00:00
104839文字
会話率:30%
~それでも種族固有特殊スキルを使って逞しく生きて行きます~
ギュッガァーゥオンギュッゴグォッギャーーーッ!!!
無理矢理言葉にするとこんな感じであったかもしれないが、突然、大気を揺るがし、全身を凍り付かせるような爆音が響き渡った。
巨大な雷が鳴り響いたような。いや。それよりも恐怖を感じさせる響きだった。
途端にビリビリビリッと体が痺れ、動く事も出来ず、声を発する事も出来なかった。
魂は感じた。本能が告げた。
死ぬのはこちらだ。と。
そして、辺りは光りに包まれ、何かが爆発しながら近付いて来るのが分かった。
覚えていたのはそこまでだった。
※かなり残酷で残忍でグロい展開もあります。苦手な方はスルーして下さい。ネタバレになるので一々忠告はしません。
そして、あくまでもファンタジーです。場所も登場人物も架空です。願望とかでもないですから。そこん所もご注意下さい?
※アルファポリス様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-13 00:00:00
477696文字
会話率:14%
異世界転生のカテゴリーにしたけど、これは普通の異世界転生ものとはちょっと違うかもしれない。
これは、『前世で異世界の姫だった女の子が、現代に転生して、夢の中で異世界に帰る』という話。
舞台は西洋風の異世界。一人の少女がとある国に迷い込んで
早々、犯されそうになる。処女だとバレ、追われ、そこでその国での処女の"価値"について知る。必死で逃げる中、美しい女性に腕を引かれ、屋内に連れ込まれ……、水色の艶やかなドレスに着替えさせられて、連れていかれたのは街一番の美女コンテスト!?
王族専用の娼婦館にドナドナされた主人公が辿る数奇な運命とは……。
※実際に作者が園児か小学生くらいの頃から高校卒業くらいまで見続けた"淫らな夢"。それをモチーフに書いています。辻褄が合わなかったり、時間軸にずれがあったりします。それでも大丈夫な方だけご拝読お願いします。
好きな名前が入力できる夢小説機能がほしい……!主人公の名前どうしよう……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-12 09:24:24
313文字
会話率:9%
【いつの間にやら200万PV突破!皆さん、読んでくれてありがとう。感謝します】
日本人男性だった人生から、剣と魔法のファンタジー世界へ、なんと自分がプレイしていたゲームの女性キャラの姿になって転移した主人公。
いつでも好きなように自分の容
姿を変えられる。その能力を使って、色んな男をハントしてエッチしちゃおうと考えた。だって『女の身体は男よりも〇倍感じる説』を、自分の身体で感じてみたい。
そうして、様々なシチュエーションで様々な男性とのエッチを繰り返しつつ、異世界での自分の居場所を見つけていく、そんな物語。
主人公は無双しません。俺TUEEEEしません。できるのにね。
自分なりに、がんばって生きていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-12 00:00:00
239316文字
会話率:26%
葉山陸斗。
国有数の葉山財閥家の長男に生まれ、6歳にして神童と呼ばれ、可愛い幼馴染みがいて、そして転生者でもある。
何をしてもそつ無くこなし、学業での成績は他の者より頭1つ抜けたものを持つ。何もかも順風満帆な転生ライフ、のはずがーー
おや、幼馴染みの様子が?
陸斗の順風満帆な転生ライフの影に幼馴染みである桜木雛は嫉妬する。何をするにも勝る物がなく、いつも周りからは陸斗と比べられる。
「なにか、陸斗さんに勝てるものは・・・」
とある日。
雛のフラストレーション溜まる日々に、陸斗と雛の間に1冊の書物(エロ本)により全てが一変する。不覚にも初な反応をしてしまった陸斗に目の色変えた雛が襲いかかった!
そして、その日以降雛とはキャッキャウフフ(センシティブ)な性活が始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-11 20:53:23
148763文字
会話率:31%
本作品は『TS少女の引きこもりライフ』の性的表現が濃いめのVerです。
度が過ぎてたり何か違うと感じたら、批判的な意見でもいいのでください。少し迷走しているかもしれないので・・・。
最終更新:2018-05-06 23:01:08
14720文字
会話率:40%
元カレ(年下)と宅飲みしちゃってやっちゃった脇の甘いおねえさんが「もう二度とセックスなんかするな!!」と叱るまでと、元カレが逃げ出すまでの7時間。
※ 主人公が若干下品です。
※ 長くならずに終わる予定(今回はエロにも挑戦中…)。
※
こちらは、短編「年下の元カレは逃げたわけだが。はたして逃げられたのか、それとも逃がしてあげたのか……」https://novel18.syosetu.com/n3375gi/ に至っちゃうまでのあれやこれです。至るまでのお話なので、短編をお読みにならなくても全く問題ありませんが、読んでいただいたほうがつながりがわかって面白いかもしれないです。
短編、たくさんの方に読んでいただいたことに気づいた時には腰を抜かすかと思いました。
本当にありがとうございます!!
評価までくださって、どうしたらいいかわからなかったので、ぼんやり考えていた前振りエピソードを慌てて形にしました。
少しでも皆様に楽しんでいただけたら幸いです!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-10 21:00:00
5269文字
会話率:24%
篠村拓海(しのむらたくみ)は、どこにでもいるような普通の高校2年生。幼い頃から霊媒体質に悩まされてはいるけれど、最近は霊との付き合い方も分かってきた…はずだった。ちょっと待ってよ、色情霊ってどういうこと?俺の身体、乗っ取られちゃってるんです
けど!!
色情霊にとり憑かれた霊媒体質の男子高校生が、幼なじみのイケメン除霊師と成り行きえっちからの除霊と称したセクハラなどを受ける話です。当社比でえろ多め。精進します!
※予告なしにR18表現が入ります。
※除霊師攻め×霊媒体質受けの固定カプですが、一部他の人との絡み(のようにも見える)描写がありますので苦手な方はご注意ください。
※短編連載。全6話。後日ラストのその後を書くかもしれないし書かないかもしれない…。
[20.05.29]タイトル変更しました、すみません…!
[20.07.10]おまけのその後追加しました)^o^(折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-10 02:22:51
38530文字
会話率:49%
世の中を騒がすウイルスの影響で外出禁止を余儀なくされた俺たちは、大学のイツメン4人でリモート飲み会をする事にした。楽しい楽しい飲み会の表側と裏側♡ 目に見えるものが全て、じゃないかもしれない。
※今だからこそ書ける題材がないかなーと考えて
書きました。
※別視点の全2話です。ほのぼの日常えろ風味。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-01 00:42:21
5991文字
会話率:44%
ヤンデレ攻めを一度書いてみたくて書いた話です。
割と短い。
歌声を聴くと死んでしまう呪いの声を持ってるかもしれない主人公とその声に魅入られてしまったヤンデレさんの話です。
同じ内容を個人サイトでも公開しております。
最終更新:2020-07-07 20:29:56
14152文字
会話率:15%
「好きなやつがいるんだ」
友だちが、突然言った。
雨の七夕の短い話。おそらくすれ違い系コメディ。
※突発なので短いです。十八禁でもないです、すみません
最終更新:2020-07-07 20:00:00
1710文字
会話率:40%
停電でエレベーターに閉じ込められた。――いま一番会いたくない同期と、一緒に。
「お前、最近俺を避けてるだろう」
「き、気のせいでは?」
社会人同士、シリアスになりきれないただのどたばた。コメディかもしれない。
例のごとくエロは書けませんで
した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-06 20:00:00
4155文字
会話率:35%
騎士団副隊長のアビークは、敵対する文官のカミールが、SMバーの前で立ちすくんでいるのを発見する。話を聞けば、「上司がもしかしたらこういう嗜好かもしれない」と心配しているらしい。
よーし、夜遊びに慣れていないカミールを、食べちゃうぞー、という
話。
SMバーの中身の描写は若干ありますが、本CP自体には、そこまでSM要素がないです。
趣味嗜好に地雷がない方、細けぇこたぁいいんだよ!の精神で、一緒に楽しんでいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-05 21:24:20
47589文字
会話率:29%
人間と同じ姿を持ちながら、人より高い身体能力と獣に近い精神性、そして不老の見かけと途方もない寿命を持つ生き物がいる。化け物、物の怪、鬼、吸血鬼などと呼ばれる、フィクションの中にしかいないと信じられている存在。
彼らは自身の事を「血族」と言
った。
血族である四人の少女とその周囲に現れる血族が紡ぐ、恋、愛、家族の絆のお話。
――雪解けの日差しに揺れる蕾。春。ユメの物語。
天井を向いてじっとし、静かに目を閉じて体調の回復に努める。ユメは自身の家族について思いを巡らせていた。彼女の不調を知れば、優しいムツは心配するだろうし、アヤメは何か対処方法を教えてくれるはずだ。マキは笑って元気づけてくれると思う。最近家族に加わったムツの番、クリヤは何も言わない気がする。ムツが彼に何か頼めば、もしかしたら血族のための特別な事をしてくれるのかもしれないけれど。
(「01:体調不良」から引用)
――素直になれない陽炎のため息。夏。アヤメの物語。
何事かを言いかけた男を遮って、アヤメは素早く駆け出した。人間として怪しまれないギリギリの速さで、一刻も早くあの男から離れるために。背後で気配が動いた気がしたが、追ってはこないようだった。男にぶつかる前よりももっと強く、アヤメは家にたどり着くことを思った。
早く早く。家に。
睦に、夢に、真貴に――家族に会いたいと、願った。
(「01:気配」から引用)
――雨上がりの夕暮れに灯る想い。秋。ユメの物語。
それぞれがプレゼントに喜び、感想を述べ盛り上がったところで、ムツはニコニコと全身から喜びをにじませるユメの側にそっと座った。
「……ユメちゃん、楽しそうだね」
「はい! みんなでケーキ食べて、みんなでプレゼント交換して、みんな笑顔になって、みんなで楽しめる、クリスマスは大好きなんです!」
彼女の周りだけまるで花畑になったようなその想いに、ムツは滲むように目を細めた。思わずユメの頭をよしよしと撫でてしまう。ユメは素直に身を任せて、照れたように頬を赤らめる。
(「01:クリスマスデート」から引用)
※作中に百合表現が出て来ますが、あくまでNLです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-04 18:59:30
93736文字
会話率:51%
私にあなたはもったい。
あなたは私にとってキレイすぎるから…
私はどこか感情が欠落しているのかもしれない。
人間は好きだけど恋愛として人を好きになる感覚がわからない。
身体だけの関係のお友達は何人かいる。
私はそれで十分に満足していた
のに…
恋を知らないアラサーが初めて恋を知った時・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-04 13:00:00
85063文字
会話率:36%
タイトル通り。
最強のタチと最強のネコが一晩いちゃこらしてラブラブになるかもしれない話。
セッしかしてません。
お目汚しになるかもしれませんが、どうぞ。
最終更新:2020-07-04 00:00:00
6463文字
会話率:41%
気が付いた頃から家に閉じ込められ、家庭内暴力を受けていた主人公
学校にも行けず、名前さえも無い。暴力を振るわれ意識を失うと・・・・
会話基本の小説です、下手な小説ですが生暖かい目でみて下さい。
気まぐれ更新です、書く時は書きます 書け
ない時はめちゃ書けません
メールなどは返信出来たらします。希望があればメール下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-02 15:45:59
44754文字
会話率:40%
社会人5年目の俺は彼女も作らず(作れず?)休みはゲーム三昧の日々を送っていた。それは自由度の高いVRMMORPGである英雄伝説オンラインだ。村人Aから始めて農業の英雄を目指しても良いし、商人Aから始めて大富豪を目指しても良い。冒険者でSラン
カーになり魔王を倒す旅でも良い。貴族や王族から始めて他国と戦争し領地の争奪戦やガッツリ内政に携わっても良い。ただ、所属していた国が亡ぶと農民も商人も冒険者も王侯貴族も大変な事になる。そのあたりは現実世界と似てるかもしれない。そんなある日、俺は寝落ちして気が付くとゲームと同じ世界にいた。(ネトゲの廃人)と会社で笑われていた俺が転生した場所はゲーム序盤で滅亡した国だった。しかもその国の王子?人生詰んだ・・
序盤はエロ少ないのですみません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-02 12:03:57
334818文字
会話率:57%
生まれながらのエリートである異能者と、その他の無能力者が存在する世界。
異能力者の多く通う名門、メグメル学園の女生徒リアノンは、慣れた寮暮らしに微かな違和感を覚えはじめていた。
部屋を出たときと、微妙に物の配置が違っている気がする。
確か
にしまっておいたはずの小物類が、よく消える。
使ったおぼえのない食器が、時折濡れている。
なにより──ねっとりとした視線を感じる。
不気味さに耐えきれなくなったリアノンは、信頼する幼なじみにこれを相談した。
それが、すべての均衡を崩す引き金となった。
過剰な保護欲から監禁に走ろうする年上の幼なじみ、
内気さ(?)故に異能を使ってしばしば私室に侵入していた天才ストーカー、
執拗に絡んでくる、才能と家名ですべてを許されてきた学年の暴君。
ヤンデレ共に追い詰められた主人公は自ら封印していた異能を解き放つ。
祖母から受け継いだ力、その名は【妖精女王】。
大層な名前だが、血の薄れた今となっては妖精たちを従えるどころか姿を捉えることすらできはしない。
辛うじて可能なのは、引き寄せられた妖精たちの鱗粉から魔力の雫を回収すること、それから、集めた魔力を支払って妖精の力を借りうけること。
妖精の気まぐれ次第ではもしかしたら声くらいは聞けるかもしれないが、悪戯好きの彼らのこと、素直に力を貸してくれるとは限らない。
あまりにも不安定な、博打の如き切り札。
それでももう、逃げ切るにはこれしかない。
読者参加型小説です。
エンディング到達のため、一旦完結とします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-01 20:03:22
30167文字
会話率:17%