あの方の心が閉ざした瞬間を覚えている。
敬愛と恋情との区別も曖昧な時分のことだ。
「結婚しようとも貴方ほど愛せる人はいまいよ」
冗談めいていながらもまごうかたなき本心だった。それを、あの方の想い人は笑い飛ばしたのだ。
「そういうことは好い
た女に言うのだな。男同士で寒気がするわ」
その言葉は、彼の人なりの冗談であったのだろう。表情は柔らかく、しかしどこか呆れたような色を滲ませていた。
気にすることなどない一幕のはずであった。ただの言葉遊びに過ぎぬ、他愛のない遣り取りのはずであ
った。
しかしながらその頃すでに己の性癖――同じ男に性の欲求を抱くということを感じ始めていたあの方にとって、彼の人の言葉は強い拒絶となり、あの方を酷く萎縮させた。あるいは、彼の人は彼の人の想いを感じ取られていあのかもしれない。今となってはもう、確かめようのない話ではあるが。
そのようにして、あの方はそっと心を閉ざされた。誰にも気づかれぬように、美しく気高いヴェールで幾重にも覆い隠してしまわれた。
表面上は何も変わらないまま、誰にも見せぬ心があることさえも気づかれることの無いよう、厳重に、そして自然に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-04 02:26:28
126201文字
会話率:55%
ぷるぷるで柔らかいスライム状の体を持つ生命体、通称『淫魔』に転生した男。
生まれたばかりで猫にすらイジメられる彼だったが、そんなところに欲求不満な女子高生の橋本琴乃が現れ、家へとお持ち帰りされることになった。
淫魔は女の子の体液を摂取
したり、性欲を満たす事で成長する特性を持つため、性欲お化けな彼女とイチャイチャしている間にドンドン強く、そして女の子を楽しませるための進化を遂げていく――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 00:04:01
47563文字
会話率:38%
「なぁ、お前ここ最近なんか変じゃね?」
「えっ! ど、どこが?」
「なんつーか、背が縮んだってーか、痩せたような気がするんだけど、普通痩せるとガリガリになるだろ?
その割には普通にふっくらしてるし、むしろ柔らかそうってーか。
上手く説明でき
ねーんだけど、もしかして……」
昌利が切り出そうとする次の言葉に耐えきれず、ボクは首をすくめた。
「……もしかして、変なもん拾って食った?」
予想もしてなかったあまりの莫迦過ぎる質問に、ボクの声はひっくり返る。
「そ、そんなことないって! 何も変わらないよ! 拾い食いなんかしてないからねっ!」
「ならいいけど。ほんとに拾い食いしてない?」
「するわけないだろ!!」
するわけなんかないじゃないか!
むしろそんなことが原因の体調不良ならどれほどましか。
だって、だってさ……
(ばれてない……ばれてないよね?
こないだ朝起きたら、まさか女の子になってたなんて、死んでも言えないよぉ……)
※この作品は「pixiv」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 00:11:14
11198文字
会話率:19%
大学生の昴は、年上の従兄弟でイラストレーターの千紘と付き合っている。
男でも女でもなく千紘が大好きな昴は、千紘に勘違いさせたくないし、迷惑かけたくないし、できる限りずっといたいと思っている。
一方の千紘も、ずっと自分の理解者で、全身で大好き
だと伝えてくる7歳下の昴を愛おしく感じていて……
千紘(27)イラストレーター×昴(20)大学生
いとこ同士、両思い、甘々、いちゃいちゃのほのぼのな話です。
前半は受け視点、後半は攻め視点。性描写あり。
甘くて柔らかい印象の攻めと、攻め以外には冷淡なイケメン受けです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 18:18:21
7041文字
会話率:41%
「ほんと、可愛いな……」「どっちのお嫁さんになりますか?」
――どっちのお嫁さんも、普通に嫌なんだけれど!?
多少なりとも顔が良いこと以外は普通の俺、フリントの仕事は冒険者ギルドの受付。
そして、この冒険者ギルドには老若男女問わず人気の高
い二人組がいる。
無愛想剣士ジェムと天然剣士クォーツだ。
二人は女性に言い寄られ、男性に尊敬され、子供たちからは憧れられる始末。
けど、そんな二人には……とある秘密があった。
それこそ俺、フリントにめちゃくちゃ執着しているということで……。
だけど、俺からすれば迷惑でしかない。そう思って日々二人の猛アピールを躱していた。しかし、ひょんなことから二人との距離が急接近!?
いや、普通に勘弁してください!
◇日刊ランキング 10位ありがとうございます♡
※作者はBL初心者ですので、お手柔らかにお願いいたします……。
――
▼掲載先→アルファポリス、エブリスタ、ムーンライトノベルズ、BLove
▼エロはファンタジー!を合言葉に執筆している作品です。複数プレイあり。
▼アルファポリスさまにてBL小説大賞に応募中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 12:00:00
64070文字
会話率:42%
天涯孤独のマティアスは王立第五騎士団の騎士だ。
隣国から招聘する占星術師を迎えに行く任務を受けたマティアスは、相棒とともに関所へ向かった。しかし様々な不運が重なり、単独行動中に吹雪に見舞われてしまう。
山小屋へ避難するマティアス。すると偶然
にも、件の占星術師・アルテュールも吹雪から避難するため小屋へとやって来たのだ。
硝子窓の外は猛吹雪。天候の回復を待ちつつ、酒を片手に寒い夜を過ごすうちに、人肌恋しさからか二人は温もりを分け合うこととなり——。
◇◇◇
物腰柔らかな占星術師(24)×真面目で純真な騎士(19)
【注意/その他】
・サブタイトルに * → R18シーンあり。
・残酷な描写ありにしていますが、剣の稽古をしているシーンがあるため念のための保険です。暴力的・血みどろ系の表現は特にありません。
・全28話。5.5万字くらい。完結済み。
・アルファポリスさんにも投稿してます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 21:00:00
52107文字
会話率:38%
宵闇のなか
男の孤独に、巫女の「まじない」がかけられる――
時代小説としては柔らかめ、おとなのためのおとぎ話のようなものです。
春の夜の無聊にいかがでしょう。残虐描写なし・冒頭、時代小説なりの官能描写あり・和風/中世日本風ファンタジーです。
ちょっと色っぽい夜伽話
それほど長いお話ではありません
それほどえぐみは無いです
どうぞ寄っていらして下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 23:55:15
6287文字
会話率:13%
※各話タイトルの「◎」は主にエロシーン、「☆」は主に戦闘シーンの回です。
「着翔(ちゃくしょう)!」
少女の叫びと駆動する腰のバックル、柔らかな肉体がまばたきする間に甲虫の姿に変わる。
――ちょっとだけ先の未来。虫の姿に変異する奇妙な遺伝子
異常が人々の間に広まっていた。
因子を持った人間を隔離した特別保護区のひとつ、水果市。変異してしまった者から罪なき人々を守るため、9歳の女の子が街を駆ける。
この物語は、そこで起きた闘争と性と愛の記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 20:00:00
175708文字
会話率:42%
憧れていた本庄先輩に迫られ、怖くなって拒んだ私。
でも、その夜、ベッドで先輩のことを想いながら自分のあそこをクチュクチュ触っちゃいました。
敷いたバスタオルがびっしょりになるまで。
翌日、公園で先輩に会い、先輩のマンションを再び訪れます。
あくまで青色申告について教えてもらうために。
青色申告申請書を書き終えた私は、先輩にマッサージをおねだりします。
書類書きは慣れてなくて肩こったんです。
先輩の指は肩や腰へ。
気持いいんだけど、そうじゃなくて。
思い切って私から求めてしまいました。
「昨日みたいに逃げないから・・・ だから先輩が触りたいところ・・・」
「いいの? 叶音さん」
「はい・・・」
うなじに柔らかくて温かい感触が
ちゅぅ
「んんっ」
ほっぺにも、
ちゅっ
振り向こうとすると唇にも
ちゅぅぅ・・・
あぁ、先輩とのキス!
ドキドキして、まだちょっと抵抗あるけど、先輩は2度目の
ちゅぅぅぅ
「叶音さん、もう止まらないわ」
「んっ 先輩・・・」
本作品はアルファポリスで公開中「先輩!青色申告とか教えてください 女子大生ウーバー配達員確定申告奮闘記 所得税編」の派生作品です。
本編URL
https://www.alphapolis.co.jp/novel/546255573/406830058
広告の下にリンクがあります。
本編13話「求めちゃうのはマッサージだけでなく」の官能シーンはアルファポリスの規約に抵触するためノクターンノベルズで公開します。
なお、先輩を拒んだ後、ベッドで先輩を想いながら一人であそこを触った時のお話はノクターンノベルズ「先輩の指は今頃きっと・・・ 迫って来た先輩を拒んだことを後悔しながらオナニー【先輩!シリーズ派生作品】」にございます。
【登場人物】
中村 叶音 (なかむら かのん)
大学1年生。本庄先輩に憧れウーバーの配達を始めました。
青色申告について本庄先輩に教えてもらっています。
本庄 茜 (ほんじょう あかね)
叶音と同じ大学の3年生。税法ゼミ所属。
凛々しくて、ちょっとボーイッシュな雰囲気。
赤いスクーターに乗ってウーバーの配達の仕事をしています。
実は叶音を狙っていて。
【キーワード】
官能小説 エロ小説 レズビアン GL ガールズラブ 百合 セックス 性行為 イチャラブ 女子大生 大学生折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 17:39:52
5527文字
会話率:34%
ヤンデレの弟に「大きくなったら結婚してくれる?」と言われ、冗談だと思ってたら本当に結婚させられて困ってる貴族令嬢ちゃんのお話です。優しく丁寧に甲斐甲斐しくレ…イプしてるのでご注意を。
※一度非公開にして修正・編集作業をしようとしたら、間違
えて消してしまいまして……再投稿しています。感想等くださった方、申し訳ありません。ご指摘いただいた箇所を修正いたしました。また、行為シーンのみ柔らかめに書き直しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-18 14:50:25
19182文字
会話率:49%
ゾンビが大量発生した世界で、コンビニに立てこもることになっちゃったヒロインちゃん!特殊部隊の人が助けに来てくれたぞ、頼もしい!と思ったら、昔ヒロインちゃんを犯した実の兄貴だった。
というお話です!
R18シーンのみ柔らかめに書き直しました。
※全編快楽漬けですが、兄が妹に対してグルーミングをして性行為に及ぶシーンがあります。フラッシュバックのおそれのある方や苦手な方は閲覧をご遠慮ください。
※描写は軽めですがゾンビが出てきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-13 18:43:01
12377文字
会話率:40%
神社の境内で美人妻に魅力的な裸身を見せつけられて、私の欲望は急上昇!
彼女を森へ連れ込み、内ももの柔らかい肌や陰部の粘膜をベロベロ舐めてやると、
「あああぅ・・・」
彼女は甘ったるい呻き声をあげ、よがり泣きはじめた。
最終更新:2024-02-13 10:00:00
3306文字
会話率:23%
☆登場人物
・ヒロイン
嬢花 = じょうか
・嬢花さんの使い淫魔のマスコット
アダちゃん・性別は特になし・
モチーフはラブグッズのオリカクリス・
ラブグッズに同化できるスライム触手が正体である。
・ウィークセブン・ラバーズ
全員男
性キャラ
さん呼びか君呼びが多い。
不思議な能力持ちの人間で
嬢花のことを好きになり
一妻七夫の恋人関係を志願し懇願し
お試し付き合いをするようになった。
月 = つき ・ 光・影・僕。
火 = ひぃ ・ 炎・熱・俺。
水 = すい ・ 雫・遊・私。
木 = もく ・ 植・調・僕。
金 = こん ・ 貴・械・私。
土 = どお ・ 地・鍛・俺。
日 = にち ・ 陽・明・俺
・嬢花さんは一人暮らし
・七曜日たちのお仕事用の集合施設がある。
・茶菓癒(さかいや)食堂とつながりがあり
いつでも食事にありつけられる。
個別もあれば宴会交流席もある。
・嬢花さんの自宅の自室の壁と
七曜日たちの住まいであり館である宿泊先が
不思議なゲートでつながっており行き来できます。
結構、リゾート風のホテルっぽかったりする。
【いばらみち末期生たち】
今はなき、いばらみち小中学校の最後の生徒たちのこと
とっても仲が良く、アクティブさもある。今は大人しく
大人の生活を送っている。
メインヒロイン
そよぎ なな (戦木 無成)
恋人
終業院 濁斗 (しゅうごういん だくと)
メインヒロイン
・朝焼掛 幸望(あさやけ ゆきみ)
恋人
・おにどら すこや
鬼児寅 健也
・争滅 (あらそめ)
ゆきみの幼なじみで、よく付き合ってるの?と聞かれたり
ななちゃんのことが好きなのではないかと噂が立つも
どちらも素直に否定している。
・司富 (つかさと)
いばらみち末期生の代の最後の元生徒会長。
みんなのためにできる小さなことを積み重ねて
人望と実績と看板と名声を良好に築き上げている。
いつも柔らかな笑顔でみんなの窓口となっている。
お話のネタ帳にしていきたい。
他にも色んなキャラ達をまぜて
寸劇的なお話づくりを
練習しながら執筆してみたいと
思っております。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 10:32:15
35720文字
会話率:14%
虐魔帝国に敗北し、捕らえられた装聖天使セラフィルリリー。
力を奪われた彼女が、全裸四つん這いで"待て"をさせられている前で、怪人アネモネギャックが、天使の聖なるコスチュームを弄ぶ……。
匂いを嗅ぎ、表面を舐め、質感
を確かめながら品評し……。さらには、リリーの目の前で聖なるコスチュームを身に纏ってゆく……。
しっとり柔らかな極上の肌触りにアネモネは昂奮し、コスチュームに乳首を擦りつけ、スカートの上から性器を弄くって自慰にふける。リリーをやさしく守ってくれていたワンピースドレスには憎むべき怪人の乳首が浮き上がり、汗が染みこむ。激しく溢れだした愛液がスカートを汚して、ポタポタと滴ってゆく……。
そして、気がついたとき、リリー自身もまた、股間を疼かせ、淫らな汁を垂れ流して――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 00:00:00
21542文字
会話率:100%
夜。僕はベッドに横になって微睡んでいた。現実と夢の曖昧な境目をうとうとと漂ってきた時、不意に僕は体の上に奇妙な重みを感じた。僕の体の上に"何か"が居る。突如現れた得体の知れない存在に心臓の鼓動が早まる。ゆっくりと両手を握
りしめてから意を決して暗闇の中に手を伸ばしてみると、僕の手は何か大きな柔らかいものに触れた。それは温かく全てを優しく包み込んでしまいそうな柔らかさだった。気がつくと僕は恐怖をすっかり忘れて、それを夢中で触っていた。すると僕の体に乗っている"何か"が親密な声で僕に話しかけてきた。「キミが触ってるの‥ボクのおっぱいだよっ♡」闇の中から愉しげな笑い声が聞こえている。自分が触っているものの正体を理解し、僕の体は熱くなった。暗闇の中で小さく縮こまっていた僕の欲棒がむくむくと頭をもたげる。「おっ、反応いいねぇ♡もしかしておっぱい触るの初めて?」声の主は嬉しそうに言うと、より大胆に僕におっぱいを触らせてきた。「ほぉら♡おちんちん元気になぁれ♡元気になぁれ♡」そのかけ声に呼応するように僕のペニスはあっという間に天を向いて雄々しく勃ち上がった。「はい♡元気な勃起おちんちんの出来上がりっ♡」暗闇の中の声がくすくすと小さく笑う。あ、あれ‥!?な、なんで‥。僕は確かさっきまでパジャマを着ていて‥。しかしそのことを疑問を思う余地はなかった。「いただきまぁすっ♡」その声とともに僕のペニスは熱く柔らかな感触にずぷずぷと呑まれていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 11:11:41
12979文字
会話率:50%
学業の成績は飛びぬけて優秀。ただし魔法はちょっとイマイチ。面倒見がよくて、人当たりの柔らかい優しい優等生のユハ。強い魔力さえ持っていれば、学年トップクラスの成績で魔法学校を卒業できるのに、ちょっと惜しい。それが周囲からのユハの評価。
で
もそれはユハが作り上げた仮の姿。本当は強力な魔法が使えてずる賢い。
それをひた隠しにして窮屈な学校生活を過ごすのはもちろん、将来自分の好きな事をして生きるため。
真の姿を誰にも気づかれないように、無駄に目立たぬように完璧に化けの皮をかぶっていたつもりだったのに、何故だか学内の人気者クラウスに目をつけられて正体を暴かれ、取引を持ち掛けられた。
果たしてユハの運命は……!?
正真正銘の御曹司X欲に忠実なインポスターの学園ボーイズラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-06 17:00:00
142283文字
会話率:25%
欧州のとある国。世が世なら女王にすらなれるほどの貴族の末裔のお嬢様がいる。
光り輝くブロンドのロングヘアー、手を入れなくてもきりりと少し上目に上がった整った眉毛、猫を思わせる大きな瞳、小さく通った鼻筋、ぷっくりとした柔らかく艶のある唇。ま
さに黄金比。名はサラ・ハルアート。
時代の移り変わりとともに目減りしていったとはいえ恐ろしいほどの莫大な資産を受け継ぎ、容姿端麗、頭脳明晰、運動神経はインターハイ優勝クラス、十代の頃から自分でも企業をし、孫、曾孫の代どころか何世代に渡っても使いきれない程の資産にまで増やしてしまった程の天才、絶人と言っていい姫だった。
彼女は全てもを持ち足るがゆえに何物にもあまりに興味を示さなかったが、そんな彼女が恋をした。いや、愛に全てを捧げたといってもいい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 13:36:51
9082文字
会話率:45%
__運命なんて信じない、信じたくない。
男女とは別の性別、第2性が存在するようになってから、幾分かの時が過ぎた。
もはやオメガは子供を産み育てるだけの役割だとするには前時代的で、全ての性は平等になりつつある。
当たり前のようにアルファ
はオメガを求め、オメガもまたアルファの唯一を願った。それも続きはしない。どれだけ愛し合おうと"運命"には敵わない。
鼻腔をくすぐる柔らかい匂いが、ぼくを邪魔する。もう傷つきたくない、唯一なんていらない。
「ぼくに構わないでくれ、うんざりだ」
アルファに捨てられたオメガ、清水 璃暖(しみず りのん)
「うん、その顔も可愛い」
オメガを甘やかす人たらしアルファ、東雲 暖(しののめ だん)
アルファポリス、pixivでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-29 01:05:14
19244文字
会話率:50%
【24.1.26 e-ノワール様から電子書籍化します!】
国の英雄と誉れ高い騎士リクハルドがぎっくり腰で寝込んでいる。しかしプライドの高い彼は、呪いが原因だと嘘をついていた。瀕死(?)の彼を心配した同僚が治療師の少年を寄越す。その名も「添い
寝屋キキィ」。
治療のためと称して遠慮なくベッドに潜り込むキキィを、リクハルドは警戒する。しかしキキィの添い寝に欲情したリクハルドは、呆気なく射精してしまった。
「男の添い寝に興奮するなんて……」とリクハルドは落ち込むが、どうやらキキィの正体は少年ではないようで――?
「この柔らかいものは……」
「騎士さまのエッチ! 変態!! 何すんの!?」
男装の治療師の女の子にムラムラした挙句、添い寝だけでは済まなくなった腰痛持ちの騎士のお話。
※全14話です。
※R回はタイトルの横に「※」があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-26 20:00:00
51469文字
会話率:33%
巨乳で大人しい、小学5年生の由衣は、実の父親や祖父の変態オナホ人形として近親相姦調教されています、最近では学校を休まされて、朝から庭に白いハイソックスのみの全裸で引きずり出され、みっともないまんぐりがえしポーズで、拘束設置され……。 垣根の
隙間からご近所の人がニヤニヤ覗いて噂する中、公開受精セックスを強要されています……。 マゾだった母親が他の男にかどわかされて家を逃げ出した1年前から、父親と祖父の性欲処理のために慰み者にされてきた由衣、毎日のように、父親と祖父のしつこい調教に晒され、2人やその仲間の精液を飲まされ、まだ小学5年生なのに、色白の小柄な身体は性的に成長してしまって、柔らかい乳房はGカップに、薄ピンクの乳首やクリトリスも、小学生にしては卑猥すぎるほど、大粒に育って、ピン、と勃起するようになってしまっています、。。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 22:19:27
163016文字
会話率:49%
──村一番のエロガキは、魔王討伐の旅へと出立する……。
聖剣に導かれて勇者となったのは、田舎の山村で暮らしていた少年だった。
至って凡庸な少年であり……特筆すべきことは、人一倍性欲とエロへの興味が強い、エロガキであることくらいのものだった
。
勇者となった少年は、旅先で様々な女性と出会い、エロガキ魂を発揮してゆく……。
時に追放や暴行などの憂目に遭いながらも、女体の柔らかさと温かさに癒され、立ち直り……またエロに走る。
──これは、世界を救うエロガキ勇者の物語である。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
エチチ描写のある回はタイトルに『エロガキ』が付きます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 00:00:00
172443文字
会話率:26%