一人の画家が訪れたのは昔の恋人との情事に溺れた街。そこで画家は昔の恋人と再開する。
最終更新:2024-02-04 22:47:55
26475文字
会話率:35%
アルドワンとバルビエ間でロザリーとヴィクトルの政略結婚が決まる。絵姿を渡されてハンサムだけれど傷だらけの姿に怖い印象を持ち、野蛮王の噂におののいてしまう……。けれど結婚式で初めてヴィクトルを目にし、一回りも年の離れた男と愛を築けるのかと懸念
していたことも忘れ、吸い込まれるような瞳に魅入られる。堅物で粗野な感じを受けるが、不器用な優しさは誓いのキスにも現れており、どきどきするようになっていく。そして初夜がくるも、ヴィクトルは意外なことに「王族としての義務を果たすことはいつでもいい」と告げ、ロザリーにまずはこの国と自分に慣れさせてくれようとする(政略結婚であり、本人も国の発展に忙しい身なので、妻のことは二の次にしようと思っていた)。ロザリーは思いやりもあるヴィクトルの態度にさらに胸を打たれ、「義務ではなく夫婦として……」と受け入れる。身も心も溶かされ幸福な政略結婚だと思う。ヴィクトルが遠征や視察に出かけている間、ロザリーはヴィクトル王に恥じない王妃になろうと茶会や孤児院の慰労など積極的に行う(大国からの政略結婚の花嫁に周囲は冷たく、ロザリーはその中で奮闘することになる)。ヴィクトルに会えない日は胸を痛めることも。帰還したヴィクトルは帰ったその足でロザリーを寝室に連れ込み、遠征や視察で汚れた身体を清めるのにかこつけてお風呂場で愛し合うことも。明るい場所で身体中にある傷を見て心を痛めるが、強靱な身体にどきどきさせられ、その身体に貫かれていると思うだけで下腹部が熱くなってしまうようになる。いつも優しいヴィクトルへの好感度も増していく。ヴィクトルもまた留守の間の様子を宰相などに聞き、ロザリーの真面目な人柄に好感を持っていくのだが――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-25 20:00:00
119945文字
会話率:50%
いつも機嫌の悪そうな顔していて周りから硬派と揶揄されている美蘭はある生徒から2年の男子が自分のことが好きだと聞かされる。全11話。
その彼、憲吾に実際に会うと彼は言った。「君の心の中に雨が降ってるんだ」。美蘭には彼のその言葉が強く印象に残っ
た。そして憲吾と付き合い、身体を許し、愛し合ううちに彼女の中に変化が起きはじめた。
思春期の苦しみを描いた青春作。全11話
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-19 05:31:02
13044文字
会話率:49%
レティス=アーヴァインは、幼い頃に母と死に別れ、
無関心な父と新しい家族、それから意地悪な姉と暮らしていた。
ある夜会で姉の振る舞いについに我慢ならず庭園に出たレティスは
とある印象的な男性と出会う。
そしてその後すぐに王宮の離宮に呼ば
れたレティスは
あの夜会で出会った彼――リーンハルトと再会し、婚約する運びになる。
彼は『はずれ王子』と揶揄されるこの国の王子であり
日がな一日庭園でぼんやりとしていると噂だった。
だがレティスの瞳に映るリーンハルトは穏やかな、優しい人で――。
心が近づくにつれ、リーンハルトの秘密を知ることになっていく。
「人と同じようにはできないんだ」
「僕の秘密を知って落胆しなかったのは君が初めてだ」
――ふたりは、ふたりでいることで、完璧になる。
「だったら僕たち、一緒にいなきゃいけないね」
※Rはかなり後半です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-16 08:52:36
120896文字
会話率:45%
※注意: 凌辱/ホモ/寝取られ その他なんでもあり。
遠い未来、人類は万物の霊長の座を降り、突如現れた獣人によって支配されていた。オーク、ミノタウロス、牛頭といったファンタジーなモンスターが突如現れ、ゲームのような無敵さで人類を圧倒した
。
混乱によって人類は1/10ほどまでその数を減らしたが、獣人たちはその見かけの印象とは異なり、圧倒的な知性も兼ね備え、人類を統治し支配した。支配は概ね穏当で、闇雲に人間を食べたり、極端な奴隷的扱いをしたりはせず、人類の活動は定常的に推移した。
獣人は街中で人間を殴ったり犯したりしない。そう、街中では。持続的な支配のために街中では暴れないが、凶暴さ・乱暴さを内にしっかりと潜めている。それを人で解消する施設、それが「獣人牢」である。男女問わずマゾの人間と、欲望溢れる獣人とを結びつける施設で、今や世界中に点々と存在する。
獣人牢では、マゾの人間がサドの獣人を迎えその欲望を満たす。ここだけ見れば単なる巨大な娼館だが、獣人が払う料金はすべて施設管理をしている獣人に支払われ、娼婦にあたる人間には一切払われない。更に通勤はなく、住み込みである。一度人間がどこかの牢屋に収容されれば最後、自分で辞めることはできず、NGプレイの指定すらもできない。マゾ人間達は体力・性欲・嗜好に関係なく、ミノタウロス、オーク、狼男、その他ありとあらゆる獣人が彼・彼女らを訪れたそのタイミングで、獣の欲望通りにひたすら凌辱・暴行・恥辱される。獣人達へは金さえ払えば行為への制限はなくで、人間はただただ彼らのおもちゃでしかない。
こんな残酷で地獄のような獣人牢だが、人間は誘拐されて無理やり連れてこられるわけではなく、生粋のマゾ人間が覚悟の上、同意のもとで収容されていく。
もちろん、獣人の支配が始まった当初は、収容を志願する人間は少なかった。しかし、何世代ものときが経ち、「人間は獣人に支配してもらうもの」という考えがすっかり染み渡った。その結果、性欲溢れるがパートナーのいない20代前後の男女はもちろん、それ前後の年代の男女、更には変態マゾカップルや家族の志願入獄が珍しくない時代になった。この時代では誰しも、同級生の2〜3人くらいは、獣人牢に入獄している。
そんな世界のそんな獣人牢で行われる、男女関係なく人間にとって苦痛、獣人にとって快楽に満ちた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-09 00:48:59
13674文字
会話率:28%
容姿端麗で刑事としても優秀な卯月宗佑は、しかし愛想がとにかく悪く性格も後ろ向き。
同じ警察署の別部署に勤めるこちらも美麗で仕事のできる川上悠李は、宗佑と違い愛想が良く世話好きな性格が人に好かれるモテ男で、宗佑がもっとも苦手なタイプだった
。
とある事件で悠李と仕事をすることになった宗佑は、ジリジリと距離を詰めてくる悠李に嫌悪感をいだくが、とあることがきっかけで悠李に対する印象が翻り――?
「あんたのことが嫌いだ」
「俺はきみのことが好きだよ」
『嫌い』が『好き』に変わった瞬間、二人の恋は加速する。
愛想◎年上攻×超絶無愛想年下受の警察官LOVE。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-06 20:00:00
38739文字
会話率:44%
俺は甘いものが好きだ。
恋人も甘くて優しい人がいい。支店から本店に異動してきたあいつは理想通りの男だった。ところが、会った時の印象とは大違い。日が経つにつれて、塩な態度に変わっていく。楽しみにしていた旅行の日も「仕事が入った」の一言だけ。俺
はその場で別れを告げ、海辺に失恋旅行に出た。
不器用×一途なリーマンたちの恋物語
◇塩彼アンソロジー(2022年8月発行)寄稿作品です。改稿&番外編追加。
◇R18のある回には※マークが副題に入ります。
2023.11.2~4 日間総合(&完結済)1位 ありがとうございました!とても嬉しいです!!
11.6 週間総合2位&完結済1位
誤字報告もありがとうございます。
エブリスタにも投稿しています。(2023.10.14~)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-28 08:25:33
27827文字
会話率:49%
人見知り地味メガネの倉田律。高校2年生のクラス替えで1年生のときから唯一仲が良かった野暮ったい印象の桐谷と同じクラスになり安堵するも、体育の授業中メガネが吹っ飛んで...。青春が動き出す!
最終更新:2023-12-10 17:06:29
16345文字
会話率:37%
訳ありエリート官僚・ゼノン(α)×やらかしてクビになった元宮廷絵師・パヴェル(Ω)
この国では地母神の神託によって、アルファとオメガはパートナーとなる。パヴェルの前に現れた神託の相手は、堅物で高慢なエリート、ゼノンだった。
「貧相な男だな
。本当にオメガか?」
「んだとぉ〜っ!?」
初対面の印象は互いに最っ悪。
「品性下劣なオメガと同じ空気を吸いたくない」
「俺はひとりで生きていく! 神託なんてお呼びじゃねーんだよ!」
しかし神託を無視して別れた直後、パヴェルは大貴族の機嫌を損ねた件で、宮廷絵師の仕事をクビになってしまう。市井で鬱屈した日々を送っていたところ、王宮に召喚され、ゼノンの下で働くようにと国王陛下直々に命じられるのだが……。
面倒臭さを隠しもしない冷淡なゼノンと、慣れない仕事にやる気を失くすパヴェル。はたして二人の心が通じ合う日は来るのか?
それぞれの事情と思惑を抱えた二人が、ぶつかりながら心を通わせてゆく溺愛オメガバースです。
アルファポリス先行で連載中。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/427218153/582818240
【第11回BL小説大賞】にエントリーしてます。気が向きましたら応援よろしくお願いします( ◠‿◠ )折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-02 19:43:17
70864文字
会話率:40%
大家さんの孫(しっかり者の大学生)22歳×失恋で傷心中のアラサーリーマン28歳
雛丘翔太は同僚の黒鳶に6年のあいだ恋していた。が、黒鳶に男の恋人ができたことで失恋。学生下宿だったというレトロ物件に引っ越す。ある日帰宅すると、大家さんの代わ
りに、見知らぬ若者が現れて──?
第一印象、最悪。そこからゆっくりと歩み寄っていく話です。攻めと受けが出会うまで、ちょっと時間がかかります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-24 20:00:00
26603文字
会話率:50%
「あの時のこと……。忘れたことないからっ!」
斎藤大地が大学3年生の秋のこと。
灰色の高校生活を取り戻そうと、大学入学と共にリア充サークルへ入会してみるが、現実は厳しく、可愛い彼女が出来る気配は全くない。
そんなことを、友達と愚痴っている
と、いつの間にか隣にどこか古風なお嬢様、そんな印象を受ける可愛い女の子が座っていた。
中途半端な時期に突然サークルに入ってきた女の子。
女の子は、やけに大地に声をかけ、ボディタッチも多用して……。
飲み会帰りに大地の部屋で一緒に映画を見ることになり、流れで身体を重ね合う――。
しかし、いよいよというときに、首を噛み切られんばかりに齧られ、憎々しい目で自分を睨みつけるゆかりの姿そこにあった。
あの時のこととは?
現代の異類婚姻譚の始まり――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-28 18:00:00
21044文字
会話率:24%
所轄署の一刑事が県警本部長室に呼び出されエラい人たちに囲まれた挙げ句に暴力団への潜入捜査を命じられる。目的は銃や弾薬に『ギルダ』なる麻薬の密輸入阻止。断るに断れない潜入に関して協力者となるのは『ギルダ』発祥の地であるテロ支援国家レトラ連合か
らやってきた、男性ながら美貌のスパイ。初顔合わせでは好印象を抱けなかったが……。
[全42話]
◆触れたら消える幻ならば/触れず見つめていたいほど/手放した俺は後悔した◆
〈アルファポリス・エブリスタ・Nolaノベル・ノベルアップ+・ツギクルに掲載〉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-23 07:44:34
122725文字
会話率:47%
「おいで。君が噂の、期待の新人ちゃんやね」
難関試験を経て憧れの退魔師となった"いろは"は、配属された事務所のとある先輩を見て訝しむ。
「この人は男? それとも女?」中性的な印象をもつ霧山を観察するけれど、いつまで経っ
ても判別できない。
そんな折、霧山と二人きりの任務で一泊することになってしまい――?
*素直な後輩ちゃんが、穏やか(?)お兄さんに捕まってよしよしされる話*
※全7話で完結しました、ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-01 12:00:00
24047文字
会話率:35%
王宮で起こったクーデターの直後。
王女シエラの前に現れたのは、辺境伯の一族であるオルレグという男。初対面では口が悪いものの気安い印象の彼だったのに、数時間後に再会したときはなぜか雰囲気が一変していて、しかもシエラは急な睡魔に襲われてしまう。
クーデターを率いる男と一国の王女の政略婚は、穏やかには進まない……。
★本編+番外編、完結しました。
★R18(エロ)に ※印、強姦/レイプには ※※印をつけます。
★犯罪行為を許容・助長する意図は作者には一切ありません。
☆タイトルは「革命」ですが、話の内容は「クーデター」です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-30 17:00:00
73080文字
会話率:31%
兄のもとへ嫁いできたのは、異国風の黒髪と黒目が印象的な、美しい人だった。12歳も年上の義姉へ、淡い恋心を抱く弟。幸せそうに笑う義姉を、ずっと見つめていたかった。しかし、仲が良かった兄夫婦の結婚生活は、長くは続かない。石女と呼ばれ義姉が流す涙
を見た弟は、兄を裏切る決意を固める。(他サイトさんにも投稿しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-19 06:00:00
35332文字
会話率:31%
大学受験に失敗し、通信教育課程に在籍しながらうだつの上がらない日々を送る今西淳二。数少ない楽しみは近所の喫茶店でバイト店員の原居珠子に会うことと、爆乳グラビアアイドルの月浦藍里が載る雑誌を買うことだった。
ある日、同郷で自分とは住む世界
が違い過ぎると思っていた豊坂奏海と街中でばったり再開。彼女から思いがけず昔の自分の印象が悪くなかったと言うことを聞かされたのを機に、淳二の中で欲望がムクムクと芽生えて来る。
その感情を察知した異世界のスキルデザイナーから召喚され、寝袋を経由して縮小状態で女の子の夢と体の中に入り込むスキルを授けられた淳二の驚きとエロスに満ちた神秘体験が今、開幕する!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-18 03:00:00
248247文字
会話率:39%
担当が短期間で変わるという人気作家、清水学(本名櫻井颯真)の担当になった静香。実際会ってみると聞いていた通りの面倒そうな人で第一印象も最悪に近かった。
が、マイペースで大雑把な性格の静香は相手に振り回されてもへこたれず何だかんだと上手くやっ
ていく。
一方、そんな静香に戸惑いつつも惹かれていく清水。しかし鈍感な静香とトラウマ持ちで依存心の強い清水の仲はあることをきっかけに急展開を迎える…
(S)が付いているのは櫻井視点です
別キャラの視点になることもあります
ご都合主義かつ、かなり長い話です。途中人を選ぶ表現が入りますのでご注意ください。
ヒーローは顔が良くて中身は格好良くないです。ヒロインも淡々としていて人間味が薄いかも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-10 15:57:10
261450文字
会話率:52%
かかってきた電話は、こいびとの父親の訃報。家と折り合いの悪いかれのためになにができる?
シリーズ「関西風景」第 8 作。語り手は柏原里哉。全 14 話。個人サイトおよび同人誌からの転載。
2004 年個人サイトにて公開後、2005 年刊行
の同人誌に収録した修正版、さらに 2017 年刊行の PDF 版に収録した再修正版に少し手を入れたものです。
現在、BOOTH にて販売中の同人誌『こいびと Act 1 ~ Act 6.5』PDF 版には、シリーズ「こいびと」より、本編を含む前半の計 8 編が収録されています。本更新における改稿は反映していません。
「こいびと Act VI」の引っ越し完了後、各編を最新版に差し替えた『こいびと Act 1 ~ Act 6.5[改訂版]』データ版を、新たに販売予定です。
「関西風景」についての詳細は、シリーズの扉にてご確認ください。
シリーズ「こいびと」は現在、下記のとおりの全 13 編。
Act I → Act II → Act 2.5(オンライン非公開)→ Act III → Act IV → Act V(オンライン非公開)→ Act VI → Act 6.5(オンライン非公開)→ Act VII → Act VIII → Act IX → Act X → Act XI
時代設定は厳密ではありませんが、公開年の数年前の印象で作成されています。
Act I 公開年が 2004 年。
以後、里哉の年齢とともに時代が徐々に進んでいくとお考えください。
よって、特にシリーズ初期作品は、背景や小道具類がかなり古く、読みづらい点もあるかと思いますが、ご容赦ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-13 07:00:21
51186文字
会話率:50%
30 代予備校講師の自虐的な男性関係。年下の恋人が健気すぎて苦しい。
シリーズ「関西風景」第 7 作。語り手は川島充。全 11 話。
2004 年公開作「こいびと Act II」に少し手を入れたものです。個人サイトからの転載。
「関西風
景」についての詳細は、シリーズの扉にてご確認ください。
シリーズ「もう一度」は現在、下記のとおりの全 5 編。
Act I → Act II → Act III(オンライン非公開)→ Act IV(オンライン非公開)→ Act V
時代設定は厳密ではありませんが、公開年の数年前の印象で作成されています。
シリーズ第 1 作の「こいびと Act I」公開年が 2004 年。
以後、「こいびと」の語り手、里哉の年齢とともに時代が徐々に進んでいくとお考えください。
よって、特にシリーズ初期作品は、背景や小道具類がかなり古く、読みづらい点もあるかと思いますが、ご容赦ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-25 17:38:19
42524文字
会話率:40%
ともに大学院で学ぶ年上のかわいいひとへの想いが、ゆっくりと恋愛に変わるまで。
シリーズ「関西風景」第 6 作。語り手は遠山省吾。全 10 話。
2004 年公開作「誰よりも」に少し手を入れたものです。個人サイトからの転載。
「関西風景」
についての詳細は、シリーズの扉にてご確認ください。
シリーズ「誰よりも」は現在、下記のとおりの全 3 編。
Act I → Act II → Act III
時代設定は厳密ではありませんが、公開年の数年前の印象で作成されています。
本作は過去に遡った時点から始まる話なので、冒頭部はさらに数年前の設定です。
シリーズ第 1 作の「こいびと Act I」公開年が 2004 年。
以後、「こいびと」の語り手、里哉の年齢とともに時代が徐々に進んでいくとお考えください。
よって、特にシリーズ初期作品は、背景や小道具類がかなり古く、読みづらい点もあるかと思いますが、ご容赦ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-11 09:20:42
53185文字
会話率:38%
まゆとみゆ。
娘たちを愛してきた記憶を書き残そうかと思う。
数え切れない程重ねた行為。
その度に娘が何かを掴んだり俺にも印象的な事があり全てを時系列で記せる訳ではない。
2章の1話に書いた通り時系列に捻じれがあります。
最終更新:2023-07-30 00:06:35
188395文字
会話率:31%
盗賊として捕らえられた7人の少女が、輪姦され裸のまま引き回された後そのまま公開処刑されるお話。
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この小説シリーズは、現在は退会されたpixivユーザーである淵さん(https://www.pixiv.net/en/use
rs/40189601)が2020年に投稿されていたイラスト漫画作品シリーズ「落英」(Fallen flowers)に基づいて書いたものです。
落英は「花將軍」という中国語のインターネット小説(https://vin.dynalias.com/bookshelf/big5/big5_0246.html 石硯氏作)の一部分の設定を参考に描かれていますが、白黒の線画のみでセリフや地の文が一切ないという特徴があります。(ですので中国語圏の作品ながらあまり気にすることなく楽しめる印象です。)2020年夏前後に1話、3話から7話と10話、それから解説的な地の文を多く含む「序章」(落英が花將軍の後半一部分を描いていることと、古代中国の歴史的背景要素のある設定を前提としていることから補足的に描かれたのだと思います。ちなみに実際の史実に基づく話ではないそうです。)と登場キャラクターの設定集が立て続けにpixivに投稿されましたが、淵さんが退会しそれらも閲覧できなくなりました。
約1年余りが経過し2021年の10月に中国のサイトに突然落英の「フルバージョン」が淵さんとは別の方によりアップロードされました。そこにはpixivにかつてアップされていたエピソードにいくつかシーンが足されたものや、pixivでは欠落していたとされる2話・8話・9話が含まれていました。この470ページ余りのイラストは現在も「落英 FallenFlowers」などで検索すると各所に転載されています。中国のサイトに、現在も淵さんはセリフ有バージョンやフルカラーを製作している、まだ欠落しているシーンがある、など真偽不明のうわさが飛び交うも、動きはないままです。
本小説シリーズでは、そんな落英のイラストや設定集を元に、セリフやシーンを元に7人の若い女囚の身にふりかかる運命を描いていこうと思います。pixiv(https://www.pixiv.net/novel/series/10585069)にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-18 13:26:07
71482文字
会話率:14%
佐伯慧(K)と河野彩(A)の二人を登場人物とする短篇小説『禁齢』は、とある文学賞の一次選考を通過した。最終選考五作品にも残されたが、賞を受賞することはなかった。ただし翌々月の同じ雑誌への掲載が編集会議で決められた。理由のひとつは作品が齎す
かもしれない雑誌に対する経済効果だった。『禁齢』作者の実年齢は十三歳だったが、その内容には性的描写が多く含まれていた。その描写が一般読者の興味を惹きつけるのではないかと考慮されたためだった。初めて作者本人を目前にした文芸誌S編集の三田村貢は、影の薄い、小柄な、どちらかといえば大人しそうな印象の河野彩と『禁齢』内の彼女の分身=大胆なAとのギャップに戸惑いを覚えたが、ある瞬間垣間見せた彩の小悪魔的な妖しさと、また彼女の能力らしい速筆の才を認め、首を振りながらも己の疑問を胸の裡に仕舞うのだった。
実は河野彩はKのモデル=池沼明(五十三歳)のゴースト作者(オーサー)だった。池沼と彩の出会いは同じ時間の電車に揺られて毎日数駅をともにするという他人の関係から始まったが、後日公園内の迷路で偶然再会してからは恋人関係にまで発展した。池沼は物心付いてから作家を目指し、夢破れてもなおそれを諦めきれずに投稿を継続するような哀れな人物だったが、人生最後の賭けとして河野彩を自作のゴースト作者に選んのだった。また彩も己には不明な強い心の揺れに飲まれて彼のその嘆願を受け入れたのだった。
『禁齢』の掲載が決まると池沼は自分たちの二人の存在にとって最初の危険となりそうな編集者の三田村を味方につけようと、彼をモデルとしたMとAが肉体関係を持つ小説『水に溶ける嘘』を書き上げ、彩の手で直接三田村の許に原稿を届けさせた。それを読み終えた三田村に彩は池沼から用意されたある質問を打つけ、彼の脳裡から完全に疑問を払拭することに成功した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-17 07:56:34
84643文字
会話率:27%