身体の変調と言っては語弊があるかもしれない。
が、良いも悪いもそれまで五十年近く慣れ親しんだ身体感覚とはどこかが違う、まるで自分ではなく見知らぬ他人が体の中に侵入して来たような感覚に戸田由美子は戸惑っていた。
痛いというのではない。
辛いというのも異なる。
強いて言えば甘やかで発酵したような感じなのだが、遠い思春期に味わったような大きな精神変化を伴う身体の次ステップへの跳躍とも、その感覚は異なっていた。
これが更年期障害というものだろうか、と由美子は自問した。
由美子自身は四十を過ぎ、五十にあと一年と迫る年齢になるまで、明確にそうだとわかる体調および精神変化を体験していない。
だからまずまず平穏なうちに閉経を迎えられそうだと思っていたが、そうは言っても身体全体から水気が失われた感覚はある。
……と同時に脂が抜けて身体が外側から欠けてゆく、内側からは張りが失われてゆく感覚はある。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 08:05:25
29934文字
会話率:17%
風が髪をふうわりと撫でる。
すると記憶が蘇る。
あれは、いつ。
あれは、どこ……
虎がいたはずだから動物園か。
高いところから見下している
それともテレビか映画の一場面か。
或いは、それ以外の情景だったか。
蘇る感覚は続い
ている。
けれども距離がはっきりしない。
だから、わたしはそれを忘れたいのか。
それとも別の理由があるのだろうか。
水の感覚が少しする。
少ししかしないから密やかだ。
あるいは川の感覚か。
移動する水の匂いが渦を巻き……。
あるいは海のうねりとか。
口中に塩気が広がらず、苔の香りがするから、やはり川か。
それとも池。
造り物の……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-04 12:20:26
22904文字
会話率:49%
風が髪をふうわりと撫でる。
すると記憶が蘇る。
あれは、いつ。
あれは、どこ……
虎がいたはずだから動物園か。
高いところから見下している
それともテレビか映画の一場面か。
或いは、それ以外の情景だったか。
蘇る感覚は続い
ている。
けれども距離がはっきりしない。
だから、わたしはそれを忘れたいのか。
それとも別の理由があるのだろうか。
水の感覚が少しする。
少ししかしないから密やかだ。
あるいは川の感覚か。
移動する水の匂いが渦を巻き……。
あるいは海のうねりとか。
口中に塩気が広がらず、苔の香りがするから、やはり川か。
それとも池。
造り物の……。
だとすれば、やはり動物園か、それに類する場所だろうか。
耳を澄ますと鳥の声が聞こえ……。
聞き慣れたスズメやヒヨドリ或いはオナガなどではないことはわかるが、それだけだ。
鳥種に詳しくないから仕方がない。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2022-08-13 08:07:38
22904文字
会話率:49%
他のひとには、わからない、
いい匂いのような、ものを。
お互い。
まとっている。
キーワード:
最終更新:2024-11-02 10:51:03
14911文字
会話率:0%
進藤華は夫との性生活に悩んでいた。淡白で綺麗好きの夫では雄の体臭に恋い焦がれて酔ってしまう華を満足させられないのだ。
そんなある日、同じマンションに住む武本という男が汗だくになりながら華の乗るエレベーターに駆け込んでくる。むせかえるよう
な雄の匂いをさせながら。彼の匂いに「雄酔い」してしまった華は恐ろしいほどの快楽に落ちて行ってしまう。
本作はskebにてご依頼いただきました作品になります。本来は最後に1,000文字程度のエピローグを掲載しておりましたが、そちらは依頼者様への特典として私の判断で非公開とさせていただきます。
感想、skebリクエスト等お待ちしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 20:00:00
20923文字
会話率:46%
「俺は末っ子で跡取りじゃないから金城の名は捨てられるし、白石になっても構わない」
「12月24日、入籍と一緒に式も挙げよう。今年は土曜日だから学校は休みだし問題ないだろ? 俺の仕事は土日祝関係ないから土曜日に式を挙げても参列者に問題ない。お
色直しは3回くらいが普通か?」
「葵依のウェディングドレス姿は妖精みたいで、きっと可愛いんだろうな」
大学受験の勉強へ専念する為にアルバイトを円満退職した葵依。
その日の帰り道、コンビニの常連客の金城壱から葵依は告白される。彼は2年前、クレーマーから葵依を助けてくれた男で亡き母と同じ煙草を愛煙している男だった。壱から母と同じ煙草の匂いがして、告白を受け入れた──が、2年間もの片想いを拗らせた、とんでもないクソデカ感情の男で!?
「既成事実を作る」
????????????
壱から執着されながらも、大事にされて甘やかされて、溺愛されて──葵依は肩肘を張らずに生きても良いのだと考えられるように……。
甘え下手な小動物系ロリ顔女子高生が、イケメンで初恋を拗らせた男のクソデカ感情を受けて、我慢せず素直になっていく歳の差恋愛物語。
-----------
登場する組織は全てフィクションです。
投稿時間を忘れるので…15時きっかりに更新します。
祝土日は15時の更新がズレる可能性が高いです…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 14:22:28
698048文字
会話率:43%
エルディネス魔法学校の防衛魔法学科の合同合宿にて。空間転移バスで眠っていた一年生マサキ・イズは、乗り物酔いのしやすいイズは眠りについて耐えていたはずだが、目が覚めてしまったようだ。
問題児達の飲んでいるソフトドリンク(?)の匂いや彼等の
騒音に文句をつけたいが、身動ぐだけでも気分が悪い。
もう気にせず眠ってしまおうとしたイズの耳に、三年生のイクト・オグラの怒気を含んだ声が聞こえて―――。
短編の予定デス。
エルディネス魔法学校のあれそれを書いていこうかな、と思っていますので、楽しみにしていて下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 18:59:27
6789文字
会話率:59%
犬獣人の血を引く魔法使い見習いのエドヴィンは、同居人であるフランツのパンツやシャツでオナニーをしまくっていた。
夏季休暇が始まる頃、フランツから、エドヴィンがフランツのパンツをおかずにオナニーしていたことを知っていると告げられた。
真面目
男前✕匂いフェチチャラ男風男前。
※アルファポリスさんでも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-24 05:22:34
8121文字
会話率:59%
リストは番のいるオメガだ。
けれど、その番・ヴィヒトリはもうすでにこの世にいない。——ヴィヒトリは死んだのだ。
最愛を亡くしたリストは、それでも前を向いて生きていく。
焼きたてのパンの匂い。通りに響く賑やかな声。陽を浴びて輝く笑顔。
何気
ない日常を優しい人々に囲まれながら。二度と戻らないあの日々を胸に、番への愛を抱え、寂しさを隠しながら。
そんな、少しの痛みと切なさを抱えつつも、前向きに生きるリストを見守る男がいた。アンリというアルファの魔導師だ。
アンリは、真摯に生きるリストを温かく見守りながら、魔法の研究に心血を注ぐ。
変わらぬ日常。変わってしまった未来……。
なんてことはない日々のなかで、二人の関係性は次第に変化していき——。
【CP】
人のために魔法を研究する魔導師α(29歳)×番に先立たれても前向きに生きるΩ(24歳)
【注意・その他】
・サブタイトルに * =R18シーンあり(軽め含む)
・残酷な描写ありは念のためです。大袈裟なものはありません。
・オメガバースで、独自解釈、独自設定を含みます。
・攻めと受けのR18シーンまではやや遠めです。
・約12万字、全26話。
・アルファポリスさんにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 17:00:00
117012文字
会話率:26%
【本編完結済】
≪12/23≫クリスマスネタ番外編追加。
≪2/12≫バレンタインSS追加。
◇◇◇
帝国で暮らしていたレオンスは、故郷の帝都から遠く離れた敵国との国境付近に来ていた。
半年前に始まった隣国の戦争——劣勢の帝国は足りぬ戦
力を補うべくオメガ男性の徴兵を決定。民間人のオメガだったレオンスも帝国軍の兵となったからだ。
オメガのレオンスが配属されたのは、アルファのシモン率いる第九部隊。そこでシモンと出会ったレオンスは、シモンの匂いを嗅いだ瞬間「相性がいい」のだと気づく。
けれど、シモンとレオンスは上官と部下の関係。そういう関係とは無縁の間柄であるべきだ。
シモンのことは気になりつつも、レオンスは新開発されたという抑制剤を飲みながら兵役を続けた。
だが戦地という慣れない場所での生活と新薬は、ただの民間人だったレオンスを次第に蝕んでいく。
さらに芳しくない戦況は続くなか、二人の関係は次第に変化していき……。
——これは、勝利に囚われた国に翻弄されるアルファとオメガの物語。
・隊を束ねる軍人アルファ(34歳) × 徴兵された美人オメガ(30歳)
* R18シーンあり
# 残酷描写あり
◇◇◇
・オメガバースで、独自解釈、独自設定を含みます。
・男性妊娠の概念を含みますが、登場人物は妊娠しません。
・戦闘描写や人が死ぬ描写があります。(メインキャラは死にません)
・疫病、流行り病の話題が出ます。(攻め受け共に罹患はしません)
・受けの自慰シーンがあります。
・受けが攻め以外に性的暴行を受けるシーンがあります。
・脇カプがいますが、脇カプのR18描写はありません。
・R18シーンまでやや遠めです。第一章後半くらいから描写が増えます。
・最後はハッピーエンドです。
2024.1.26~アルファポリスさんにも投稿開始。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 18:31:22
331954文字
会話率:29%
再就職先の社長の娘がウザいメスガキだったので、お仕置きしてヤる的な話。
最終更新:2024-10-20 10:00:00
11566文字
会話率:35%
少し引っ込み思案な青年、蓮が生まれ変わり、現世ではできなことを叶え、魔法の世界で月の女神「アルテミス」の加護を受け、チートの術で活躍する異世界ファンタジー。
蓮(25)と諒太(26)は繁忙期開けの久しぶりのデートの帰り道、蓮は横断歩道の左
折の車に轢かれ即死。目が覚めると冥界の待機空間にいて「軍神アレス」の不手際で死んだことを知る。お詫びにこの世界で死にたてほやほやの「クルト」という少年の体と記憶、ついでに家業の「白の賢者」の加護の力おまけでやると言われ、アレスの回し蹴りにより、体が目を覚ました。
目覚めたお家は子爵のお家で二男。そして前世で言うところの女の子(アン)となる。目覚めると怒涛のごとくクルト(17)の記憶が同化し、自分の現在の立ち位置を知る。そう、貴族に生まれ変わったばかりか、11歳も年上の公爵に見初められて嫁に行く話になってた。ちょうどクルトが転生する直前に大きな嵐があり、領地は壊滅状態となっていたらしく、公爵の援助してやるという言葉は、父親には渡りに舟で大喜び。クルトはしつけ直されてお嫁入りとなった。
そして行った先には余命幾ばくもない前妻がおり、クルトは嫁入りしたのに公爵に完全放置された。その後、王も崩御して更に放置が続き、1年近く側仕えのティモと何もわからない公爵の屋敷でふたり寂しく過ごしていた。
この期間、クルトになった蓮は体の若さに引っ張られ、元々幼さがあったのに更に幼くなる。そんなある日、とうとう本格的に嫁になる試練が来た。
そこからクルトは公爵の妻としてゆっくり成長していき、問題が起こるたび一つずつクリアしていく過程で、クルトもアンジェも変わって行く……
ノルン(アルファ)オス
アン(オメガ)メス
ベータは存在しない男だけの世界
番システムあり
匂いはどちらも発生させるが抑制剤はいらず、普段は香水程度で繁殖期はなく、巣作りもしない。香りはコトの時のみ強く発して相手を虜にする。アンは生涯ノルン専属の番となり、ノルンは番がいてもよそで繁殖可。番は一人ひとりだけ。番解消はノルンからのみで、されるとアンはダメージ大。
独自設定のオメガバースです。上記が今回の設定ですので、よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 07:30:00
435118文字
会話率:64%
*女性視点。性に淡泊だと自認していた人妻が、満員電車での出来事をきっかけに淫乱に目覚めます。
*夫との積極的なセックス……そしてオナニーは不倫3pの妄想で……!
最終更新:2024-10-18 21:35:05
15932文字
会話率:41%
タイトル通りです。
登場人物
あなた…………健全な男子高校生。クラス担任のハナ先生のことが好き。
桜三里ハナ…あなたのクラス担任。童顔、爆乳爆尻、身長高め、甘い匂いの女教師。もとの世界では明るく快活な性格だったが、貞操逆転世界では女と
いうだけで男性たちから忌み嫌われるうえ、でっかいおっぱいやケツがキモいとされるので、終始オドオドする陰キャになっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 19:00:00
62079文字
会話率:29%
あなたの恋はどこから? ————私は鼻から。
洗濯場へ向かう近道にと裏庭を突っ切っていると、どこからともなくかぐわしい香りが漂ってきた。
誘われるようにふらふらと足を運べば、そこにあったのは陰干し中の甲冑。
甲冑があることに不思議
はない。この屋敷の主人は騎士団長なのだから。
周囲に人目がないことを確認すると、無意識に込み上げた唾液を飲み込んで、ふぅぅと息を吐き切り。
一思いにガポッと兜を被った。
すぅぅぅぅぅぅ……っ!
「っはぁぁ……。…………ふふっ、くふふっ……」
気分の酩酊するような芳醇な香りに思わず笑みが零れる。
夢中になって深呼吸を繰り返す私には、真っ直ぐこちらに近づいてくる人影のことなど気付きようもなかった———。
欲望に忠実な行儀見習いのリヴェリーと厳格な主人の騎士団長グレニスが、吸ったり吸われたり(?)するかもしれないラブコメディ。
■濡れ場は後半に※印つきで。
◼️2024.10.8.アマゾナイトノベルズ様より電子書籍化
■2022.4.3.本編完結しました。
■2021.7.5.日間連載中ランキング 12位
■2022.5.3.日間完結済ランキング 3位
■2022.5.8.週間完結済ランキング 4位
■濡れ場をカットした【全年齢版】を『なろう』にも載せています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-10 23:50:24
168041文字
会話率:38%
学習という事を学習しない不屈の男「僕」。何回も何回もBLゲーの主人公として転生しては傍若無人を繰り返し、同じく転生した悪役令息や令嬢にこてんぱんにやられて因果応報に死んできた「元・主人公転生者」の「僕」の通算n回目の転生。
そこはイケメン
のイの字もケの字もメの字も、残り香すらない泥臭い戦場だった。
今までの生ではローキックで死にそうな可愛い美少年だったが今回は顔もなんだか違う。銃弾と魔法が飛び交う修羅の世界で、ここがどんな作品なのかもわからない。シナリオも分からない。今までとはまるで違う状況に放り出される。
そんな中、「僕」を拾ったのはBL作品よりも成人誌で無骨なロボットに乗っていそうなザ・軍人。汗の匂いがダイレクトで汗の匂いなタイプの・・・同じ転生者のおっさんだった。
おっさんに拾われ、ペットとして手のひらでゴロゴロ転がされる日々の中、「僕」は次第に現実というものを強制的に見つめ返すことになり・・・。
めちゃつよ戦闘狂人系転生者×n回目不反省チョロクズ主人公系転生者。言い換えると
自覚あり自制できる悪人×自覚なし自制しない悪人。
各種暴力を取り揃えた上で罵詈雑言と性癖とエロと手癖がたくさん。狂人もたくさん。
感情移入できない人種の万国博覧会なR18ギャグエロコメディー。
あなたの日常に足りないアングラな暴力と知力とえっちな絡みを補給します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 19:00:00
102343文字
会話率:55%
浜口千紗(はまぐちちさ)と里中雪穂(さとなかゆきほ)は成長してなお仲のいい幼馴染だが、成績にはかなりの差がついている。そのためある時期から雪穂は千紗の部屋におしかけ、勉強会をひらくようになった。
ある勉強会の日、千紗は朝脱ぎ捨てたナイトブラ
に鼻を突っこんでいる雪穂を発見する。
///
幼馴染の片方が意識しはじめるやつ、いいですよね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 16:00:00
12006文字
会話率:41%
レイ(霊長)族のスズリは、近所に越してきたネコ族の母娘と親しくし、信頼されて娘のコノンをしばしば家であずかるようになる。
ペドフィリアであるスズリはかわいらしいコノンを手もとで愛でられて有頂天になりつつも性欲をおさえていたが、しだいにがまん
がきかなくなって……
///
霊長族のかたはあまりご存じでないのですが、ネコ族は大変鼻がよいので性行為後の匂いなど容易にかぎわけます。専用の匂い消しをつかうなどしましょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 20:00:00
14877文字
会話率:42%
国原咲(くにはらさき)は後輩の筑紫(ちくし)エマに日々体臭をかがれている。エマいわく、咲こそ最良の相手と遺伝子が定めていて、その欲求にあらがえないのだそうだ。
エマはその欲を恋愛感情と結びつけたくないようだし、咲のほうも遺伝子の求めというも
のがぴんときていないのだが、そのあたりをあいまいにしておくことがしだいにがまんならなくなってきて……
///
特定の遺伝要素に惹かれるの、フェティシズムなのでは?
///
この文章はpixivにも「遺伝子トラップ&ラヴァーズ」というタイトルで投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-16 15:00:00
19154文字
会話率:55%
冒険者のエメトは、魔獣や魔植物、獣性の強い獣人に襲われやすい体質。
ある日、魔獣避けの薬草採集のために入った森で、魔獣に追われ、魔生植物に絡め取られ、全裸にされた上で精液を搾り取られてしまう。それを救ったのは、A級冒険者のアルスだった。ヒト
族に見えるアルスだが、エメトの匂いに顔を顰めて距離を取る。しかし、エメトの事情を知ると、あれこれと世話を焼いてくれて……。
◆
「アルスから借りてたマントを着てると、獣人たちに絡まれないんだけど!?」「良かったな。だが俺に近づくな」「はぃ……」
◆
「マント着ててもちょっかい掛けられるようになった……。今着てるマントと交換とか、ダメか?」「エメト臭いマントなんて使えるか」「ひどっ!」
「ハグで俺の匂いを付ければいい」「えっ!」「嫌ならやめるが」「お願い、します……」
◆
「アルー、ハグしてー」「すっかり遠慮がなくなったな」「……ごめん」「別にいい」
◆
二人の心の距離間がゼロになった頃、滞在する街の近くでスタンピードが起こる。エメトの「魔獣寄せのクスリ」のせいではないかと囁く街の人々。エメト自身、長期滞在しすぎたことを悔やむ。だがアルスは、エメトを守るために一人で何とかすると言い出して……。
「アルがいくら凄い冒険者でも、数が多すぎる! 一人でなんて無理だ! 俺も行って、囮になる!」
「お前に、俺の正体を知られたくない」
チート・真面目・理性的・絶対的安心感(家族関係不憫)
✕
不憫・感情豊か・小動物系ヤンチャ主人公(苗床の一族)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 20:00:00
3279文字
会話率:33%
極々普通の高校生、岸春人(きしはると)は3年生に進級した春、初めて同じクラスになった容姿端麗、頭脳明晰、校内で1番可愛いと評判の結城有桜(ゆうきありさ)に告白される。
「……そうだよね、急にごめんね……でも私、岸くんに一目惚れしたの」
何かの冗談か、はたまた罰ゲームか?と勘ぐる春人だがそんな春人にグイグイと積極的に迫る有桜。
校内一の可愛い子があんな事やこんな事も。
ひたすらに甘美で淫靡な有桜ちゃんをご堪能下さい。
※※本作品はほのぼの日常系では無く、多少起伏のある内容となっております※※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 14:37:23
83296文字
会話率:49%
繁華街の外れにある古びた2階建ての薬屋、ひいらぎ薬舗。そこの3代目若店主、柊将臣のもとに1人の少女が訪れる。『ねぇ、簡単に死ねるお薬ちょうだい』と。
とぼけている癖に面倒見の良い薬屋店主の将臣と影を背負った少女、そしてそんな将臣に惹かれる女
の子達のお話です【全18話】
【基本ラブラブH、愛液表現有り、匂い表現有り、若干のハーレム展開有り、ストーリー上若干の胸糞展開有り、NTR展開無し、ハッピーエンド。Hシーンがある回はタイトルの最後に◆マークが付きます】
※この作品はえっちシーンをカットして別サイトに投稿した『街外れの薬屋は日陰の花を綺麗に咲かせる』の18禁完全verです(内容は一部異なります。カット版は削除済)※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-14 22:26:29
63813文字
会話率:53%
本作品は『デレデレセックス・アナルセックス、アナル責め多め・匂いフェチ、匂い表現極めて多め・愛液表現多め』になります。章が進むに連れ、えっちの内容が濃くなって行きます。
【第1章あらすじ】
矢崎勇次は24歳の大学2年生。
友人で
売れっ子同人作家の柏崎透に頼まれ同人誌即売会の手伝いとしてサークル参加した際、ひょんな事からウェイなパリピに絡まれている有名コスプレイヤーの柚木詩葉(ゆずきことは)C.N【コスプレネーム】一ノ瀬名雪(いちのせなゆき)を助ける。
詩葉は知る人ぞ知る有名コスプレイヤーで、女王様気質のツンツンとした態度が大人気。
いつもの調子で上から目線のお礼を伝えたのに、それを全く受け入れないサバサバ態度の勇次。
「はぁ?あんた何で私がお礼を言ってるのに喜ばないのよ?私がお礼を言ってるのよ!?」
「あー、はいはい。別にお礼なんかいらないし仮にお礼を伝えたいなら、ちゃんと言葉使いに気をつけろよな」
「お前のそれ、お礼じゃねーぞ?」
「ぐぬぬぬぬぬぬ……」
そんな出会いの2人だったけど、何故か詩葉は勇次の事が気になり……
「ほら、そのままスカートを上までめくりあげてみ?」
「はぁ?何でそんな恥ずかしい事しなきゃいけないのよ!?」
「俺がお前のパンティを見たいからに決まってるだろ?やれないの?」
「うぅ~……やるわよ!やればいいんでしょ!!」
「あれ?もう濡れてるよ?俺に見られるの好きなの?」
「うっさいうっさいうっさい!!!」
みたいな関係になっちゃいました。
脱力系男子×ツンデレコスプレイヤーのとてもえっちなお話となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-04 06:26:13
201148文字
会話率:45%
魔術師であることを隠し騎士として働くルークは、王命の特別任務で滞在した屋敷の中で、自身と同じように顔半分が前髪で覆われた少女を見かけた。執事の慌て方で、彼女を外部の人間に晒したくなかったのは明らかで、この少女が特別任務に関わっていることも
察した。
直接姿を確認した彼女を探すために、ルークは自身に変身魔術を掛けた。子犬の姿になると、強烈な甘い匂いを感じ戸惑うが、むしろルークの好きな香りだった。
その少女についてルークが出した結論は、番だった。魔術師は番がいれば、魔力増強ができるようになる。魔術の元となる魔力が増え、より強力になれる。ルークの感覚と思考が正しければ、彼女も魔力を持つはずだ。それだけが隠されている理由とするなら、腑に落ちない。他に何か、人目に晒されると都合の悪いことがあるに違いない。
子犬姿のルークが彼女の膝の上で見たものは、前髪で隠された漆黒の片目と、顔の半分を覆う魔の紋章だった。彼女から魔力の気配は感じられず、伝説級の珍しさで、ルークは文献調査のために一度王都に戻ることを決める。魔術師の師匠ジョンから、次の特別任務が魔の紋章の解放になる予想や、性交渉をもって紋章を解放するという、今まで友人すらいなかったルークには最高難度とも言える特別任務を聞かされ…?
☆
騎士兼魔術師のルークと、ルークが任務で出会った魔の紋章を持つ少女のお話。
あらすじで触れているのは第二章の終わりまでです。その後の物語には無理矢理の性交渉などありますので、ご注意ください。
こちらは【改稿版】です。旧版『魔の紋章を持つ少女』は検索除外にしてあります。
アルファポリスにも同内容を掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 18:00:00
288233文字
会話率:49%
ルーク・ウィンダム警備副隊長は、任務で滞在した屋敷の中で、顔を前髪で半分隠した女の子を見かけた。執事の慌て方を見るに、外部の人間に見られてはいけない子だったのは、すぐに分かった。
その子を見たのがルークだったことも、この屋敷に関わ
る者にとっては運が悪かった。ルークは、普通の騎士にはない能力を持っている。
自身の見た目を変化させる変身魔術を扱える魔術師は、この国にはルークだけだ。しかも、ルークが魔術を操れることを知るのは、師匠であるジョンと王家の一部のみ。そもそもルークは騎士学校を卒業しており、魔術学校にはほぼ通っていない。魔術を使えることをずっと周囲に隠して、騎士として任務に就いているのだ。
昼間に見かけた女の子を探すために子犬の姿になると、その少女から強烈な匂いがした。こんな匂い、感じたことがない、嫌じゃない、むしろ好きな匂い…
ルークは考える。
…思い当たる知識は、つがいだ。僕の番が、この子なのか。ということは、彼女も魔力を持つはず。魔術師の番に当たるなら、魔力は持っていて当然だ。昼間に隠されていたのは、それが原因なのか?
いきなり部屋の中に現れる転移魔術を使うこともできたが、警戒されたくはない。夜を待って、廊下から扉を軽く引っ掻くと、まだ起きていた女の子が開けてくれた。
☆
騎士兼魔術師のルークと、ルークが任務で出会った女の子のお話。虐待や甘々(?)えっち、物語の後半には無理矢理の性交渉や拷問などの成人向けエピソード(※マーク)がありますのでご注意ください。
時代・爵位・仕事・番・魔術など、ご都合主義な緩い独自設定があります。
細かい誤字訂正など、ストーリーに影響しない改稿を行う予定です。
番外編の一部にBLを含みます。
アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-15 00:00:00
272224文字
会話率:52%
男から慕われる男×女の子にモテモテ優男。
直射日光を浴びると具合が悪くなってしまう体質の円夏(まどか)。太陽に憧れる円夏は、おひさまの匂いがする下級生、明理(あかり)が大好き。
円夏の猛アタックで友人となった二人だが、円夏が海で溺れた子供を
助けて倒れたことで、徐々に関係が変化していく。
明理は円夏の特殊な体質を心配していたが、そんなとき、円夏に近づく男が現れる。
※受けが特殊能力ありの設定ですが、がっつり恋愛がメインのお話です。ガタイはいいけど気弱な年下の攻めが、中性的な見た目だけど中身は男らしい年上の受けを攻略できるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 09:08:18
130735文字
会話率:45%
妹の友達が家に泊まりに来たということで、脱衣所をあさって妹の友達のパンツの匂いを堪能していたところを彼女に目撃されて……そのまま。
最終更新:2024-09-18 23:26:38
5993文字
会話率:58%
高校に入ってから付き合い始めた彼女にはとっても美人なママがいる。ママはいつも綺麗な格好をしていて、脚には綺麗なストッキングを履いている。そんなママに欲情を抱く足フェチの僕はある日、ママのパンプスに手を伸ばす…
最終更新:2024-09-13 21:19:22
7102文字
会話率:53%
僕のことをバカにしてくる女に負けて、踏まれながら果てるお話。
最終更新:2022-07-06 05:06:19
3941文字
会話率:58%
少年がマダムのストッキング足奴隷にされる短いお話。言葉責めメインです。
最終更新:2022-06-15 12:47:26
1276文字
会話率:67%