記憶喪失中の美少年は、偶然出会ったギルベルト・スレイブという眼帯の青年と旅をすることになる。
ギルベルトは、偶然出会った美少年が十年前に死んでしまった姉とよく似ていることに驚く。
そして、記憶のない少年も目覚めたときに見た記憶のこともあって
、自分がギルベルトの姉の生まれ変わりなのだと考えるようになる。
二人で旅をするうちに、次第に相手を好きになっていくがそれぞれの抱える思いの所為で、お互いに芽生え始めた気持ちに蓋をするのだ。
そんな二人は、とある大きな復讐劇に巻き込まれていき、次第に絆を深めていく。
これは、記憶を失った美少年が拗らせ眼帯青年と恋に落ちて結ばれるまでの物語。
※作中、めっちゃイチャイチャします(当社比)が、主人公カップルの前戯的な接触と本番行為はかな~り後になります。主人公カップル以外での性的な描写は第三章でちょろっと出てきますのでご注意ください。
※アルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-30 21:00:00
50725文字
会話率:30%
ここはキューブィという六面体の内部世界で、その世界はダルタニアと呼ばれていた。ダルタニアは、大きく分けると、地上世界、天上世界、そして地下世界に分かれていた。地上世界は1つしかなかったが、天上世界と地下世界は、何層にも折り重なっていて、その
世界には、それぞれ存在を許された魔人や魔獣が住んでいた。
ダルタニアには太陽が無く、空間そのものが発光していた。緩やかな光の中、生き物は共棲したり、争ったりしながら日々を生きていた。ダルタニアは、全能の神ゼビスが作った人類の住む世界と、同じように昼と夜に分かれていた。雨も定期的に降っていた。ここは閉ざされた空間であったので、流れ星や夜空に星を見ることは無かった。
地下世界には地上に向かって、何ヶ所か入口があり、そこから地上世界へと入ることが出来た。ダルタニアの地下世界は(ザンティア)と呼ばれていて、地下ではあったが、空間が発光しているので、暗くは無かった。地下世界の大地から頭上を見上げると、大空には大地が連なっていたので、ここは地下世界であると思い知らされていた。
地下世界の大地と、天上の大地とは何本もの、太い柱で繋がれており、その柱が地上の大地を、支えているように見えたが、実はそうでは無かった。何で天上の大地が、地下世界に落下してこないのか、それは誰にも分からなかった。(ザンティア)は、暗くはない地下世界であった。
この小説は「カクヨム」サイトにも内容を変更したモノを掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-30 19:34:28
65534文字
会話率:4%
現代の退魔巫女の美咲と咲良はそれぞれ神の霊を宿していた。
妹の美咲はヤコと呼ばれる狐の霊が、姉の咲良にはセンと呼ばれる猫の霊が……。
数千年続く巫女と妖怪の戦い、はたして勝利の女神はどちらに微笑むのだろうか?
※エッチなシーンがあるタイト
ルには♡マークがついています
※この作品のエッチなシーンはレズ多めです~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-28 21:52:19
15735文字
会話率:43%
とある寮制の男子校に通う、高2の日暮明人(ひぐらしあきひと)は童顔のオタクで腐男子。
夏休み初日。
寮の相部屋の相手として、2学期から転校生としてやって来る高1の犬飼護(いぬかいまもる)が入居する事に。
護も腐男子って事で、2人はすぐ
に仲良くなる。
2人は、いろいろ話したり出かけたり遊んだり、それぞれの日常を過ごしたり楽しい日々を過ごす。
そんなある日、とある事件が明人を襲いかかろうとする。
それがきっかけで、2人の距離が急接近していき!?
*この作品は、他の小説投稿サイト(アカウント削除済み)でも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-23 19:45:06
35533文字
会話率:50%
少女を愛する、4人の男たちの、それぞれの物語。
最終更新:2021-10-20 00:20:29
28110文字
会話率:33%
世界戦争(後の第一次世界大戦)の足音が聞こえ出したパリ、鍛冶屋見習いのグランは、ひょんなことから路上で男娼のエマを拾う。エマとの関係は次第に深くなっていくが、薄氷を履むような二人の生活に、グランとエマはそれぞれ将来を模索し始める。
※アル
ファポリスにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-16 15:00:00
40592文字
会話率:60%
そこは真白の鹿が生み出した五柱の神が統治する世界。
旅菓子屋の利鳫はとある都で母親が病に伏している少年と出会う。
少年の母親を助けるべく鬼の気祓いをする利鳫だったが、それが原因で自分の売る菓子に変な噂がついてしまった。
その噂を聞いてやって
きた美しい青年拓楽は、どういうわけか利鳫に興味を持ち「仲良くなりたい」と言い出して…?
母神、真白の鹿、五神、そして五神と同時に生まれたという鬼。
それぞれの想いや執念が渦巻く世界で、「彼」の想いは報われるのだろうか。
そんなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-10 04:35:24
16198文字
会話率:52%
『楽園』シリーズのスピンオフ。
『ずっと、ずっと甘い口唇』の主人公・中村春彦の家の事情を、四世代にわたる悲劇と恋愛模様をおとどけします。
※ ブログや拍手御礼、同人誌で単発執筆したため、
それぞれ題名ごとに独立した話を一つにまとめて公
開します。
時々、わかりやすいように順序を入れ替えることがあります。
北陸の旧家、真神家。
現在も政界に強い影響力を持つその一族は、存続のために多大な犠牲を払ってきた。
いびつな家族関係のなかで、どうしても諦められない恋。
短編をつなげていく形です。
メインは春彦の叔父にあたる真神憲二と真神勝巳(弟×兄、近親恋愛)。
そして、長男の俊一と秘書で幼馴染の覚のひそかな恋(主従関係、主受)。
HP、pixiv、エブリスタ、アルファポリスに公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-09 20:00:00
113736文字
会話率:30%
【登場人物】
名前 中瀬 文雄(なかせ ふみお) 30歳
人物 昔は飲食関係の店を持つことが夢で、若い頃は夢中で飲食関係の店でバイトしていたが、実家の中瀬電機を継ぐために夢を諦める。表向き父親とはうまく行ってる様に見えるが、未だに飲食関係の
道へ進む事が諦めきれず燻っているので、父親とはあまり上手く行ってない。人柄と職業柄もあり、割と顔が広い。人見知りなどもないので、誰とでも気さくに話ができる。
名前 田川 到流(たがわ いたる) 25歳
人物 田舎の漁師町で育ち、父親が犯罪を犯したことで収監される。祖母に預けられたためおばあちゃん子。父親とは服役中に会いたいと手紙を貰うが、それを拒否して以来一度も会ってない。そのことを後悔している。文雄のバイトしていた飲食関係のお店でバイトをしているが、それも明確な何かがあってというよりは、なんとなく。辛い過去がある(父親の収監による)せいか、年齢の割に色々冷めてる。
fujossyサイトでの【検証実験企画参加作品】https://fujossy.jp/books/19948
下記の設定のみが与えられ、参加者それぞれが小説を創作するという企画もので執筆しました。
■設定(fujossyサイト内で決められたもの)
○作品の文字数は5000文字から4万字まで。
注意
※どちらが主人公になっても構いませんが、二人以外を主人公にすることはできません。
※舞台になる土地、飲食関係のお店、文雄の夢、到流の父親の犯した犯罪、等は自身で肉付け。
※上記二人以外の人物を登場させるのは自由。
必須挿入エピソード
①文雄の元バイト先の飲食関係の店で到流と出会う。
※出会い方、出会った時期などは定めません。
②互いの父親との確執について、理解し合う。
※切っ掛けや理解の方法などは定めません。
③ずっと音信不通であった父親と到流が再会する。
※出会い方、出会った場所などは定めません。
番号から番号までストーリーが繋がっていれば、間は自由。
またラストシーンだけは未設定となりますので自由です。
■自作メモ
☆両視点☆
攻めキャラ:情が濃く面倒見が良いが、ちょっと親分肌。弱い立場の人間を放っておけない。
受けキャラ:本当は純粋で優しいのに、ひねくれたり諦めたりするのが早い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-09 16:03:16
38022文字
会話率:58%
地味で目立たない拓真と、美形で明るく人気者な蓮。
大学で出会った正反対な二人は、周囲から恋人かとからかわれるほど仲の良い無二の親友となる。
甘い言葉と態度を惜しまない蓮に、拓真はどうしようもなく惹かれていく。
やがて蓮の結婚を機に距離を置こ
うとする拓真だったが、拓真に執着する蓮は離れることを許さない。
歪な関係と叶わぬ恋に苦しみ、衝動的に向かったゲイバーで、拓真は伊波という男と出会い……。
残酷な溺愛美形×健気な不憫平凡の噛み合わない幸福の物語。
※攻めが無自覚クズというか頭がだいぶヤバイ感じなのでご注意ください。ハッピーエンド(概念)です。
※全13話で完結まで予約投稿済みです。
今年2月に頒布いたしました、サブローさん&豆子さん&糸輪参加の美形×平凡不憫アンソロジー「君ありて幸福」からの転載です。3作をそれぞれのアカウントで随時アップしています。
■10/9 番外編を更新しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-09 16:01:56
51496文字
会話率:31%
ディルはボーイズラブドラマの主演で一躍トップスターに躍り出た若手俳優だが、ほとんど仕事がない。久しぶりのオファーは日本のボーイズラブドラマの主演だった。
ボーイズラブドラマ業界の商業戦線にトラウマを抱える海外俳優と日本の人気俳優との心の
交流。
受攻それぞれの視点あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-08 21:41:36
7452文字
会話率:31%
初めての男だっただけに当初は「自分を大事にしてくれている」と思い込むしかなった学生時代。
インポテンツ男と付き合い結婚したばかりに精神も肉体も女の誇りもボロボロに苛まれ、傷つけられた女。
昔気質で理解の無い両親に勘当され独りになった女性
を支える男。大人の女としての尊厳さえ失いかけた女に、女としての自信と誇りと尊厳そして大人の女としての性を開花させるために奮闘せざるを得ない男。
生きとし生けるもの全てが遺伝子を残すための本能の性。その本能の性を歪め人間として躾けられた女のサガ。
神様ではなく人間が恰好付けして教えるサガ。その躾に翻弄され漂流させられて生きるしかない女。
人の顔や体がそれぞれ違うように、人の幸も好みも思考も違う。性の嗜好も人それぞれに違う。なのに親は絶対権力で子供を自分のありもしない理想像に仕上げようと試みる。
親が子供を育てる力量は食べさせ、教育機関への資金提供でしかあり得ないのに、生き方にまで影響力を行使しようとする。
結局自分の人生を生きずに格好つけしか出来ない親は子育てから何年経っても卒業できない未熟な親のままで歳をとる。
不幸なのはそうした親の元に生まれる子供である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-07 12:00:00
62644文字
会話率:1%
これを恋と呼ぶのか、愛と呼ぶのか、はたまた何というのかは分からない。
分からないけど、私があの人を…好きになったのは事実。ただ、それだけのこと。
だけど、"理由"が分からないの。
友達に"それ"を
聞かれても私には分からないの。
分からないからいつも"それ"を聞かれても微笑むだけ。
人を好きになるのに"理由"なんて必要なの?
"理由"がないと好きにはならないの?
私もどうしてこの人が好きなのか、"理由"を知りたいけれど…。
人を好きになる"理由"なんて、人それぞれでしょう?
もしかしたら過激な描写が今後出てくるかもしれません。18歳未満の方やそういうのが苦手な方はお引き取りをお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-07 00:24:43
4111文字
会話率:55%
私はあの人を好きなった、ただそれだけのこと。
理由を聞かれても私には分からない。
ただ、好きになっただけ。
人を好きになるのに理由なんて必要ないでしょう?
理由がないと人を好きって言えないの?
好きという事実だけじゃ駄目なの?
人を好
きになる理由を探しつつ、成長していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-01 21:53:50
230文字
会話率:0%
月曜から日曜日までの一週間。
各曜日事に綴られる7組の大人と小学生女児の密事を
オムニバス形式で描いた作品です。
何気に4年振りの新作ですし、各話に繋がりは
ありませんしそれぞれが独立した【童話】として
描いています。
最終更新:2021-10-06 18:47:41
5997文字
会話率:40%
「おっぱいおばさん」シリーズです。
群像劇仕立てなので話ごとに主人公は変わります。
以下、それぞれの話の主人公(語り)の説明です。
第1話…「ぼく」
第2話…「ぼく」=「達哉(たつや)」の幼馴染「結衣(ゆい)」
第3話…「おっぱいおばさん
」こと「胸元実栄子(むなもとみえこ)」収監先拘置所の担当看守「俊司(しゅんじ)」
第4話…大学生になった「僕」=達哉
第5話…「胸元実栄子=(桃尻栄実子ももじりえみこ)」+後半「結衣」(※GLあり)
第6話…「結衣」と「達哉」(※GL+BLあり)
第7話…「達哉」と「結衣」
第8話…「結衣」(※乱交)
第9話…「ぼく」(達哉)
第10話…「ぼく」=「陽斗(はると)」結衣の子
第11話…「月奈(るな)」と「陽斗」
第12話…「俊司」
第13話…「俊司」
第14話…「俊司」
第15話…「月奈」と「揺凪(ゆな)」
第16話…「海音」と「陽斗」と「月奈」(※BLあり)
第17話…「月奈」と「俊司」
第18話…「陽斗」と「達哉」
第19話…「結衣」
第20話…「実栄子」から始まり、おなじみメンバーが交代で語る。
第21話…「陽斗」から「童話の世界」へ
第22話…「陽斗」
第23話…「揺凪」と「童話の世界」と「海音」
第1話から順番に読んでいただいた方が分かりやすさはあると思いますが、
群像劇なのでどこから読んでも意味は通じるように1話ごとに完結しています。
話が進むにつれて、女性だからこその(性の)悩みや病気も登場します。ショタコン、覗き見、
複数プレイ、BL、GL…などH要素なら何でもありの展開となっています。
基本的にエロ小説ですが、エロだけでなく、所々泣けそうなイイ話としてまとめたいと考えています。エロ描写より、漫画みたいなストーリーを考えるのが好きなタイプです。
《名前のある登場人物》
★達哉(たつや)
★胸元実栄子(むなもとみえこ)=桃尻栄実子(ももじりえみこ)
★結衣(ゆい)
★俊司(しゅんじ)
★陽斗(はると)
★月奈(るな)
★揺凪(ゆな)
★海音(かいと)
★波美江(なみえ)
★胸尻(むなじり)さん
★木巣(きす)プロデューサー
★股吉(またよし)社長
★美紅里(みくり)
★源永遠子(みなもととわこ)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-04 23:31:09
167872文字
会話率:59%
突然味がわからなくなった。
今まで普通に美味しかった食事が砂やゴムを食べるような感覚になる。ある人間以外の食品は無味の栄養。それが《フォーク》と呼ばれる人間。
甘い匂い、味も格別。人それぞれ味が違う。希少価値のある《ケーキ》と呼ばれる人
間。
食事とは生きるために必要なモノ。
食事のために殺されるのは面白くない。
なぁ、あんた。
俺を生かしながら、食べないか。
《ケーキ》からの提案は一瞬の死か、いつかの死かを選ばせるものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-04 23:18:30
2573文字
会話率:50%
公務員なり立ての「僕」はご近所の巨乳JSであるまひろちゃんが家の前で泣いているのを見つけ、家に入れて慰めてあげた。すると彼女は「おっぱいが大きすぎるのは変」とからかわれたと言う。「おっぱいの大きさなんて人それぞれだから大丈夫」と言ってあげた
ら「変じゃないか確かめて」と上半身を脱ぎ始め……
少々殺伐なのを書いてたら思い切り甘々なのを書きたくなって、そしたら「だったら巨乳JSだろ!」という声が聞こえたもので。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-04 16:33:27
14510文字
会話率:59%
※ 性描写を撤去して『アルファポリス』にも掲載してます。
【概要】
頭髪から皮膚まで白い少年、天月秋(あまつきしゅう)。大企業の社長の息子である黒澤陸斗(くろさわりくと)。
幼い頃に出会った二人は十三年の時を経て、寅(とら)と呼ばれる不良
が仕切る高校時代に再会するが、互いに覚えていない。
生い立ちや境遇が対照的でありながら、どこか懐かしい感覚に互いを意識するようになる。思春期という時期が相まって恋と錯覚してしまい、相思相愛となる。
だが陸斗は会社の跡継ぎという立場から周囲の目が厳しく、一方で子孫を残せない事や生い立ちにも引け目を感じる秋。次第に陸斗から距離を置こうとするようになる。
死ぬ事、生きる事、失う事、愛す事。
依存するか自立するか、執着するか手放すか。
依存と執着の関係にある二人がそれぞれの立場から課題を乗り越えて学ぶことで、人魚の風の祝福を受ける。
【補足】
● 意味不明の言語はデンマーク語です。
● 実在した人物、既存の作品を引用したフィクションです。
● 一部に宗教的な表現がありますが宗教とは直接関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-20 10:23:56
599739文字
会話率:41%
※「もしも世界から私だけ消えたとしても」のラストから数年後の世界を描いています。
西木詩音は七年前の二十歳のとき大学を退学し、逃げるように大学のあった新潟から静岡県の沼津へ一人流れてきた。過去の恋愛がトラウマとなり、詩音はもう誰も好き
にならないと決めていた。
それから七年経った。新天地での生活にも慣れた。でも一人ぼっちで恋愛とも無縁な生活が長く続き、詩音の心は自分でも気づかないうちに限界を迎えていた。
バイト先の同僚の松江沙羅に、同じく同僚で大学生の勝又大智とつきあったらどうかと勧められ、詩音はもう誰も好きにならないという過去の誓いを破り、五歳年下の大智と恋人になった。
かつてのサセ子さんと恋愛経験0の童貞男、まるで異なる境遇の二人だが、詩音と大智にはそれぞれの過去を理由に心に深い傷を抱えている、という共通点があった。心安らげる居場所を持たない者同士、二人の恋は急激に進展していった――
(登場人物一覧)
〈現在〉
西木詩音…主人公、27歳、大学中退
勝又大智…22歳、大学四年生
勝又美琴…23歳、大智のいとこ
橋本凛…店長
川島莉子…店員、女子高生
川島健司…莉子の兄、中学で大智のクラスメート
松江(旧姓:吉田)沙羅…店員
松江雅博…沙羅の夫、バー〈こもれび〉のマスター
黒瀬悠樹…かつて沙羅を薬漬けにして売春させていた
勝呂唯…大学四年生、中学で大智のクラスメート
勝呂智音…唯の娘(父親は小山田圭吾)
小山田圭吾…ミュージシャン、中学で大智をいじめていた ※同姓同名の実在するミュージシャンがこの人物のモデルですが、その実在する人物は本作品および本作品に登場する人物とは関係ありません。
高部千花…小学校教諭、唯の同僚
〈七年前〉
杉山竜星…詩音の初彼
藤原礼央…詩音の元彼(竜星と同期)
後藤陽平…詩音の元彼(一年後輩組)
足立史也…詩音の元彼(一年後輩組)
南場達彦…詩音の元彼(一年後輩組)
緑川芳樹…詩音の元彼(一年後輩組)
島田陸…詩音の元彼(一年後輩組)
原雅人…詩音の元彼(二年後輩組)
斉藤大輔…詩音の元彼(二年後輩組)
広田豪…詩音の元彼(二年後輩組)
井原元気…詩音の元彼(二年後輩組)
ラモス…詩音の元彼(二年後輩組)
小野蓮…詩音の大学の先輩
※エブリスタでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-19 12:00:00
186810文字
会話率:53%
足の怪我で仕事を休職したタグチは、10年の時を経て夜間学校に通い始める。かつて自分が受け入れられなかった怠惰を貪るような生活が、足を引きずる今の自分には合ってるような気がしたのだ。それに、自分が否定したものが本当にそうなのかを確かめたかった
。場違いな風体に周囲が警戒する中、タグチは2人の少女と出会う。3人はお互いそれぞれの価値観を持ちながら、急速に距離を縮めていく。
他投稿、ZOK-AKUの方もよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-17 20:00:00
24117文字
会話率:29%
夏を過ぎたある日、葉月と光理はいつものフードコートで待ち合わせをする。
私は二人が過ごしたそれぞれの夏の思い出を記録しよう。
最終更新:2021-04-14 16:06:10
2847文字
会話率:54%