父親の実家に遊びに来た美少女が、
男尊女卑の思想が色濃く残る
農家の跡取り中年男に見初められ、
逃げれぬ様、既成事実という名の元に
跡取り息子と村人達によって穢されていく。
逆境の中、追いつめられ辱めを受けても
自分を見失わず、果敢に抵抗を
し続ける少女。
その純粋な心がいつまで折れずにいるのか、
その健気な姿が図らずも村男達の欲望を
尚一層、掻き立てる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-03 15:06:49
57264文字
会話率:40%
「新婚さんですか? 良いですね~」仲居さんに勘違いされた暁姫 (あきひめ)は恥ずかしそうではあったが、満更ではないといった雰囲気。妖狐の暁姫は想い人である新屋想汰 (あらやそうた)と2人で温泉旅行に来ていたのだ。想汰は純粋に喜んでいたが、暁
姫には想汰に言えない隠し事があった。それはこの温泉宿には《子宝の湯》という、子宝に恵まれる妊娠祈願の温泉があったのだ。その温泉に入り愛の営みを行えば妊娠間違いナシ! と言われる程の噂。暁姫はそんな温泉に入り、たっぷりと想汰に可愛がられる事を想像して心踊らせていた。
※前作『その願いは意図せず叶った。』の続編となります。ここから読んでも問題ないような構成となっていますが、興味がある方は前作を読んでからこちらを読んでいただいた方がより楽しめると思います。本当にただイチャイチャするだけ。ラブラブで甘々なお話をお楽しみ下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-01 11:54:37
25816文字
会話率:36%
トラウマ持ちの性格が捻くれている女の子と、そんな女の子によく分からない感情を抱いている男の子のお話。
最終更新:2020-01-23 19:59:08
2093文字
会話率:37%
見た目はいいのに壊滅的にモテない花音は、大学時代早々と恋人を作ることを諦め、自由気ままな異性交流を行っていたが、中学時代の片恋相手に10年ぶりに再会することになる。もう恋なんかしないつもりだったのに、一晩明けるとなぜかその先輩が彼氏になっ
ていた……なんで?
セフレ女と訳あり男による純粋な、恋のお話。
2020-01-02
本編完結しました!ながらくお付き合いいただきありがとうございました。
今後は番外編の更新を考えています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-22 23:45:36
171408文字
会話率:55%
よかれと思ってあまり両親が帰ってこず寂しげだったお嬢と仲良くしてたら、電話で雇用主に「娘を誑かしてどうするつもりだ」とか「恩知らず」とか「財産目当てか」とか「そういう卑しいところが両親とそっくりだ」とかめちゃくちゃに怒られた。
そんな心
配ならもっと帰ってこいよ。
もう完全に気分が萎えて「そんな気なかったけどマジで手を出してやる」、「もうどうにでもなーれっ」くらいの気持ちになったので、お嬢をレイプすることに決めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-21 20:47:08
18689文字
会話率:37%
ひょんな事によって異形の股間を手に入れてしまった主人公、娼婦にすら逃げられむせび泣く。
そんな彼の元に、ある日父王から命令が下される。それは――『アヴァロンのダンジョンを攻略せよ!』
古魔導師が生み出したそのダンジョンになら、股間を戻す秘宝
が眠っているかもしれない! そう考えた主人公は、昼はダンジョン攻略、夜は姫巫女の奴隷化調教に勤しむ日々を送る事に。かくして彼は股間を元に戻す事ができるのだろうか?
※オシリス文庫様より電子書籍版全9巻、合本版、外伝1~3巻が好評発売中です。
※10/16本編完結いたしました! ご愛読ありがとうございました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-17 23:00:00
1247975文字
会話率:38%
あらすじ
大いなる存在は世界を見つけた。冷涼とした物理世界の中に、面白いものを見つけた。
生命と魂、神秘、意思の起動力、夢、社会、法律、習慣と精神、取り分け知的生命体の奥深く、意識と精神、生死の更に向こう側、そこに何があるのか確かめるこ
とにした。
あらすじ2
あなたの感じている物、わたしの感じている事、一緒に議論していきましょう。何者で、何が好きで、何が嫌いで、今までどんなことをして、これからどうしたいのか。
大丈夫、わたしはあなたにしか見えません。だから、どうか本当のあなたを。そうすれば本物をあなたにお返しできるでしょう。
作者から
物語を動かしながら、いろいろなバリエーションを構築しつつ書いていく予定です。
登場人物ごとに方向性を絞る予定です。並行して書いたり、一部掘り下げて書くことや、IFとして書くこともあるかもしれません。
ドストライクな話では読者が読み返してしまう様な文章を目指します。
当然、全てフィクションであり、実際の人物、思想、その他の物理現象、法則含めた如何なる物とは関係はありません。
登場する人格、人体は全て18歳以上です。作者は読者を扇動したり、間違った知識を流布する意図等は一切なく、純粋に読み物としての娯楽の為に小説を提供しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-17 18:07:10
25238文字
会話率:24%
非太陽系外円惑星オールトの雲レベル
超巨大異世界神星の辺境実験惑星の一群
地獄惑星モルモンサントモルモット悪魔666
最終更新:2020-01-13 23:55:55
394文字
会話率:100%
春には付き合って半年の彼女がいる。純粋無垢な彼女に手を出せずにいたのだが、ある日、アダルト動画で、彼女によく似た女優を発見し――。※童貞くさい元ヤリチンによるエロコメディになればいいな、な話です。
最終更新:2020-01-09 19:00:00
18824文字
会話率:25%
圧倒的に女子生徒の多い高校に入学した圭。
クラスで、部活で、アルバイト先で、女ヤンキー集団からありとあらゆる女性達に肉体的にも精神的にも金銭的にも一切の逃げ場なく徹底的に虐め抜かれます。ただの虐めに留まらず理不尽に借金をさせられるなど24時
間365日一切気の休まることのない程追い詰められるノーマルの(マゾではない)男の子の話です。
エロ描写や逆転は一切なく純粋に女性様達が1人のノーマルの男の子を虐め抜きます。
元々は私の実体験をベースに妄想を追加してより苦しむ作品にしていきます。
小説と言うよりは自分の記録、メモ的な意味合いが強い為細かい描写よりも起こった事象を中心に書いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-09 13:12:49
7587文字
会話率:35%
勇者として神託を受け生まれてきたリーン。彼女は、戦士のファイと魔術師ミリイ、そして治癒師のルカと旅をしている。
とある村に滞在し、ひとときの休息をとっていた最中、上級魔族に襲われ、攫われるリーン。それを助けにルカが現れるが…。
前回の続編(
一応)。今後続くかは未定。とりあえず自分好みのエロが書きたいだけ。
相変わらず性癖と趣味と勢いだけで書いてます。タグを参照してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-05 05:21:29
7248文字
会話率:48%
勇者として神託を受け生まれてきたリーン。彼女は、戦士のファイと魔術師ミリイ、そして治癒師のルカと旅をしている。リーンが怪我をすると、毎回ルカが治療をしてくれるのだが、その治療方法が・・・。
相変わらず性癖だけで書いてます。エロいのが書きたか
ったんです。勢いであげてるので後日修正するかもしれません。タグを参照してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-30 03:33:58
3949文字
会話率:45%
ゆらゆら、ゆらゆら、ゆらゆらと。
長い間、つまらないとも逃げ出したいとも思わなかったのは手に入れたものが理に叶っていたからなのか。
ゆらゆら、ゆらゆら、ゆらゆらと。
それでも狭い水中に囚われていることに気付き飽き始めていることも否めずに、い
つかは広い水中を優雅に泳ぎ回りたいと願うのは誰にも聞こえない心中(しんちゅう)、言えない独り言。
(作中一部抜粋)
大学を卒業し、同棲を始めた残間裕介(ざんま
ゆうすけ)と彼女の芦屋真鶴(あしやまなつ)。六年近い付き合いの中で変わらず裕介に好意を持つ真鶴に対し、裕介は少しだけ飽きを感じ始めていた。それでも真鶴と別れたいとは思えず、それはなぜなのか自問自答する日々にいた。自分からは先に言葉にすることで責任を負いたくなく真鶴の言葉に身を委ねるも、高校からの友人を紹介したことで変わる二人の行く先は……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-29 18:51:23
38811文字
会話率:70%
時々、誰かを噛み殺したくなる時がある。
時々、誰かに噛み殺されたくなる時もある。
それは決して相手を嫌いなわけじゃない。
それは決して自分を嫌いなわけじゃない。
ただ、そんなことしか考えれない人間もリアルの片隅にはいて、その答えを見つけたく
て一人迷い続けているんだよ。
(作中、一部抜粋)
高校一年生、十六歳の繕(ぜん)には七歳年上の兄仁(じん)がいる。メンタルが弱い弟と破天荒ぎみな兄。兄弟間に恋愛感情など微塵もなくも、兄の首元を噛みたい衝動、他人に自分の首元を噛まれたい衝動にかられる時がある。変わりたいと願うも、その原因さえ通いなれた精神科では解明されぬまま月日ばかりが流れて行った。けれど、兄のメールが手がかりになり、次第に気持ちの道しるべになって行く。それでも本当の自分を見つけるには思うようにならなくて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-25 20:07:50
35686文字
会話率:70%
その日は余りにも残酷で、燃え盛る炎を目の前に立ち尽くす自分が何も出来ない赤子のようで、ただ虚しく君を守れないことへの懺悔に苛まれていました。オレは君がセカイで一番大好きでした。
その日は余りにも残酷で、燃え盛る炎に包まれ身動きの取れない私は
、貴方へと助けを求め伸ばしたこの手が届かなかったのです。私は貴方がセカイで一番大好きでした。
(作中から一部抜粋)
幼馴染みの友人から彼女を奪い取り十年後。その彼女と婚姻届けを提出したその日、無くしたものは余りにも大きかったのでした……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-16 09:57:34
18070文字
会話率:54%
白いドレスに身を包んだ少女。ブロンドの髪がほっそりとした腰まで伸びており、窓から入る陽の光を受けて、金色の光をより強く放っている。白い肌がより際立って見えるのはそのためだろう。
美であることへの憧憬や、嫉妬など抱くことができるはずもない
。とても手の届く次元に存在すると思えない。格の違い、なんて言葉はこんな時に使うのだろう。
全てを総べる神がいるのなら、神はこの少女には持てる力と愛を惜しみなく捧げたのだろう。唯一、不治の病に侵されていることは、あまりにも完璧に注いだ愛が生んだ歪かもしれない。しかし、それすらも寵愛に思える。薄幸な少女は、それ故に美しかった。大きく見開かれた物憂げな碧い瞳は、万物が散り際に光らせる美が宿っていた。それが常世の者ではないような容姿をかえって助長させている。
※本文より抜粋
☆国同士がいがみ合い、多くの犠牲が出た時代。
死神と蔑まれる少女兵士アヤメは薄倖の皇女、クリステルの護衛を命じられる。
惹かれあい、愛を誓った彼女たちは苛烈な運命と残酷な世界へ挑む。
アダルトな表現のある話にはタイトルに★をつけさせていただきます。
※お姫様と少女兵士のゆりんゆりんな話です。
※エロ要素少なめなのでご注意ください。ただし絡みのシーンはエロく書きます。
※エロすぎ! 加減しろバカ! と警告を受けて「なろう」からお引越しです。「なろう」にも同タイトルのものを掲載しております。
※あまあまなもう一つの物語、「百合っと皇女の猫」も「なろう」に投稿しておりますのでよろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-18 19:04:58
638996文字
会話率:43%
ハチャメチャな世界に転生した晴明は生粋の『ネトラレ好き』
美人の彼女の神夜のネトラレが見たいと日々奮闘する物語です。
主人公が死んじゃったり、生き返ったり、ベタ展開だったり、他の作品をパクっ・・・リスペクトしたり、おふざけのやりたい放題の
作品です。
温かい目で宜しくお願い致します。
以上。
※因みに不定期投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-11 02:40:16
505882文字
会話率:30%
誰が誰に惚れていたのか忘れるほどエロ尊い純恋を
セックスをする相手に恋愛感情を持たない、自由奔放なダメンズ社会人、蓮くん(23歳)と、
そんな蓮くんを純粋に好きでい続ける真面目な高3、レン(17歳)の純恋ストーリー
エブリスタ・
アルファポリスで先行して連載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-26 19:49:19
849文字
会話率:23%
東の大陸にあるハイツランデル王国の王女、シティーリアは側室であるカトレアに虐待を受け続けていた。そんなある日、なんでも一つだけ願いを叶えてくれる悪魔の存在を知った側室カトレアは「女王になりたい」という理由で禁忌である悪魔召還を執り行い、代償
としてシティーリアを指名する。
召還された悪魔エヴァンスは幼いアルビノの少女シティーリアが縛られて身動きとれないことから、ただならぬ状況で呼び出されたと知り、代償者の願いしか叶えないと言い放つ。
美しい純粋な魂に惹かれ、エヴァンスは彼女へ願いを尋ねと、彼女は小さくこう言った。
『私と居て欲しい』
その小さな願いをエヴァンスは叶えるために、彼女と共に旅をするお話。
※終始シティーリアと悪魔エヴァンスが狙われ続けます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-13 02:49:15
1091文字
会話率:64%
失業した挙句アパートまで全焼で全てを無くした花那。ネットカフェで過ごそうかと歩いていたら、作家、森咲 律のサイン会に行き当たる。いつも持ち歩いている小説の作者のサイン会。サイン本、ネットで売れるかも…と思い行列に並ぶけれど、直前で、それは作
家に対しても作品に対しても失礼だと思いなおす。ただ、サインをしてもらったら、明日から職探しを頑張ろうと思っていた。本を渡す時触れた指先。その手を腕ごと掴んだのは森咲 律本人。彼は花那の腕を掴んだまま離さない。離して欲しいと言う花那の言葉など聞く耳を持たず、ただ、真っ直ぐに見つめてくる。周りの出版社やマネージャーのような人達に説得されてようやく離してくれたものの、視線は花那を見つめたまま。しかも、話しがあるから待っていて欲しいと言われる始末。
話す事など無い花那はその場から離れようと試みるも、何だかガタイの良い人達に囲まれてコーヒーを飲む事に…。
再び現れた律は花那を自宅に連れて行く。律の自室の寝室に放り込まれ怯える花那に律はただ一言
「服を脱げ」
と言い放つ。
恐怖で震える花那はブルブルと首を横に振る。
「脱がせろと言う事か」
と花那のシャツに手をかける律に
「違う!!!」
知らず知らずのうちに流れていた涙に濡れた瞳で睨みつけて、伸びてきていた律の手を払いのけた。
「私にっ…触らないでっ!」
急な展開に頭の中が追いついていない。けれど、貞操の危機だと言う事は分かる。
作家、森咲 律。
知らない人はいない。
出す本は全てベストセラー。
映画化、ドラマ化、舞台化された作品は数知れず。
切ない作風に女性ファンが多く、作者本人がイケメンだとネットで話題になっていた。
イケメンとか関係無く作品のファンだった。
純粋に彼の文章が好きだったのに。
こんな傍若無人な人だなんて!!!
22年間守って来たわけでもない処女だが、こんな形で失うのは嫌だ!
いきなりこんな事をされるなんて、意味が分からない。
段々と腹が立ってくる。
金無し。職無し。家無し。彼氏無し。
不幸だけが盛り沢山な人生なんてウンザリだ。
「いい加減にして!」
今日、色々あったからなのか。
朝から何も食べていなかったからなのか。
今がショック過ぎたのか。
目の前が真っ暗になって意識を手放したのが、唯一洵に出来た抵抗だったのかもしれない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-10 00:34:00
345文字
会話率:0%
【本編完結致しました。番外編を不定期に掲載致します】
『陽の国』フェルティ国で布と糸の取引を営む商人の娘、フローラは見合い話を打診される。お相手は代々高位官僚を務めるブランディア家の三男、マリウス。
だが余りの身分差と自らの過去の出来事も
あり、断りの為に見合いに出たフローラであったが、そこで彼から馬鹿にされ怒りの余りにとんでもない行動をしてしまうのだった。
だがそれがかえってマリウスの気に入る所となってしまい、フローラの意思とは関係無く結婚話が進んでいく。
以前受けた仕打ちのせいで愛を信じられないフローラは、始めのうちこそ無神経なマリウスを信じられず嫌っていたが、彼の真っ直ぐで純粋な想いに次第に心許していく。
だが二人の周りでは政治の実権を巡る官僚同士の争いが起こっていて、実は二人の結婚はその争いに対する策略のひとつだった…。
性的描写あり→☆
残虐描写あり→★
※職業と性格上、ヒロイン(フローラ)はヒーロー(マリウス)以外にも複数の男性と肉体関係を持ちます。そういうのを嫌悪される方はご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-07 00:00:00
632352文字
会話率:45%
高校三年生の兄を慕う弟(中学二年)はある日、同級生の手によって先輩に体を差し出す屈辱を味わう。
同級生の裏切り。過去に遭った出来事。
兄への想いは純粋なものだと思っていたけれど、どこかで歪みが生じ始めていた。
投稿サイト「fujossy
」で開催の「オメガバース・兄弟・闇BL」コンテスト参加作品です。
コンテストの規定に「3000~10000字までを読んで審査」とあったため約10000字の作品にしています。
※輪姦、兄弟間の性描写があります。
※pixivにも掲載しています。
●登場人物
・将継(兄、まさつぐ)→高校三年生。十八歳。
・昭継(弟、あきつぐ)→中学二年生。十四歳。
・森、高橋 →昭継の同級生
・主将、先輩達折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-04 01:32:24
10510文字
会話率:23%
「宮殿から脱出して、父さんを捜す」
母は他界、父は行方不明となり、カルディア国主である伯父に引き取られたクリスは、五年間も宮殿内の狭い一室で監禁されていた。
ある夜、伯父から性接待を命じられ、否応なしに美しい青年と紳士から弄ばれたクリスは、
宮殿からの脱出を決意する。
ところが空港で、客だった青年と会ってしまい……。
【作品より一部抜粋】
「必ず約束してくださるなら、閣下に……従います」
クリスが震えた声で答えると、青年は満足そうに微笑んでいた。
人間を犬や猫のように扱い、ペットとして飼うのが、そんなに嬉しいのだろうか。
「たった今から、お前の主君はカルディア国主ではなく、この俺だ。フェステルシア国主ヴィルフェルド・フェスティアが、お前の主人だ」
「フェステルシア国主ヴィルフェルド閣下……」
隣国フェステルシアはこの惑星アインフェーデルで、トップを争う大国だ。
国土はカルディアと大差ないが、経済においては、遥かに上回る。
(この作品は約10年前、某投稿サイトにて「螺旋式四重奏」というタイトルで発表したものを大幅改稿しました。元の作品は、現在でもフォレストページに置いてあります)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-03 21:00:00
93490文字
会話率:42%