――花は散り際、人は死に様。
昼か夜かもわからぬ奥座敷の金屏風を前に老骨が一人琵琶を抱えて座している。座したまま死したような静寂は動けば首が飛ぶと思わせるほどに鈍色に張り詰めていた。
べぃん。
スサマジイ音が鳴った。明王のごとく立
っていた蝋燭の炎が揺れた。屋敷の数百年動かなかった気配が揺らいだ。
老骨の末枯のような指が突然に弦を上から下へ弾いたのだ。
「東西東西。これよりとある一段二段を語りまするは俄仕立ての琵琶法師、この古狸めにござります……」
にぃ、と御歯黒が覗く。目蓋は頬にくっついていた。
柿色の着物に禿頭――琵琶法師だ。
「私めが語ります前にお集まりいただいた皆々様には肝に銘じていただかねばなりますまい。この世は”地獄”だということを。そしてその”地獄”を生み出すのは、あなた方、”人”だということを……」
彼が語り始める。さてはお前こそ鬼か妖の類と思えば、その口調と声色には人間らしい情愛があった。
ギィイッ、老骨は下から上へなぞり上げて弦を押さえる。始まるらしい。
「さて。此度の一段は、少女が母になるまでの間の出来事にござります。仮に題しまして”褥(しとね)”。どうぞ最後までお座りなすって、ご聴聞かたよろしくお願いいたします……」
べぃん、べん、べん、べん――べべん。
□ 以下注意書きにつき、必読 □
!当作品は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません
【閲覧注意】
※18歳以下の閲覧を禁止
※メンタル弱めの方及び心臓等が弱い方の閲覧を禁止
※人によっては過度なグロ・胸糞と捉えられる描写有り
※近親相○及び未成年の○産、並びにゴ○ブ○の描写有り
※当作品読了後の体調不良につきまして、当方は一切の責任を取りません
※供養のために注意書きを載せて投稿してみますが、ガイド違反に当たる場合は運営の判断に任せます
※明治〜昭和前期までの文体をイメージしておりますが、下調べ0のため、間違っていても指摘せず雰囲気で楽しんでください
※閲覧にはくれぐれもご注意ください
【お題】
・1000文字未満小説
・執筆時間2時間以内折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-04 13:56:25
1000文字
会話率:19%
【日間総合56位 日間短編17位 週間147位作品】
喉を震わせ、雪音が声にならない声を上げる。
アイマスクの上に覗く眉がハの字を描き、小さな唇を割って乱れた呼吸を刻み始める。
息をするたびに上下する胸元。若草色のパジャマを押し上げる膨らみ
の真ん中に、眼を凝らさないとわからない程度のポッチが浮かぶ。
「気持ちいい……。気持ちいい……」
「腰から力を抜いて」
「気持ちいい……」
新たに指示を始める淫魔。
1人が指示を下す一方、もう1人はただ気持ちいいという暗示をささやき続ける。
「お尻から腰へ。ゆっくりと力が抜けていく。力が抜けて、もうなにもできない」
雪音が小さく口を動かす。
読唇術の心得はないが“ダメ……”と言っているように見えた。(本文より)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-17 18:57:11
10319文字
会話率:44%
王都のど真ん中で占いの館をやっているローズ。
彼女の占いは百発百中!
予言の魔女、だなんて言われ今や人気の占い師⋯
そんな彼女の正体は。
「本当に予言の魔女、なのよねぇ⋯」
そんな彼女にプロポーズの相談をしに来たのは堅物そうな騎士、エバ
ンジェスだった。
いつも通りプロポーズの結果を視て適切なアドバイスを⋯と水晶を覗くとなんとそこには無限の未来が!?
“このままじゃ百発百中じゃなくなっちゃう!”
無限にある未来を絞る為に彼の“女慣れ”に付き合うことになったローズだったが、ハッと気付くと彼と夜を共にしていた!?
“そんなばかなーー!?”
堅物かと思いきや案外よく笑うエバンとのお気楽ドタバタラブコメです。
※アルファポリス様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-04 00:58:03
12522文字
会話率:44%
由緒ある騎士爵の家系に生まれた18歳の青年"タクト=ザグール"。青年は幼い頃から騎士を目指し日々剣を振るってきた。
しかし、天恵と呼ばれる特殊な力が存在する世界で、タクトは無恵であった。強者しかなれない騎士の道でその壁
が夢を阻む。
そんなある日、ようやく念願の騎士団への配属が叶うのだが……。
「ようこそ。我が薔薇騎士団へ」
タクトが配属されたのは、なんと女性だけの騎士団で、ローズナイト率いる"薔薇騎士団"。
通称"赤い悪魔達"と呼ばれ、男よりも男勝りな騎士達に翻弄されるタクト。やがてタクトは心も体も赤い悪魔達に捧げる事になるのだが――
「良いか。お前の最初の仕事は、皆のパンツを覚える事だ!」
お姉様達のパンツを洗い食事の世話に夜の相手!?
女性だらけの騎士団で、タクトは最強の騎士へ成り上がれるのか!?
※性描写ですが、挿入有りは★挿入無しは☆でタイトルの後に付けて置きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-26 21:42:36
29528文字
会話率:41%
高校に入学したての春。
まだ友だちも作れていない、おさげがチャームポイントの少女は、忘れ物を取りに学校へ戻った。教室に近づくにつれて、粘着質な水音が聞こえてくる。
なんだろう、と違和感と恐怖を携え、恐る恐る教室を覗くと――
そこに
は、流麗な茶色い長髪を淫らに躍らせて少女の机に口づけをするクラスメイトが見えたのだ。
現実を受け入れがたかった少女は、しばらく立った日の放課後、また教室へやって来ていた。
今度は、彼女自身が、あの日の再現を、するために。
「キスの先」をすれば、時計は巻き戻る。
少女の時間は、まだ少ししか進んでいなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-25 21:00:00
7683文字
会話率:29%
仕事帰りの深夜の公園。公衆トイレで用を足すと、個室から聞こえるうめき声一つ。
男子トイレで女の声で、そっと覗くとレイプ後の雌穴。たっぷり出されたのか膣口から、精液が垂れ漏れて意識はない。人を呼ぼうとスマホを取り出し、待ち受けのエロ画像
を見て邪が疼く。
――――コレ、持って帰れないか?
監視の類を探して見当たらず、男は雌穴にコートを羽織らせる。
自宅に連れ帰り風呂で洗い、気を失ったままの女体を堪能。後はどうしようか考えもせず、性欲の限り種をつける。起きて正気に戻ってもなお、犯し撮って脅して所有する。
壊れるまで。
壊れても。
コレは女ではなく、雌で穴だから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-25 16:51:24
5677文字
会話率:44%
現代をぼんやりと生きている「俺」の中には幾つもの前世の記憶があった。
幾つもの人生を生きてきた「俺」はそれら全てを鮮明に覚えている。
そんな鮮やかな記憶に飲み込まれそうになったり、混乱したりしながらも、忘れられない大切な事や忘れたい悲しい事
を手放せなせず、生き方や考え方を試行錯誤する物語。
※性的描写やグロイ表現もありますが、基本的にはある人の数奇な一生を覗くような物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-25 03:10:09
2375文字
会話率:0%
目が覚めて部屋を覗くと、そこには全体的に控えめな体格をした、銀髪の短い猫っ毛をした少女が眠っていた――。
バイトで生計を立てているフリーター山本颯太は、劣悪な職場環境に精神が摩耗し限界を迎えようとしていた。今日も今日とて怒られた颯太は
、肩を落としながら帰っていると道路わきに段ボールに入った子猫が目に入った。
今時こんな捨てられ方をされているなんて……物珍しい光景についつい目を奪われた颯太は、猫を連れて帰って介抱してあげると数日後。部屋には猫はおらず、そこには銀髪の少女が無防備な姿で眠っていて――。
※
複数のキャラの視点変更有り。残酷な描写有り。レイプ描写有り。ストーリー重視。
途中のシーンにて性的暴行、暴力的なシーンがあります。
該当する場面には記号をつけておきますので、読み飛ばす方は目印にしてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-23 22:00:00
146091文字
会話率:42%
四ヶ月前からルームシェアを始めた土屋豊は、毎晩寝ている僕の部屋を覗く。何故そんなことをするのかわからない。
寝てると思ってほっぺなでなで×そんなことされたら寝られない
ハッピーエンド
18禁シーンは予告なしに入ります
✳︎アル
ファポリスさまにも掲載しております。よろしくお願いします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-16 00:00:00
63905文字
会話率:38%
中学二年の春休み、深夜に出会った隣のクラスの女の子は自分にとって運命と感じるとても大切な人であり。自分はこの彼女とどうやって仲良くなれば良いのか、必死で頭を巡らしていた。自分を理解しようとしてくれる彼女に、どうやったら自分の気持ちを伝えれる
のかわからない。自分を知る事は、深遠の闇を覗く行為のようであり、自分でも知らなかった隠された人の薄暗い部分を知る内に、幼い精神はやがて悪意に犯されていく。やがて歯車は狂いだし、人の悪意が道を狂わせる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-11 12:00:00
69327文字
会話率:32%
ブラック企業に勤める私、芦原雪菜(あしはら ゆきな)には、毎朝エレベーターで出会う人がいる。ジョギング姿で目深い帽子とマスクとの間には、人懐っこそうなタレ目が覗く。名乗った事はなく、お互いに会釈だけする間柄のはずなのに、その人は、なぜか私の
名前を知っていてーーーーーーーー初投稿です!なんでもござれな人、良ければ暇つぶしに読んで行って下さい。※この短編には直接的なR18な表現はありません。力不足です、ごめんなさい。※※※この物語は世の中のストーカーを肯定するものではありません。疲れた女の子が絆されるだけの、フィクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-29 00:59:12
4778文字
会話率:39%
……授業中に気分が悪くなった高校二年生の『俺』。あまりの怠さに保健室に駆け込むと、ベッドに倒れこんで意識を失った。そんな俺が目を覚ますと気分の悪さは消えていたが、保健室からはいつもの先生が消え、そこで行われていたのは桜子先生という少々Sっ気
の強い女医によるふたなり女子達の射精検査だった。彼女達はカーテンに四方を囲まれたベッドの中に男がいることも知らず全裸に剥かれ、抵抗しつつも嬌声をあげながら一人、また一人と絶頂に達していく……
様々なふたなり女子達が羞恥の検査の中で、桜子先生にあらゆる部分を弄り回され、百合にオナニー、潮吹きにおしっこと……あらゆる凌辱を尽くされた末に搾精されてしまう話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-13 23:59:57
73914文字
会話率:38%
インターネットの片隅にAIが生活を送る世界を覗いてクエストを発行する、ゲーム的な要素を含んだ動画配信サイトがあった。
しかしそこは異世界で、AIとされる住人は血の通った人間だった。主人公はそんな世界へ転生することになる。
クエストの内容
は魔物の討伐からレイプや殺人まで幅広い。異世界に居ながら異世界を覗く術を持つ主人公は、殺伐とした世界で細々と日々を食いつないでいた。
そんなある日、主人公は個人向けのプライベートクエストで高額な報酬と、無実の罪で指名手配中の元騎士を仲間にし……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-05 22:00:00
21408文字
会話率:42%
有名企業に勤める俺はようやく仕事が一段落し、早く家に帰ってくることができた。
どんなに仕事で疲れても俺には綺麗な奥さんがいる。
今日もたっぷり癒してもらおう。そう思って、玄関を開けると、どこかで見覚えのある革靴。
恐る恐る家に入ると、風呂場
から楽しげな会話が。
俺はとっさにクローゼットに隠れてしまった。
そこで目にしたのは、俺の妻が会社の後輩と裸で抱き合う光景だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-23 20:01:10
10640文字
会話率:36%
平凡な高校生の俺ーー夏凪春樹は両親の再婚で妹となった引きこもりの美少女、夏凪つむぎと一緒に暮らすこととなった。
ある日、いつも通り家に閉じ籠っているつむぎの部屋の前に行くと、微かな声と衣擦れの音が聞こえた。
静かに覗くとそこには、床にぺたり
と座り俺の衣服を嗅ぎながら秘部を弄るつむぎの姿があった。
その日から俺とつむぎの爛れた性活が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-14 18:14:11
11323文字
会話率:41%
そして世界は妹で満たされた。
妹──深淵から覗く兄の相補。
幸福な日常、たくさんの妹、独りの兄、永遠を望んだ有限の日々の終わり、妹という種族がいることを知った、妹は妹であるが妹ではなく妹という種族でありつまりは人間社会の半分以上は
妹なのである。兄のロールを、そして兄でもある聡志は妹の支配に乗り出した。兄は敗北する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-10 06:00:00
27949文字
会話率:39%
短編集です。随時更新予定です。
様々なカップルたちの情事シーンを覗くイメージです。
基本的に『攻め→→→→→←受け』
※地雷に対する配慮はありません。無理だと感じたら直ぐに閉じてください。
楽しんでいただけると嬉しいです。宜しくお願
いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-09 00:57:51
5600文字
会話率:30%
タトゥーアーティストのハルと助手の葵。今まで沢山の作品を作り上げてきた二人。だが、蛇の図柄を彫る時だけは、ハルの様子がおかしくなる。客の相手を葵に押し付けて部屋に籠る姿に、心配になって中を覗くと―。
(虐待描写があります。ご注意下さい)
(
アルファポリスにも公開しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-07 18:00:00
2315文字
会話率:36%
あの時、何があったのか。
その断片を覗く物語。
最終更新:2021-04-23 23:45:38
3960文字
会話率:30%
宅配ボックスを覗くと、そこには小さな箱が一つ。
中には身に覚えのないバイブがチン座していた。
まさかの宅配先はお隣さんのおむかいさんで…………?!!!
ほのぼのしたエロコメディです。
ずーーっと雛ちゃんといちゃいちゃします。
完結投稿
です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-14 22:00:00
83761文字
会話率:53%
私の母は清楚で美しい女性であった。
優しい父と楽しく暮らしていたが、下品な伯父に無理やり性交を強要され、初めは泣いて抵抗していた。
しかし何度も性交を重ねるうちにその巨大な男根に屈服し、避妊無しでの性交や精飲、性交用下着で叔父を興奮させな
がらの男根奉仕に夢中になっていった。
私はその様子をずっと覗いていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-31 17:33:26
22538文字
会話率:34%
私の母は清楚で美しい女性であった。優しい父と仲睦まじく暮らしていたが、叔父に無理やり性交を強要され、初めは泣いて抵抗していたが、やがてその巨大な男根に屈服し、性技に夢中になっていった。
最終更新:2020-11-05 22:01:44
22085文字
会話率:34%