世界戦争(後の第一次世界大戦)の足音が聞こえ出したパリ、鍛冶屋見習いのグランは、ひょんなことから路上で男娼のエマを拾う。エマとの関係は次第に深くなっていくが、薄氷を履むような二人の生活に、グランとエマはそれぞれ将来を模索し始める。
※アル
ファポリスにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-16 15:00:00
40592文字
会話率:60%
ヴァンパイアであるアンドレイは永遠の命を持つ。年を取らない彼は、住人たちに不審がられる前に居所を数年おきに変えている。そろそろ今の町を去ろうと思っているときに、バレリーナのエレーナと出会う。
北国のスパイだったエレーナと別れたのち、彼女の娘
を引き取ることになる。その彼女を生かすために、初めてアンドレイは吸血した。
重複投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-09 11:34:25
35207文字
会話率:57%
敬虔な神父であるイフェイオン=グレイは、ある大きな罪を背負って生きていた。そんなイフェイオンのもとに、ある晩美しい男が訪ねて来る。その男はイフェイオンに「自身の罪を告白すれば僕が君を救おう」と言うが、イフェイオンは頑なにその誘惑を断る。男は
そんなイフェイオンを、罪を告白するまで抱き潰すが―
神父が悪魔に墜とされる、罪深い夜
※ぬるいですが無理矢理する描写があります
※エッチは優しいですが、悪魔は悪い奴です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-27 23:00:52
13197文字
会話率:46%
美食のみを求める令嬢、オリヴィア。彼女は自分が気に入らない料理を出されると、その料理を作った者を処刑するという残酷な悪癖があった。そんな生活を続けていたある日、彼女は何者かに攫われてしまう。オリヴィアを攫った人物は、彼女の目の前で非常に美味
しそうな料理を作りながらも彼女には一口も与えず、あまつさえそれを彼女にぶちまけたり、目の前で美味しそうに食べたりする始末。やがて空腹に耐えかね狂っていったオリヴィアの前に出された食事は────折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-13 17:19:39
10957文字
会話率:31%
とある港町、ルーデンベルグの街に構える白鴉の館。そこは娼館である。
船上特有の日照りの渇きを癒すため、夜な夜な男が訪れるこの館に、一人の妓女がいた。
得意客の一人がリリィと名付けた彼女は、一人の男を待っていた。そんなことをおくびにも出
さず、ただ彼が来たときのための用意だけを整えて。
そんな彼女をひいきにして船が止まれば訪れる、軍人である彼は、ある日、告げる。次は長くなると――。
その言葉の通り、安否すらわからなくなってしまった彼を追って彼女は旅に出る。
酒場に集まる、噂を頼りに、声なしの詩人として、彼がいつぞやに寄越したリュートを携えて。
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ただのツンデレケンカップルの話←
勢いだけで書いたのでがばがばなのはご勘弁を。
あえて作中の登場人物たちの名前を多く出していません。地の文は特に。
読みづらいかとは思いますがご了承ください。作者的なこだわりです。
後日談は21年2月を目途に更新していきますゆえ、今しばらくお待ちくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-25 06:00:00
48272文字
会話率:62%
フランは周囲から「名ばかり」と呼ばれ、自他共に認める我儘、やる気無し、役立たず、の風変わりな神子だった。つき従う者はあっという間に減り、気が付けば近衛騎士がただ一人。キースという名の優秀で責任感の強い騎士は、彼の護衛のみならず頼んでもいない
身の回りの世話まで焼いている…!フランは神子なんてやりたくないのだ。だからさっさとキースからも見放されたい。そうだというのに困ったもので…ーーー 【キーワード:神子/聖女、騎士、神官、魔術師、魔法、王城、主人公が嫌われ&不憫&誤解され、騎士は初め基本ドライ、からの最終的に溺愛、というかイメージ総崩れ、話自体はシリアスと明るめが入り交じった感じです、余韻を残して完結予定!本編*描写無し】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-08 21:00:00
42123文字
会話率:54%
街のカジノで週に一度行われる勝負。
各組織の頭が集い、1人の女性をめぐって争う。
勝者は一週間その女性を側に置くことができる。
星の乙女と呼ばれる女性とそれを取り巻く男性たちの話。
最終更新:2020-12-05 17:02:55
3816文字
会話率:44%
戦後、連合軍の兵士だった私は、大戦末期に侵攻したドイツで出逢った美しい女と再会する。
※カクヨムにも投稿してます。
最終更新:2020-09-16 22:08:47
2346文字
会話率:36%
世話焼きな街医者(?)×クーデレ吸血鬼ハンター。近世(近代)ヨーロッパ風な街が舞台です。
不可解な連続殺人が起きているとある街。
吸血鬼の犯行が疑われるその事件の真相を解明するために、吸血鬼ハンターのエリゼはハンターの組織から派遣されてき
た。犯人と思しき吸血鬼を見つけるも、反撃で深手を負ってしまう。
行き倒れていたところを若い街医者のラウルに拾われ、しばらく世話になることになる。世話焼きなラウルからの子供扱いにやきもきしつつも、一匹狼だったエリゼは徐々に惹かれていく。
一方、殺人事件の調査はなかなか進展せず、犠牲者は増えていく。夜の急診と言って頻繁に夜中に出かけるラウルに、エリゼは次第に疑念を抱き始めて──?
エロシーンは中盤から入る予定です。
設定上、負傷描写や残酷な描写が出ます。後半からシリアス。
ハッピーエンドとは言えなさそうな微妙な終わり方を予定しています。メリバ?
タイトルの意味深な感じもそういう仕様です。
何が起きても気にしない人向けです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-12 22:00:00
37722文字
会話率:13%
新聞社に勤めるジョン・グレイ。30代に差し掛かる中、連合国が合衆国から離脱、戦争状態へとなる。義勇兵として参戦することを決意し、入隊。第76ニューヨーク義勇兵連隊としてゲティスバーグへと赴く。
最終更新:2020-08-06 10:45:36
3119文字
会話率:58%
エドウィン(エド)は嵐で船から一人投げ出され、無人島に漂着する。そこには幼い頃に島へ流されたリオン(リオ)が動物たちとたった一人で暮らしていた。二人はその島で共同生活を始め……。
※友人との共著です。 リレー小説で進めたため小さな齟齬は
あるかと思いますが、よろしければお楽しみください。
※今回は比較的日常描写が多めです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-17 10:44:15
41260文字
会話率:44%
【気持ちいいことはすべて、僕が君に教えよう】 婚約破棄され、祖国を追放された公爵令嬢アナスタシア。辿り着いたのは〝悪役令嬢〟ばかりを集めた高級娼館だった。さっそく先輩娼婦の不埒な教えに戸惑うアナスタシア。手技を身に着けなければ初夜から〝悪役
令嬢にお仕置きHプラン〟の運命!? そんなの絶対に嫌~! そして初めてお客様を迎える夜、現れたのはなんと、初恋相手の寡黙な騎士・レナートで!? ドキドキの初夜が今、幕を開ける――。娼婦落ちした悪役令嬢が弱気だった初恋騎士に奉仕しようとするものの、逆に蕩かされ告白されちゃうお話。
※伝聞(先輩の逸話)で無理矢理Hの描写あり。ラブシーンがメインの作品です。タグをご確認ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-14 20:06:14
10971文字
会話率:29%
世界最大の大陸エリスの西端にある「偉大なる小国」フェンニ共和国は、国境を接する超大国シビル大連邦に侵攻され、領土の十分の一を割譲せざるをえなくなった。新設された女性補助員協会総務局第三課は、国内の大連邦シンパ系知識人に対し性的な脅しを仕掛け
る情報機関だ。フェンニのすべてを乗っ取ろうとさらに策謀を続ける大連邦に対抗すべく、第三課はハニートラップを武器に立ち上がった。
※フィンランド vs ソ連の冬戦争がモデルです。この小説は文章がちょっと硬いかもしれません。今後はいろいろな文体でも書けるよう、がんばりたいと思います。
※目次の中の「☆」マークはエロシーンがあるところです。☆がないところはストーリーなので、お暇なときはそちらもちょっとだけ、読んでくださいね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-22 15:38:28
103419文字
会話率:48%
腐敗が蔓延し厭世観の漂う街でも人々は日々生活を営んでいる。ある者は野望を持って、ある者は夢破れて、ある者は不正に手を染め、ある者は惰性で。
そんな中、真面目で几帳面な男『ハンス・コーネル』は上司に連れていかれた娼館で世の堕落した裏面を垣
間見衝撃を受ける。
娼館で見初めた少女に執着し破滅していく男のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-21 15:12:44
61758文字
会話率:31%
雪に閉ざされた森と湖の国スオルランドは、事実上エーデマルク王国の属国だ。
スオルランドには「スオラの民」を自称する不思議な不思議な先住民が住んでいて、エーデマルク人は彼らを雪の森の妖精と呼んでいる。
「スオラの民」は生まれた時皆両性体らしい
。それが結婚すると「つがい」にあわせて男性か女性かに変化するのだという。
しかしエーデマルク人は「スオラの民」が変化するところを見たことがない。どうやって変化するのか、伝説だけが独り歩きしていて、誰一人仕組みを把握していなかった。
形ばかりのかりそめの王としてスオルランドに派遣されたグスタフは、ひょんなことから「スオラの民」の変化前の「少年」ルスカと出会う。
やんちゃだが素直で可愛らしいルスカ。
徐々にグスタフになついてきたルスカは、グスタフのためなら女になってもいいと言い出すが……?
※両性体→女性に変化する話です。最初のラブシーンは男性×両性ですが、最後のラブシーンは男性×女性になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-29 19:00:00
120078文字
会話率:38%
川口れいこは16歳の誕生日ストーカーによって殺害されマフィア令嬢ユーデリア・ポリト・ミサイルとして異世界転生を果たし約17年の月日を経ることとなった。
18才の誕生日。ロリコンメイドと強面傭兵を引き連れ彼女達はゾンビがはびこる世界を舞台に冒
険の旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-17 02:19:59
11379文字
会話率:10%
十九世紀の終わり、新皇帝の即位とともにロシア帝国はかつてない栄華を極めるが、帝政に不満を釣らせる民衆の間には革命の兆しが。そんな中、社交界を賑わせていたのは筆頭貴族のラキツキー公爵家のとあるスキャンダルだった。筆頭貴族の輝かしい名声とは裏腹
に公爵家の詳しい内情をしるものはいない....そんな公爵家には、一人息子であり嫡男であるイヴァンの他に、隠された落胤がいると噂が....。十九世紀末ロシアの退廃的な上流社会で、運命に翻弄される二人の兄弟の一生の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-14 02:04:35
294文字
会話率:0%
決して幸せとは言えない人生を送ってきた青年、"灰色"。
自身の仕事にやりがいを感じながらも、何処かで"違う生"への羨望を捨て切れないまま過ごしていた。しかし、その人生はある出来事をきっかけに大きな転機を迎える。
降りかかった不幸、死へと向か
う身体。
死にゆく彼に"死神"がある提案をする。
ーー一人の青年が不慮の事故に巻き込まれ。
ーーとある一つの魂が輪廻の輪を外れた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-01 12:00:00
8622文字
会話率:4%
大戦が終わり、科学の世界へと変わりつつある聖暦1900年代。
世界の殆どが<紅月教>と呼ばれる宗教を信仰する世界。
かの戦争でドロップアウトしたある青年は、提示された提案を受け入れた。
青年はエリックという名を名乗るようになり、<
紅月教>の特殊職員となる。
その日からーーエリックは特殊職員として、隠された<紅月教>の裏へと関わるようになりーー深淵を覗くことに。
そして、ある少女との出会いをきっかけに知る。エリックもまた、運命の囚人でしかないことを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-11 19:50:14
11716文字
会話率:3%
19XX年代、大戦後の世界。魔法は忘れ去られ、人ならざる者は旧大陸から去ってしまった世界。
ある教主に助けられ、その教会の教徒兼職員となった青年エリック。
母国の教会で数年の任期を経て、大陸国にある教会の教会支部へとやってきた。
支部で忙
しない日々を送る彼だったが、教会である少女を見かける。
その少女は、過去にある任務で関わりを持った少女だった。
時を同じくして、
戦争で兄が行方知らずとなった少女アリアは、習慣となった礼拝堂での祈りで、
兄の帰りを願う日々を送っていた。
ある日、その教会に新任として渡来してきたエリックと言う青年を見かける。
浮世離れした雰囲気を持つエリックに距離を置くアリアだったが、
初対面であるにも関わらず、何処かアリアを知っているかのようなーー
振る舞いをするエリックに、アリアは興味を惹かれていくが…。
エリックとの出会いがアリアの人生を変え、エリックもまた、
アリアとの予期せぬ再会により、混沌へと巻き込まれてくーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-11 12:00:00
5631文字
会話率:4%
『千年王国』に住む社長令嬢のレイチェルは、ごくごく庶民のテオバルトに恋してしまう。
格差に悩みながらも幼い頃からお互いに温めていた恋は、第12学年の終わり、レイチェルの突然の転校により終わりを告げた--はずだった。
『水晶の夜』に再会
した2人は神の祝福だけを受け、『ニュルンベルクの空』以外を探しに新婚旅行にでかける。
……という、わりとどこにでも転がってそうなイチャらぶハートフルストーリーです☆
(エロシーンは『キミが欲しいと、あなたは言った。』と『あなたが欲しいと、私は言った。』『新婚ごっこ』の3箇所。ご参考までに。)
この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ないと共に、万が一、関係があったとしてしても、フィクションなんで、そこんとこよろしく!
あくまでフィクションであるため、色々とご都合主義です。
各方面のクラスタの方々からのご指摘につきましては「きっと話の都合上、こうせざるを得なかったんだろうな~~」と察した上で、お手柔らかにお願いいたします。
また、特定思想は一切入っておりません(っていうか入れたつもりはありませんので)その点に関する議論はお断りさせて頂きとうございます。
※みのたえアンソロ企画 令嬢アンソロに参加させていただきました。
【基本設定】ヒロインが令嬢の話
【必須シーン】① 一つ言うことを聞く(言うことを聞くのはヒロイン・ヒーローどとらでもいいです)
② 手を繋ぐ
【必須セリフ】「優しくしないで」または「優しくするなよ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-28 20:13:21
42821文字
会話率:36%
黒の魔術師(不憫系おじさん)になってしまった元従者の少年が、元主人の王子含めたくさんの人から嫌われながらもみんなの幸せのために体を張る話です。
総嫌われが好きです。嫌われタグ増えろ。
※エッチはないけど、主人公が心身共に痛い思いをします。苦
手な方は回避お願いします。
多分第一王子×魔術師です。
一週間に一度更新を目指します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-26 18:29:57
13790文字
会話率:34%