シュテラウス国の末の姫君マリエッタは、政略結婚で軍事大国オルタイルの将軍の元へ嫁ぐことになった。ベルヴァント将軍は良く言えばたくましい、恐ろしく鬼神のような戦士。マリエッタは華奢で可憐な姫君。誰もがマリエッタの境遇に同情したのだが、実はマリ
エッタにとっては将軍がとても素敵に見えていた……。30歳の強面将軍(実はいい人)と、18歳の小さな可愛いお姫様とのラブラブの様なすれちがいの様な、そんなお話です。■一迅社メリッサさまより書籍化されました! メリッサ文庫でも発売中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-30 19:10:32
157338文字
会話率:45%
大学で民俗学を専攻していた丹海堂倫也は、叔母の真唯子に包丁で切り付けられる。倫也の遺産相続と、叔母夫婦の借金問題が絡まり、真唯子は衝動的に倫也を襲ったのだ。もみ合った末に二人は転倒し真唯子は自分の腹を刺してしまう。動転した倫也は駆けつけた大
家に救急車を頼むと自分も頭に怪我を負い出血したままその場から逃げだした。
当てもなく辿り着いた山間の黒桐村で診療所に保護された倫也は、村の地主の黒桐静流から、是非近く行われる祭りに参加してほしいと頼まれる。それは当主に伝わる婚礼の儀式で、静流も村の女性、清楓と結婚するから「村入り様」として見届けて欲しいと言う。倫也は了承し、儀式に参加するが、最中に呑まされた御神酒で昏倒してしまう。そして目覚めると静流に介抱されていた。が、徐々に彼の様子に不信を感じ、逃げようとするが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-28 22:10:02
26326文字
会話率:48%
男たちが夢中になる美貌を持つ、花と風の大精霊「癒しのクロリス」。
彼が恋に落ちたのは、人間の王子「ライト」だった。
クロリス(クロル)は20年間ずっとライトに愛を囁き続けるが、拒絶されてばかり。
挙句の果てには、ライトが「婚礼する」と言い始
めて!?
両想いのはずなのに、ずっと片想い…。
二人の恋の行方は?
人間の騎士王×精霊(元人間)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-02 01:47:54
3225文字
会話率:25%
囚人花嫁の関連の短いお話。
「星の降る夜」
婚礼の前夜、空に咲く花火。
「君が見た花火」
同じ景色を、いつまで見られるだろう。
最終更新:2016-12-31 14:47:00
11139文字
会話率:32%
時は戦国の昔、大名・葉鶴間家の嫡男・友平は、その歳の大晦日に白雪のように美しい雪姫を妻に娶った。婚礼の儀や宴も終わり、その夜、二人は初夜の床を迎え、臥所を共にすることとなる。外では、大晦日の寒の中、しんしんと雪が降り積もっているが、寝所は男
女の熱情に満ち始めていた――。大晦日から翌日の年明けに行われた初夜の交わりを描く、短期連載官能譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-11 12:37:15
16747文字
会話率:40%
中世的世界観での混血の騎士と異国の姫の恋物語です。pixivにも掲載しています。
「一つだけ条件がある。続きをしたいなら、私を夫として迎えて欲しい。色小姓になるのは嫌だ」
最後の意地だった。土に還ることもできない体になった今だが、だから
こそこれ以上誇りを失いたくなかった。
セドナは少し黙っていたがはっきり言った。
「いいぞえ。わらわもまだ一度も嫁いでいない。さっそく明日、婚礼をあげてやろう」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-23 12:00:00
71220文字
会話率:53%
『北壁の白雪姫』ことヴィクトリア・エルザ・ファーレンホルスト少将は、従兄でもある国王アレクサンドルに命じられ、10才年下の王の末弟フレデリクと結婚することになるが……
剛毅なお姉さまと、彼女を手に入れるためになりふり構わぬヤンデレな王子の
恋は実るのか?それとも密かに彼女を慕い続けた誠実な部下と結ばれるのか?
なんちゃって中世が舞台のラブロマンスです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-31 09:20:46
31628文字
会話率:65%
侯爵令嬢のアリーチェは、父亡き後に爵位を継いだ従兄によって、望まぬ結婚を強いられていた。相手は誰もが生理的嫌悪を抱くような中年の伯爵だ。しかし婚礼前夜、伯爵の城が何者かに襲撃される。なんとか逃げ隠れる事が出来たアリーチェは、城の惨状を見て呆
然とするも、これを機に意地悪な従兄や、それに流されるままだった情けない自分と決別しようと心に誓う。別人として生きる事を決めたアリーチェは、旅の騎士一行と出会うが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-21 17:01:37
97341文字
会話率:58%
ローランの王女の婚礼の持参としてコンラディンへやってきた侍女ティオファは、王妃となったアンジェリカの浮気を知り、その口止めを身体ですることになる。
最終更新:2013-12-12 16:37:01
71243文字
会話率:53%
どちらの国も望んで取り交わしたわけではない、王族同士の婚礼。
第六王子と第七王女の婚姻は、双方の国にとっては不本意であった故に、秘めやかにゆっくりと、王女が婚姻のために王子の国に輿入れした後もじれったいほど時間をかけて手続きが進んでいく。
緩く流れる日々の中、それぞれに、それぞれの想いが、思惑通りに進まず複雑に育っていく。
政略結婚を受け入れざるを得ない、王族とはいえ地位はさほどでない王子と王女、そしてその身近にいる者たちの揺らぐ感情。
注釈なく性行為や無理強いなどのインモラルな行為などが散見する予定です。
あらかじめご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-11 23:08:11
24401文字
会話率:24%
【 サユマとラトラ 】
密林の中に在る獣人族のとある集落――そこでは年に一度、15歳に年齢の達した男女を集め、それらの成人式とそして婚礼とを併せ行うしきたりがあった。
この物語の主役となるのは、そんな村で今年15歳になったサユマという
少女。
彼女は他の仲間たちとは容姿の違う己のしっぽに強いコンプレックスを抱くがあまり、想い人であるラトラへ自分の気持ちを打ち明けられずにいた。
そして、そんな彼女の恋敵としてラトラ争奪戦に名乗りを上げたの村一番の美人である女傑ツュー。
美しいその容姿に加えてさらには凄腕の狩人でもある完全無欠のツューの登場により、サユマの恋心も委縮してついには消えてしまう。
この世界の全てに絶望して、独りきりの夜を過ごすサユマとそして彼女を探すラトラ――そんな不器用なふたりの恋物語の結末はいかに?
【 ツューとヤマト 】
前作より15年後のお話。
独身を貫くツューは、己に求婚する雄へ必ず一つの条件を付ける。それこそは禁忌の魔獣であるウォーク・マーラッツの首を持参すること。
そんな彼女へと新たに求婚してきたのは、明日に銀齢祭を迎えようという15歳の若い雄・ヤマト。
親友の子ということもあり幼少期から親しんできた彼ではあったが、それでもツューは、その条件にマーラッツの首を所望する。
かくして翌日行われる銀齢祭ではあったが、そこにはヤマトの姿は無い。
それにて、自分の為に無謀にもヤマトがマーラッツに挑んだことを知ったツューは一路、かの魔獣の根城へと急ぐ。
そこにてツューが目撃したものは魔獣マーラッツの姿とその足元にて血だまりに沈むヤマトの姿であった。
かくしてツューは魔獣退治を為し得ることが出来るのか? そして二人の恋の行方はいかに……。
【 カルアンチャコ 】
別の森から移り渡ってきた異国の少女チャコ。彼女の淹れる不思議なコーヒーに魅了された少年カルアンは、そのコーヒーの秘密を探ろうと躍起になる。
彼女の私生活を覗き見ることでついにその秘密に至るカルアンであったが、そこには衝撃の秘密が隠されていた。
チャコのコーヒーの秘密と、そして彼女がここへ追いやられた理由とは……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-08 09:54:37
110822文字
会話率:29%