その日、夫婦で菓子屋を営む夫婦の一人娘が死体で発見された。
暴行を受け惨殺されたと思しき少女の身体はあちこち欠けていて、おまけに犯人と思しき少年の死体が『共に葬れ』と言わんばかりにきつく抱き着いていた。
目玉、舌、手、いくつかの臓器を
失った少女を抱きしめる少年の口元は、血で真っ赤に汚れていた。
少女はなぜ殺されたのか、少女を殺したと思しき少年はいったい何者で、少女にとってどういう存在だったのか。
それを探るために、少女の母親は様々な人物に聞き込みを開始するが――
↓のIF世界です。
https://ncode.syosetu.com/s5459g/
↓は何事もなかった平和軸。
https://ncode.syosetu.com/s8411g/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-28 22:00:00
102171文字
会話率:14%
満開の桜の樹の枝に、無骨な荒縄を結びつける。
その荒縄に作った輪の中に首を通して、一度だけ空を見上げた。
散々な人生だった、楽しかった記憶も嬉しかった記憶もない。
痛みと苦しみしかないから、後悔すらなかった。
……ああ、でも一つだ
け。
「普通の戀を、してみたかったなぁ」
そんな後悔を一言だけ呟いて、飛び降りた。
戀されていることは知っていたけど、せめてもう少し優しくして欲しかったのです。
そうすれば、これは戀になったのでしょうか?
そうすれば、自分の身に起こった奇跡じみた現象を、受け入れることができたのでしょうか?
最期に思ったのは、そんな妄言じみたものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-08 00:11:48
2579文字
会話率:0%
整った容貌に艶のある声、仕事の手腕も見事で、しかし驕らず穏やかな性格。
完璧を人の形にしたようなこの美形CEOには、隠された秘密があった。
それは、異能と呼ばれる特殊能力で以て、法が裁かない罪人を闇に葬る処刑人であるということ。
ある日の『
仕事先』で、彼は暗い部屋に閉じ込められていた少女と出会う。
一切の教育を施されておらず、無知で、無垢で、真っ白な少女はジズと名付けられた。
ジズは命を救われた恩返しに、大きくなったら自分を食べてほしいと願う。
あまりに純粋な彼女の願いに、彼はこう約束するのだった。
――――世界で一番綺麗な場所を見つけたら、そこで最高のディナーにしましょう。
これは、孤高の男と孤独な少女の、終末を探す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-28 00:00:00
29745文字
会話率:52%
受けの気が引きたくて女に手を出し続ける攻めを、セフレ関係から踏み出せなかった受けが殺害して大切にする話。非常に人を選ぶネタです。死にネタ、肉体関係のある両片想い、両ヤンデレ、死体の描写、グロテスクな描写、カニバリズムを示唆する描写、死姦、メ
リバ、心中匂わせの要素があります。耐性がない方は閲覧をご遠慮ください。
ここまで書いておいてなんですが、過激な要素をメインに期待されるとだいぶ肩透かしかもしれません。どっちかと言うと本人たち的にはめでたしめでたしって感じの話です。長々とすみませんが、上記の要素に関しての読後の苦情はご勘弁ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-11 19:56:42
5296文字
会話率:15%
高橋大翔はその日会社で嫌なことがありイラついていた。
いつもと違う道を帰っていて美しい男に出会い魅せられてしまう。
男に目もくれられなかったことにイラついた大翔は、男の後を追う。
そして。知らなかった世界を知っていくのだった。
女性とのセ
ックスシーンがあります、お避け下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-27 13:58:02
23912文字
会話率:2%
私は派遣社員の女。巨乳だけど、ブスでモテない処女(二十五歳)。親友に紹介されて、隣の部屋に住む老紳士の料理を食べたけど、その中には――。
最終更新:2022-10-15 22:00:00
85485文字
会話率:42%
彼こそ理想の恋人だ―
ジャックはある目的の為に夜の街に繰り出していたが、そのとき、ジャックの前に白い拘束具のような服を着た挙動不審な青年が現れる。
ジャックは彼に声をかけ、住まいであるアパートに連れて帰り、彼のために食事を作る。
話を聞い
たところ、彼には名前がないようなのでジャックは彼のことをジョンと呼ぶことにした。
行くあてのないジョンは、一先ずはジャックのところに泊めてもらうことにしたのだが、その時、ジョンの頭上にハンマーが振り下ろされた―。
※肢体欠損シーンと嘔吐シーンがあります。
※名前は変えていますが「吸血鬼に福音を」のキャラクターが出てきます。話に繋がりはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-05 16:55:00
14690文字
会話率:49%
貧乏な大家族の娘であり、先月成人を迎えたばかりのハンナは一人で森の中に迷い込んでしまった。そこで出会った魔族の男に、ハンナは連れ攫われてしまう。男のつがいとして愛されたハンナは、男の本性を知るにつれて恐れを抱くようになる。やがて、ハンナは彼
の子どもを身ごもるが――。
※ヒーローが片言です。かつバッドエンドなので苦手な方は注意。カニバ表現有。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-27 17:44:35
22930文字
会話率:38%
JK二人が、半同棲のような生活をしたり、イチャイチャセックスしたり、人肉のシチューを食べたりする話です!
二人の関係はイチャラブですが設定や雰囲気は暗いです。
この作品はpixivにも投稿しています。こちら→https://www.pix
iv.net/novel/show.php?id=14271389折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-26 11:19:34
12378文字
会話率:69%
あらすじ(重複投稿作品)この作品はカクヨム・ノベルデイズ・アルファポリスにも掲載しています。
死にたがりの出来損ない
そう言われ続けた絶世の美男子・鮫島結城は、脳内に潜むメデューサの力で眠らされてしまった。
結城の脳にはシャングリラと呼ば
れる場所があって、人格はそこで入れ替わる。
平時の三宅リヨツグは、社交的で穏やかなバイセクシャル。
性癖は極度のマゾヒストで、四肢を拘束されて切り刻まれたいと思っている。
有事のカシイアヤメは、気性の荒いヘビースモーカーでサディスト。
そしてネクロフィリア。
トニーは、シャングリラを自由に往来できる悪戯好きの小学生。
そんな彼らを統治するメデューサ。
ある事件をきっかけに浮かぶ、ひとりの青年の心の闇。
飴細工のように繊細で、獣のように荒々しく燃える生命は何を求めているのでしょうか?
私も知りたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-29 20:38:02
99612文字
会話率:29%
眠ると別の世界へと誘われる男が食べる話
最終更新:2022-06-18 16:40:04
3490文字
会話率:0%
あるところに自傷行為を止められない人がいて、
その人は他人と違うことに苦しみ
自殺してしまいます。
時代は巡りその狂人の魂が現世の人に取り憑いたとき
起こることは良いことか悪いことか・・・・・
最終更新:2022-06-12 12:00:00
206文字
会話率:0%
唯斗の恋人である薫はいつも優しい。体の弱い僕のことを過保護なくらい甘やかす。
そんな僕たちの住む街からそう遠くない地区でフォークの連続殺人事件が起きた。怖がる僕のため、引越しまでする薫。
しかしある日彼が夜中にこっそり家を抜け出すところを見
てしまった。
恋人の思わぬ行動を目にした僕は自分の出生に関わるある事実を知ることになる。
彼が僕と一緒にいるのはなんのため?
ここではない、日本に似たどこか別の世界の話。
【元使用人の優しい彼氏×身体の弱い御曹司】
※ケーキバースの話です。独自設定あり。
※猟奇シーンや人を食べるシーンはありません。噛む程度。
※共依存メリバ(?)、二人にとってはハッピーエンド。
※この作品はフィクションであり、殺人や暴力、カニバリズムを肯定するものではありません
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-04 12:29:41
23009文字
会話率:55%
小説家である私、フリズィ・オーソレスの部屋に降りたった黒猫は、少し隈がひどいが貴族のような美貌の男へと変わった。自らをグールだと言う男・フェロンは、同族のお嫁さんを探していると言い、雌の仲間が訪ねて来るかもしれないからと私の隣の部屋へ引っ越
して来る。ねえ、貴方うちで新聞を読んで行くのはいいけれど、猫ちゃんになって撫でさせてよね! ※軽度相貌失認と能力の低さゆえに小説家になるしかなかった天涯孤独引きこもり労働者階級ヒロインと、同族の雌と結婚しなければならない人食いの身で好きとか言えない、上流階級悪党ヒーローのもだもだする恋の話。 最初は余裕のある女慣れしたヒーローが次第に募る恋心と性欲に悩み切なくなったり人外理由で葛藤したり。革命とか軍とか暗躍とかを添えて。 ※グロ度低めハピエン(ただし喰われる)。 ※R18描写にはタイトルに※印をつけています。 ※イラストのあるページには■をつけています。 ※作者的に面白いのは23.24話と30〜42話あたり ※番外にガチ猫R18回追加しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-18 18:02:12
205453文字
会話率:31%
アンソロ=ポファジズム辺境伯は食人鬼・グールである。招かれた舞踏会で、分かってはいたが皆に怯えられて、いらついていた。人間を食べる以外の心は人間のつもりだ、心が傷つかないわけではない。そんな中、アンソロは一人の変わった令嬢に出会う。この頃
のアンソロは思っていなかった、自分がこんなに幸せな結婚を出来るなど。 ※食人、死ネタ、エロ薄めややグロめ(がっつりグロまでは行かない)。 ※なろうに同じ内容の微グロ短編があります、ややグロが気になる方はそちらなら読めるかも。※短編で既読の方は読み直す程ではないと思います ※死んだら食べられたいごくごく狭い層向け折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-29 19:04:17
31035文字
会話率:29%
不憫な生い立ちを跳ね返し、がんばって大手企業に就職した涼吾(りょうご)。これから華やかな人生が待っていると思いきや、外見も名前もキラキラな王子様、後輩の広田大亜(ひろただいあ)に陥落してしまった。
優しく甘やかされて絆されてしまうが、大亜に
は涼吾に隠している秘密があって……?
※食人(カニバリズム)を含む設定ですので、怖い方は絶対に読まないでください!!
バタフライバース設定で【蜂×蜘蛛+蝶(餌)】の話です。
バタフライバース設定はちるちるさんのツイートを参照させて頂きました。
https://twitter.com/xmori_stories/status/1522898398424170497折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-09 01:46:59
44837文字
会話率:32%
カニバリズムはしっかりと調理をした上で食べる様子を食材提供者に見せてあげるパターンが好きです
※この作品は以前pixivに投稿したものと同じ内容になります
最終更新:2022-05-08 02:00:00
10410文字
会話率:38%
バルバラは悪食である。どれ程のものかというと、幼少期に好奇心が抑えきれず、先祖が封印したドラゴンのファフニールを胃に収めたぐらいである。
昔はドラゴン殺しの英雄。その祖先は今や落ちぶれた男爵。そんな家の末娘であるバルバラには親友がいた。騎士
団の同期で、同じオメガだった男。彼は英雄と称えられ、王子の番だとして結婚したのが数年前。そして疑惑の目を向けられるなか、死んだのが一年前。
王子が発狂し、国の将来を危ぶんだ宮廷魔術師達にバルバラは呼ばれた。
「殿下の番が異世界にもう1人、いるらしい――」
かくしてバルバラは、異世界にいる番と王子を引き合わせることに成功したが、異世界にいた男は親友そっくりで??
魔女狩り、異端審問官、錬金術が勃興する世界で、死んだはずの親友を探す魔女の物語。
※こちらはBL「婚活してたら俺の魂の番だっていう男が異世界からやってきたんだが」に登場するキャラ視点を切り離したものになります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-10 20:33:40
50721文字
会話率:56%
可愛い可愛い悪魔達が…。
最終更新:2022-03-22 15:05:53
163963文字
会話率:57%
朱を愛する青年が、夜はベッドの上でその美しい肢体をさらして楽しげに啼く。けれども彼の本性はその白い肌の奥に隠された狂気に満ちた欲望にある──。
美しい男娼と、真面目で優しい男が次第に狂いながら愛し合う物語。
(この作品のイラストをpix
ivに投稿しています。小説内には明記されていないキャラクターの嗜好である、殺人、流血、カニバリズム、眼球愛好などの表現が含まれますのでご注意下さい)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-16 14:55:58
55714文字
会話率:58%
◆受けの味が好きな溺愛攻め×ぶっきら棒で愛想なしの食用人間受け
食用人間の受けの味に魅入られた攻めが、食欲で執着したり性欲で執着したりなし崩しにえっちなことをするだけの話。
ひたすらすけべするだけです。♡喘ぎ以外は普通。
【登場人物】
柿沼(25):若干様子のおかしい攻め。185センチ。一見優男風の真面目な会社員。受けの味が好きだったが、気づいたら性的にも食べていた。優しくしてるつもりで相手を追い詰めるタイプ。
海老澤(35):再生能力のある食肉人間受け。190センチ。ざんばら髪の愛想の無い男。肉だけ食べてくれればいいものを、何だかんだと懐いてくる攻めをちょっとだけ可愛いと思っている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-01 21:29:39
23760文字
会話率:44%
女の子たちとえっちな旅をしよう!
ってのはまぁいいとして、その「女の子たち」ってのが「王様と家畜の間にできた人間(美少女)(俺の嫁)」「その母親の家畜人牛(美女)」「食用兼性処理用マゾ人豚(美少女)」って言うちょっと人外色強めなメンバーだ。
俺は回復魔法が得意な一般人な。名はモーリス。
しかも旅の目的は先に旅立った勇者(女性)(たぶん美少女)に追いつくことで、なんで追いつきたいかって言うと俺の嫁が欲張りちゃんで「モーリス大好きだけど勇者様ともえっちしたい……と言うか美少女はべらせたい……」って瞳を潤ませるからである。かわいいぜ。
かくして! 俺達一行は乱交したり人豚美少女を料理して食べたり(本人の望みだしこちら基準であまり残酷すぎる描写は控えるぞ)しながら勇者に追いつくべく旅立つのだ! ってな話。
……なんか聞く限りこの世界以外では人間にかなり見た目近い豚とか牛とか食べるの一般的じゃないらしいから、ちょっとカルチャーギャップ起こりそうなんだよなぁ。
苦手な人はそもそも読まないとは思うが、そういう描写もあるので注意してくれ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-08 00:12:04
163421文字
会話率:33%