「……名前で呼んではくれないのかい、フィーナ?」
「……んっ。カリム、さま……」
テオは知らない。
避けることのできぬ、初めての夜があったことを。
幼い頃に夢見た地で、小さな蕾が花開いたことを。
信じていた人の手で、秘められた痴態が暴かれ
たことを。
待ち望んだ再会の日に、むごい仕打ちが待っていることを。
思い遣りと献身が同情を生み、同情は共感を育み、共感は受容に変わって、ついに二人は背徳の道へと足を踏み入れる。
※本編のIFエンドは別の小説として投稿しています。
https://novel18.syosetu.com/n8917gm/
※あらすじ
思わぬ縁から第二王子カリムとその婚約者リナリスの知遇を得て、婚姻の指環を制作したテオは、幼馴染みのフィーナと共にカリムらと交流を重ねるうち、主従の枠を越えた親愛の情で結ばれていく。
だが、平穏な日々は唐突に終わりを告げ、将来を誓い合ったテオとフィーナの関係にも暗雲が漂いはじめた。
婚姻の儀式を目前にしてリナリスが深い眠りの病に倒れたのだ。
宗主国で執り行われる婚姻の儀式は諸国平穏の根幹であり、わずかな遅滞もひとつの不備も許されない。
一時の混乱を凌ぐために国王が下した決断は、フィーナがリナリスの身代わりとなってカリムと共に宗主国へ旅立つことだった。
疑いの目を向けられぬために、遠い異国で偽りの夫婦を演じ続けるカリムとフィーナ。
伝令役に選ばれて束の間の逢瀬を許されたテオ。
病に倒れたリナリスさえも、やがて理不尽な凶事に巻き込まれていく。
※主人公視点のみを追いかけたい場合は、各話サブタイトルの視点表記に【テオ】が含まれている
お話をご覧ください。
(登場人物の人となりをご理解頂くため、序章だけは全話ご覧になることを推奨します)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-18 20:04:41
321888文字
会話率:41%
突然として、謎の声によってゴブリンに転生してしまった”私”。
お約束の転生特典も貰い、人としての知性と知識、ゴブリンの肉体を使って思うように異世界を生きようと思うが、そうは問屋が卸さない。
「地に満ちよ」
絶対者の与えた使命とゴブリンの
本能に懊悩しながら、結局欲望に勝てずイタしてしまう、これは憐れな偽善者ゴブリンの物語。
*現在ストックが尽きるまで隔日更新中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-05 18:00:00
110638文字
会話率:35%
事故で死んだはずの私は、王女様に転生し、6歳のある日、噴水で溺れたことにより、前世の記憶を思い出した。
折角転生できたのに、幼なじみの隣国の王子との心のすれ違いで、また死んでしまった筈の私は、次に気がつくと12歳まで時が巻き戻っていた……。
※ベレニーチェは終始お馬鹿さんです。ルクレツィオは変態です。この作品はルクレツィオが悔いて、ベレニーチェに償いつつ、ベレニーチェを啼かせる事を主旨とした小説です。苦手な方はお気をつけ下さい。
※これは同シリーズの『人質姫の逆転人生』と『泣き虫姫の逆転人生』から時間が経った後のお話です。単品でも大丈夫かもしれませんが、分からない事もあると思います。
性描写のある回には、「※」を付けています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-30 21:31:17
325367文字
会話率:48%
いつもと同じく目覚めた朝
けれど、いつもとどこか違う世界
人混みの最中に目につくクール美女
何をしても許されるという確信ばかりが心に在り…
最終更新:2020-08-28 23:29:05
7840文字
会話率:0%
ある日突然「自分の行うセクハラが許される」能力を身につけた主人公の高校生・似鳥(にとり)が女の子達にセクハラをする、ただそれだけの話。
ポップでエッチな小説をめざしてます。
不定期更新。キーワードは随時追加。
最終更新:2020-08-26 22:30:23
61402文字
会話率:41%
不良グループのリーダーである乃亜。
ライバルの結衣と、よく思っていない由香との争いが始まる。
乃亜は自分を慕う奈緒から、由香の動画について話を聞いていた。
由香に負けたグループのリーダーは、羞恥芸を披露させられ、動画に収められる。
由香の気分次第で、ひとつで終わることも有れば終わらない事もある。
由香の最終ターゲットは乃亜だった。
強いはずの乃亜だが、強いだけでは敵わない事もある。
ついに敗北の時を迎える乃亜。
奈緒がこれまで動画で見たことのある屈辱の羞恥芸を、憧れの乃亜が披露する事になる。
もちろん、乃亜の芸はひとつでは許されない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-19 20:26:55
10809文字
会話率:41%
異世界に転生し成功をおさめ、若く出世していた俺は皇帝の妾を、寝取ってしまい罰として女体化させられてしまう。
皇帝への絶対の忠誠と女体化にて罪は許されるが、女体化された体でご奉仕させられることになる。
最終更新:2020-08-16 23:05:05
6343文字
会話率:15%
「僕が勇者だってさ!」
神託で選ばれ、そう言って旅に出た弟が死んでしまった。
しかし世界の希望である勇者が死ぬことなど許されない。
そう考えた神殿関係者たちは、死んだ勇者の魂を勇者の兄であるレジルの中に降ろすことにした。
もちろん兄はた
まったものではない。
ただでさえ弟と比較され、落ちこぼれと罵られ、不遇な人生を歩んでいた彼だ。
そのうえ死んだ弟のために身体を明け渡すなど、到底許容できる話ではなかった。
けれど抵抗虚しく、反魂魔法は発動してしまう。
弟の魂に身体を乗っ取られ、レジルの自我は消えてなくなる……はずだった。
あれ……? なんも変わってないぞ? これ、失敗したんじゃね?
そこから彼の逆転人生が始まる。
勇者だった弟に成り済まし、富と名声を得て楽しく暮らすのだ!
しかしそのためには、騙し切らなきゃならない者たちがいる。
勇者と共に旅をしたパーティーメンバーたちだ。
褐色巨乳だったり、ロリっ娘だったり。
彼女たちを騙し、ついでに挿入しちゃうレジルの綱渡り人生、ここに開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-16 21:04:55
624243文字
会話率:29%
いつでも、
どこでも、
誰とでも。
王であるから許される。
///////////////////////////
王である主人公が、日常に溶け込んでセックスをする話。
誰も嫌がらず、その身で彼を受け入れる。
【旧題「王が望めば:
いつでも、どこでも、誰とでも」】
(早々とタイトル変更しましたが、今後も変更する可能性があります)
■基本、一話完結
■主人公は無口
■全キャラ無名折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-09 18:00:00
4143文字
会話率:15%
学園で魔力の暴走事故に巻き込まれたルロアは、前世のことを思い出した。共にあることを許されず、来世で一緒になろうと崖から飛び降りた恋人。しかし、現在のルロアには既に愛しい恋人がいる。あの俺様で自分勝手な前世の恋人がもし今現れたらーー?頭を空っ
ぽにして読める軽いお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-09 17:15:23
3741文字
会話率:40%
長く勤めていた会社が倒産した高田は、徹底的な実力主義の会社に転職してしまう。そこでは実力のある者は何をしても許されるため、高田はミスをする度に上司である相沢に酷い性的暴行を受けていた。
※この作品はサイト(http://xxx-out.o0
o0.jp/xxxaddict/)にも掲載しています。
内容要素(注意事項)
〔青年上司×中年部下/無理矢理/フィスト/イラマチオ/バッドエンド〕折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-08 10:00:00
13688文字
会話率:48%
半龍の青年・魁英[かいえい]は、吸血鬼であるご主人様に許されて、一番大切なひと・月鳴との生活を楽しんでいた。
しかし、何だか主の様子がおかしい……? 不安に思っていると、ある日ご主人様がやってきて、魁英に衝撃発言をする。
「あなたを一月、龍
宮に預けます」
その一言で、魁英はたった一人、母の故郷である龍宮に連れて行かれて、月鳴と離ればなれの寂しい生活を送ることになってしまう。ところが、寂しい、と毎日膝を抱える魁英は、もうひとり孤独に苦しむ龍の青年と出会い、恋というものを教えられて――。
中華風吸血鬼BL「吸血鬼のしもべ」シリーズ第3弾。今回は、切なくて、甘い、「恋」にまつわる物語。
※シリーズ第1弾・吸血鬼のしもべ(https://fujossy.jp/books/10726)を読んでいると、より楽しめます。
メインカプ:泣き虫わんこ×元男娼おじさんの両片思い/溺愛従者×女王様受けのおじさん夫夫
R18内容
第四話 従者×主のダイニングセックス 目撃したわんこの自慰
fujossyと同時掲載です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-01 12:10:40
61534文字
会話率:46%
目の前の女子高生は僕を見て妖しく微笑みを浮かべている――。
(注意!)
※この作品はエロを目的としない作品ですのでエロを期待している方はご注意ください。いたって普通の作品です。
※しかし、作品としての表現がどうしてもなろう本サイトの基準が
厳しく、R18に判定される部分があった為、ミッドナイトに投稿したものです。
※作中に電車内での痴漢描写がありますが、作者は決してその行為を認めるものではありません。痴漢は犯罪行為であり、そして全ての被害を受けた方及び家族を不幸にするものであり決して許される事ではありません。
※上記の通り作中に痴漢描写及び性描写があります。気分を悪くされる可能性がある方は閲覧をお控えください。
※残酷描写があります。苦手な方は閲覧をお控えください。
※逆に全く怖くない場合には作者の実力不足です。大変申し訳ありません。
※一部、作者の実体験を元にしている恐怖描写がありますが、人名地名エピソード等完全なフィクションです。
※この作品はR15版を小説家になろう本家に投稿しております。
※本文に進む場合には必ず第1部分の「Attention(注意)」に目を通してください。
※全12~15部分予定。完結まで毎日最低1回投稿予定。→2020.7.28完結しました。
◆……この印が付いている回には挿し絵が有ります。
◇主題歌「ライトホームダークトレイン」
https://ncode.syosetu.com/n8783gj/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-28 09:04:19
35891文字
会話率:11%
バドワージウ王国の第2王子の10歳の誕生日パーティーで、マクロサーバス公爵家次男のダヤンは、ぶつかった子爵家長女のミリアーナの魔力量の膨大さに気づく。
興味を引かれ近づき、無理やり婚約を取り付ける。しかし、実はダヤン自身気づいていなかった。
自分の心に。
子リスな少女に絆され、許され、離さないと決めた。
ミリアーナの魔力の秘密とそれを取り巻く男達の葛藤、暗躍、攻防へ。2人の小さな世界がやがて国をも巻き込んで行く。王道ファンタジー。
中身40代の同じ歳の第2王子を恋愛相談室代わりに、10歳から始まる焦れジレ甘々な2人の愛の行き先を大分遠回りしながら見守ります。
R18は第三章辺りから。
【本番以外の性描写には*が付きます。本番有りには**が付きます。ご注意下さい】
第四章から暴力、残酷表現有りです。
★この作品はアルファポリスさんで先行掲載してます。本編完結済み。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-27 21:34:11
387458文字
会話率:52%
人形娘は謎の館から脱出すべく、夜の闇の中を歩き続ける。
魔物は女を犯そうと人形娘を求め、力なき人形娘は抗う事も許されず、汚されていく。
絶望に、ついに最後を覚悟した時、彼女を救ったのは一人の人間の冒険者だった。
人形は、人間に愛されたいと、
連れ出して欲しいと自ら身体を差し出すのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-26 03:59:22
7758文字
会話率:25%
21歳の音原珠里(おとはら・じゅり)は14歳年上の従兄(いとこ)でアダルト漫画家の音原誠也(おとはら・せいや)と二人暮らし。誠也は10年以上前、まだ子供だった珠里を引き取り養い続けてくれた「保護者」だ。
今や社会人となった珠里は、誠也への秘
めた想いを胸に、いつまでこの平和な暮らしが許されるのか少し心配な日々を送っていて……。
☆全22話です。職業等の設定・描写は非常に大雑把で緩いです。ご了承くださいませ。
☆エピソードによってヒロイン視点とヒーロー視点が不定期に入れ替わります。(各エピソードのサブタイトルに名前が出ている側の視点です)
☆「アルファポリス」様にも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-03 16:00:00
86641文字
会話率:32%
生まれながらのエリートである異能者と、その他の無能力者が存在する世界。
異能力者の多く通う名門、メグメル学園の女生徒リアノンは、慣れた寮暮らしに微かな違和感を覚えはじめていた。
部屋を出たときと、微妙に物の配置が違っている気がする。
確か
にしまっておいたはずの小物類が、よく消える。
使ったおぼえのない食器が、時折濡れている。
なにより──ねっとりとした視線を感じる。
不気味さに耐えきれなくなったリアノンは、信頼する幼なじみにこれを相談した。
それが、すべての均衡を崩す引き金となった。
過剰な保護欲から監禁に走ろうする年上の幼なじみ、
内気さ(?)故に異能を使ってしばしば私室に侵入していた天才ストーカー、
執拗に絡んでくる、才能と家名ですべてを許されてきた学年の暴君。
ヤンデレ共に追い詰められた主人公は自ら封印していた異能を解き放つ。
祖母から受け継いだ力、その名は【妖精女王】。
大層な名前だが、血の薄れた今となっては妖精たちを従えるどころか姿を捉えることすらできはしない。
辛うじて可能なのは、引き寄せられた妖精たちの鱗粉から魔力の雫を回収すること、それから、集めた魔力を支払って妖精の力を借りうけること。
妖精の気まぐれ次第ではもしかしたら声くらいは聞けるかもしれないが、悪戯好きの彼らのこと、素直に力を貸してくれるとは限らない。
あまりにも不安定な、博打の如き切り札。
それでももう、逃げ切るにはこれしかない。
読者参加型小説です。
エンディング到達のため、一旦完結とします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-01 20:03:22
30167文字
会話率:17%
夜のオフィスの中でマリアは真っ赤に腫れ上がったお尻を晒したまま立たされていた。
些細なミスをした自分が許せずに、先輩であり恋人でもあるハルカに厳しいお仕置きを自らお願いしたからだ。
お仕置きされたお尻の熱は許された喜びとともに、恋人に触れら
れる悦びへと変化していく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-26 17:31:54
3614文字
会話率:28%
ママに心も体も支配され、ほとんど逆レイプ状態で犯される主人公の白木螢一(しろきけいいち)。
でも、螢一は信じている。
ママの膣内に「樹液」を注ぎ込むことで、自分は生まれ変われるのだと……
徹底的な管理下で、丁寧に執拗に、ママは螢一の「樹
液」を搾り取る。
螢一はママが完全に主導権を握ったセックスにハマってしまう……
最後には螢一は虫に「樹液」を吸われる木のようになってしまう。
しかし、螢一は心から許されたような気持ちになり、安らかな気持ちになるのだった……
(注意!)
①タグをよく確認してください。
②非常に偏った思想がこの作品で示されますが、作者自身の持つ思想ではないことを強調しておきます。ストーリー展開上必要な思想です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-20 12:00:00
7214文字
会話率:28%
女の名は霧島沙紀。26歳。各界の著名人の弱みを握って恐喝を行い、大金をせしめる悪徳ジャーナリストである。倫理や人権を一切無視した強引な取材方法と、他者を陥れる事に快感を見出すサディスティックな性格から、職場でも危険人物として異端視されていた
。
そんな沙紀の元にある日、情報がもたらされる。提供者はWEBデザイナーを名乗る男。彼は数年前に千葉県で起こった、とある失踪事件の調査を依頼する。「カネにならない仕事」と軽く考えていた沙紀だったが、取材を進める過程で大物政治家の関与が浮上。事件は思わぬ方向に転がり始めてゆく。
やがて明らかになる恐ろしい真実と災厄。
沙紀を待ち受けていた、衝撃の終焉《ラグナロク》とは――。
新感覚のピカレスク系官能小説。
【注意事項】
※この物語はフィクションです。実際の人物・団体・事件とは一切関係ありません。
※作中に登場する法令その他制度は、2020年3月31日時点のものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-19 18:27:44
253801文字
会話率:51%