性に奔放な淫魔の血を引き継ぐ御影律(みかげりつ)は、ビスクドールのような美麗な顔立ちに、風になびくサラサラな黒髪の容姿だ。
黒曜石のような美しい瞳はいつも……眼光鋭く女子を睨み付けていた!
なんと律は淫魔なのに女嫌いだったのだ。
それに淫魔
に必ず訪れるはずの性衝動もまだ発現していない、淫魔界で大変珍しい国宝級の童貞だった。
淫魔の力には"まじない"という特殊な力がある。
その力を使う為には性交渉がトリガーとなっているが、律は性交渉をしなくとも記憶を消してしまう"忘却のまじない"が使える規格外の強い淫魔の力の持ち主だった。
涼音羽(すずおとは)は高校受験の日に駅で律に助けられる。
音羽を助けたのをきっかけに律は性衝動を発現してしまう。
同じく淫魔の同級生、桐谷拓人(きりやたくと)は音羽から微かに香る『美味しそうな匂い』に興味を持ち音羽を構いはじめる。
ある日、高校行事のハイキングで音羽を面白く思わない女子に山道で置いて行かれ音羽は迷子に。
律は無我夢中で山道を駆け下り音羽を探す。
雷鳴轟く雨のなか、音羽を見つけ2人の距離は一気に近付く。
律に見つめられるだけで催淫にかかったように乱れる音羽。お互い夢中になり唇を貪り合った。
けれど律は罪悪感から音羽の記憶を"まじない"で消してしまう。
一方拓人は律の行動を監視するように、大企業城金グループの城金会長から命じられていた。
拓人は律の"忘却のまじない"の力を報告せず、面白そうな出来事が起きそうと静観している内に音羽に惹かれていく。
人間の持つ『恋や愛』といった感情を知らない淫魔/悪魔の心を持つ律と拓人は、音羽を通じて"知らない感情"に振り回されていく。
欲望を剥き出しにした淫魔達によって音羽は、淫魔の世界に巻き込まれていく。
しかしそんな音羽にも秘密が……
音羽を巡る大きな波は、最後に律と拓人にある選択を迫ることになる。
**春になりむずむずして(?)見切り発車で投稿してしまいました!
ストックなくなり次第、投稿期間が空いてしまう可能性があります……すみません(/ω\)
遅筆ですが最後まで頑張ります!
お楽しみ頂ければ嬉しいです(^^♪
注:キーワードは後ほど増えていく可能性あります。その際は前書きで注意喚起いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-12 00:00:00
121848文字
会話率:32%
元の世界でゲイであった優矢(ゆうや)は、目が覚めると見知らぬ世界に召喚されてしまっていた
話をきくと自分が聖女らしい。
聖女?いやいや冗談じゃない。ただのセックス依存性のゲイだけど?
そんなこんなで性に奔放な顔の良い主人公が逆ハーよろしく
つまみ食いをしつつ世界をどうこうして救うお話です。よくある異世界召喚で主人公が美人でゲイでビッチが総受けする話が読みたくて書き始めました。
誤字脱字、キャラがブレたりいろいろあります。途中で急変更したりするのでおかしいなと思ったら読み直してください
注意
いろいろ考えている段階ではありますが、オメガバース要素か、ふたなりか、やおい穴かどれかの設定を盛り込みたいと思っています。よって苦手な方はご注意ください
この作品はアルファポリスにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-24 17:52:00
5739文字
会話率:47%
貞操観念逆転世界。ここでは女がエロが大好きで!男も昔からエロが大好きだ!
どっちもエロいならそれで世界は平和!
しかし人類は変わらない。この性に奔放な世界でも、性に消極的系人類の陰キャたち。
本作は、主人公である飛び級入学した小柄な男子大学
生が彼ら彼女らの胸の内をセックスで探るエロドキュメンタリーになるかもしれない。
***ショタとは限りませんので想像にお任せしますが飛び級してて小柄ってことです。性豪なのでM受けは期待しないでください。本作、人類みんなエロいのでハーレムじゃなくてスワッピングです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-23 18:16:12
41912文字
会話率:59%
女がエロいことが大好きになっていて、男もエロいことは大好きな世界。
カジュアルな感じで社会とセックスが結びついたこの場所で、一人の男が売春をする。いや、買春される。
相手は人見知りな女性。性に奔放な世界で、一歩が踏み出せない消極的な女性に向
き合う。
***貞操観念逆転世界モノのASMRを聞いて、自分ならこういうシチュがいいって勢いで書きました。主人公は性豪なので受けを期待する人はリターン。コメディ寄り。エロの実用性は低め。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-17 19:00:00
7461文字
会話率:52%
とある辺境の村。その村では、「Ωは、そのフェロモンで以って人を堕落させる物」とされていた。そこに住まう青年ビナイ(Ω)は、性に奔放であった「余所者」の母の血を引くという理由から、性に関して厳しく管理され、他人と必要以上の口をきく事さえ許され
ていなかった。
そんなある日、ビナイの「運命の番」の遣いと名乗る者達が、王都からビナイを迎えに来る。期待と戸惑いを胸に訪れた王都で待っていたのは、魔法の研究にしか興味のない、変わり者の第三王子だった。自分に全く興味を示さない王子に対し、ビナイは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-13 12:39:45
57773文字
会話率:41%
※男性陣は割と性に奔放です。一部ご不快に感じられる箇所もあるかと思います。ご了承の上、お読み進め下さいませ。
※この作品は二部構成となります。
一部のあらすじ
アメジスト王国を守る結界を張る結界魔術師の内の一人であるエーリカは、ずっと慕っ
ていた第一王子クラウスとの婚約が決まる。しかしクラウスは男爵令嬢のミラに想いを寄せているようで……。
クラウスもエーリカを子供の頃から慕っていたが、国を守る程の力があるエーリカに遠慮し、更に親しげな師匠オルフェンとの関係を疑っていた。そんな時、ヴィルヘルミナ帝国からエーリカに縁談の話が持ち上がる。エーリカはクラウスの為、国の為、ヴィルヘルミナ帝国に嫁ぐ決意をするが……。
ーー最後に一つだけ、クラウス様から欲しいものがあります。
二部あらすじ
結界が消え、ヴィルヘルミナ帝国の進軍と共に守護山が落ちてきてから四ヶ月。クラウス達は消えたエーリカの捜索を続けていた。
大怪我を負い、目覚めたエーリカは魔力で繋がったヘルムートと共に小さな町で暮らしていた。しかし町でクラウスが側室を娶るという噂を聞き、婚約を解消する為に王都へ戻る決意をする。
「他の女とうまくいっていると言えば満足か? これ以上逃げる口実を与える気はない。君の気持ちを聞かせてくれ」
しかし結婚出来ない理由はエーリカにもあって……。
登場人物
アメジスト王国
エーリカ・ルートアメジスト
21歳、結界魔術師で、アインホルン侯爵家の長女
クラウス・ベルムート・アメジスト
20歳、第一王子で騎士団の副隊長
オルフェン・ルートアメジスト
年齢不詳、結界魔術師でエーリカの師匠
ミラ・ベルガー
19歳、男爵令嬢。ルドルフの従兄妹
ジーク・ベルムート・アメジスト
14歳、第二王子
ルドルフ・フェンゼン
28歳、伯爵家の嫡男。騎士団の隊長
フランツィス・アインホルン
エーリカの兄、23歳、アインホルン家の嫡男
ヨシアス・アインホルン
エーリカの父、アインホルン家当主
フィリップ・ホフマン
22歳、クラウスの友人、ホフマン辺境伯の嫡男
フーゴ
18歳、騎士団副団長補佐
ユリウス・マイカー
兵団長、ハンナの夫
ハンナ
水の結界魔術師
ルー
火の魔術師
ヴィルヘルミナ帝国
ヘルムート・ヴィルヘルミナ
22歳、ヴィルヘルミナ帝国の第三皇太子
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-06 02:01:29
289504文字
会話率:64%
社会人一年生の佐伯鳥海は『お疲れ様会』と称して幼なじみたちに連れてこられた居酒屋で、もうすぐ就職半年であることから幼なじみたちと揃って行く温泉旅行プランをプレゼントされることとなる。単に全員で楽しみ、疲れを癒やすだけの旅行になると思われたの
だが、幼なじみにして恋人である辰紀(たつき)のひと声でおかしなことになりはじめて――
※※幼なじみ四人組の物語です。執着心強め男子×敬語女子、ぶっきらぼう系男子×性に奔放系女子の二組が出てきます。組み合わせは固定です。話の途中で男性のものを愛撫するためのてほどきシーンがあったり、二組の男女がそれぞれお互いの見ている目前で交わりを持ったりするシーンも含まれますので、静かなところでふたりしっぽりという系統がお好きな方はスルーしたほうが無難だと思われます。また、今回R18は標準装備です(ない話のほうが少ないと思われます)。あまり深く考えずにお読みいただければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-27 18:08:05
84717文字
会話率:72%
「神様、どうして俺をこんな世界に転生させたのですか……」
エロに恥じらいを求める男、湯川太一。そんな彼が転生した世界は、自らの性的欲求を、たとえそれが人前であったとしても、明け透けに表現する、性に奔放な人々が暮らす世界だった。
そんな世
界では恥じらいエロなど望むべくもなく、太一は日々絶望する。
一方、前世の価値観とその特異な性癖から、周囲の人にミステリアスな人物として注目される太一は、知らず知らずの内に、多くの異性の好意を集めていた。
これはあからさまなエロでは抜けない男と好意をあからさまなエロで伝えてくるヒロインたちの物語である。
(そうしたい……)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-07 22:37:52
8395文字
会話率:36%
王国軍第3部隊参謀のオットー・ルディエ・クライエスは先の戦争で出会ったメルリーナ・テセリアを娶ることになる。
性に奔放なメルリーナと、それを含めて可愛がりたいオットーのほぼエロしかないお話。
最終更新:2022-02-13 22:17:33
5812文字
会話率:37%
寮のルームメイトであるチャラ男(性に奔放)が最初に部屋を過ごしやすくするために決めたルールを破ったので罰として女装させる話です。
※あんまり女装感ないです。中身もないです。一応主人公は前世腐っていた人で今世はめっちゃ美人という設定もあります
があまり活かしきれてないです。
※挿入もないですが玩具は入れます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-01 00:00:00
7771文字
会話率:50%
性に奔放でエロい義妹『美桜』と、その義兄『海斗』のエッチな恋の物語。
最終更新:2021-12-12 00:00:00
55892文字
会話率:47%
商人の元で従者として働いているブライアンは、性に奔放で特定の相手を作らず夜毎に遊び歩いていた。
ある晩に声を掛けてきた騎士の男と一晩過ごしたら、身体の相性が良すぎて他の男では満足できなくなってしまう。
同じ相手とは二度寝ない、なんて豪語して
いた遊び人が堅物な騎士に身体からハマって、そのうち本気で惚れてしまって、ビッチ返上する話。
基本は騎士が攻め。リバは付き合った後。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-01 23:42:58
48350文字
会話率:45%
両性具有の人間が当たり前に居て、同性愛も普通に認められている現代日本。
女性でありながら男の生殖器を持つ、ふたなりに該当するお嬢様っ子、姫竜院皐月は日頃から節操なく欲望を露にする自分のモノに気苦労が絶えない毎日を過ごしていた。
そんなあ
る日……自分の精に飢えた欲望に引き寄せられて、異形の存在が皐月の元に現れた。
それは空想上の存在である筈の悪魔……インキュバスであった。
インキュバスの名はリリム・マーラ……皐月は最初は抵抗したものの、今までで最高の快楽を与えてくるリリムの手腕に理性を蒸発されて流されるままに初めてを捧げたセックスに勤しんでしまう結末を迎える羽目になってしまった。
それからは常人を超える精の強さに味を占められたリリムによって、所構わず、隙あらば精を搾られまくられる日を送る事になってしまったのだが、性に奔放なリリムにだんだんと毒されていく事となってしまうのであった……。
これはそんな堅物系むっつりふたなりっ娘と、エッチなインキュバスの男の娘による淫らな毎日を描いた物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-21 20:08:20
169743文字
会話率:40%
現代日本の目立たぬ場所にひっそりと暮らす淫魔の四人兄弟たちが居た。
売春紛いの行為で男から金と精気を巻き上げて、悠々自適の生活を送っていたが長男が外国の偉いヴァンパイアとキメセクしてしまい、ヴァンパイア一族から逃れる為に通信販売で覚えた異
世界転移術を使って兄弟全員共に別世界に逃げる(または夜逃げ)事になった。
着いた先は女性が皆ふたなりで、その女性と一部の男が世を統べる世界……大多数の男は慰み者として扱われる歪な世界だったが。
「この世界……ウチらにとっては垂涎物とちゃう?」
「ほんとだねー、ぶっとい竿役が選り取りみどりだよ❤」
「お、俺は別にっ……欲しくなんかねーけど(モジモジ)」
「……取り合えず飯には困らない……」
性に奔放な淫魔兄弟たちには、ご馳走が食べ放題のバイキングも同じ事だった。
やがて、この淫魔たちが世界のルールを改変……するのかしないのかは分からない。だって、基本はセックス第一主義だから。
取り合えず適当に生きてく感じで、この物語は始まっちゃったりするのだ。
※本作では美形ですか男同士の絡み合いもあります。その点を踏まえ、用量用法を正しく守ってお読みください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-25 07:43:06
152316文字
会話率:47%
『肉便器の活動報告』
肉便器、オナホ扱いなど、愛のないSEXを好む女性達の活動報告。
快楽に溺れる性に奔放な女性に興奮したり、
自分のパートナーと重ねてNTR気分で見たり、
思い思いに楽しんで頂けたら幸いです。
※作品は全てフィクション
です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-01 00:13:31
20215文字
会話率:4%
男女交際は禁止だけど愛のないセックスならOKという謎のルールの学園。
そこで風紀委員をすることになった二年で童貞の渡辺聡太が、風紀委員長を務める三年で性に奔放な足立綾と一緒に学園で恋愛をする男女を取り締まる。
『貞操観念より学校規則』
明るいビッチが沢山出てくる、ほのぼのコメディです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-27 16:30:44
3249文字
会話率:38%
独身OLの真島 香里は仕事で貯め込んだストレス解消のため、先輩の奢りで誘われたお店に行く。ただ、そこはエッチなお店で・・・
現代社会に小道具としてSF要素を追加した世界。若干女性の比率が多く、性に奔放で、性処理をどうするのかという話です。
序盤はエロいお店を中心に、お客の女性の話。その後、他の職業やVR要素も出てくる予定です。
基本的に1話完結で、主人公も変わるオムニバス形式。
タイトルにSFとありますが、宇宙船等は出てきません。少し不思議な方で解釈願います。実際、ナノマシンやVRだの細かい原理は置いておいて、便利なエロ道具として扱います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-09 20:00:00
143739文字
会話率:43%
「抱くことが告白で、抱かれることが了承なら、当時の私は何股だっただろう。」高校時代を奔放に過ごした律は、幼馴染の進と光里に告げることなく県外の大学へ進学する。忙しい日々を終えて二人に会おうと家へ向かうと、家には進ただ一人だったーー-性に奔放
なお兄さんと性に奔放な女の子の幼馴染がくっつく話。お互い以外の人との行為をほのめかす描写が沢山あります。好きじゃない人との行為をほのめかす描写も沢山あります。非合意描写はないです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-14 19:00:00
17835文字
会話率:32%
伯爵家の三女は気楽だったし耳年増だったので興味もあったしそのまま経験も済ませておいた(どころか結構経験値も上げておいた)のだけど、夫となる人はそうでもなくて仕方なく調教して淫乱に育てる話。
最終更新:2021-07-25 01:14:17
3433文字
会話率:39%
性に奔放な公爵令嬢・グロキシニアはついに婚約破棄をされ国外へ追放される。追放先の隣国で出会った奴隷を気に入り、性的関係を持つようになるが……。
◆pixivにも投稿しています。書きたいところだけ書いたあほえろです。何も考えずお読みいただけた
らと思います…。
◆誤字報告ありがとうございます…!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-13 23:45:04
13455文字
会話率:52%
諸事情で次回更新は5月になります。
性に奔放的な国で硬派に育った侯爵令嬢アリーゼは婚前交渉をしない事を理由に婚約破棄を受けてしまう。
その場に居合わせたのはアリーゼが宿敵と見做し苦手意識を持っているフォンゼルだった。
傷物処女令嬢のまま
一生を終えると嘆いているとフォンゼルから「僕が結婚相手になってあげるよ」と揶揄いの言葉が飛んでくる。
苛立ったアリーゼは「今すぐ私を抱いてよ!本当に結婚してくれるなら出来るでしょ!」と言ってしまう。
一夜を共にした翌日
今まで揶揄ってくるばかりだったフォンゼルが溺愛紳士に変貌を遂げる。苦手な宿敵相手に動揺と葛藤を繰り返しながら次第に惹かれているアリーゼの話です。
30話程で終わります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-06 06:00:00
80743文字
会話率:43%
世界の人間に価値(ランク)がつけられたのは、もういくらか前だった。上位種は「ジュリア」、中間種は「グレイス」、下位種は「ディーゴ」。幼い頃に国が判断したそれは、覆すことができない。
――とある名門校に、二人の下位種が入学した。高校創立以来初
めての下位種の入学だった。
その二人の女子生徒は、入学した中間種を押さえてトップの成績で入学を果たした。
一人はとても美しく、凛として、賢く、まるで上位種のような存在だった。もう一人は、見目は愛らしいが、気が短く、強く、性に奔放な問題児だった。
二人は、互いが居ればそれだけで良かった。幼い頃に下位種と判断され心ない周囲に傷つけられた二人は、自分たちが手を組めば未来を明るく変えられると分かっていたからである。
そんな二人だけだった世界に、生徒会が入り込んでくる。高校の四人の生徒会メンバーは、こぞって上位種で固められていた。
傷を開きながら、傷つけ合いながら、罵りながら、嫌がり、頑なに閉ざしながら、それでも二人が心を溶かし、それぞれの事情を乗り越えて、本当に幸せになれるまでのお話。
※独自の世界観になります。勝手に作った設定なので、深く考えずさらりとお読みください。
※女攻め表現・複数表現・二穴表現があります。苦手な方はご注意ください。(いずれもモブとです。メインヒーローたちとは普通です)(たぶん)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-02 18:18:42
23655文字
会話率:41%
【2021/11/30 一迅社さまより発売の「溺愛令嬢は旦那さまから逃げられません…っ アンソロジーコミック」3巻にコミカライズされ、収録していただけることになりました】
ケイトリン・スミス子爵令嬢の婚約者はマッケンロー侯爵家の次男、ディ
ランである。
ディランは大柄で壮健な身体を持ち、騎士でもある。
常に無表情無口なディランの別名は『鉄仮面冷血騎士』だ。
また、性に奔放なこの国にあって珍しいほどの堅物ぶりでもあった。
ケイトリンはそんな婚約者が大好きだったが、ある日いつものように彼と
お茶をすると、ありえないほど困惑することになる。
《俺はこの国一の果報者だな》
なぜなら、彼の心の中が突然読めるようになったからだ!
しかも、彼女の《鉄仮面冷血騎士》は心の中でひたすらにケイトリンへの愛を叫んでいたのだ。
☆あまり深いことは考えず、楽しく読んでもらえると嬉しいな、な話です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-29 22:36:24
15927文字
会話率:35%